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Yamareco

記録ID: 59942
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
芦別・夕張

【2010年度春メイン】芦別〜夕張

2010年03月08日(月) 〜 2010年03月12日(金)
 - 拍手
GPS
104:00
距離
41.3km
登り
2,108m
下り
2,184m

コースタイム

<時間とルート>
1日目:林道Co360(7:20)熊の沢源頭=Ω1(13:10)
弱い冬型 曇時々雪 ラッセルはスネ
山スキー部のアンニョンさんに送ってもらう。紅葉川の林道は橋を渡ったところまで入れた。地図上一つ目の砂防ダムからほぼ西に進んだため、予定より一本西側の沢型に入ってしまう。そこで、コンタ尾根をのぼり半面山を目指すことにする。途中1年目にも前を行ってもらう。半面山直下の白いところは一人づつ通過するが、上部までカンバがあり白い部分も十数mだったので特にナダレは怖そうではなかった。熊の沢源頭でΩ1.

2日目:Ω1(6:00)芦別ピーク(8:00〜10)ポントナ(10:30)鉢盛山(14:00)最低コル手前Co1120=C2(15:10)
冬型ゆるみ小さい高気圧が通過するが若干のへり・寒気流入のため(なのか)天候は安定せず 曇→晴→ガス→晴 ラッセルはスネ
雲峰からシートラにする。芦別の登りは途中まで硬かった。スネラッセルになるあたりで岩が出ているところまでトラバースし、斜上して南東尾根にでる。一人づつ間をあけて通過する。劇的に晴れた芦別ピークで写真を撮りポントナへ。芦別からの下りはほぼ夏道上をいくが、一箇所急なところがありBSで下る。ポントナ手前の急斜面で視界100m。ポントナからの下りはわかりづらいのでネーベン食って待ってたら晴れた。Co1460 でシートラ解除し、その先の岩稜、ポコはことごとく西をねぐり鉢盛山まで。鉢盛山直下は硬かったのでシーズリで行く。鉢盛下りのタンネ帯でC2.夜はのっこし祝い。昨日、入山祝いでMから1人1本づつビールがでたが、今日もべつのMからビールがでる。

3日目:C2(6:20)・1262(8:10〜30)・1415引き返し(9:10)・1262北Co1180(9:50)
関東沖に南岸低気圧 曇 ラッセルはスネ
南岸Lが来る前にと・1415を目指す。・1262付近で荷物デポしAt装備で出かける。・1415付近で気になる〜振られない風となる。東風だったので南斜面を登れば風を防げるかもと思ったが、さほど変わんない。数分登ったところで先頭小池の手前に亀裂が入り雪崩れる。小池は近くのカンバにつかまり止ったが、2番手の木城は5m、3番手の井ノ上は2m流される。このとき井ノ上のひざに木城のアイゼンがささる。規模は深さ15cm横5m縦5m、太いカンバがまばらに生えているところでの雪崩れであった。風を避けるため尾根上ではなく斜面上をいってしまったのも原因の1つである。風も強いので引き返すことにする。・1262北のタンネ帯でC3。元気な1年目はスキーや焚き火をしており、遠くでは夕張マッターホルンからの風鳴りが聞こえる。

過去天気図(気象庁) 2010年03月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
4日目:C3(8:00)・1290(11:00)夕張の肩(12:30~50)ピーク(13:30)・1190手前コル=C4(15:15 )
南岸低気圧が東へ抜け高気圧が張り出す 快晴微風 ラッセルはスネ
・1415はナダレが怖いのでカットすることに。冬型がきまり天気が悪いと予想していたため出発を8時にするが、予想以上に高気圧が張り出し、すかっぱれの山日和となる。気持ちの良い雪原を歩く。1年目はわざわざねぐったポコでさえ直登し、スキー滑降を楽しんでいた。・1304まではまばらにタンネが生えており悪天でも行動できそうであった。しかし、その先は・1290までパヤパヤ程度にしかカンバが生えていなかった。時間的にも余裕があったため今日中に夕張をアタックして、・1190あたりでとまることにする。夕張の肩にシーデポし空身でアタック。ALはスコップとかもってアタック。夕張山頂からは今までの道のりが望め、はるか遠くには大雪・十勝、日高が見渡せた。肩からはトラバってCo1300ポコと北東尾根のコルに出る。南富良野の「富」の字からのトラバースはたしかにほぼ全天で行けそう。カンバがパヤパヤしてた。・1190手前コルでC4。ノー停滞だったので夜はパー食があふれる。ALのザックからは一升瓶が飛びでる。

5日目:C4(6:10)林道(10:30〜50)金山駅(12:20〜13:50)
午後から低気圧が接近 曇 ラッセルはスネ
小夕張手前からその先の細いところまでシーズリツボで行く。・881先も急なのでシーズリツボで。登山口付近には集材場があり、林道には除雪が入っていた。ポントナとの出合でM木城がヒッチを成功させ、ほか2名と国道まで送ってもらう。遅れた小池、岡戸は歩いて金山駅まで。
<パーティ>
春メインほぼ貫徹。
<感想>
L:準山からメインまで非常に天気に恵まれた。意外と平塚さんと相性いいのかも。
AL:最後に、思い残すことのないメインになりました。ヒッチハイクは木城に頼みましょう!!
井ノ上:ピーク、スキー、天気、木城様に踏みつけられた、いろいろ気持ちいい春メインだった。
岡戸:4日目の晴天が気持ちよかった。焚き火もできたし、スキーも楽しかったです。
木城:あっという間の5日間でした。
ポントナへ
・1415(夕張マッターホルン)
1
・1415(夕張マッターホルン)
赤矢印が雪崩たところ
赤矢印が雪崩たところ
マッターホルンと
1
マッターホルンと
夕張南尾根
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