笹山〜広河内岳（奈良田から周回）

2023年11月03日(金) [日帰り]

• GPS: 12:31
• 距離: 22.8km
• 登り: 2,474m
• 下り: 2,471m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:25
• 休憩: 1:07
• 合計: 12:32

3:43 早川町営奈良田第1駐車場
3:50 3:51 奈良田八幡社公園
5:00 5:01 1344
5:42 5:44 水場入口
7:18 7:19 2256
8:25 8:25 笹山 南峰
8:30 8:49 笹山北峰
9:41 9:44 白河内岳
10:17 10:29 大籠岳
11:31 11:46 広河内岳
12:04 12:07 大門沢下降点
13:32 13:39 大門沢小屋
14:51 14:52 大古森沢出合
15:11 15:12 早川水系発電所取水口
15:25 15:25 森山橋
15:46 15:46 大門沢ゲート
16:01 16:01 奈良田駐車場
16:09 16:09 奈良田バス停
16:13 16:14 奈良田湖バス停
16:15 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前夜22時時点で駐車場に車が10台程。翌朝にかけて続々と増えていくものの半分以上は空いていた。夏のピーク時と違い駐車場争奪戦は無し。

コース状況／危険箇所等

笹山への登り、笹山から広河内岳への縦走路、伴に登山地図では破線ルートとなっているが、整備されており一般登山道と遜色はない。

その他周辺情報

下山が遅くなり奈良田での入浴ができず、中部横断自動車道南部IC近くの「なんぶの湯」まで足を延ばした。南部町以外の者は入浴料\980と少々高いが、休憩スペースがあり、マンガ読み放題となっており、ゆっくりとするならありか。サウナ・ジャグジー・打たせ湯他フロ多種、食堂有り。
TEL [phone]

写真

11/3 3:47

吊橋を渡るところから山行スタート。
しっかりとした橋ですが、スパンが長いもので、そこそこ揺れます。

11/3 3:54

小さいながらも案内板が。登山口までのルートはグーグルマップで予習してきたので余裕です。

11/3 3:57

登山道の入口も明瞭。
落ち葉を踏みしめながら登っていきます。

11/3 3:59

しばらくは単管柵のある登山道。滑落の危険はまったくないのですが、、、。

11/3 4:27

数多くの赤テープ、看板、境界標があり、暗い中でも迷うことはありませんでした。

11/3 4:59

全体的に急勾配の登山道ですが、特に下部は凸凹のない脹脛を酷使するハードな道です。

11/3 6:02

11/3 5:41

水場への案内板。水場は未確認。

11/3 6:12

朝が来ました。この辺りの紅葉はやばいです。今頃、塩見や農鳥は真っ赤に燃えているのでしょう。

11/3 7:28

登山地図に窪地と標記されている場所。ルートがわかりにくいので、赤テープに追加してトラロープを張ってくれています。

11/3 8:04

笹山への最後の登り。

11/3 8:25

笹山南峰。ハイマツのピークなのに、なぜに笹山？黒河内岳の方がしっくりくると思います。

11/3 8:31

笹山北峰。360°の大展望。

11/3 8:33

これから向かう広河内岳方面。奥に農鳥岳・北岳も見えます。
時計回りに周回写真。

11/3 8:33

鳳凰三山。左奥に八ヶ岳。

11/3 8:32

富士山。アップ。

11/3 8:34

荒川岳。アップ。

11/3 8:32

塩見岳と9月に歩いた蝙蝠尾根。

11/3 8:32

塩見岳と8月に歩いた仙塩尾根。
遠くに中央アルプス。
今年は南アルプスに結構通いました。
では、白河内岳へ。

11/3 9:06

もこもこ君。

11/3 9:14

刈払われています。もう破線ルートじゃありません。

11/3 9:32

白河内岳への登りは大きな岩の堆積地帯です。

11/3 9:41

白河内岳に到着。

11/3 9:44

広河内岳が近づいてきます。
大籠岳へは小さな岩の堆積地帯。

11/3 10:19

大籠岳到着。

11/3 10:17

広河内岳・農鳥岳・北岳が増々大きくなってきます。

11/3 10:31

塩見岳の姿がくっきりと見えます。

11/3 10:54

標高の低い山の紅葉が綺麗です。遠くに見えるのは見延の街でしょうか？

11/3 11:06

広河内岳への最後の登り。

11/3 11:10

農鳥岳が大きく見えます。

11/3 11:34

ラスボス、広河内岳到着。11月とは思えない気温。汗をかいていますね。

11/3 11:23

本日の縦走路。
南アルプスの稜線はどこも重量感のある、どっしりした、力強いイメージ。

11/3 11:35

見納めの絶景。

11/3 12:04

大門沢下降点まで降りてきました。

11/3 12:06

さ〜て、紅葉の海にダイブしま〜す。

11/3 13:06

黄葉の山並みの向こうに富士山。

11/3 13:18

日本庭園のような流れ。

11/3 13:33

大門沢小屋。すでに閉館しています。
別棟のトイレのドアは開いており、使用可でした。

11/3 13:34

避難小屋の中を拝見。綺麗ですね。本日はお一人泊るようです。

11/3 13:40

このような橋の渡渉が2か所あります。

11/3 14:11

対岸の山々は日光を浴びて紅葉が輝いています。

11/3 14:17

登山道側の山はこの時刻は日陰。ですが、こんな気持ちのいい中を進んで行きます。
緑のシャワーを浴び。

11/3 14:24

真っ赤なシャワーを浴び。

11/3 15:00

つっかい棒で、かろうじて立っている。(笑)

11/3 15:08

取水口の吊橋。揺れます。予想以上にスリリング。

11/3 15:13

取水口の下、工事で迂回路が設定されていました。

11/3 15:23

このしっかりとした吊橋を渡り、アトラクション終了。
車道を1時間程で駐車場です。

11/3 15:41

下山中ずっと進行方向に見えていた紅葉した山は「高山」ですね。

11/3 16:13

朝、この橋を渡り、登山をスタートしました。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

感想

shunnmio

　奈良田から笹山・広河内岳を周回してきました。
　奈良田〜笹山、笹山〜広河内岳、伴に破線ルートとなっていますが、近年整備の手が入ったのでしょう、一般登山道と遜色のない状態でした。ルートも明瞭で道間違いの心配もありませんし、滑落等の危険個所もなく、藪漕ぎもありません。
　ただ、笹山までの登りは全体的に急勾配です。特に下部は凸凹のない平面的な登山道であるため、脹脛を酷使して実質的な勾配以上に疲れます。足首の固い私は苦手です。剣岳の早月尾根、甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根、烏帽子岳のブナ立尾根、どれも急勾配で標高差もあるのにも関わらず登りやすいと思えるのは、登山道整備もさることながら、凸凹のある路面だからなのだと思っています。
　笹山を過ぎ稜線に入ってからは、季節外れの温かさ、されど秋らしい澄み切った空気の中、絶景を満喫しながらの稜線漫歩となりました。稜線でお会いしたのは一人のみ、静かな山旅でした。3連休の初日、早朝スタートだったからだと思いますが、もっともっと歩かれてもいい素敵な稜線です。
　下山では大門沢小屋から下が紅葉しており、写真撮影のため、たびたび立ち止まり、なかなか歩が進みませんでした。
　稜線の絶景と紅葉を楽しむことができ、満足の山行となりました。