荒山(赤城山)
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- GPS
- 04:35
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 615m
- 下り
- 610m
コースタイム
天候 | 小雪+強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ほとんどの方が鍋割山へ行かれるようで、荒山に入る人は少ないそうです。 鍋割山分岐から荒山へ入る道は吹き溜まりが多くこの時期は大変だそうです。 尾根は雪庇の崩落が目立ちました。 |
その他周辺情報 | 温泉:富士見温泉ふれあい館 大人510円(月曜日はレディースデー50円引き) |
写真
装備
個人装備 |
12本爪アイゼン(1)
ストック(2)
ツェルト(1)
スマホ(1)
GPS(1)
ヤマモリ(1)
|
---|---|
備考 | *反省* 行動用のグローブを忘れて予備グローブを使用 いちど出発するも、行動用のお茶を忘れて駐車場に戻る^^; |
感想
低気圧の影響でどこもかしこも強風な日。
明日から少しのあいだ山をお休みしなきゃなのでどうしてもどこか登りたくて
地元の赤城山に行ってきました。
予定は黒桧山〜駒ヶ岳。
駐車場には6:30頃着きましたが、ものすごい暴風。
クルマから外に出るのを躊躇するような轟音。
8時すぎまで様子を見てましたが、ついに雪が降ってきて吹雪になってしまいました。
あきらめて地蔵岳方面を見てみるも、状況は同じ。
イチかバチか、荒山・鍋割山の登山口である姫百合駐車場へ行ってみると、
風もそんなに直撃を受けてなくて、ガスもかかってない。
とゆーわけで、予定変更して荒山・鍋割山に行くことにしました。
荒山・鍋割山は5年ほど前の春に登ったことがありますが、記憶もうっすら。
駐車場で会ったおじさんによると、鍋割山はいつでもだいたいトレースがしっかりしてるそうで、荒山は入る人が少ないうえに最近降ってるから雪が深いだろう、とのこと。
先日の黒戸尾根敗退ではラッセルで体力を消耗しての撤退だったので、それだったら今日はラッセルトレーニングだ♪などと甘いことを考えました。
結論からいうと、またまた「身の程知らず」w
先行のお父さんがいなかったら半分くらいで撤退したでしょう。
木の家との分岐から荒山へは先行1人分の足跡がありました。
先行者がいることに安心して足跡をたどります。
夏道にはピンクのビニールひもがところどころ付いていて、雪の下は階段状に整備されてるようです。
だんだん雪が深くなってきて、休憩していた先行のお父さんに追いつきました。
これまでのトレースのお礼を言って、少し会話をすると、
なんとこのお父さん、荒山・鍋割山はあらゆるルートを使って年間150日は登っているとのこと。
荒山経由で周回ルートをとって鍋割山へ行くという私に、この先はルート取りで注意が必要なところや、山頂を過ぎるとトレースがないから迷わないようにとアドバイスをくれて、でもやっぱり心配だから一緒に行こうと言ってくださいました。
なんと心強いっ!! ありがとうございますっ!!!
尾根に出る少し前に、この先は雪が深くなるからワカンの練習にちょうどいいよと、お父さんの勧めでワカンを装着しました。
そうそう。
ワカンは黒斑山のときに踏み固まったトレースでちょっと履いて、転んで、すぐに外して、それきりなのでしたw
お父さんの言うとおり、そこから先は雪が深くなって、ワカンの浮力を初めて体験♪
もっふもふのやわらかい雪が気持ちよくて、楽しいっ♪
週に3〜4日は山を登るというお父さんはツボ足で膝まで沈んでもずんずん進んでいきます。
急なところになると雪も深いのでワカンでも登りやすいようにステップを切ってくれて、もう、本当に、お父さんありがとうっっ
私ときたら、ラッセルトレーニングだ、なんて思ってたはずなのに、お父さんの足跡をワカンで辿るのがやっとでした^^;
尾根に出るとくるんと大きく張り出した雪庇に興奮(*>▽<*)
でもその先は、ほとんどの雪庇が大きく崩落していました。
崩落した雪庇が落ちているところには夏道のピンクのビニール紐が。
よく見るとうっすらトレースもあります。
こんなのの下敷きになったら完全にアウトです。
冬はこうゆうこともちゃんと意識してルート取りしないとなんですね。
そしてお父さんのおかげで迷うことなく無事に山頂到着!
思った以上にキツかった・・。
自力でなんてとてもムリ。
夏は初心者向けの山ですが、冬はローカルな山ほど判断が難しいし、体力も必要だと思いました。
南尾根を下りたとこの東屋でお昼休憩をして、下山。
鍋割山との分岐でお父さんに「鍋割、行くの?」と聞かれましたが「下山しますっ」と即答w
出発時、鍋割山もセットで♪なんて考えてた自分が恥ずかしい^^;
もっともっと経験積んで、体力つけてからじゃないと、そんな欲張りプランはできませんねw
今回は天気はイマイチでしたが、運よくこの山をよく知るお父さんに先導していただけて、たくさん勉強になりました。
この出会いに感謝っっ
赤城の神さま、ありがとう(*>▽<*)
地元サイコー♪
コメント
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こんにちは❗
厳冬期の荒山はこんな感じなんですね。
自分はいつもメジャーな山ばかり行ってるので、たまに群馬の山に登ると難しいなと感じます。
参考になりました❗
えーまん
えーまんさん、こんにちは!
ですよねっ!
平日はさらに人が少ないのでよっぽど体力つけてからじゃないとだめですね^^;
厳冬期は平日でも人がいるようなメジャーなとこ中心にしようと思いますw
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