三十三間山(一級水系源流完全制覇の旅 21/109北川水系源流)
- GPS
- 02:11
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 757m
- 下り
- 754m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
一級水系源流完全制覇の旅第19夜は、福井県嶺南地方・鯖街道の起点である小浜を流れる北川の源流・三十三間山へ行ってきました。
北川は、その源を滋賀県と福井県との境をなす野坂山地の三十三間山(標高 842m)付近に発し、三重嶽(さんじょうだけ)、武奈ヶ嶽(ぶながたけ)にさえぎられた滋賀県高島市の山間部を南流し、県境付近において左支川の寒風川(さむかぜがわ)を合わせ、流路を北西に転じ、若狭町にて右支川鳥羽川を、さらに小浜市にて右支川野木川と左支川遠敷川(おにゅうがわ)を合わせ日本海に注ぐ幹川流路延長 30.3km、流域面積 210.2km2の一級河川です。
登山口は源流となる北川本流の上流・天増川の谷と反対側、福井県若狭町の倉見からで、稜線に出てやっと源流域を見渡せる感じになりますが、稜線に出るまで、福井県の二級河川早瀬川水系はす川の上流域の沢や滝を眺めながら涼しい樹林帯を歩けるルートで、この暑い季節でも歩きやすいルートです。
倉見登山口には朝8時前に到着し、車は5台ほど。最初は沢沿いの林道をのんびり登り、途中の分岐からさらに沢沿いに「最後の水場」へ。ここで渡渉するとそこからは稜線に向かって尾根をひたすら登ります。上が明るくなり登りきったところが轆轤山分岐。ここから急に視界が開けて360度見渡せる芝地の稜線を歩きます。若狭湾から比良山地までぐるっと一望できる気持ち良い稜線。標高が1,000mに満たない野坂山地にこんな良い場所があったのかと感動しきりでした。
山頂はそんな稜線の先の樹林帯の中で眺望無し。山の上でのんびり過ごすなら芝地の区間が絶好の環境です。
下山後は北川沿いに河口の街、若狭小浜へ。小浜漁港の温泉「濱の湯」で海草(あまも)風呂に入り、隣の食堂「濱の四季」で小浜ブランド魚の海鮮丼をいただいてから帰路に着きました。
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