イカリソウ一杯、新緑の七七頭ヶ岳&賤ヶ岳
- GPS
- 04:59
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 887m
- 下り
- 862m
コースタイム
- 山行
- 4:48
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 5:45
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
上丹生登山口に駐車(数台可)して登山 菅並登山口(下山)六所神社に事前に自転車デポ 賤ヶ岳 余呉湖南岸旧国民宿舎余呉湖荘前に駐車、 自転車で北岸側へ移動して江土登山口から登山 |
コース状況/ 危険箇所等 |
七七頭ヶ岳は、江土側からの道の方がやや細く、踏み跡も薄いようだ どちらからも急登下降になる 賤ヶ岳の縦走路は、遊歩道として整備されていて明瞭で歩き易い |
写真
感想
最近、滋賀県付いていたが、今回の山行も滋賀県最北部の七七頭ヶ岳。関西百名山未踏の山の一つ。
前に見たヤマレコで七七頭ヶ岳はこの時期イカリソウが見頃と書かれていたのを見て、行くなら是非この時期にと思っていた。ただ、この山は標高も低く、歩行距離・時間が短いので、近くの賤ヶ岳とのダブルヘッダーにすることにした。
早起きをして150kmのドライブの末、8時前に七七頭ヶ岳の登山口に到着。3km余り離れた別の登山口に降りるために久しぶりに自転車を併用することに。下山の菅並の六所神社に自転車をデポして上丹生の登山口から登山開始。駐車場所近くでイチリンソウやシャガ、クサイチゴなどの花を楽しみながら登山道に入ると、10分も経たないところから有るわあるわ、イチリンソウの群落。少し、時期が過ぎ加減かなって感じではあるが、あの特徴的な姿、、写真を撮ってたらきりがない。。それに何度もよ~く見てみると、結構気味悪い感じになるから不思議であった。
もう少し登ると白いタムシバやヤマザクラ、ミツバツツジなどこの季節は花が一杯。おまけに新緑の緑が青空にマッチしてとても目に眩しい。。このところ天気のめぐりあわせが悪くて山も回数が減っていたところだったので余計にそう感じるのか、久しぶりの清浄な空気を目いっぱい吸い込みながら歩いていたら、あっという間に山頂の観音堂に到着してしまった。
近くの三等三角点に立ち寄り、瑠璃池というのを見に少し下ったら、イワウチワも見っけ!!思わず楽しくなってしまう。
とは言え、展望も何もない山頂なので長居もできず、記念撮影したら菅並へ下山、、と思ったのだが、こ゚の下山路が意外と分かり難い。特に標識も無かったと思うが、観音堂の丁度裏側に赤いテープの巻かれたところがあり、そこからやや薄い踏み跡を下ることに。。どう見ても登って来た上丹生側の方が表参道のようだ。
この山も山頂付近は、シャクナゲの木が多いので、あと数週間したら綺麗な花園になるのではと想像しながら下山した。登りも急だったが、下りもかなりの急坂で、どちらから登ってもかなりしんどい思いをするのは必至のようだ。ただ、この山、ブナをはじめとした自然林が本当に美しいのだが、残念ながら展望は殆ど無い。目の前に横山岳が聳えてはいるのだが、樹木の間から、なんとなくは眺める程度である。むしろその北側に少し雪の残る姿の良い山が見えたのが印象的だった。
一時間足らずで菅並の集落に降り立ち、デポした自転車で駐車場所まで戻ってもまだ11時前だった。
と言うことで、予定通り、2山目の賤ヶ岳へ移動。この山も関西百名山であるが、3年半前にやはり金糞岳とのダブルヘッダーで登ったことがある。前回は賤ヶ岳に一番近い余呉湖荘国民宿舎からピストンしただけだったので、今回は自転車を活用して北の余呉湖観光館から縦走することにして国民宿舎まで車を走らせたら、何と国民宿舎余呉湖荘は既に廃業したようで、広い駐車場は封鎖され、寂しい空気が漂っていた。
再び折り畳み自転車を引き出し、余呉湖観光館裏手の江土登山口へ移動。標識に従って登山道へ。この登山道は標識に依れば賤ヶ岳を経て琵琶湖畔の山本山まで続く遊歩道とのこと。最初に少し登るが、あとは尾根筋をのんびりと散歩気分。途中、大岩山の中川清秀の墓所や賤ヶ岳の戦い当時の砦跡(と言っても何も分からないが..)など歴史の匂いを感じながら歩く。ただ、こちらも背の高い樹林帯の中を歩くため、ヤッパリ展望がなく、余呉湖に沿いながら歩いているのに湖面すら時々樹林の間からチラッと除く程度なのがやや残念だ。
この道でもイカリソウを何度か見かけたし、桜の一種やツバキなどの花は楽しめる。
そして賤ヶ岳への最後の登りをフーフー言いながらたどり着いた山頂は、南側の琵琶湖側、北側の余呉湖側ともに素晴らしい展望が開け、今回も感動した。生憎の春霞で伊吹山もボンヤリとし、霊仙山や比良の山並は殆ど見ることができなかったが、琵琶湖に浮かぶ竹生島を眺めながらの遅まきながらのカップ麺はなかなかに旨かった。
北側の余呉湖の眺めも美しい。余呉湖を挟んで北側にまだ雪の残る上谷山(1196m)と横山岳(1131m)が望め、前者の手前に先ほどまで登っていた七七頭ヶ岳(693m)が遠慮がちに見える。登ってみても、こうして眺めてみても、どうして七七頭ヶ岳が関西百名山に選ばれたのか正直良く分からなかった。とまれ、イカリソウを目的にするならば、私の経験の中でも秀逸の山であったことは間違いない。
とにかく、これで関西百名山は89座目、ついに関西中部、北部の山は全て登り終え、後は、和歌山、奈良、三重のそのまた南部の山々、11座を残すだけになった。
何時になったら完踏になるか、今年中に幾つまで行けるか、まだまだ分からないが、ゆっくりと楽しみながらこれからも歩いていくことにしよう。
今回の歩行距離: (七七頭ヶ岳)4.7km (自転車3.2km)
(賤ヶ岳) 5.7km (自転車3.1km)
合計 10.4km 2015年の累積距離: 142.9km(12回目)
今回の累積標高:1,023m 2015年の累積標高:10,798m
ごきげんよう
ななつはね、しょ〜じき苦手ですね。
3年前の5月下旬に登ってますが
空間の登山道が狭く(密林化)
いらいらさせられました。
”もうこんなとこ来ない”
”万が一来ても冬枯れの時だけね”
てゆってました。
けどイカリソウは魅力的なので
それだけ撮ったらおりてこようかしら
私らも関西百には疑問もっとりますよ。
ここらあたりは
ヒルはいないはずですが
熊の名産地 なので
また来られる時は
お気をつけあそばせ
(帰り、車けっこぉ止まってましたね )
chamegon さん
こんばんは、またコメント有難うございます
七七頭ヶ岳、クマの名産地でしたか。。一応、鈴着けて歩いたのが良かったです。
この時期、どこへ行っても花が一杯で一番好きです
ゴールデンウィークにはやっぱり花の多い比良辺りに行ってみたいと思っています。
さっき拝見しましたが、chamegonさん達もお近くの貝月山ってところ(ごめんなさい初めて聞く名前の山でした)を歩いてらしたんですね。花が多くて、それでいて残雪も有り、楽しそう。。いつか行ってみたいと思います
とにかく、明日からゴールデンウィークですね。何回、山に行けるかなと今から楽しみです。
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