日光西街道・壬生道2（楡木宿→今市宿）

2015年05月06日(水) [日帰り]

• GPS: 07:18
• 距離: 27.6km
• 登り: 295m
• 下り: 12m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:52
• 休憩: 0:26
• 合計: 7:18

6:21 楡木宿・スタート地点
6:50 6:50 奈佐原宿
7:50 7:50 鹿沼宿
8:45 8:45 御成橋
10:29 10:30 文挟駅
11:35 12:00 板橋宿（昼食）
13:39 今市宿・ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

　
★スタート地点
東武日光線 楡木駅徒歩7分

★ゴール地点
東武日光線 下今市駅徒歩5分
　

コース状況／危険箇所等

　
当街道は別名で壬生道とも呼ばれています。

奥州街道と日光街道は宇都宮まで重複で混雑している上、
日光街道ルートよりも2里も短くなることから
一般利用者が多く利用されていた街道です。

将軍も往路は正式な日光街道経由でしたが
復路は当街道を利用することがあったそうです。
ちなみに宿泊は壬生城だったようです。

楡木宿から先の今市宿までは
日光例幣使街道と重複している区間になっています。
近年は小山宿と楡木宿のみ日光西街道と指すことが多いですが
このレコでは今市宿までを扱っていくこととします。
　
今回は2回目。楡木宿から今市宿まで歩きました。
基本的に一本道で迷いやすそうな場所はないように思います。

鹿沼宿を過ぎると杉並木が始まりますが石橋宿までは
バイパス道が整備されていないので交通量が多めになっています。
本来の旧道は杉と杉の間の道ですが横の遊歩道利用が賢明です。

板橋宿から今市宿にかけては交通量が少なく、
静かな空間ですが遊歩道が整備されていません。
杉と杉の間の道を車に注意しながら歩く形になります。

★飲食関係など

鹿沼を過ぎて杉並木区間に入ると、
基本的にはコンビニはないと思っていたほうがよく、
飲み物の自販機も少な目になっていたように思います。

今回は板橋宿内にある定食屋を利用しました。
お昼は珈琲が無料でついてくるのでお得です。

★その他

東武電車で都内へ帰る場合、
日曜午後の特急指定席は満席になってることが多く、
事前に指定席券を用意しておくと安心かと思います。
ちなみに区間快速はGWの夕方においても
下今市駅からに座って帰ることができます。
　　　

写真

5/6 6:25

楡木宿。

5/6 6:36

かつての杉並木の名残がところどころに。

5/6 6:41

日光連山が見えてきました。

5/6 6:44

奈良原宿。

5/6 7:09

かつては歩道のあたりに杉並木が植わっていたと思われます。

5/6 7:21

古い道標。

5/6 7:46

彫刻屋台の絵。鹿沼宿が近くなってきました。

5/6 7:48

この鳥居跡の地点から鹿沼宿。

5/6 7:49

ここは左の道を進みます。右は古日光道で鹿沼宿造成以前の道。

5/6 7:51

二荒山神社。ここには日光連山を眺める大きい鳥居が立っていたそうで鳥居跡の地名として今も残ります。

5/6 7:57

鹿沼宿メインストリート。

5/6 8:06

途中には寺の多い地区があったりとどこか城下町風情を感じます。

5/6 8:16

鹿沼宿の一部は電線が地中化されていてスッキリしています。

5/6 8:35

ここで先ほどの古日光道と合流します。

5/6 8:42

御成橋を渡ります。右へ。

5/6 8:43

御成橋。黒川を渡ります。

5/6 8:44

橋にはモニュメントが埋め込まれていました。

5/6 8:45

橋を渡って左斜め方向へ。そのまま国道を進みます。

5/6 8:48

橋のたもとにある小高い場所にある不動堂からの眺め。

5/6 8:48

不動堂からの眺め。日光連山側。

5/6 9:00

杉並木が始まりました。この辺りは若い木も多いです。

5/6 9:22

本来の道は杉と杉の間ですが交通量が多いので杉の外側にある遊歩道を使うのが賢明です。

5/6 9:31

杉の外側にある遊歩道はこんな感じ。

5/6 9:33

杉の外は長閑な昔からの光景。

5/6 9:52

杉並木寄進碑。江戸時代のものです。

5/6 9:54

日光市に入ると杉並木の規模に凄みが出てきます。

5/6 10:18

基本的に古い杉の大木が続いています。

5/6 10:23

一里塚の跡。杉の外側に残っています。

5/6 10:24

一里塚跡を振り返って。

5/6 10:34

文挟宿入口。ここで右側からの大谷道と合流します。

5/6 10:35

左　大谷、右　鹿沼　の文字が見えます。

5/6 10:38

文挟宿内。杉並木が途切れています。

5/6 10:39

文挟宿。交通量は多めです。

5/6 10:46

杉並木区間は基本的に自販機や飲食店はないですが杉並木が途切れた個所にはいくつか見かけました。

5/6 10:49

文挟宿の北の端。枡形のようになっています。

5/6 10:50

村の倉庫。飢饉に備えて設置されています。江戸時代のものです。

5/6 11:02

再び杉並木。

5/6 11:32

一里塚の跡。

5/6 11:38

板橋宿。

5/6 12:04

お昼はこのお店で頂きました。11：30開店で美味しかったです。

5/6 12:10

この建物の先で左に曲がります。ここも枡形のようになっています。

5/6 12:12

再び杉並木。

5/6 12:13

車と比較すると杉並木の大きさが実感できます。

5/6 12:21

この辺りの交通量はバイパスのおかげで少な目です。歩道は整備されていないので杉の中を進みます。

5/6 12:49

地震坂は戦後すぐにあった地震によって松並木が断層で一部移動してしまって出来た坂を指します。

5/6 12:50

本来の道筋は看板のあった後方になります。

5/6 12:50

振り返って。どれだけ移動したかわかると思います。

5/6 12:56

ここは真っ直ぐ道なりに。

5/6 12:57

一車線道路が続きます。

5/6 13:00

日光道をくぐります。高架道路建設の際に杉並木が一部伐採されています。

5/6 13:04

一里塚跡。

5/6 13:14

今市宿が近くなってきました。

5/6 13:25

千本木の地名。

5/6 13:27

JR日光線の踏切を渡ります。

5/6 13:38

日光街道との追分。今回のゴールです。

5/6 13:38

追分には追分地蔵がありました。

5/6 13:39

左　宇つのみや　右　かぬま　道標に風格があります。

撮影機器：

EOS M CANON

装備

個人装備

ザック(1) 手ぬぐい(3) 日焼け止め(1) 帽子(1) サングラス(1) 行動食(2) ペットボトル（500ml）(1) カメラ(1) iPhone（充電器含む）(1) 折り畳み傘(1) ザックカバー(1)

感想

yaonyaosuke2

　
連休最終日。冷え込んだ朝でした。
鹿沼宿から先になると杉並木が現れて、
日光市に入るとより一層凄みのある並木に感激でした。

日光への街道を日光西街道、日光東街道、日光御成道、
そして五街道の日光街道と関連する街道を攻めてきましたが
いよいよ次回でラストとなりました。次回も楽しみます。
　
なお、
今回の街道歩きの記録は
以下のブログでもまとめてみました。
http://borabora.seesaa.net/article/420392007.html
　　

コメント

roadwalker

初めまして
お疲れ様です。いよいよ次回は最終ですね。私も、以前に歩きました。宇都宮からやっと街道みたいなでした。さて、ご存知なかったらと思いご紹介です。東照宮の裏手に、もう一つの日光と呼ばれる史跡路があります。東照宮喧騒から一挙に静寂と大きな杉並木、こちらは手ずかずがあります。街道の最終にふさわしかも！http://www.tabitabi-web.com/nikko/tkno.htm

yaonyaosuke2

Re: 初めまして
ありがというございます。
東照宮は何度か参ったことがあるので違うところをと考えていたところでした。
最終行程は20kmそこそこなので時間があれば検討してみます