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記録ID: 604563
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山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

白鳥山

2015年03月21日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
8.0km
登り
1,056m
下り
1,058m

コースタイム

日帰り
山行
6:41
休憩
0:43
合計
7:24
8:06
294
上路
13:00
13:43
107
15:30
上路
雪切れのため、登りも下りも(とくに登り)下部の尾根通過に時間(と神経)を使った。
天候
過去天気図(気象庁) 2015年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
上路集落除雪終点に駐車。路肩にも駐車可能だった。
コース状況/
危険箇所等
正面尾根は下部は所々で雪切れあり、一部スキーを外して藪の尾根を歩いた。一か所無理に雪上(雪庇の下のクラックの上)を歩いたが危険だった。
今年は多雪と言われるが、日本海すぐ近くの標高の低い場所ではさすがに賞味期限切れ。ただ、山頂下のロケーションはすごく良く、雪もいいザラメになっていた。次来るとしたら、やはりパウダーシーズンでお天気の日に!
その他周辺情報 黒部市のきときと寿司で夕食後、朝日町の小川温泉の湯治部に宿泊(素泊まり3000円)。ボロボロだけどお湯は良い(熱め)。
上路除雪終点から出発。
上路除雪終点から出発。
最初は杉林。
林道を進む。
林道ショートカットの斜面も大きなツリーホール。
林道ショートカットの斜面も大きなツリーホール。
お天気はとってもいいんですが、
お天気はとってもいいんですが、
雪が少ない。
どこでも登れるという訳にはいかず、前のうっすらトレースが助かります。
どこでも登れるという訳にはいかず、前のうっすらトレースが助かります。
でも向かう尾根もモジャモジャです。
でも向かう尾根もモジャモジャです。
振り返ると日本海。
振り返ると日本海。
左手には尻高山の山腹の林道が見える。
左手には尻高山の山腹の林道が見える。
尾根の右手のしな谷側は雪がない。
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尾根の右手のしな谷側は雪がない。
左手にはあるけど、結構藪っぽい。
この先で雪庇の下のクラックの上を通過。怖かった。
左手にはあるけど、結構藪っぽい。
この先で雪庇の下のクラックの上を通過。怖かった。
平和な尾根になるかと思いきや、
平和な尾根になるかと思いきや、
またこんな感じ。
またこんな感じ。
再び雪庇の上を進んだけど、
再び雪庇の上を進んだけど、
割れて通過困難。
割れて通過困難。
渡る場所が崩れて落ちちゃった人。
渡る場所が崩れて落ちちゃった人。
スキー外して藪尾根へ。
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スキー外して藪尾根へ。
雪上に戻ったところで、マンサクが咲いていたけど、ヒーヒーで愛でる余裕はあまりなし。ピンクっぽい花。
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雪上に戻ったところで、マンサクが咲いていたけど、ヒーヒーで愛でる余裕はあまりなし。ピンクっぽい花。
やっと平和な感じになりました。
やっと平和な感じになりました。
こちらは黄色のマンサクと奥に北西尾根。
こちらは黄色のマンサクと奥に北西尾根。
いい感じの広い尾根になってきた。
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いい感じの広い尾根になってきた。
斜度はあるけど、ホッとします。
斜度はあるけど、ホッとします。
浅い沢地形もたくさんで、Uちゃんウキウキ?
浅い沢地形もたくさんで、Uちゃんウキウキ?
さらに登ってくと、
さらに登ってくと、
前方右手はるか遠くに山頂の小屋が見える。
まだあんなに遠いんですか。。。
前方右手はるか遠くに山頂の小屋が見える。
まだあんなに遠いんですか。。。
でも真っ白な雪原の中を進むのは気持ちいい。
他に誰もいないし。
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でも真っ白な雪原の中を進むのは気持ちいい。
他に誰もいないし。
ここら辺は小さな沢・尾根地形が複雑。
見通しがないと(下りは特に)行動困難と思われます。
ここら辺は小さな沢・尾根地形が複雑。
見通しがないと(下りは特に)行動困難と思われます。
少し山頂が近付いた。
下の黒い木が鳥居杉かな?
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少し山頂が近付いた。
下の黒い木が鳥居杉かな?
鳥居杉に到着。
鳥居杉からの斜面を登って、
鳥居杉からの斜面を登って、
稜線に到着。
稜線を少し進んで、
稜線を少し進んで、
山頂に到着〜。
元気なこの方は小屋の屋根の上へ登って、
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元気なこの方は小屋の屋根の上へ登って、
私は周りをウロウロしながら景色を眺める。
霞んでシラーっとしてしまったのがちょっと残念。
私は周りをウロウロしながら景色を眺める。
霞んでシラーっとしてしまったのがちょっと残念。
梯子を使って2階からしか入ったことがなかったけど、今日は1階の戸が開きました。
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梯子を使って2階からしか入ったことがなかったけど、今日は1階の戸が開きました。
小屋から南側の展望。
朝日岳と右手は初雪山。
小屋から南側の展望。
朝日岳と右手は初雪山。
栂海新道の稜線アップ。
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栂海新道の稜線アップ。
初雪山アップ。
左は青海黒姫山と中央右奥に妙高方面。
左は青海黒姫山と中央右奥に妙高方面。
ゆっくり休憩後、滑り出し。
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ゆっくり休憩後、滑り出し。
少し稜線を滑って、
少し稜線を滑って、
鳥居杉までの斜面を滑ります。
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鳥居杉までの斜面を滑ります。
なかなかいいザラメでした。
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なかなかいいザラメでした。
鳥居杉から振り返る。
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鳥居杉から振り返る。
しばらくは白い台地をクルージング。
でも段々と重ザラメに。
しばらくは白い台地をクルージング。
でも段々と重ザラメに。
でもあっという間に山頂が離れていく。
でもあっという間に山頂が離れていく。
天然ハーフパイプで遊んでいた人も。
天然ハーフパイプで遊んでいた人も。
尾根に入ると激重雪に。
尾根に入ると激重雪に。
雪原よさようなら〜。
雪原よさようなら〜。
段々と尾根も細くなり、
段々と尾根も細くなり、
雪も少なくなる。
雪も少なくなる。
歩きで藪を通過したり、
歩きで藪を通過したり、
雪を崩しながら転がり落ちたりして、
雪を崩しながら転がり落ちたりして、
杉林に到着。
表面は汚くても雪はあった方がいい(笑)。
杉林に到着。
表面は汚くても雪はあった方がいい(笑)。
帰りはタラ汁、と思っていたけど、Uちゃんに却下され、黒部まで行ってきときと寿司へ。
帰りはタラ汁、と思っていたけど、Uちゃんに却下され、黒部まで行ってきときと寿司へ。
朝日町に戻って、今日の宿小川温泉湯治部へ。宿泊は3度目。
旅館部も2度泊まったことあるけど、豪華デス(湯治部とは全く別物)。
朝日町に戻って、今日の宿小川温泉湯治部へ。宿泊は3度目。
旅館部も2度泊まったことあるけど、豪華デス(湯治部とは全く別物)。

感想

白鳥山は今まで2回スキーで登頂しているけど、いずれもお天気が悪かった。今回は雪質は望めないけど展望と日本海に向かって滑る、というロケーションを味わいに登ることにした。

上路集落に到着すると、なんだか雪少ないし、他の登山者の車もない。今まではお天気があまり良くなくても他に車が停まっていたのに。。。ちょっと嫌な予感。
でもお天気は約束されているので、今回は登ったことのない正面尾根を登ることにした(今までは2回とも悪天のため北西尾根ピストン)。

除雪終点から杉林の中を登っていく。単独者のトレースがうっすら残っていた。林道ショートカットで既に雪切れ間近。尾根に乗るところも単独トレースはスキーを脱いで藪を上がったようだけど、無理に西面の雪庇の下を通過(リスクの考え方につきUちゃんとちょっと喧嘩(笑))。そこは何とか無事に通過したけど、次の尾根は通過できず。雪面から藪尾根に乗るところでUちゃんがクラックに落ちた(ちょっとだけど)。汗だくでなんだか苦労してもなかなか標高が上がらず。お天気はいいのに頂上に行けるか不安になってきたけど、その後は何とか雪を繋いで登って行った。
頂上の白鳥小屋が遠くに見えるようになってからは、一面の雪原で最高のロケーション。登ってきて良かった。
でも足取りは重く、ヘロヘロで何とか山頂に到着。ちょっと霞がかかってしまったけど、朝日岳をはじめ南側の山の展望と、近い日本海(これも霞んでいたけど)を実感。小屋の周りも雪は少なく、1階のドアも開いた。
風はちょっと寒いくらい吹いていたけど、小屋の中で休憩するほどではなかった。

休憩中に北西尾根から超細クロカン板で登ってきたおじさんによると、北西尾根は雪が途切れていなかった、とのこと。登ってきた雪切れ箇所の通過は嫌だなあ、と北西尾根を滑って戻ることも考えたけど、せっかくなのでさっきの白い台地を滑ってみたい、と思い直して、登ってきたルートを滑ることにする。

山頂から鳥居杉下まではナイスザラメで快適に滑ったけど、一瞬。そこから下は徐々に重ザラメになってきたけど、Uちゃんは周りのハーフパイプで遊んでいた。標高を下げるほどに悪雪になっていき、仕上げは藪尾根の通過。わかってはいたけど、スキーを引っ掛けながらの藪尾根に悪態をつきながら歩く。
最後に快適な(笑)ゴミだらけの杉林を滑って終了。

雪切れの里山はアドベンチャーだったけど、晴れた積雪期の白鳥山は初めてだったし、山頂下の白い台地を一瞬だけど快適に滑れたので満足、かな。
次に来るときはパウダーシーズンに登りは北西尾根、下りは正面尾根、か北西尾根下の東側の沢、にしよう。




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