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Yamareco

記録ID: 6243451
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

石尾根〜鷹ノ巣山〜榧の木尾根

2023年12月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
06:50
距離
20.4km
登り
1,672m
下り
1,478m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:03
休憩
0:46
合計
6:49
8:38
3
8:41
8:41
32
9:42
9:42
26
10:08
10:08
15
10:23
10:23
31
10:54
10:55
4
10:59
11:28
3
11:31
11:31
59
12:52
13:01
27
13:28
13:29
14
13:43
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15
13:58
13:58
11
14:09
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12
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39
15:01
15:03
6
15:09
15:09
11
15:20
15:20
7
15:27
奥多摩湖バス停
LAPLAND
天候 快晴のち晴れ(山頂部は曇りで風花も)
過去天気図(気象庁) 2023年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:奥多摩駅
復路:奥多摩湖バス停(最寄りは倉戸口)
コース状況/
危険箇所等
・登り始めの稲荷神社近くの桟道が崩壊寸前でした。何とかしてほしい。
・この時期、榧の木尾根は落ち葉の堆積で道が分かりにくく、滑りやすい区間もあります。
その他周辺情報 もえぎの湯は春まで休館中。河辺の梅の湯は受付が自販機になり、1月に続いてまた値上げしていました(土休日1100円)。
左の「日原街道」の標識裏の道を右へ入るのが最短ルート
2023年12月02日 08:42撮影 by  DSC-HX99, SONY
12/2 8:42
左の「日原街道」の標識裏の道を右へ入るのが最短ルート
名残の紅葉。この橋を渡る
2023年12月02日 08:49撮影 by  DSC-HX99, SONY
1
12/2 8:49
名残の紅葉。この橋を渡る
羽黒三田神社。体が温まって防寒着を脱いだ
2023年12月02日 08:55撮影 by  DSC-HX99, SONY
12/2 8:55
羽黒三田神社。体が温まって防寒着を脱いだ
この林道を右に分けたら
2023年12月02日 09:13撮影 by  DSC-HX99, SONY
12/2 9:13
この林道を右に分けたら
間もなく登山口
2023年12月02日 09:14撮影 by  DSC-HX99, SONY
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12/2 9:14
間もなく登山口
稲荷神社近くの崩壊寸前の桟道。前を行く男性が慎重に道へ降りようとするところ
2023年12月02日 09:23撮影 by  DSC-HX99, SONY
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12/2 9:23
稲荷神社近くの崩壊寸前の桟道。前を行く男性が慎重に道へ降りようとするところ
この植林帯は道が分かりにくい。右寄りの涸れ沢状のえぐれが登山道
2023年12月02日 10:04撮影 by  DSC-HX99, SONY
12/2 10:04
この植林帯は道が分かりにくい。右寄りの涸れ沢状のえぐれが登山道
今季初の霜柱とのご対面
2023年12月02日 10:10撮影 by  DSC-HX99, SONY
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12/2 10:10
今季初の霜柱とのご対面
三ノ木戸分岐到着、定時。計画より13分遅れの出発を取り戻した
2023年12月02日 10:24撮影 by  DSC-HX99, SONY
12/2 10:24
三ノ木戸分岐到着、定時。計画より13分遅れの出発を取り戻した
唯一の難所と言える急な防火帯尾根で振り返ると大岳山
2023年12月02日 10:36撮影 by  DSC-HX99, SONY
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12/2 10:36
唯一の難所と言える急な防火帯尾根で振り返ると大岳山
気持ち良い道に見えますが、結構急坂です
2023年12月02日 10:36撮影 by  DSC-HX99, SONY
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12/2 10:36
気持ち良い道に見えますが、結構急坂です
六ツ石山着。入れ替わりながら常に3,4人が休憩中という感じ。当方はここでお昼
2023年12月02日 10:59撮影 by  DSC-HX99, SONY
12/2 10:59
六ツ石山着。入れ替わりながら常に3,4人が休憩中という感じ。当方はここでお昼
六ツ石山から雪雲に煙る南アルプス方面
2023年12月02日 11:00撮影 by  DSC-HX99, SONY
12/2 11:00
六ツ石山から雪雲に煙る南アルプス方面
富士山は樹間からしか拝めない。だいぶ雲が増えた
2023年12月02日 11:00撮影 by  DSC-HX99, SONY
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12/2 11:00
富士山は樹間からしか拝めない。だいぶ雲が増えた
行く手の鷹ノ巣山
2023年12月02日 11:28撮影 by  DSC-HX99, SONY
12/2 11:28
行く手の鷹ノ巣山
巻き道縦走路をふさぐ巨木
2023年12月02日 12:06撮影 by  DSC-HX99, SONY
12/2 12:06
巻き道縦走路をふさぐ巨木
尾根筋の道への連絡点
2023年12月02日 12:34撮影 by  DSC-HX99, SONY
12/2 12:34
尾根筋の道への連絡点
鷹ノ巣山頂を視認。霜の跡が少しぬかるみ、滑る
2023年12月02日 12:39撮影 by  DSC-HX99, SONY
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12/2 12:39
鷹ノ巣山頂を視認。霜の跡が少しぬかるみ、滑る
10人ほどが休む鷹ノ巣山頂。すっかり曇って風花が舞ってきた
2023年12月02日 12:53撮影 by  DSC-HX99, SONY
12/2 12:53
10人ほどが休む鷹ノ巣山頂。すっかり曇って風花が舞ってきた
西の平らな山並みは大菩薩嶺とのこと
2023年12月02日 12:54撮影 by  DSC-HX99, SONY
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12/2 12:54
西の平らな山並みは大菩薩嶺とのこと
御前山と大岳山
2023年12月02日 12:54撮影 by  DSC-HX99, SONY
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12/2 12:54
御前山と大岳山
南には丹沢山塊。左端が大山、中央の一番高いのが蛭ヶ岳
2023年12月02日 12:54撮影 by  DSC-HX99, SONY
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12/2 12:54
南には丹沢山塊。左端が大山、中央の一番高いのが蛭ヶ岳
一番東寄りに連なるのは大岳山から御岳山
2023年12月02日 13:02撮影 by  DSC-HX99, SONY
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12/2 13:02
一番東寄りに連なるのは大岳山から御岳山
巻き道縦走路の榧の木尾根分岐を右へ
2023年12月02日 13:17撮影 by  DSC-HX99, SONY
12/2 13:17
巻き道縦走路の榧の木尾根分岐を右へ
50m登り返して榧の木山(振り返って)。道は山頂をわずか西に巻く
2023年12月02日 13:46撮影 by  DSC-HX99, SONY
12/2 13:46
50m登り返して榧の木山(振り返って)。道は山頂をわずか西に巻く
道が分かりにくくなって指導標の裏に出た。道は左へ曲がる
2023年12月02日 13:47撮影 by  DSC-HX99, SONY
12/2 13:47
道が分かりにくくなって指導標の裏に出た。道は左へ曲がる
曲がると落ち葉のじゅうたん道
2023年12月02日 13:47撮影 by  DSC-HX99, SONY
12/2 13:47
曲がると落ち葉のじゅうたん道
こんな感じ。ふわふわだけど足元が見えないし、坂だと滑る
2023年12月02日 13:49撮影 by  DSC-HX99, SONY
12/2 13:49
こんな感じ。ふわふわだけど足元が見えないし、坂だと滑る
名物のガイドロープ1号出現。2号、3号は倉戸山の下
2023年12月02日 14:00撮影 by  DSC-HX99, SONY
12/2 14:00
名物のガイドロープ1号出現。2号、3号は倉戸山の下
広場のような倉戸山頂
2023年12月02日 14:21撮影 by  DSC-HX99, SONY
12/2 14:21
広場のような倉戸山頂
名残の紅葉と奥多摩湖
2023年12月02日 14:29撮影 by  DSC-HX99, SONY
12/2 14:29
名残の紅葉と奥多摩湖
ようやく人里に戻って熱海の温泉神社
2023年12月02日 15:00撮影 by  DSC-HX99, SONY
12/2 15:00
ようやく人里に戻って熱海の温泉神社
バス便の都合でダム施設わきの奥多摩湖バス停まで歩く
2023年12月02日 15:01撮影 by  DSC-HX99, SONY
1
12/2 15:01
バス便の都合でダム施設わきの奥多摩湖バス停まで歩く

装備

個人装備
ヘッドランプ 予備電池 ガイド地図 コンパス 筆記具 保険証 飲料 ティッシュ バンドエイド タオル 携帯電話 計画書 雨具 防寒着 ストック 水筒 時計 非常食 緊急保温シート 着替え ツェルト ファーストエイドキット 医薬品 カメラ GPS

感想

 快晴予報で気持ちよく家を出たら、青梅線が夜間工事の遅れで始発が6時半まで走れないとの情報。日本の鉄道会社としてはあり得ない失態だ。当方の乗った8時12分奥多摩駅着の電車も10分以上遅れて到着した。
 トイレへ寄って山行計画書を提出、さあ出発と思ったらテレビ局の取材につかまった。遅れついでに3分ほど応じて歩きだす。氷川大橋を渡って二つ目の細道を右折、森林事務所の先を右に曲がると突き当りの階段でダム建設鉄道跡に至る。カーブの先で道路にリュックを置いて荷物を整理している男性がいた。この人とは後で何度も行き会うことになる。
 名残の紅葉を横目に小橋を渡り、羽黒三田神社へ。体が温まったのでダウンを脱いでいると、先ほどの男性が「あったかいですね」と言って先行して行った。確かに冷え込みはそれほどでもない。代わりにレインウェアを羽織って歩き出したが、すぐに汗ばんできて吸汗発熱素材のジップアップシャツ1枚になった。
 いったん車道に戻り、男性の背を追いながら石尾根登山道に入る。去年の6月に恐る恐る通った腐りかけの桟道がさらに風化していた。慎重に渡った男性は「あんまり人が通らないから直さないのかな」との見立てだったが、それなりに利用のあるルートでも災害の増加で手が回らないのかもしれない。
 植林帯を抜けて尾根に乗ってから、いったん先行していた件の男性を追い抜く。大きな荷物で、聞けば七ツ石小屋に泊まって明日は三峰に抜け、秩父夜祭を見る計画とのこと。
 歩きやすい石尾根らしい道を快調に進んで別の登山者の背が見えたのが、標高1100m付近の植林帯で、一瞬、道がどこだか分からなくなる。向かって右手に溝状の登山道があるのだが、歩きにくいので植林の中に縦横に踏み跡が広がっている。先行者の鈴の音を参考に歩きやすいルートを選んで植林を抜け、林道を横切った。十二天山の近くに当たる。
 ほどなく明るい防火帯の尾根になり、出発の遅れを取り戻して三ノ木戸分岐着。しばらく緩やかな尾根でひと息つけるが、標高1200mを過ぎた辺りで作業道を左に分けると、尾根の勾配がぐんと増す。東南斜面なので夏場は大変だが、今日は何とか耐えられる。振り向くと御前山や大岳山がどんと聳えている。
 坂が緩めば六ツ石山は近い。分岐を左折して頂上に向かうと先客は2人だけだった。雲が増えてきたが、まだ日差しはある。湯を沸かしていると、三々五々と登山者が登って来た。同じくコッヘルを使う人もいれば、一休みして先にたつ人もいる。こちらはカップ麺とお握り、コンビーフの定番ランチを済ませて早々に出発した。
 分岐から尾根の北側を巻いて将門馬場への登りにかかると、今朝ほどの男性が休んでいた。六ツ石山には寄らなかったそうで、「前回はトレランで通ったので石尾根が記憶より長く感じる」と打ち明けた。「鷹ノ巣山も巻く気十分です」と笑う男性に、「お互いマイペースで、気を付けていきましょう」と答えて先行した。
 こちらは鷹ノ巣山が目標だが途中は楽をするべく、将門馬場の先の分岐で尾根通しの道を避けて巻き道縦走路を選択。分岐付近は落ち葉で埋まっていて少々不安を感じたが、歩くのに問題はなかった。巨大な倒木もなんとか潜り抜けて水根方面分岐に至ると、標高1450m付近をトラバースしていた巻き道が上り坂に変わる。150mほど登って榧の木尾根分岐に着いた。
 ここまで来ればあと一息だ。3分ほどで連絡路から尾根通しの道に入り、最後の登りに挑む。あいにく頭上はすっかり曇って、ハラリハラリと白い物が舞うのが見えた。風花で、今日は図らずも今シーズンの初霜と初雪を経験することになった。
 霜が溶けて滑りやすい所を避けて歩きながら、南に開けた風景を眺めつつ登る。日差しはないが、視界は悪くない。下山者に挨拶しながら無事、予定より早く鷹ノ巣山頂に到着できた。
 奥多摩のみならず遠く丹沢や大菩薩嶺の山並みまで一望できる景色を写真に収めて一休み。風はないものの、日が陰るとさすがに1700mの高地は寒い。10分ほどで山頂を辞し、スタコラと下っていくと、登ってくる件の男性とまたも遭遇した。鷹ノ巣山は登ることにしたのかと問うと、「あれ、巻いたつもりだったんですが、まだこれから?」。「あと標高差90mで山頂です」と励ましてお別れした。
 さて、榧の木尾根はところどころ分かりにくい所があるという記憶に基づき、注意しながら進む。少し下って、まずは榧の木山への登り返し。落ち葉のせいもあってはっきりした踏み跡は分からない。要は尾根通しだから間違えることはないが、榧の木山の先は丸尾根が増えて尾根そのものが見分けにくい。
 幸い指導標の整備が進み、テープなどの道しるべも豊富で迷うことはなかった。標高1300m付近からは、独特のガイドロープも登場。ロープに沿って歩けば迷わないという優れモノだが、あいにく落ち葉が深くて下の足場の具合が分からず、勾配がある所では少々緊張した。
 広場のような山頂の倉戸山で一休み。だいぶ下りた気になるが、湖畔までまだ600mほど下らなくてはならない。二番目、三番目のガイドロープを経て、道は尾根からいったん東側の斜面に下りる。尾根に戻るとほどなく水道施設の建物が見え、午後3時に集落末端の温泉神社に到着した。
 さて、飛ばしてきたつもりだが、わずかの差で倉戸口バス停3時7分のバスには間に合いそうもない。次のバスは4時過ぎなので、奥多摩湖バス停まで歩いて始発のバスに乗ろうと決めた。実際に倉戸口バス停に着いたのが3時9分。「バスが遅れていたら?」という疑問が頭をよぎったものの、空しく待って奥多摩湖始発のバスまで逃したら元も子もない。歩道のない道を歩き始めた3分後、遅れていたバスが横を追い抜いて行った。今日は乗り物についていない……。

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