ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 620980
全員に公開
ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

イカリソウ一杯、新緑の七七頭ヶ岳&賤ヶ岳

2015年04月26日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:59
距離
10.1km
登り
887m
下り
862m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:48
休憩
0:57
合計
5:45
9:16
9:16
5
9:21
9:28
3
9:31
9:31
5
9:36
9:37
43
10:30
10:32
13
六所神社
10:45
10:56
19
上丹生橋(駐車場所)
11:15
11:20
14
旧余呉湖荘(駐車場所)
11:34
11:35
28
江土登山口
12:03
12:05
45
大岩山(中川清秀公墓所)
12:50
13:17
25
賤ヶ岳
13:42
旧余呉湖荘(駐車場所)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
七七頭ヶ岳
 上丹生登山口に駐車(数台可)して登山
  菅並登山口(下山)六所神社に事前に自転車デポ
賤ヶ岳
 余呉湖南岸旧国民宿舎余呉湖荘前に駐車、
  自転車で北岸側へ移動して江土登山口から登山
コース状況/
危険箇所等
七七頭ヶ岳は、江土側からの道の方がやや細く、踏み跡も薄いようだ
 どちらからも急登下降になる
賤ヶ岳の縦走路は、遊歩道として整備されていて明瞭で歩き易い
下山口側に自転車をデポして、七七頭ヶ岳の南側の上丹生登山口へ駐車。未だほかの車は無い
2015年04月26日 07:55撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
4/26 7:55
下山口側に自転車をデポして、七七頭ヶ岳の南側の上丹生登山口へ駐車。未だほかの車は無い
駐車場所のすぐ横が七七頭ヶ岳観音参道の入り口。
2015年04月26日 07:54撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 7:54
駐車場所のすぐ横が七七頭ヶ岳観音参道の入り口。
イチリンソウ?ニリンソウ?よくわからん
2015年04月26日 07:53撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
2
4/26 7:53
イチリンソウ?ニリンソウ?よくわからん
シャガ
2015年04月26日 07:56撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
4/26 7:56
シャガ
一寸ぼけたけどクサイチゴ。。。。なんて早速色んな花とご対面
2015年04月26日 07:57撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 7:57
一寸ぼけたけどクサイチゴ。。。。なんて早速色んな花とご対面
参道らしく、途中丁石を何か所か見かける
2015年04月26日 08:02撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 8:02
参道らしく、途中丁石を何か所か見かける
10分も歩いただろうか、お目当てのイカリソウが有った
2015年04月26日 08:05撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
2
4/26 8:05
10分も歩いただろうか、お目当てのイカリソウが有った
また、
2015年04月26日 08:05撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
2
4/26 8:05
また、
一寸、薄めの色のイカリソウも
2015年04月26日 08:06撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 8:06
一寸、薄めの色のイカリソウも
椿もまだ残ってる
2015年04月26日 08:16撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 8:16
椿もまだ残ってる
この山、植林帯が殆ど無いので明るい登山道を登って行く。結構な急坂ではある。ミツバツツジとブナの新緑が綺麗
2015年04月26日 08:20撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 8:20
この山、植林帯が殆ど無いので明るい登山道を登って行く。結構な急坂ではある。ミツバツツジとブナの新緑が綺麗
尾根筋へ出ると西側に行市山が見えた
2015年04月26日 08:25撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 8:25
尾根筋へ出ると西側に行市山が見えた
新緑がまぶしい
2015年04月26日 08:28撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 8:28
新緑がまぶしい
イカリソウは、山頂まで至るところに咲いている。何度もアップで見ていると、何か宇宙生物のように見えてくる
2015年04月26日 08:32撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
4/26 8:32
イカリソウは、山頂まで至るところに咲いている。何度もアップで見ていると、何か宇宙生物のように見えてくる
チゴユリはこの一つしか気づかなかった
2015年04月26日 08:37撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
4/26 8:37
チゴユリはこの一つしか気づかなかった
青い空に映える白いタムシバ
2015年04月26日 08:43撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
3
4/26 8:43
青い空に映える白いタムシバ
こんな感じでイカリソウは至る所に群れてます
2015年04月26日 08:47撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 8:47
こんな感じでイカリソウは至る所に群れてます
ヤマザクラかな?
2015年04月26日 08:55撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 8:55
ヤマザクラかな?
スミレ
2015年04月26日 09:06撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 9:06
スミレ
花を撮ったのか蜘蛛を撮ったのか
2015年04月26日 09:07撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 9:07
花を撮ったのか蜘蛛を撮ったのか
ショウジョウバカマも残ってました
2015年04月26日 09:08撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 9:08
ショウジョウバカマも残ってました
もう終わりかけ?色が薄くなちゃって
2015年04月26日 09:09撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 9:09
もう終わりかけ?色が薄くなちゃって
花を撮りながら歩いていたらいつの間にか、残り一丁。山頂はもうすぐ
2015年04月26日 09:14撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 9:14
花を撮りながら歩いていたらいつの間にか、残り一丁。山頂はもうすぐ
山頂直下。新緑の鮮やかさも一際
2015年04月26日 09:15撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 9:15
山頂直下。新緑の鮮やかさも一際
山頂の観音堂が見えました
2015年04月26日 09:17撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 9:17
山頂の観音堂が見えました
お参りしました。手前の記帳簿に名前書いてきました
2015年04月26日 09:19撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 9:19
お参りしました。手前の記帳簿に名前書いてきました
ムシカリ(オオカメノキ)
2015年04月26日 09:21撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
4/26 9:21
ムシカリ(オオカメノキ)
観音堂から20mほど奥に三角点がありました
2015年04月26日 09:21撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
4/26 9:21
観音堂から20mほど奥に三角点がありました
瑠璃池と書かれた看板に従って少し降りてみました
2015年04月26日 09:28撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 9:28
瑠璃池と書かれた看板に従って少し降りてみました
イワウチワが有りました
2015年04月26日 09:30撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
4/26 9:30
イワウチワが有りました
観音堂に戻って下山です。。ただ、標識も無く一寸分かり難い。実はお堂の横を抜けて真裏に下山口があるんです
2015年04月26日 09:37撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 9:37
観音堂に戻って下山です。。ただ、標識も無く一寸分かり難い。実はお堂の横を抜けて真裏に下山口があるんです
観音堂の裏に回ると赤いテープが二つ。。この間に薄いですが踏み跡がありました
2015年04月26日 09:38撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 9:38
観音堂の裏に回ると赤いテープが二つ。。この間に薄いですが踏み跡がありました
イワウチワは山頂付近でしか見られませんでした
2015年04月26日 09:42撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
4/26 9:42
イワウチワは山頂付近でしか見られませんでした
北面の菅並への登山道もブナが綺麗です
2015年04月26日 09:45撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
4/26 9:45
北面の菅並への登山道もブナが綺麗です
樹林が邪魔をして目の前に有る横山岳(右)もすっきりとは見えません。むしろその左手奥に雪が残る山が見え、気になりました(上谷山でした)
2015年04月26日 09:50撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 9:50
樹林が邪魔をして目の前に有る横山岳(右)もすっきりとは見えません。むしろその左手奥に雪が残る山が見え、気になりました(上谷山でした)
樹林の隙間から横山岳の山頂が見えました
2015年04月26日 09:58撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 9:58
樹林の隙間から横山岳の山頂が見えました
濃い色のスミレ
2015年04月26日 10:20撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
4/26 10:20
濃い色のスミレ
菅並の集落へ下りました
2015年04月26日 10:21撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 10:21
菅並の集落へ下りました
集落中、お花畑でした。。芝桜や水仙が綺麗です
2015年04月26日 10:24撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
4/26 10:24
集落中、お花畑でした。。芝桜や水仙が綺麗です
自転車をデポした六所神社へ到着しました
2015年04月26日 10:29撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 10:29
自転車をデポした六所神社へ到着しました
ここにはトイレがあります。駐車場という場所は有りませんが、数台なら停めておけそうでした。さて、自転車で3km先の上丹生まで戻ります
2015年04月26日 10:33撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
4/26 10:33
ここにはトイレがあります。駐車場という場所は有りませんが、数台なら停めておけそうでした。さて、自転車で3km先の上丹生まで戻ります
途中、「胡桃谷の名水」が有りました。山の中をくぐって来た水が美味しそうでしたが、車で来た先客が沢山汲んでらっしゃるのであきらめました
2015年04月26日 10:40撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 10:40
途中、「胡桃谷の名水」が有りました。山の中をくぐって来た水が美味しそうでしたが、車で来た先客が沢山汲んでらっしゃるのであきらめました
ヤマブキ
2015年04月26日 10:41撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
4/26 10:41
ヤマブキ
駐車場所へ戻ってきたら、結構車が増えてました
2015年04月26日 10:48撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
4/26 10:48
駐車場所へ戻ってきたら、結構車が増えてました
二つ目の賤ヶ岳へ移動します。道路脇のタンポポ群落から眺めた七七頭ヶ岳
2015年04月26日 10:58撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
2
4/26 10:58
二つ目の賤ヶ岳へ移動します。道路脇のタンポポ群落から眺めた七七頭ヶ岳
余呉湖南岸の国民宿舎前に。。広い駐車場が封鎖されていて国民宿舎はつぶれたみたい。北の登山口にとにかく再び自転車で移動します
2015年04月26日 11:17撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 11:17
余呉湖南岸の国民宿舎前に。。広い駐車場が封鎖されていて国民宿舎はつぶれたみたい。北の登山口にとにかく再び自転車で移動します
菜の花畑かと思ったらちょっと違うみたい
2015年04月26日 11:21撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 11:21
菜の花畑かと思ったらちょっと違うみたい
湖岸沿いの道の八重桜が満開
2015年04月26日 11:29撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 11:29
湖岸沿いの道の八重桜が満開
ラショウモンカズラ
2015年04月26日 11:30撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
2
4/26 11:30
ラショウモンカズラ
黄色い花
2015年04月26日 11:30撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
4/26 11:30
黄色い花
途中、岩崎山への登山口もある
2015年04月26日 11:31撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 11:31
途中、岩崎山への登山口もある
観光館の近くの江土登山口から賤ヶ岳まで縦走します
2015年04月26日 11:35撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 11:35
観光館の近くの江土登山口から賤ヶ岳まで縦走します
この道は、賤ヶ岳を経由して山本山までの遊歩道
2015年04月26日 11:50撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 11:50
この道は、賤ヶ岳を経由して山本山までの遊歩道
賤ヶ岳の戦いの跡があちこちに
2015年04月26日 11:43撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 11:43
賤ヶ岳の戦いの跡があちこちに
綺麗な花。。ヤマザクラかな
2015年04月26日 11:44撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
2
4/26 11:44
綺麗な花。。ヤマザクラかな
尾根筋の道は明るく、なだらかに続く
2015年04月26日 11:51撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 11:51
尾根筋の道は明るく、なだらかに続く
大岩山の山頂に、ここで戦死した中川清秀の墓所が。。
2015年04月26日 12:04撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 12:04
大岩山の山頂に、ここで戦死した中川清秀の墓所が。。
余呉湖が樹林の隙間から時々見える
2015年04月26日 12:21撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 12:21
余呉湖が樹林の隙間から時々見える
新緑の中を気持ちよく歩けます
2015年04月26日 12:43撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
4/26 12:43
新緑の中を気持ちよく歩けます
こちらにもイカリソウ
2015年04月26日 12:47撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 12:47
こちらにもイカリソウ
懐かしい賤ヶ岳山頂
2015年04月26日 12:51撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
4/26 12:51
懐かしい賤ヶ岳山頂
南側の展望。。右側に琵琶湖、山本山への稜線が伸びる。春霞のせいで伊吹山もぼんやり
2015年04月26日 12:52撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 12:52
南側の展望。。右側に琵琶湖、山本山への稜線が伸びる。春霞のせいで伊吹山もぼんやり
北側の展望。。余呉湖が目の下に
2015年04月26日 12:53撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 12:53
北側の展望。。余呉湖が目の下に
余呉湖を挟んで朝登った七七頭ヶ岳が見える
2015年04月26日 12:53撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 12:53
余呉湖を挟んで朝登った七七頭ヶ岳が見える
スミレの一種
2015年04月26日 13:06撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 13:06
スミレの一種
琵琶湖。竹生島がみえる。残念ながら比良方面はよくわからん
2015年04月26日 13:09撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 13:09
琵琶湖。竹生島がみえる。残念ながら比良方面はよくわからん
広場では古戦場マップの前で解説もあるようです
2015年04月26日 13:12撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 13:12
広場では古戦場マップの前で解説もあるようです
ぼんやりしているが伊吹山。。手前の山が小谷城があった小谷山
2015年04月26日 13:16撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 13:16
ぼんやりしているが伊吹山。。手前の山が小谷城があった小谷山
飯浦越え切通しを右側に余呉湖へ下ります
2015年04月26日 13:28撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 13:28
飯浦越え切通しを右側に余呉湖へ下ります
駐車した場所へ下山してきました
2015年04月26日 13:42撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/26 13:42
駐車した場所へ下山してきました
余呉湖畔から賤ヶ岳(中央のピーク)
2015年04月26日 13:53撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
4/26 13:53
余呉湖畔から賤ヶ岳(中央のピーク)

感想

最近、滋賀県付いていたが、今回の山行も滋賀県最北部の七七頭ヶ岳。関西百名山未踏の山の一つ。
前に見たヤマレコで七七頭ヶ岳はこの時期イカリソウが見頃と書かれていたのを見て、行くなら是非この時期にと思っていた。ただ、この山は標高も低く、歩行距離・時間が短いので、近くの賤ヶ岳とのダブルヘッダーにすることにした。
早起きをして150kmのドライブの末、8時前に七七頭ヶ岳の登山口に到着。3km余り離れた別の登山口に降りるために久しぶりに自転車を併用することに。下山の菅並の六所神社に自転車をデポして上丹生の登山口から登山開始。駐車場所近くでイチリンソウやシャガ、クサイチゴなどの花を楽しみながら登山道に入ると、10分も経たないところから有るわあるわ、イチリンソウの群落。少し、時期が過ぎ加減かなって感じではあるが、あの特徴的な姿、、写真を撮ってたらきりがない。。それに何度もよ~く見てみると、結構気味悪い感じになるから不思議であった。
もう少し登ると白いタムシバやヤマザクラ、ミツバツツジなどこの季節は花が一杯。おまけに新緑の緑が青空にマッチしてとても目に眩しい。。このところ天気のめぐりあわせが悪くて山も回数が減っていたところだったので余計にそう感じるのか、久しぶりの清浄な空気を目いっぱい吸い込みながら歩いていたら、あっという間に山頂の観音堂に到着してしまった。
近くの三等三角点に立ち寄り、瑠璃池というのを見に少し下ったら、イワウチワも見っけ!!思わず楽しくなってしまう。
とは言え、展望も何もない山頂なので長居もできず、記念撮影したら菅並へ下山、、と思ったのだが、こ゚の下山路が意外と分かり難い。特に標識も無かったと思うが、観音堂の丁度裏側に赤いテープの巻かれたところがあり、そこからやや薄い踏み跡を下ることに。。どう見ても登って来た上丹生側の方が表参道のようだ。
この山も山頂付近は、シャクナゲの木が多いので、あと数週間したら綺麗な花園になるのではと想像しながら下山した。登りも急だったが、下りもかなりの急坂で、どちらから登ってもかなりしんどい思いをするのは必至のようだ。ただ、この山、ブナをはじめとした自然林が本当に美しいのだが、残念ながら展望は殆ど無い。目の前に横山岳が聳えてはいるのだが、樹木の間から、なんとなくは眺める程度である。むしろその北側に少し雪の残る姿の良い山が見えたのが印象的だった。
一時間足らずで菅並の集落に降り立ち、デポした自転車で駐車場所まで戻ってもまだ11時前だった。
と言うことで、予定通り、2山目の賤ヶ岳へ移動。この山も関西百名山であるが、3年半前にやはり金糞岳とのダブルヘッダーで登ったことがある。前回は賤ヶ岳に一番近い余呉湖荘国民宿舎からピストンしただけだったので、今回は自転車を活用して北の余呉湖観光館から縦走することにして国民宿舎まで車を走らせたら、何と国民宿舎余呉湖荘は既に廃業したようで、広い駐車場は封鎖され、寂しい空気が漂っていた。
再び折り畳み自転車を引き出し、余呉湖観光館裏手の江土登山口へ移動。標識に従って登山道へ。この登山道は標識に依れば賤ヶ岳を経て琵琶湖畔の山本山まで続く遊歩道とのこと。最初に少し登るが、あとは尾根筋をのんびりと散歩気分。途中、大岩山の中川清秀の墓所や賤ヶ岳の戦い当時の砦跡(と言っても何も分からないが..)など歴史の匂いを感じながら歩く。ただ、こちらも背の高い樹林帯の中を歩くため、ヤッパリ展望がなく、余呉湖に沿いながら歩いているのに湖面すら時々樹林の間からチラッと除く程度なのがやや残念だ。
この道でもイカリソウを何度か見かけたし、桜の一種やツバキなどの花は楽しめる。
そして賤ヶ岳への最後の登りをフーフー言いながらたどり着いた山頂は、南側の琵琶湖側、北側の余呉湖側ともに素晴らしい展望が開け、今回も感動した。生憎の春霞で伊吹山もボンヤリとし、霊仙山や比良の山並は殆ど見ることができなかったが、琵琶湖に浮かぶ竹生島を眺めながらの遅まきながらのカップ麺はなかなかに旨かった。
北側の余呉湖の眺めも美しい。余呉湖を挟んで北側にまだ雪の残る上谷山(1196m)と横山岳(1131m)が望め、前者の手前に先ほどまで登っていた七七頭ヶ岳(693m)が遠慮がちに見える。登ってみても、こうして眺めてみても、どうして七七頭ヶ岳が関西百名山に選ばれたのか正直良く分からなかった。とまれ、イカリソウを目的にするならば、私の経験の中でも秀逸の山であったことは間違いない。
とにかく、これで関西百名山は89座目、ついに関西中部、北部の山は全て登り終え、後は、和歌山、奈良、三重のそのまた南部の山々、11座を残すだけになった。
何時になったら完踏になるか、今年中に幾つまで行けるか、まだまだ分からないが、ゆっくりと楽しみながらこれからも歩いていくことにしよう。

 今回の歩行距離: (七七頭ヶ岳)4.7km (自転車3.2km)
          (賤ヶ岳)  5.7km (自転車3.1km)
    合計   10.4km 2015年の累積距離: 142.9km(12回目)
 今回の累積標高:1,023m 2015年の累積標高:10,798m

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:863人

コメント

またまた滋賀へようおこし
ごきげんよう

ななつはね、しょ〜じき苦手ですね。
3年前の5月下旬に登ってますが
空間の登山道が狭く(密林化)
いらいらさせられました。
”もうこんなとこ来ない”
”万が一来ても冬枯れの時だけね”
てゆってました。
けどイカリソウは魅力的なので
それだけ撮ったらおりてこようかしら
私らも関西百には疑問もっとりますよ。
ここらあたりは
ヒルはいないはずですが
熊の名産地 なので
また来られる時は
お気をつけあそばせ
(帰り、車けっこぉ止まってましたね
2015/4/28 14:19
滋賀の山は花が一杯で好きです
chamegon さん
こんばんは、またコメント有難うございます

七七頭ヶ岳、クマの名産地でしたか。。一応、鈴着けて歩いたのが良かったです。
この時期、どこへ行っても花が一杯で一番好きです
ゴールデンウィークにはやっぱり花の多い比良辺りに行ってみたいと思っています。
さっき拝見しましたが、chamegonさん達もお近くの貝月山ってところ(ごめんなさい初めて聞く名前の山でした)を歩いてらしたんですね。花が多くて、それでいて残雪も有り、楽しそう。。いつか行ってみたいと思います

とにかく、明日からゴールデンウィークですね。何回、山に行けるかなと今から楽しみです。
2015/4/28 23:26
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 近畿 [日帰り]
余呉湖周回コース
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら