【三百名山 鍬崎山】大展望と美しいブナ林に感動
- GPS
- 08:49
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,706m
- 下り
- 1,700m
コースタイム
天候 | 晴れたり曇ったり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・ 特に危険を感じるようなところはありません。1,756mピーク手前で岩を乗り越えるクサリ場がありますが、鉄の棒の足場が岩に打ち込まれているので、通過には問題なかったです。 ・ 登山口の標高が600mで山頂の標高は2,090mなので、単純標高差は1,490mですが、尾根を歩いていくため途中にアップダウンがあり、累積標高差は1,700mにも及びます。時間がかかりますので、できるだけ早朝に登山を開始したほうが安心です。また、途中に水場がありませんので、飲料水は多めに持参したいところです。 ・ あわすの分岐付近のブナ林はとてもきれい。紅葉や新緑の時期は素晴らしいことでしょう。また、登りでは気が付きませんでしたが、尾根の下りは展望が良く、気持ちよく下れました。 |
写真
感想
・ 日本百高山である剱御前に登頂した翌日に、日本三百名山の鍬崎山に登りました。この山のことは、登山地図を見ていてたまたま気付いた程度で、事前に何の知識もなかったのですが、地図をよく見ると登山口の標高が600mで、山頂の標高は2,090mなので、単純標高差は1,490m、累積標高差はなんと1,700mオーバーとのこと。
・ ヤマレコの記録を検索すると、登山開始から下山までに9〜10時間を要しているケースが多く見受けられ、かなりタフな登山を強いられそうです。それならば、翌朝は日の出前から登ろうかと登山口駐車場に車中泊して登山に臨みました。
・ ところが目を覚ましたときには、すでに周囲は明るくなっており時刻は午前5時半近くになってしまいました。急いで登山装備を整え、朝食もとらずに歩き始めたのは午前6時。これでは下山は夕方になってしまうかも、と焦りながら登りました。そのおかげか、あわすの分岐には2時間15分ほどで到着。これならば、明るい時間帯に下山できると少し余裕も出来て、周囲を見渡すと、なんとも美しいブナ林が広がっているではありませんか。思わずカメラのシャッターを何度も押して写真を撮りました。新緑や秋の紅葉時期は、見事な景観を楽しむことが出来るだろうと思いました。
・ アップダウンを繰り返してさらに登って行くと、徐々に展望が開け、1,756mピークからは、目指す山頂が見えました。そしてその先の急登を頑張り、山頂に立つと、目の前には立山剱や薬師岳などの大展望が広がっていました。これにはびっくり。昨日のような快晴には恵まれませんでしたが、第一級の展望地といった印象でした。
・ 加えて下山では、富山湾や立山剱の好展望が広がる快適な尾根下りを楽しみました。途中、あわすの分岐への100mの登り返しがきつかったですが、スキー場のゲレンデを利用したこともあって、午後3時前には下山することが出来ました。
・ 日本三百名山に選ばれている鍬崎山ですが、今回初めて登ってみて、そのタフな登りや立山剱〜薬師岳の素晴らしい展望、そして標高二千メートルを超える立派な山容を勘案すると、日本二百名山に選ばれていてもおかしくはないほど、素晴らしい山だと感じました。
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