記録ID: 613177
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ハイキング
奥秩父
【★『岩科小一郎著・大菩薩連嶺』に載っている『穴カモヤ』を発見！★滝子山付近藤沢川源流部★】
2015年04月12日(日) [日帰り]
子連れ登山
Yamaotoko7
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 684m
- 下り
- 696m
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標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:33
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 6:16
14:45
初狩駅
【■山域(通過自治体)■】
◎山梨県大月市
【■今回のコース■】
『JR初狩駅(標高456m/8:29am/登山開始)-第一石堰(9:29am)-
瑞岳院分岐(9:36am)-第二石堰(9:37am)--<藤沢川に入る>-
第三石堰(9:39am)-第四石堰(9:45am)-穴カモヤ(9:57am)-
<穴カモヤ付近探索調査>-穴カモヤ(10:49am)-
富士見沢いこいの村(11:34am)-殿平(標高812m/12:16pm/24分休憩)-
殿平峠(12:45pm)-百反刈山(標高794m/12:51pm)-
セギノ平通り(12:58pm)-藤沢子神社(13:15)-
<地元の歴史民俗学研究家の自宅に寄って話をした>-
JR初狩駅(標高456m/14:45/登山終了)』
◎山梨県大月市
【■今回のコース■】
『JR初狩駅(標高456m/8:29am/登山開始)-第一石堰(9:29am)-
瑞岳院分岐(9:36am)-第二石堰(9:37am)--<藤沢川に入る>-
第三石堰(9:39am)-第四石堰(9:45am)-穴カモヤ(9:57am)-
<穴カモヤ付近探索調査>-穴カモヤ(10:49am)-
富士見沢いこいの村(11:34am)-殿平(標高812m/12:16pm/24分休憩)-
殿平峠(12:45pm)-百反刈山(標高794m/12:51pm)-
セギノ平通り(12:58pm)-藤沢子神社(13:15)-
<地元の歴史民俗学研究家の自宅に寄って話をした>-
JR初狩駅(標高456m/14:45/登山終了)』
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
京王線360円区間-高尾〜初狩(JR中央本線/760円) 【●復路●】 初狩〜高尾(JR中央本線/760円)-京王線360円区間 【●往路詳細●】 京王線360円区間-高尾7:26-8:21初狩 【●復路詳細●】 初狩15:41-16:30高尾-京王線360円区間 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【▲登山道状況▲】 ��JR初狩駅〜藤沢集落〜瑞岳院分岐：林道歩き �⊃雎抉（�岐〜第四石堰：渡渉と石堰を巻いて登る �Ｂ荵誉弍瓠膳螢�モヤ：数回の渡渉と不明瞭な経路 �ど抻慮�沢いこいの村〜殿平：不明瞭な経路 �ヅ楕拭粗Ｂ�子神社：道形明瞭 �ζＢ�子神社〜JR初狩駅：一般道路歩き ※アイゼンは不必要。一応六本爪は持参しました。 【▲登山者数情報▲】 ��JR初狩駅〜藤沢集落〜瑞岳院分岐：0名 �⊃雎抉（�岐〜第四石堰：0名 �Ｂ荵誉弍瓠膳螢�モヤ：0名 �ど抻慮�沢いこいの村〜殿平：0名 �ヅ楕拭粗Ｂ�子神社：0名 �ζＢ�子神社〜JR初狩駅：通行人数名 【▲別名▲】 �〃螢�モヤ：穴カマヤ・穴窯屋 ��殿平：デン平・デンデエロ �Ｉ竿心∋魁Ю雹卻拭Ε札鵐好妊┘� �ぅ札�ノ平通り：堰ノ平通り・セギノデエロ 【▲読み方▲】 �〃螢�モヤ：あなかもや ��殿平：でんだいろ �Ｉ竿心∋魁Г劼磴�たんかりやま �ぅ札�ノ平通り：せぎのでえらどおり 【★穴カモヤとは・・・★】 『岩科小一郎著 大菩薩連嶺 朋文堂 昭和34年発行』の山岳書籍の266頁を読むと、山梨県の大菩薩連嶺南方の滝子山東南方の穴沢山(トヤ山)付近の棚沢に岩屋が存在するという伝説が書かれております。その岩屋は『穴カモヤ』と云う名称で昭和34年当時でも10数名が入れたとの事です。ちなみに『穴カモヤ』の場所のヒントは文中の道普請と単語にあります。道普請とは道路を造る為の公共事業という意味ですので、おそらく古い林道か又は生活用古道に沿った場所に穴カモヤが有ったとのことで、もう一つのヒントはダンゴザスとタナノ沢の間との事です。 【★同古書の穴カモヤの文↓★】 団子指から棚沢(前記とは別のもの)に至る間に岩石突兀として屏風を立てたような屏風岩があり、その付近に穴カモヤと称する岩穴がある。以前は穴口の大きさ三米くらいであったが、道普請の際に一部を壊してしまった。それでも現在十数名をいれることができる。棚沢付近にはその名の通り小さな棚が三、四十もあり。滝ノ沢には小滝があり、かたわらに不動尊が祀られてある。この滝は昔は相当大きかったそうだが今は見る影もなく、例の講談豪傑佐野鹿十郎が、初狩に滞在中この滝沢不動を信仰したという話がある。 ★2014年12月14日に載せた『穴カモヤ』の情報を求む日記★ http://www.yamareco.com/modules/diary/8544-detail-86526 |
| その他周辺情報 | 【■観光情報■】 大月市観光協会 http://otsuki-kanko.info/ 岩科小一郎著・大菩薩連嶺 http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I001189766-00 |
写真
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『岩科小一郎著 大菩薩連嶺 朋文堂 昭和34年発行』の山岳書籍の266頁・穴カモヤが書かれている頁
【一般道路】JR初狩駅(標高456m/8:29am/登山開始)
【一般道路】藤沢集落内の道は『挨拶通り』なので通行人は互いに挨拶を交わさなければならないという習慣がある
【林道】ここの分岐は左へ行く。ちなみに右へ行くと昔の材木置場に至る
【バリルート】第三石堰(9:39am)。第三石堰の前を渡渉する
【バリルート】穴カモヤ(9:57am)。hachi氏による穴カモヤ発見！
【バリルート】タツ沢と神戸沢の分岐に到着(10:28am)。ここから先は超難路で困難が予想されるために、ここで引き返す
【赤破線経路(準バリ)】富士見沢いこいの村(11:34am)。高度経済成長期のトタン屋根の廃バンガロー地区から取付く
【赤破線経路(準バリ)】殿平(でんだいろ)の頂上が見えてきた
【赤破線経路(準バリ)】殿平(標高812m/12:16pm/24分休憩)。別名：デン平・デンデエロ
【一般登山道】百反刈山(標高794m/12:51pm)。別名：扇子平・センスデエロ
【一般登山道】セギノ平通り(12:58pm)。別名：堰ノ平通り・セギノデエロ
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
ヘッドランプ(1)
予備電池(2)
1/25
000地形図(1)
ガイド地図(1)
コンパス(1)
笛(1)
筆記具(1)
保険証(1)
飲料(4)
ティッシュ(3)
三角巾(1)
バンドエイド(15)
タオル(2)
携帯電話(2)
軍足(1)
雨具(3)
防寒着(3)
ストック(2)
冬用手袋(2)
時計(1)
非常食(1)
着替え(1)
軍手(1)
六本爪アイゼン(1)
鈴(3)
ラジオ(1)
ライター(3)
ビニールテープ(5)
山神ノ御札(1)
使い捨てカイロ(5)
小型懐中電灯(1)
帽子(2)
予備メガネ(1)
替えの靴下(1)
替えのパンツ(1)
小型裁縫道具(1)
荷物固定用ゴムバンド(1)
新聞紙(1)
サングラス(1)
眼帯(1)
ゴーグル(1)
緊急シェルター(アルミ製)(1)
ブランデー300ml(1)
塩・角砂糖・タバコ(1)
ツェルト(1)
小型救急箱内の薬(20)
デジカメ(1)
|
|---|
感想
【■■■感想と解説■■■】
今回は『岩科小一郎著・大菩薩連嶺・朋文堂・昭和34年発行』の266頁に載っている山梨県大月市初狩の『穴カモヤ』と云う岩屋探しの探検登山に行ってきました。穴カモヤは昨年の末に私が岩科小一郎の大菩薩連嶺の266頁に岩屋伝説が載っている事を登山の先輩であるhachi氏に伝えました。その後、今年になってからはhachi氏が単独で周辺集落の古老などに穴カモヤの伝承の聞き込み等の調査をやってくれたのと同時に、岩科小一郎の書籍の古地図を解読して、穴カモヤがありそうな場所を解析してくれました。まず初めにJR中央本線初狩駅から滝子山と殿平の登山口である藤沢集落を目指して歩いて、藤沢集落から瑞岳院分岐までは藤沢川に沿った林道歩きです。瑞岳院分岐から石堰を3つ越えると沢に沿ったケモノ道になり、第四石堰から穴カモヤまでは12分の行程です。穴カモヤは高さ約2m、奥行き約1m50cm、横約1m50cmでした。岩科小一郎の書物には『以前は穴口の大きさ三米くらいであったが、道普請の際に一部を壊してしまった。』と書いてありましたが、道普請(生活道の工事)で一部を壊してしまった事によって現在はやや小さい岩屋ですが、岩屋としての原型は残っております。これも山岳民俗学を考える上で復活されなければならない地名もしくは史跡であると思いました。今回はhachi氏の功績に脱帽です。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
穴カモヤ(穴カマヤ)を発見したhachi(CL)のヤマレコ
穴カマヤ(滝子山東側の初狩藤沢川上流の岩穴）
2015年04月12日(日) [日帰り]
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-613680.html
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