薩摩街道1（熊本〜米ノ津）

2015年01月17日(土) 〜 2015年01月19日(月)

• GPS: --:--
• 距離: ---km
• 登り: ---m
• 下り: ---m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:01
• 休憩: 0:00
• 合計: 8:01

6:47 スタート地点
14:48 ゴール地点

1日目：6：48熊本-11：55運転免許所（本日のピーク）-14：48氷川町宮原
2日目：4：49氷川町宮原-9：37日奈久温泉-12：23赤松太郎峠-15：08佐敷トンネル-16：00佐敷宿
3日目：6：53佐敷宿-9：18津奈木トンネル-13：39袋駅-15：30米ノ津

天候

3日とも曇

写真

1/17 7:03

薩摩屋敷跡の案内に薩摩に向かう闘志が湧き上がります。

1/17 7:30

珍しい名字なので神風連の首領である大田黒伴雄の一族かもしれない。

1/17 7:33

一里木跡。昨日の豊後街道でもあったが、熊本から○○里木は一里塚と同じ役目だろうが、町名より数字のほうが合理的と感じました。

1/17 8:30

川尻は水運で栄えた町のようで、桶以外にも打刃物の店など職人が多い。

1/17 9:33

振り返ってみると一際目立つ小高い山がある。ジョギング中の人に尋ねたら「金峰山」だという。
帰宅後、調べてみると665m位だが熊本市民のシンボルになっているようだ。

1/17 9:36

立派なお屋敷です。

1/17 10:12

宇土市で見かけた立派な石橋である。この後の街道歩きで、肥後は石工を多く出していることを体で知る。

1/17 12:02

景行天皇が熊襲征伐の帰路に、八代に着岸して、夜明けを迎えたのがこの地で、天皇が「快し」といったことから「心吉（こころよし）」の地名になったそうです。

1/17 13:27

佐賀では恵比寿像の多さに驚かされたが、宇城市小川町では7箇所の「夫婦恵比寿」があるようで、これを訪ねて回るように勧め、町をPRしているようだ。

1/17 13:33

ちょっと気になる甘味処があったが、素通りして後悔した。少し先の駐車場に車を止めて、歩いてくる人が大勢います。きっと評判の店なのでしょう。

1/17 14:11

温室のなかで農婦が黙々と作業をしていました。薩摩街道はオレンジ街道と言えるくらい柑橘類の栽培が盛んでした。

1/17 14:38

旧井芹家住宅。すぐ横には旧井芹銀行本店がある。と言っても銀行としてはこじんまりしていて、昭和17年に肥後銀行に合併されました。

1/17 14:39

火の国発祥を名乗る宮原地区です。
今夜の宿は、この近くAZ八代宮原です。夕食は系列会社の経営する焼き肉食べ放題の店だったのは驚きでした。

1/18 7:21

日曜日早朝の商店街は誰もいません。

1/18 7:33

旅先の夜明けはいつも新鮮です。

1/18 9:43

参勤交代で薩摩街道が整備され日奈久温泉は発展したよです。

1/18 9:48

村津家住宅。なまこ壁と説明されているが、本州のなまこ壁とはちょっと違い過ぎます。

1/18 9:56

晩白柚（ばんぺいゆ）は高価でした。店頭の一袋が5000円から10000円です。
晩（晩生）、白（果肉が白い）、柚（中国語で丸い柑橘）の意味だそうです。

1/18 11:16

新免眼鏡橋。眼鏡橋と言っても、全て単眼だったと思います。幾つもの眼鏡橋を通過します。

1/18 11:18

いよいよ薩摩街道の難所、三太郎に向かいます。
まずは赤松太郎峠です。

1/18 11:26

石積みの棚田です。

1/18 12:22

須田眼鏡橋から約20分登りました。この辺りが赤松太郎峠でしょうか？

1/18 13:05

明治十年の役官軍戦死者墳墓とあります。まだこの辺りは薩摩軍が優勢で官軍の死者が多かったのでしょう。

1/18 13:26

路面の案内板は長崎街道でもあったので、ちょっと懐かしい。

1/18 14:03

お膝元だけあって、街道沿いには阿蘇宮によく出会います。

1/18 14:48

佐敷太郎峠を前に、八代海を見下ろします。どれがどれかわかりませんが天草諸島を眺めていると思います。

1/18 15:02

佐敷トンネルです。出口は見通せますが、明かりは一切なく、足元を確認して通行するにはヘッドライトが必要です。

1/18 15:45

佐敷の街が見えました。

1/19 7:08

夜明けの佐敷宿です。

1/19 7:25

先ずはひと山を越えます。

1/19 8:04

湯浦川を渡ります。

1/19 9:11

津奈木太郎は津奈木隧道で通過です。旧道は廃れたのでしょうか。

1/19 10:11

「ご自由にどうぞ食べて！」とありました。みかんは好きでないが、一つ頂きました。でも、うまく皮が剥けずに口には入りませんでした。

1/19 10:15

岩峰の頂に国旗がたなびいており、何だろうと思っていたら、「重盤岩」という名所でした。頂上まで行けるそうですがパスしました。

1/19 10:19

津奈木重盤岩眼鏡橋です。熊本は本当に石橋が多い所です。

1/19 11:52

陣内にも官軍墓地がありました。

1/19 13:54

肥後と薩摩の境橋です。熊本側から撮影です。

1/19 13:56

鹿児島側の説明板です。
「佐可以春之」という漢字を崩しているようです。わかると楽しいです。（間違っているかもしれません）

1/19 14:12

見下ろしていた八代海も海岸に辿り着きました。

1/19 14:52

なんという豪邸でしょう。

1/19 15:01

鹿児島県では薩摩街道を出水筋と表現しています。

撮影機器：

EX-ZR400 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

4万K旅人

熊本から鹿児島を目指し薩摩街道を歩いてみた。
鹿児島県出水市米ノ津まで3日間である。
当初は八代海沿いの平坦な道を想定していて、事前の計画段階でそうではないこと知り、実際に歩いてみて把握していた以上に三太郎は難所であることを知った。特に危険はないが、赤松太郎峠、佐敷太郎、津奈木太郎の他にも幾つものピークがあります。それでも厳しい峠間に町が開けていて、宿が手配出来たのは助かった。
熊本はオレンジと石橋が印象に残ります。