焼岳(新中の湯ルート、北峰往復)

2010年05月04日(火) [日帰り]

• GPS: 05:35
• 距離: 7.6km
• 登り: 920m
• 下り: 924m

コースタイム

7:50中の湯温泉先の10号カーブ付近駐車場-9:50下堀出合(中の湯ルート合流点)-11:06北峰と南峰の鞍部-11:30北峰12:00-12:30下堀出合-13:30駐車場

登り　3時間40分
下り　1時間30分

天候

快晴、稜線はやや風あり。

コース状況／危険箇所等

・標高は2400Mちょっと北アルプスの中では低いですが、雪は登山口から100Mのぼったあたりから頂上までたっぷりあります。

・下堀出合から鞍部までの斜度はきつく、雪のグリップが弱い場合は、高度感のある少々怖い登りとなります。(この日は、温暖な天候でそれほど怖くなかった)

・鞍部に出てから右側、南峰を背に、蒸気を吹き上げる岩場を右に巻く形で、北峰に岩場をよじのぼります。白いペンキでルートは書いてあるものの、少々分かり難いようで、この時間帯に丁度居合せた単独3名で一緒に探しながら登頂しました。感覚としては、蒸気を吹き上げる岩場のてっぺんが、北峰頂上です。岩場は慎重に登れば大丈夫ですが、風向きによっては、硫黄臭のする水蒸気をもろにかぶるので、注意してください。

・登山口から下堀出合までの森林地帯は赤テープが等間隔であり、トレースもしっかりあるので迷うリスクは少ないですが、スピードが出る下りでは、何度か見失いかけました。

写真

5/4 7:52

旧国道158号沿いの駐車スペース。15台くらいでしょうか。10号カーブ付近です。

5/4 7:54

登山口はすぐ分かります。が、ちょっと看板が小さいような。登山ポストもありません。長野は電子申請可能だから?

5/4 8:27

下堀出合の森林限界まではこんな感じ

5/4 9:42

下堀出合付近から北・南峰。北峰の雪が少ないのは噴気孔から水蒸気が絶え間なく出ているからでしょうか。中の湯ルートからのトレースは確認できませんでした。

5/4 10:30

北・南峰の鞍部をめがけて直登します。これがきつかった。

5/4 10:30

やっと鞍部にちかづき、2つある噴気孔が姿を見せます。北峰には、鞍部まで出てから、この噴気孔を右に巻くようです。

5/4 11:06

鞍部に取り付いて南峰。登頂不可のはずですが、ルール違反者のトレースがひとつ。

5/4 11:06

北峰頂上から噴気孔を見下ろします

5/4 11:28

頂上から上高地。頂上で、上高地ルートから登った方とお会いしました。

5/4 11:28

山頂から穂高連峰。今まで遠くからしか見えなかった北アルプスの人気峰が身近になりました。

5/4 11:32

山頂

5/4 11:35

夏が来たら、あっちにも登りたい。

5/4 13:27

記録

撮影機器：

μ TOUGH-6010 オリンパス

感想

びっとる

・初めての北アルプスは、入門編で日帰り可能な焼岳から。天候に恵まれましたが、逆に夏山のような暑さと、連日の登山疲れが出て、ペースは落ち気味。

・GW中日につき、もっと登山者が多いかと予想していましたが、やはり北アルプスに慣れている人々は、涸沢方面を攻めているのでしょうか。登りで先行団体グループが1組、山頂で3名、下りる時に5-6名に会っただけでした。