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Yamareco

記録ID: 6257495
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ハイキング
甲信越

坂城の里山 大峰山 (西尾根を登り、大道山西尾根で戻る)

2023年12月08日(金) [日帰り]
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GPS
05:50
距離
10.6km
登り
1,058m
下り
1,057m

コースタイム

日帰り
山行
5:22
休憩
0:29
合計
5:51
6:51
143
スタート地点
9:14
9:17
30
9:47
9:48
10
9:58
9:58
27
10:25
10:50
112
12:42
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年12月の天気図
アクセス ・坂城IC裏の大峰山登山口から東に100mほど行ったところの高速道陸橋近くに車を停める。
コース状況/
危険箇所等
・大峰山の西尾根:緩やかで歩きやすい登山道。
・大道山の西尾根:整備されていれば、緩やかで歩きやすい登山道になるはずであるが、ここを利用する人は少ないようで、登山道を塞ぐ倒木、登山道に茂った樹木で、荒れている。そんな感じなので、登山道自体もはっきりしない。ただ赤テープが少しあるので、なんとかなる。この尾根で一番難儀するのは、トゲのある樹木が登山道沿いにずっとあることだ。その枝をかき分けて終始進むので、多少の傷やウェア、ザックの傷みは覚悟しなければならない。
・大峰山の西尾根も大道山の西尾根もマツタケ山のようで、「入山禁止」、「入山料60万円」、「昼夜監視中」、「罰金100万円」などの貼り紙が、登山道のいたるところにある。来てしまったものは仕方がない、登山の恰好をしていれば許されるのかわからないが、この山の人に逢わないようにと祈るだけ。
坂城IC裏の陸橋の脇に車を停めて、6:51 登山開始。
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坂城IC裏の陸橋の脇に車を停めて、6:51 登山開始。
右への入口が登山口。北アルプスがうっすらモルゲンロート。
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右への入口が登山口。北アルプスがうっすらモルゲンロート。
6:53 大峰山西尾根の登山口。ここを入って5mほどして、
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6:53 大峰山西尾根の登山口。ここを入って5mほどして、
ここから、この尾根に入る。
ここから、この尾根に入る。
緩やかな登山道が始まる。
緩やかな登山道が始まる。
左手には、大道山とその尾根が見える。
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左手には、大道山とその尾根が見える。
朝陽も上がってきた。
朝陽も上がってきた。
アカマツ林の中の整備された登山道を行く。
アカマツ林の中の整備された登山道を行く。
右手から林の中に陽が入りだすと、
右手から林の中に陽が入りだすと、
7:38 「軍人山」に到着。前に見えるのは大道山の西尾根。
7:38 「軍人山」に到着。前に見えるのは大道山の西尾根。
歩きやすく気持ちの良い登山道であるが、
歩きやすく気持ちの良い登山道であるが、
たまにこんな標識がある。でもね、ここまで来てしまっているし・・・
たまにこんな標識がある。でもね、ここまで来てしまっているし・・・
しばらくして、8:01 「赤じらす」の標識。ところで「赤じらす」って何?
しばらくして、8:01 「赤じらす」の標識。ところで「赤じらす」って何?
ところで木々の間から、真っ白になった北アルプスが見えるのだけど、残念ながら展望の開けたところに出ない。
ところで木々の間から、真っ白になった北アルプスが見えるのだけど、残念ながら展望の開けたところに出ない。
朝陽が入ってきたアカマツ林、いい感じでしょ。
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朝陽が入ってきたアカマツ林、いい感じでしょ。
そのうちに雑木林に代わりはじめる。
そのうちに雑木林に代わりはじめる。
登山道がはっきりしないところもあるけれど、尾根から外れなければ問題なし。
登山道がはっきりしないところもあるけれど、尾根から外れなければ問題なし。
8:38 「おおでいら」だって、これまた何?
8:38 「おおでいら」だって、これまた何?
登山道の足元に落ちていた何かのさなぎ。この緑が鮮やかで踏まなくて済んだ。
登山道の足元に落ちていた何かのさなぎ。この緑が鮮やかで踏まなくて済んだ。
右手には太郎山?
右手には太郎山?
もうじき山頂かな?
もうじき山頂かな?
9:14 大峰山にとうちゃこ。予定より1時間ほど早く着いちゃった。
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9:14 大峰山にとうちゃこ。予定より1時間ほど早く着いちゃった。
山頂は南側から西側が開けていて、これは南方面。右奥にうっすら見えるのは八ヶ岳のようだ。
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山頂は南側から西側が開けていて、これは南方面。右奥にうっすら見えるのは八ヶ岳のようだ。
これは南南西方面、八ヶ岳から霧ヶ峰方面。
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これは南南西方面、八ヶ岳から霧ヶ峰方面。
これは南西方面。平らなところが霧ヶ峰から美ヶ原方面。
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これは南西方面。平らなところが霧ヶ峰から美ヶ原方面。
そして西方面。槍穂高辺り。鹿島槍辺りも撮りたいのだが、木々が邪魔をする。
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そして西方面。槍穂高辺り。鹿島槍辺りも撮りたいのだが、木々が邪魔をする。
9:17 まだ休む感じではないので、大道山に向けて進もう。
9:17 まだ休む感じではないので、大道山に向けて進もう。
この稜線もなかなかいい感じ。
この稜線もなかなかいい感じ。
前に見えているのは水晶山かな?
前に見えているのは水晶山かな?
振り返ると大峰山。
振り返ると大峰山。
またまた入山禁止の貼り紙。
またまた入山禁止の貼り紙。
9:43 水晶山と柴峠(迂回ルート)の分岐地点。
9:43 水晶山と柴峠(迂回ルート)の分岐地点。
9:47 水晶山にとうちゃこ。展望も何もないので、
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9:47 水晶山にとうちゃこ。展望も何もないので、
柴峠に向かう。
9:52 先ほどの迂回ルートに合流。
9:52 先ほどの迂回ルートに合流。
9:58 芝峠。ここから左へ行けば、林道水晶線に下りられるようだ。
9:58 芝峠。ここから左へ行けば、林道水晶線に下りられるようだ。
すぐに大道山かと思ったが、なかなか着かない・・・
すぐに大道山かと思ったが、なかなか着かない・・・
10:25 やっと大道山にとうちゃこ。ここは展望がよさそうだ。
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10:25 やっと大道山にとうちゃこ。ここは展望がよさそうだ。
地元では堂叡山とも呼ばれているようで、
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地元では堂叡山とも呼ばれているようで、
石碑、石像は、江戸時代から地元の御岳講の信者たちによるものだそうだ。
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石碑、石像は、江戸時代から地元の御岳講の信者たちによるものだそうだ。
ここに来てやっと、北アルプスの五竜岳辺りから、
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ここに来てやっと、北アルプスの五竜岳辺りから、
槍穂高辺りまで撮れました。
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槍穂高辺りまで撮れました。
五竜岳、鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳
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五竜岳、鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳
爺ヶ岳から蓮華岳
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爺ヶ岳から蓮華岳
蓮華岳、燕岳から
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蓮華岳、燕岳から
そして槍穂高。
槍ヶ岳を真ん中に、さらにズーム。
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槍ヶ岳を真ん中に、さらにズーム。
最後に大好きな鹿島槍ヶ岳をズーム。
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最後に大好きな鹿島槍ヶ岳をズーム。
山頂でのんびりエネルギー補給もして、10:50 下山開始。ここから大道山の西尾根を下ります。
山頂でのんびりエネルギー補給もして、10:50 下山開始。ここから大道山の西尾根を下ります。
最初は、こんな感じで歩きやすい。
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最初は、こんな感じで歩きやすい。
林道に出た。10:47 「堂叡山」の標識。
林道に出た。10:47 「堂叡山」の標識。
なんの木でしょうか。ちょっとおもしろい。
なんの木でしょうか。ちょっとおもしろい。
林道を下ったらヤマレコマップから予定ルートから外れたと警告。戻って、10:52 この標識のところから前に下る。荒れていて登山道らしくない・・・
林道を下ったらヤマレコマップから予定ルートから外れたと警告。戻って、10:52 この標識のところから前に下る。荒れていて登山道らしくない・・・
藪を過ぎるとロープでルートが指示されているので、間違いないらしい。
藪を過ぎるとロープでルートが指示されているので、間違いないらしい。
ただこの登山道には難儀した。特に問題ないように見えますが、トゲのある枝がたくさんあり、痛いし、服に引っ掛かる。
ただこの登山道には難儀した。特に問題ないように見えますが、トゲのある枝がたくさんあり、痛いし、服に引っ掛かる。
これがトゲのある枝。何の木でしょうか?
これがトゲのある枝。何の木でしょうか?
登山道は荒れていてルートがはっきりしないが、トゲと闘いながら、11:05 ここまで降りてきた。まだ堂叡山の標識がある。
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登山道は荒れていてルートがはっきりしないが、トゲと闘いながら、11:05 ここまで降りてきた。まだ堂叡山の標識がある。
さらに同じようにルートを探しながら、トゲと闘いながら、11:13 ここまで降りてきた。ここは左へ行っても、右に行っても大丈夫。
さらに同じようにルートを探しながら、トゲと闘いながら、11:13 ここまで降りてきた。ここは左へ行っても、右に行っても大丈夫。
これはキノコでしょうか、初めて見ました。
これはキノコでしょうか、初めて見ました。
ここは良さそうに見えるが、この先には倒木と藪が・・、藪にはもちろん・・・
ここは良さそうに見えるが、この先には倒木と藪が・・、藪にはもちろん・・・
トゲの枝に花? 実の殻? 例のトゲのある木を調べるヒントになるでしょうか?
トゲの枝に花? 実の殻? 例のトゲのある木を調べるヒントになるでしょうか?
トゲ地獄を抜けると、登山道の両側にテープが張り巡らされマツタケ区間に突入、やばいです。この他にも入山料60万とか、昼夜監視しているとか・・・
トゲ地獄を抜けると、登山道の両側にテープが張り巡らされマツタケ区間に突入、やばいです。この他にも入山料60万とか、昼夜監視しているとか・・・
あれは監視小屋かな? 休憩所かな?
あれは監視小屋かな? 休憩所かな?
誰にも逢わないことを祈りながら・・・
誰にも逢わないことを祈りながら・・・
里に近くなってくると、貼り紙もなくなり、
里に近くなってくると、貼り紙もなくなり、
歩きやすくなります。
歩きやすくなります。
12:17 林道に出て振り返ると、この標識。マツタケのシーズンが終わった後でよかったです。
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12:17 林道に出て振り返ると、この標識。マツタケのシーズンが終わった後でよかったです。
後は、この林道を下れば高速沿いの道に出られそうです。のんびり戻りましょう。
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後は、この林道を下れば高速沿いの道に出られそうです。のんびり戻りましょう。
12:27 左の道が大道山西尾根から下りてきたところ。
12:27 左の道が大道山西尾根から下りてきたところ。
12:39 大峰山登山口に戻ってくると、新たな車が停まってた。
12:39 大峰山登山口に戻ってくると、新たな車が停まってた。
12:42 駐車場所に戻ってきました。今日も楽しい山歩きありがとうございました。
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12:42 駐車場所に戻ってきました。今日も楽しい山歩きありがとうございました。
ついでに最近はまっていた荷室天井棚DIYが完成したのでお披露目。後方視界を確保し、目立たないようほぼ同色のフェルトを貼り、LEDライト、温湿度計を追加しています。
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ついでに最近はまっていた荷室天井棚DIYが完成したのでお披露目。後方視界を確保し、目立たないようほぼ同色のフェルトを貼り、LEDライト、温湿度計を追加しています。
リアカーテンも付けました。棚にはブランケット、シェードなどを入れる予定。
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リアカーテンも付けました。棚にはブランケット、シェードなどを入れる予定。

感想

・この山は「信州ふるさと120山」の書籍に掲載されている山である。鏡台山と太郎山をつなぐ尾根上にある山で、この尾根では一番高い山だ(1327m)。ちなみに鏡台山(1269m)は旧更埴市の山として、太郎山(1164m)は上田市の山として、この「信州ふるさと120山」に掲載されている。また千曲川対岸の冠着山(1252m)は旧戸倉町の山として、大林山(1330m)は旧上山田町の山として、この書籍に掲載されていて、この辺りはおもしろい里山が集まっている。
・ところで、今回訪れた一帯は、赤松の林になっていて、マツタケ山として入山禁止の立て札が多かった。よく知りもせず入山してしまったが、ここの山の人に逢って怒られたら、どう言い訳しようかと心配しながら歩いてきた。幸運なことに12月で、マツタケのシーズンから外れていて、誰にも会うことなく行ってこれた。良かった良かった。
・そのマツタケだが、自分はどうも人より鼻が悪いのか、「いい香り〜」という人の言葉が理解できない。いままで口に入れたマツタケ料理は数少ないが、一度もおいしいと思ったことがない。なので、マツタケのおいしさを教えてくれるのであれば、一度ぐらいは高いお金を出しても良いと思っている。ただ今年の信州のマツタケは、100年の中で2番目の不作だとニュースで流れていた。マツタケの採り方は先週の「相葉マナブ」でやっていたので、ちょこっと理解している。

・大道山の西尾根にたくさん生えていたトゲのある木はなんだろうか。花や葉っぱがあれば調べやすいが、落葉した後ではまったくわからない。ただトゲのある樹木は、それほど多くはないし、この辺りの山にある木だとすると、ノイバラ系、イチゴ系かな? あのルートはマツタケ山を通るので、里の人たちもわざと整備しないのかもしれない。トゲのある木は、この山に人が入らないように守っているのかもしれない。

・やっと車の荷室の天井棚が完成した。他に作っておきたいのは、登山後に仮眠する際の日よけだ。2ndシート窓の日よけと、1stシートと2ndシート間の日よけの2種類。これまでなんどかあると具合がいいなと思ったことがある。カーテンはつけたくないし、はめ込み式のものも好きではない。簡単に付けられ、邪魔にならないものを検討中。

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