御嶽山 (田の原から王滝ルートで二ノ池山荘泊）

2023年07月31日(月) 〜 2023年08月01日(火)

• GPS: 24:52
• 距離: 12.6km
• 登り: 1,255m
• 下り: 1,248m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:25
• 休憩: 2:37
• 合計: 8:02

7:46 田の原登山口
8:07 0:00 大江権現
8:23 0:00 あかっぱげ
8:53 9:00 八合目避難小屋
9:44 0:00 一口水
9:58 10:05 九合目避難小屋
10:32 10:35 王滝頂上山荘
10:42 0:00 八丁ダルミ・二ノ池分岐点
11:07 11:27 御嶽山
11:42 0:00 黒沢十字路
11:51 13:46 二ノ池山荘
14:00 0:00 賽ノ河原
14:27 0:00 摩利支天乗越
14:43 14:48 摩利支天山
15:16 0:00 白竜避難小屋
15:24 0:00 賽ノ河原
15:48 二ノ池山荘

2日目

• 山行: 2:14
• 休憩: 0:08
• 合計: 2:22

6:10 二ノ池山荘
6:18 0:00 黒沢十字路
6:42 6:50 御嶽山
7:05 0:00 王滝頂上山荘
7:28 0:00 九合目避難小屋
7:55 0:00 八合目避難小屋
8:13 0:00 あかっぱげ
8:32 田の原登山口

天候

二日間共に晴れたりガスったりで風は弱め

アクセス

利用交通機関：

自家用車

央自動車道中津川IC→国道19号元橋交差点左折→県道20号三岳黒沢左折→県道256号→田ノ原駐車場

コース状況／危険箇所等

登山道そのものに危険個所はありません。
摩利支天乗越から摩利支天まではちょっとした岩場歩きがあります。
王滝頂上から剣ヶ峰と二ノ池へのトラバース道まではヘルメットを。

その他周辺情報

登山口の駐車場のキャパは約100台。
当日は平日でしたが、朝7:30の時点で半分近くは埋まっていたかと。
駐車場横には御嶽山ビジターセンターがあり
トイレと登山ポストが有りますが、売店や自販機はありません。
王滝ルートは登山口から剣ヶ峰まで合目毎に避難小屋はありますが
営業小屋は無いので、水分補給などは事前準備等をして計画的に。

御嶽山ビジターセンター・やまテラス王滝
https://ontake-vc.jp/yama/

下山後の温泉は多々あり、今回は二本木の湯へ。
露天風呂が無く、小さめの内湯が１つあるだけですが
炭酸泉が気持ちよく、疲れがとれます。
https://www.nihongi-spa.com/

写真

8/2 16:44

御嶽山では9年振りの登場
「KONGOU]
ダブルストックと金剛杖が合体した逸品
富士山と御嶽山に登る時だけ使います

7/31 7:45

田の原登山口
9年振りの御嶽山。

7/31 8:23

あかっぱげ
ここまでは木段が多い。

7/31 8:39

あかっぱげを過ぎると程なく森林限界
景観が良くなり
風も吹き抜けて心地よい

7/31 8:49

山頂側の様子
天気はまずまずかな？

7/31 8:53

八合目避難小屋
予想より疲れたので小休止

7/31 9:37

ガスってしまった
まぁ、陽射しが遮られて涼しいので
体力的には助かる

7/31 9:44

一口水
しかし、水はなく
周辺が湿っぽいだけ

7/31 9:59

九合目避難小屋

7/31 10:17

王滝頂上まで後少しだけど
傾斜が結構キツめで
中々近付かない

7/31 10:33

王滝頂上
ここでヘルメット装着。

7/31 10:36

先日、規制が解除されたばかりの八丁ダルミを通って剣ヶ峰へ

7/31 10:42

二ノ池へのトラバース道との分岐点
シェルターが建てられてる

7/31 10:46

剣ヶ峰まで後ちょっとだけど
後ちょっとがしんどい

7/31 11:06

最期の関門の石段
ここも中々にしんどい

7/31 11:09

御嶽山頂上

7/31 11:10

飛騨側の眺め
ガスってる・・

7/31 11:11

王滝側の眺め
こちらもガス・・

7/31 11:26

頂上部の様子
シェルターと建て直された頂上奥社

7/31 11:27

慰霊碑
黙祷

7/31 11:27

慰霊碑の横にはシェルター
ここから二ノ池方面に下ります

7/31 11:41

黒沢十字路

7/31 11:46

火山灰で埋まってしまい
様変わりしてしまった二ノ池

7/31 11:46

万年雪はちょっとだけ

7/31 11:50

今日のお宿、二ノ池山荘
立替え前の二ノ池本館は一度泊ったけど
新しくなってからは初めて
当たり前だけど凄く綺麗

7/31 12:01

前日は満室だったらしいけど
この日の宿泊客は4組
個室を一人で使えたので
翌日まで悠々と過ごせました

7/31 13:45

1時間半仮眠してから飛騨側の頂上へ出発

7/31 13:48

すぐ近くの二ノ池ヒュッテ
担々麺が人気らしい

7/31 13:49

二ノ池から下ると賽の河原

7/31 13:58

賽の河原辺りを境目として
荒涼とした剣ヶ峰から
緑豊かな飛騨頂上へと変わるのが面白い

7/31 14:38

三ノ池がガスで何も見えないので
予定を変更して摩利支天へ
ちょっとだけ岩場歩きも

7/31 14:45

摩利支天頂上
頂上は激狭い

7/31 14:46

頂上から見た剣ヶ峰
まぁなんとか山頂部が見える程度

7/31 14:45

飛騨側の様子
ガスで直下の五ノ池小屋すら見えぬ

7/31 15:14

三ノ池乗越まで戻るも
やはり三ノ池はガスの中
残念でした

7/31 15:15

三ノ池が見えない鬱憤は
花でも見て気を紛らわす
イワギキョウ

7/31 15:15

これは・・何だっけ？
と、思っていた時に
どこからか鳥の鳴き声が・・

7/31 15:34

雷鳥がいました

7/31 15:36

親子雷鳥

7/31 15:41

雛は4羽だったかな？

7/31 15:42

可愛く、そしてカッコ良い

7/31 15:43

足元まで寄ってきました
後ろ姿も良いね

7/31 15:43

御嶽山は10回ぐらい登っているけど
雷鳥を見たのは初めてでした

7/31 15:43

もう三ノ池なんてどうでもいい
ガスったおかげで雷鳥に会えたから良かった

7/31 17:32

小屋に戻った後は夕食
中々品数多くておいしく頂きました。

7/31 18:44

夕食後は日の入り見ようかと思いましたが
この日は雲で見えず終い
この後は眠たかったので早々と寝ました

8/1 4:36

翌日夜明け前の様子
御来光見ようと思って起きたのに
強烈な睡魔に負けて二度寝する体たらく

8/1 5:38

起きた時にはとっくに日の出時間は過ぎて朝食の時間
久々にしっかり眠れたので朝ご飯がおいしい

8/1 6:09

ゆっくり朝食すまして
下山します

8/1 6:23

昨日と変わり飛騨側の山頂部が見えた

8/1 6:23

三ノ池も少しだけ見えましたね

8/1 6:24

二日目は下山だけの予定だったけど
天気が結構良いので
もう一度剣ヶ峰へ

8/1 6:42

再び剣ヶ峰

8/1 6:44

雲海が広がっている

8/1 6:42

遠くには富士山

8/1 6:42

一ノ池と外輪山

8/1 6:43

外輪山の先には白山

8/1 6:43

飛騨側の頂上
五ノ池小屋も見えます

8/1 6:43

後方には乗鞍岳
さらに右後方には槍ヶ岳も

8/1 6:48

王滝側も雲海が広がっていた
展望満喫したので下山

8/1 8:32

下山は楽々
お疲れ様でした。

8/1 8:50

下山中は八合目あたりでガスったけど
その後は晴れたりガスったりでした。

8/1 13:52

下山後は温泉に入り
最後は道の駅のソフトクリームで〆

8/2 16:45

今回二ノ池山荘で入れてもらった焼印
御嶽山の焼印はどこも凝った造りなので
満足感が高いです

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-620 オリンパス

感想

ceptor

田の原登山口からの王滝ルートが規制解除により
剣ヶ峰まで行けるようになったと聞いて登りに行って来ました。
最後に登ったのは9年前に噴火した1ヶ月前だったので9年振りになりました。

当初の予定では8/1に登って山小屋泊。
8/2は飛騨頂上側の御池巡りをしてから下山の予定でしたが
8/1の天気があまり芳しくないので、計画を1日前倒ししたのですが
初日は夜勤明けでそのまま登山口まで運転してからの登山となるため
寝不足＋体力不足に加えて足の調子もまだ良くは無いので
かなり疲弊してしまいましたが、やはり御嶽山は良い山でした。
初日はガスが多く、見晴らしは微妙で
個人的に御嶽山で一番好きな三ノ池が見えなかったのは残念でしたが
そのかわりに御嶽山では初めて雷鳥に会えました。
宿泊した二ノ池山荘も新しく、利用者が少ない日で個室が使えたので
翌日までのんびりゆっくり過ごせました。
二日目も思っていたより天気は良く、御来光を寝過ごしたのはアレですが
山頂からの眺めは初日よりも良くて
富士山や槍ヶ岳、白山まで見渡す事が出来たので満足です。

御嶽山の噴火・・未だ行方不明者もいますし
仏像や階段が噴石で欠損していたり
二ノ池はほぼ火山灰で埋まってしまっていたり
また山頂の営業小屋が無くなりシェルターの設置や
ヘルメットの着用など変わった事もありますが
御嶽山という山そのものは噴火前と何も変わらないので
今後も気は引き締めながらも変わらず登りに行こうと思います。