駅から歩いて1周（棚横手山〜甲州高尾山〜深沢分校尾根〜大日影トンネル）

2015年03月15日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 13.3km
• 登り: 1,025m
• 下り: 1,012m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:40
• 休憩: 2:10
• 合計: 8:50

8:00 勝沼ぶどう郷駅
9:30 9:50 大滝不動尊宮
10:50 11:10 富士見台
11:50 13:10 棚横手山(大富士見台)
14:10 14:10 甲州高尾山(深沢山)
14:40 14:10 飯縄神社
15:20 15:30 大日影トンネル遊歩道（出入口）
16:20 勝沼ぶどう郷駅

アクセス

利用交通機関：

電車

6:35八王子駅〜7:44勝沼ぶどう郷駅（JR中央本線・松本行）
駅前には複数台のタクシーが待機していました。

写真

3/15 7:48

勝沼ぶどう郷駅の中にあった南アルプスの案内図。はたして今日の天気で見えるでしょうか？

3/15 8:01

天気はまあまあかな。勝沼ぶどう郷駅を8:00過ぎにスタート。タクシーには乗らず、頑張って大滝不動尊奥宮までテクテク歩きます。

3/15 8:21

三光寺やユースホステルを越えた辺り。右に行かず大滝不動尊前宮を目指して左へ進みました。

3/15 8:52

大滝不動尊前宮を過ぎ、坂を登って、奥宮へ続く菱山深沢林道に合流。実は今日の山行で一番きつかったのはこの坂かも・・・

3/15 9:25

奥宮へと続く林道から街を見下ろします。駅から400mほど標高を上げたことになります。

3/15 9:33

駅から歩いて1時間半。やっと大滝不動尊奥宮にたどり着きました。

3/15 9:39

本堂の右側から山道に入ります。本堂の後ろは落差140mの男滝。

3/15 9:44

本堂からの橋を渡ると神洗滝。残念ながら氷瀑の季節はもう終わってました。

3/15 9:49

氷の造形物　その1

3/15 9:51

氷の造形物　その2

3/15 10:18

神洗滝から30分程度で着いた分岐からすぐの展望台。残念ながら木が邪魔して視界全開ではないですが、南アルプスを確認することが出来ました。上からなら綺麗に見えるかな？

3/15 10:21

分岐に戻りました。富士見台へ向かいます。

3/15 10:22

前の写真の分岐からの見た目。左の道を大滝不動尊から登って来ました。右の道を進み富士見台へ向かいます。

3/15 10:31

ガードレールのある道ですが、今は荒れてます。日陰に少し雪が残る程度で歩くのには支障はありませんでした。

3/15 10:33

途中で右の登山道に入ります。棚横手山への案内を見落とさないように。

3/15 10:34

標高1,100mくらいまで来たかな。

3/15 10:44

舗装道路や林道歩きばかりでしたが、やっと登山道っぽくなってきました。

3/15 10:47

何だか急に前方が明るくなってきました。棚横手山〜甲州高尾山の稜線に出るみたいです。

3/15 10:48

稜線に出ると視界がスカッと開けます。南には何とか富士山を確認。右手のピークが富士見台です。棚横手山に向かう前に寄り道しましょう。

3/15 10:54

富士見台からの富士山アップ。笠被ってますね。

3/15 10:54

西に目を向けると、空に浮かぶかのような白峰三山が確認できました。

3/15 10:55

鳳凰三山とアサヨ峰もうっすらと確認。なぜか右端の甲斐駒が切れちゃいました。

3/15 10:56

北西に見えるのは八ヶ岳だよね？

3/15 10:56

雪をかぶった金峰山は割と近くに感じます。

3/15 10:58

中央にうっすらと富士山を入れての南側は、左奥に三ツ峠山（アンテナ林立見えた）、左の手前は笹子雁腹摺山（綺麗な山型）とお坊山（凸凹ピーク）ですかね。

3/15 11:05

双眼鏡で山座同定中。

3/15 11:08

北東方向を振り返ると棚横手山です。来た道を下って棚横手山に向かいます。

3/15 11:12

やっぱり富士山見るとテンション上がりますよね。

3/15 11:28

たき火・たばこに注意。

3/15 11:30

この辺りの視界が開けて展望が得られるのは、過去に何度も山火事が発生しているからなのです。

3/15 11:30

最後に来ても林道。何だか興ざめですが、気を取り直して棚横手山への最後の登りです。

3/15 11:50

さっきのピークは富士見台。棚横手山頂は大富士見台なんですね。

3/15 11:51

山梨百名山、標高1,306mの棚横手山。

3/15 12:02

今日の昼飯もラーメン。いつものように具だくさん。

3/15 12:19

真ん中の双耳峰っぽく見えるのは滝子山ですかね。

3/15 12:38

お腹一杯になったら眠くなったので贅沢に山頂で少し昼寝。

3/15 13:35

再び富士見台に登り、そのまま甲州高尾山に向かいます。この稜線は等高線を見ながら歩くと面白いかも。

3/15 13:45

何だか可愛かったのでパチリ。

3/15 14:09

何度か登っては下り、甲州高尾山に到着。もやっとした空模様で、南アルプスは見えなくなってしまいました。

3/15 14:14

甲州高尾山剣ケ峰。地形図にはここの標高が記載されてます。

3/15 14:19

剣ケ峰を下ると林道に出ます。一般的にはそのまま林道を越えて柏尾山・大善寺方面に下ります（カーブミラーの脇）が、我々は林道を東に進み「深沢分校尾根」を下ります。

3/15 14:22

少し進んだガードレールの横に深沢分校尾根への入口があります。木で通行止めにされているようですが、自己責任で下ります。

3/15 14:23

入口に小さな標識。「至深沢分校（難）→」とありますが、道は「難」なんだろうな・・・

3/15 14:28

下り始めから道は見当たらず、半ば強引に尾根に沿って下ります。途中も道があるような無いような・・・。かなり急で踏ん張る足には力が入り疲れました。

3/15 14:33

道っぽい場所もありましたが、ほとんど使われていないようでした。

3/15 14:45

6割ほど下ってくると高尾山飯縄神社がありました。かなりキレイです。

3/15 15:03

何とか無事に下山。ヘロヘロです。ここを登りに使うのはツライですね。

3/15 15:08

深沢分校には「高尾山参道」の看板があります。

3/15 15:20

今日の第二の目的は大日影トンネル。使われなくなった中央本線のトンネルが遊歩道になって通り抜けられます。こちらは大日影トンネルの逆側の深沢トンネル。今はワインの貯蔵庫として利用されています。

3/15 15:27

上り側の深沢口は16時まで。向かい側の菱山口は16時半までとのこと。

3/15 15:30

通行無料。全長1,367.80mで向かい側の菱山口を出ると勝沼ぶどう郷駅にたどり着きます。

3/15 15:33

明治36（1903）年の開通から平成9（1997）年まで使われ、トンネル中はレールや標識などがそのまま保存されています。

3/15 15:35

天井や壁には昭和6年まで走っていた蒸気機関車の排煙がそのまま付着しています。

3/15 15:36

煉瓦の積み方は、長辺と短辺を交互に積んだイギリス積み。

3/15 15:38

東京駅を起点として109.5km地点にある距離標識。煉瓦に付着した白いおりは白華現象ですかね。

3/15 15:42

ほの暗い照明がとても良い雰囲気です。

3/15 15:52

トンネルの中間地点の標識。

3/15 15:59

地盤の弱い個所には補強のために土台に花崗岩が使われています。

3/15 16:23

勝沼ぶどう郷駅の横には以前のホームも残されていました。歩き通しでかなり疲れましたが、とても充実した1日となりました。

撮影機器：

OLYMPUS PEN E-P5 オリンパス

感想

kubo_daita

・勝沼ぶどう郷駅〜大滝不動尊奥宮
　タクシー使えば時間も体力も節約できるが、しっかり歩こうと思った。
　前宮から奥宮までの道がこの山行で一番の登りだったかも・・・

・大滝不動尊奥宮〜富士見台
　やっと登山道に入る。一旦林道にぶつかった所からすぐに展望台あり。
　ただしあまり展望は望めず。ここで小休憩。なぜかベンチ等はない。
　稜線に出る直前に前方が明るくなる感じは森林限界を超える際とは違う爽快感。
　稜線に出てすぐ右手のピークが1,170mほどの富士見台。展望抜群！

・富士見台〜棚横手山
　稜線を逆方向へ。山火事の影響で東側は丸見え。
　最後の登りの前にはまたもや林道。
　棚横手山頂は長細く、そのまま大滝山へ抜ける道にもなっているので、
　大人数がゆっくりするには不向きかも。

・棚横手山〜甲州高尾山
　もう一度富士見台に登り、そのまま稜線沿いに西に進む。
　その後は登り下りを何度か繰り返し、徐々に高度を下げていく。

・甲州高尾山〜大日影トンネル〜勝沼ぶどう郷駅
　柏尾山へは向かわず林道を東に200mほど進むと、深沢分校尾根分岐。
　分かりづらいが小さな小さな標識あり。ただし通行止め措置されている。
　出だしから道は不明瞭だが、尾根に沿って下りれば何とかなる。
　車道に出て10分ほど歩けば大日影トンネル入口。16時までなので要注意。
　トンネルを抜ければ勝沼ぶどう郷駅なので、1周完了。

　

コメント

hakkutu

ありがとうございました。
初めまして、hakkutuと申します。
昨日同じルートを歩いて来ました。
毎年のように甲州高尾山には行っているのですがこのトンネルと深沢へ下るルートは気が付きませんでした。
レコ大変ありがとうございました。