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Yamareco

記録ID: 602233
全員に公開
雪山ハイキング
甲信越

毛石山

2015年03月18日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:19
距離
14.2km
登り
1,088m
下り
1,091m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:11
休憩
0:08
合計
9:19
6:03
330
スタート地点
11:33
11:41
221
15:22
ゴール地点
天候 晴れのち曇り
気温 10〜18℃
過去天気図(気象庁) 2015年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
五泉市上杉川。東北電力杉川発電所付近に駐車。
除雪車が道路を塞いでいて、それ以上は車で入れなかった。下山するとチャレンジランド杉川までの除雪が完了しており、その後まとまった降雪がなければ、現在チャレンジランド杉川の駐車場が利用できるようになっている。路肩は雪の壁で駐車スペースがほとんどない。

追記:チャレンジランド杉川の駐車場は、施設の利用者以外駐車禁止だった。当然か。
コース状況/
危険箇所等
門原トンネルへの分岐を右に曲がって5分ほど歩くと、左手に導水橋が見える。導水橋には雪が積もっていて、奥の方には雪庇ができていた。手前に見えている杭の位置を目安に渡ったが、スコップで雪庇を崩しながら足場を掘って渡った方が安全だった。場所によってはストックでつつくだけでも雪庇が崩れた。足元の雪が崩れて導水橋の上に着地したり、帰りには自分の足跡に足を乗せようとしたときに雪庇が崩れて橋の下に落ちて行ったりした。

導水橋を渡って平坦な道を7分ほど進むと、小さな沢を渡る。登山道のコースはその沢のあたりから入ればいいようだ。しかし沢沿いは雪の斜面をトラバースしなければならないので、コースを変更して左の小ピークにまっすぐ上がった。そこからは尾根を伝っていく。尾根はわかりやすい。標高の低いところには動物の足跡が多く、クマの足跡らしいものもあった。

尾根はやせたところがかなりあり、木の根元の雪は内部で空洞化していた。踏み抜いてもそれほどの危険はなさそうだが、足元の雪を踏み抜くのは気持ちのいいものではないので、足の置き場に相当神経を使った。

700M付近から山頂部に出るまでのところに雪原があった。雪がぐずぐずの状態で、踏み抜きやすいところや割れかかっていて渡りたくないようなところがあり、急な斜面もあった。下りではその雪原を避けて、尾根の東端から木立をめざして下った。尾根の東端といっても雪庇の上に乗るほどではない。木立に下りるまでの急な斜面は後ろ向きで下りた。ピッケルがあった方が下るときに安心する。

山頂部にはいかにも歩きやすそうな雪尾根になっていた。雪庇というほどではなさそうだったので雪のまん中を歩いてもよかったのかもしれないが、なるべくヤブに近いところを進んだ。遠くから大きな雪崩の音が聞こえた。
ファイル
(更新時刻:2015/03/19 17:50)
杉川発電所付近に駐車。除雪車が止まっていて先に進めない。
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杉川発電所付近に駐車。除雪車が止まっていて先に進めない。
除雪はここまで。
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除雪はここまで。
導水橋をおそるおそる渡る。
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導水橋をおそるおそる渡る。
導水橋を渡るとすぐに標識。
導水橋を渡るとすぐに標識。
沢の橋を渡ってから沢なりに登りはじめる。
沢の橋を渡ってから沢なりに登りはじめる。
沢沿いのトラバースが難しい。
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沢沿いのトラバースが難しい。
沢沿いに進むのを中止して左手の小ピークに取り付いた。
沢沿いに進むのを中止して左手の小ピークに取り付いた。
土の出ているところに標識があった。
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土の出ているところに標識があった。
毛石山はまだ遠い。
毛石山はまだ遠い。
右手に越後白山を見ながら登る。
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右手に越後白山を見ながら登る。
登山道の上に座りこんで20分休憩。
登山道の上に座りこんで20分休憩。
山頂部手前の斜面。見た目はやさしそうだが、雪が悪いので下りは木立に逃げた。
山頂部手前の斜面。見た目はやさしそうだが、雪が悪いので下りは木立に逃げた。
山頂部に出た。なるべく右側を進む。
山頂部に出た。なるべく右側を進む。
山頂付近から(1)。
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山頂付近から(1)。
山頂付近から(2)。
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山頂付近から(2)。
山頂付近から(3)。
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山頂付近から(3)。
山頂付近から(4)。
山頂付近から(4)。
山頂部から木立をめざして尾根の際を下る。
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山頂部から木立をめざして尾根の際を下る。
土の上は安心。
導水橋。自分の足跡をたどろうとしていて、大きな雪のかたまりが崩れて左側に落ちた。後で思うに、はじめに雪庇をスコップで崩しながら渡った方がよかったかもしれない。
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導水橋。自分の足跡をたどろうとしていて、大きな雪のかたまりが崩れて左側に落ちた。後で思うに、はじめに雪庇をスコップで崩しながら渡った方がよかったかもしれない。

装備

個人装備
腕時計 GPS デジタルカメラ 携帯電話 地形図 コンパス 水筒 行動食 レインジャケット オーバーズボン ゴム手袋 サングラス ワカン ストック 芍薬甘草湯 【使わなかったもの】 グローブ 目出帽 防寒着 スコップ ヘッドランプ ツェルト 予備電池 非常食

感想

毛石山は標高800メートル足らずだが、登りごたえがあった。解けかかった雪の状態が悪くて神経をすり減らした。特に山頂部に出る雪原は、見た目とはうらはらに登りにくかった。もうしばらくすると残雪が固くなってもっと歩きやすくなるのかもしれない。いずれにせよ、初めての山ではやはりピッケルを持っていった方がいい。途中からひどく足がつったので、だましだましゆっくりと登って下ってきた。

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