熊野古道・紀伊路7 湯浅町〜御坊市

2024年03月02日(土) [日帰り]

• GPS: 07:58
• 距離: 28.9km
• 登り: 510m
• 下り: 506m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:19
• 休憩: 1:10
• 合計: 8:29

8:39 JR湯浅駅
10:28 10:28 河瀬の公衆トイレ
12:10 12:11 金魚茶屋跡
13:51 14:11 高家王子跡（内原王子神社）
15:49 16:38 天音山 道成寺
17:08 御坊駅

途中、何カ所か行きすぎて戻るタイムロスがありましたが、それなりに歩けました

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

湯浅駅〜御坊駅

コース状況／危険箇所等

鹿ヶ瀬峠以外は舗装路です
交通量が多いところは歩道があり、危険と感じる場所はありません

鹿ヶ瀬峠北側：コンクリ交じりの石畳で歩きやすいです
鹿ヶ瀬峠：土道ですが整備されていて歩きやすいです
鹿ヶ瀬峠南側：古道の石畳みが残っており、良く整備されていて歩きやすいです

写真

3/2 8:36

前回真っ暗だった湯浅駅からスタートです

3/2 8:38

駅前のかどや食堂から古道に入ります

3/2 8:38

JRをくぐって

3/2 8:40

左に進みます

3/2 8:42

3/2 8:44

勝楽寺で右折

3/2 8:45

3/2 8:45

紀伊國屋文左衛門って、そうか紀伊の国か

3/2 8:46

古道は右折しますが、王子が正面の道を上がったところにあります

3/2 8:48

久米崎王子社跡です

3/2 8:47

3/2 8:51

先に進んで橋を渡らずに左折します
まだぎりぎり湯浅町

3/2 8:53

ここで右折して川と並行に進みます
工事中何でちょっと奥から大周りです
この道に入ったあたりから広川町になります

3/2 9:00

その先でさっき分かれた道と再合流

3/2 9:02

3/2 9:10

道なりに新柳瀬橋を渡って

3/2 9:11

すぐに左折です

3/2 9:13

数mで右折します

3/2 9:13

看板あるけど、見えにくいです

3/2 9:14

古道っぽい細い道

3/2 9:18

突き当りが井関王子推定地です
ここで左折して

3/2 9:19

横断歩道を渡って右の橋を渡り

3/2 9:20

すぐに左折します
忙しい

3/2 9:22

高速IC内は横断せずに看板に従って迂回します

3/2 9:23

3/2 9:25

高速IC内で王子跡みっけ

3/2 9:25

津兼王子跡
井関王子と同じとか

3/2 9:26

3/2 9:27

高速ICからの脱出口はさらに奥です

3/2 9:27

低めのトンネルを通れば

3/2 9:28

高速から抜け出せました

3/2 9:30

3/2 9:33

少し歩いたら左に入ります

3/2 9:34

3/2 9:38

左寄りのままで歩きます
鈴を響かせて前を歩く人は同士かな

3/2 9:38

3/2 9:39

3/2 9:40

ありがたや

3/2 9:41

この辺、旅籠屋跡がいっぱいあります

3/2 9:41

道がどんどん狭くなる

3/2 9:43

水はたっぷりあるので、今回はスルー

3/2 9:45

丹賀蔵王大権現
津兼王子を合祀しています

3/2 9:47

まさにミニマムな伏見稲荷です
周回できました

3/2 9:48

3/2 9:49

稲荷の先の橋を渡ります

3/2 9:49

橋を渡ったら古道は右ですが、左へ寄り道です

3/2 9:50

3/2 9:51

高速をくぐって

3/2 9:53

すぐ右へ曲がり

3/2 9:58

登り坂下り坂を経て右に曲がると

3/2 9:59

広場の奥に神社

3/2 9:59

津木八幡神社
縁起が見当たりませんでした

3/2 10:00

三つの王子が合祀されています
津兼(井関)王子
河瀬王子
東の馬留王子

3/2 10:16

古道に戻ってすぐ先に

3/2 10:17

河瀬王子跡

3/2 10:18

3/2 10:22

スタンプは道路を挟んだ右奥にありました

3/2 10:24

髑髏のスタンプ！

3/2 10:19

川沿いの道を進みます

3/2 10:28

途中のトイレはピカピカ

3/2 10:32

峠がだんだんと近づいてきました

3/2 10:35

峠への途中に王子跡

3/2 10:35

東の馬留王子です

3/2 10:36

3/2 10:37

3/2 10:41

途中で怪しげな分岐を発見

3/2 10:41

なるほど、本当の古道は車道のようにウネウネせずに、もうちょい激しく登っていたようです

3/2 10:42

でも行き止まり

3/2 10:43

ここでグルんと曲がって

3/2 10:44

急になったコンクリ道を上がります

3/2 10:46

どちらからでも行けますが、フェンスの中に入ったほうが古道っぽいので、フェンスを開けて入ります

3/2 10:47

良い道です

3/2 10:49

3/2 10:53

良い道はすぐにお終いです

3/2 10:56

3/2 10:59

石畳みまだー

3/2 11:04

ん？思ってたのと違う石畳です
なんか近代的

3/2 11:13

自然な感じになりました

3/2 11:14

大峠の地蔵

3/2 11:15

法華の壇に寄り道

3/2 11:16

ピークに石碑がありました

3/2 11:19

古道を進むと大きな広場

3/2 11:20

大峠に到着です

3/2 11:20

3/2 11:25

大峠から急な下りです

3/2 11:31

下りが落ち着いたら馬頭観音像

3/2 11:32

次のピークが小峠です

3/2 11:32

3/2 11:33

小峠を過ぎると日高町に入ります

3/2 11:34

こちら側は、古道を感じる石畳が続きます

3/2 11:36

3/2 11:40

3/2 11:41

この看板で、沓掛王子（旧）とあるのを発見
事前リサーチでは無かった情報なので探してみます

3/2 11:45

違う

3/2 11:46

違う

3/2 11:47

違う

3/2 11:48

おかしい、どこにもない

3/2 11:50

怪しいところは全部探しました

3/2 11:51

3/2 11:53

3/2 11:54

題目板碑があるということは、もう通り過ぎているはずです

3/2 11:53

3/2 12:08

ここで通りかかった地元の方にお話を聞いてみたところ、大変事情に詳しい方でした
・旧沓掛王子はもっと上にある
・小峠付近には戦後まで人が住んでいた
・戦後すぐでも、この道は本街道として利用しており、汽車へ乗る際は欠かせない道だった
・広川町側の石畳がひどいので、町長に抗議にいった
・左側は、本当は畑や田んぼだよ
などなど、色々と貴重なお話を伺うことができました

最後に、また来てねと仰っていただき、ありがとうございました

3/2 12:10

沓掛王子（旧）は、だいぶ戻る必要があるようなので、諦めて先に進むことにしました
間違いなく横は通ってますし！
右側の道に入ります

3/2 12:10

3/2 12:13

金魚茶屋跡
民家ができてました

3/2 12:15

3/2 12:16

ここで古道が通行止め
砂防ダムの工事をしているようです
右の道から迂回します

3/2 12:19

迂回して反対を覗いてみると、こちらもトラックで通行止めにしてあります

3/2 12:20

先に進むと

3/2 12:20

この目印

3/2 12:21

沓掛王子（新）跡

3/2 12:21

3/2 12:24

王子の奥には弁財天様

3/2 12:25

3/2 12:27

古道を進みます

3/2 12:34

3/2 12:37

3/2 12:38

爪かき地蔵さん

3/2 12:40

ここからしばらく右側道を進みます

3/2 12:42

右

3/2 12:43

右

3/2 12:44

3/2 12:46

府道に合流すると、すぐ向かいの左側道へ入ります

3/2 12:49

府道にすぐ合流

3/2 12:51

3/2 12:54

原谷皇太神社
縁起ありませんでした

3/2 12:55

沓掛王子と西の馬留王子が合祀されています

3/2 12:59

この先、左側道へ何度も入ります

3/2 13:00

3/2 13:01

府道に合流したら

3/2 13:02

すぐに王子跡

3/2 13:02

西の馬留王子です

3/2 13:03

3/2 13:04

また左

3/2 13:06

またまた左

3/2 13:10

3/2 13:14

またまたまた左

3/2 13:14

3/2 13:20

府道に合流したらここで右に曲がります

3/2 13:21

なめら橋を渡ってすぐ左です

3/2 13:23

3/2 13:26

右に見える怪しげな茂みに突入します

3/2 13:23

3/2 13:24

今熊野神社跡
内ノ畑王子を合祀していましたが、内原王子神社へさらに合祀されたそうです

3/2 13:27

神社跡のすぐ先に王子跡

3/2 13:27

内ノ畑王子です

3/2 13:28

3/2 13:28

3/2 13:39

看板に従い先に進みます

3/2 13:49

ここを左に曲がったすぐ先に、

3/2 13:51

右側に王子が現れます

3/2 13:51

内原王子神社です

3/2 13:51

高家王子であり、内ノ畑王子を合祀していた今熊野神社を合祀しています

3/2 13:52

3/2 13:56

3/2 13:57

3/2 13:57

3/2 13:58

3/2 14:00

スタンプゲット！

3/2 14:03

3/2 14:03

3/2 14:12

神社を出ると、王子橋を渡ります

3/2 14:13

自販機街道の向かいにある坂を登ります

3/2 14:22

ここを左に曲がります
ミラー奥に見える細い道は、紀伊内原駅に行ける道のようです

3/2 14:26

3/2 14:28

休憩適地の公園

3/2 14:31

すぐ近くにはお菓子の自販機があります

3/2 14:33

ゴミ捨て場に隠れた目印を見落とさないように、左に曲がります

3/2 14:35

一里塚跡通過

3/2 14:36

3/2 14:51

見えにくい大池を過ぎると、御坊市に入ります

3/2 14:52

3/2 14:52

御坊市の看板は、単純ですがわかりやすいです
しかも要所要所に写真入り
有田市に見習ってほしい

3/2 14:53

3/2 15:00

右側に王子跡が見えます

3/2 15:01

善童子王子

3/2 15:01

3/2 15:03

3/2 15:03

3/2 15:06

先に進みます
ここは左です

3/2 15:08

看板をよく見て道を選びます

3/2 15:09

ここを右

3/2 15:12

ここが肝です
左へ道なり直進でも行けるんですが、古道はうっすら右に見えるコンクリ道へ入ります

3/2 15:12

こんな感じ

3/2 15:13

3/2 15:16

ここで左

3/2 15:18

ここで右に目をやると

3/2 15:18

愛徳山王子はすぐそこです

3/2 15:19

3/2 15:19

3/2 15:22

良い道です

3/2 15:23

ちなみに愛徳山王子を通り抜けることもできました
ここで合流します

3/2 15:23

王子へ手前の道から行くか、先の道から行くかは、お好きな方で良いと思います

3/2 15:24

反対側からの愛徳山王子です

3/2 15:27

王子から降りてきました

3/2 15:28

古道は右に進みますが、左に植栽があります

3/2 15:28

県の古道マップでは、この建物の隙間を通るようになってますが、

3/2 15:29

解体工事中でギリギリ通れます

3/2 15:29

でも、途中で行き止まり

3/2 15:32

それでは古道の続きです

3/2 15:34

右に見えてくる吉田八幡神社の階段を登ります

3/2 15:34

宮子姫？

3/2 15:34

お姫様の名前は初耳ですが、髪の毛の生えないお姫様の昔話は、何かで見たぞ

3/2 15:38

愛徳山王子と九海士王子が合祀されています

3/2 15:39

3/2 15:42

直登じゃない側の階段広場には、休憩所やトイレもあり景色もいいです
休憩適地です

3/2 15:42

3/2 15:44

吉田八幡神社すぐ先の交差点、古道は右ですが、左に寄り道します

3/2 15:44

少し歩くと

3/2 15:48

道成寺です

3/2 15:52

安珍清姫伝説
子供の頃に絵本で強く印象に残った話です

3/2 15:53

3/2 15:58

安珍が隠れた釣り鐘があった場所？

3/2 16:03

スタンプゲット
納経所の右端にあります
多分、これは17時以降は片づけられるパターンです

3/2 16:32

拝観させていただきました
安珍清姫もよかったんですが、ガンダーラの仏像がすばらしい
パキスタンのガンダーラで作られた仏像は、日本伝統の仏像と顔立ちが違い、見入ってしまいました

3/2 16:34

御朱印もいただきました

3/2 16:35

安珍が葬られた塚

3/2 16:37

これは、熊野古道に関係なく来るべきお寺ですね

3/2 16:45

先に進んで右に目をやると

3/2 16:45

九海士王子跡

3/2 16:45

3/2 16:46

3/2 16:47

3/2 16:51

3/2 16:54

重力橋で左折して踏切を渡ります

3/2 16:58

古道はまっすぐですが、ここで右に寄り道

3/2 16:59

湯川子安神社

3/2 17:01

善童子王子が合祀されています

3/2 17:02

3/2 17:02

それでは今日はここまでにします

3/2 17:08

御坊駅でゴール

3/2 18:12

今日は家に帰らず紀伊田辺駅へ

3/2 18:25

ラーメンパーティをして

3/2 19:17

ネットカフェで一泊

3/2 19:24

仮眠して明日続きを歩きます

撮影機器：

Galaxy S22 Ultra SC-52C docomo サムスン

感想

Pentium

湯浅から御坊まで歩きました
今回、古道が本街道だった時代に歩いていた方にお話を聞けたのと、道成寺の仏像が非常に印象に残りました
戦後すぐの頃は、現役で使われている生活道だったとのことで、古道に対して愛着をもたれていることが感じられました

通った市町村
・湯浅町
・広川町
・日高町
・御坊市
・日高川町（道成寺のみ）

通った王子
★ 王子
☆ 王子(碑のみ)
▼ 王子(合祀)
▽ 王子(碑なし・推定地・不明)
☆ 久米崎王子 古道を少し東に離れる
▽ 井関王子 広川の川辺
☆ 津兼(井関)王子 広川IC内
▼ 津兼(井関)王子（合祀） 丹賀蔵王大権現
▼ 津兼(井関)王子（合祀） 津木八幡神社
▼ 河瀬王子（合祀） 津木八幡神社
▼ 東の馬留王子（合祀） 津木八幡神社
☆ 河瀬王子 三叉路交差点
☆ 東の馬留王子 分岐の少し北側
▽ 沓掛王子（旧） 石畳前後と思われる
☆ 沓掛王子 車道から東側の階段を登る
▼ 沓掛王子（合祀） 原谷皇太神社
▼ 西の馬留王子（合祀） 原谷皇太神社
☆ 西の馬留王子
▼ 内ノ畑王子（合祀） 今熊野神社跡
☆ 内ノ畑王子
▼ 内ノ畑王子（合祀） 内原王子神社、合祀された今熊野神社をさらに合祀
★ 高家王子 内原王子神社
☆ 善童子王子 車道から少し西に逸れる
☆ 愛徳山王子 植栽の奥
▼ 愛徳山王子（合祀） 吉田八幡神社
▼ 九海士王子（合祀） 吉田八幡神社
☆ 九海士王子 橋の向かい側
▼ 善童子王子（合祀） 湯川子安神社