娘と歩く東海道五十七次その5・光善寺→守口宿

2024年03月10日(日) [日帰り]

• GPS: 03:01
• 距離: 10.1km
• 登り: 3m
• 下り: 6m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:00
• 休憩: 0:02
• 合計: 3:02

9:20 スタート地点
9:54 9:54 茨田堤の碑
10:42 10:42 鳥飼仁和寺大橋
11:30 11:30 大日駅筋
12:09 12:11 守口宿
12:22 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

　
★スタート地点
京阪本線 光善寺駅徒歩10分

★ゴール地点
京阪本線 守口市駅すぐ
　　

コース状況／危険箇所等

　　
街道歩きの集大成として娘との東海道五十三次を終え、
次なる目標として大坂までの五十七次を選びました。

既に2度歩いてる区間ではありますが、
娘と歩く街道は見るもの全てが新鮮に見えてくるもので、
レコでは楽しむ様子を中心に解説は少な目にしてあります。

ルート選定は分間延絵図並見取絵図（1806）を踏襲しました。
絵図でルートを精査し参考本などで補正する形にしました。
　
●この区間での注意点
　
淀川の堤では車が走っている場所があります。
速度を出している車もいるので注意しましょう。

淀川の堤での旧東海道ルートはスーパー堤防になった折に
堤防の下に埋まってしまったor脇に少し残ってる程度のようで
写真欄にてその状況をご説明いたします。

●飲食、トイレなど

淀川の堤区間での飲食店は皆無に等しいです。
トイレは河川敷にチラホラある程度でした。

●参考文献
五海道其外分間延絵図並見取絵図（1806） ほか多数
　　

写真

3/10 9:23

久々の東海道歩き。真冬スタイルのモコモコで元気よく出発っぅ！

3/10 9:27

私「この辺り蔵がいっぱいやな」
娘「くら寿司のくらやんな？」
私「するどい。意味は同じやわ😁」

3/10 9:29

今日は花粉が少なめだったみたいで快調！快調！

3/10 9:32

ここで休憩するわ。と椅子と勘違いしている様子。

3/10 9:34

そして急に走り出した（笑

3/10 9:41

でも遊具とは違うんだ（汗

3/10 9:42

遠くに大阪市内。ゴールが近いことを親子どもども実感しました。

3/10 9:43

淀川の堤防の横には碑が立っているので注目です。これは赤井堤の碑で明治18年6月の大洪水での決壊地点。

3/10 9:43

今の淀川はスーパー堤防となっていて古くからの堤防は殆どの箇所で埋まってしまってるように見えます。

3/10 9:46

娘、何か見つけたようです！

3/10 9:56

ツクシ！！これより街道歩き改めツクシ狩り道中と相成りました。

3/10 9:48

二十箇用水樋記念碑。秀吉の時代に築かれた灌漑用水で樋を通じて淀川の水を周辺の村に流していたそうです。

3/10 9:54

こちらは茨田堤の碑。仁徳天皇の時代に日本で最初といわれる堤防である「茨田堤」が築かれて築堤が大変だったということが書かれてあります。

3/10 9:55

この辺り、堤防の左端に狭い道がありますが昔の図を合わせてみるとどうも旧道（旧堤防の上っ面）らしいのです。

3/10 10:03

ツクシ採ってるときが休憩や〜！と一人堤防のツクシを乱獲しておりました。

3/10 10:05

古くからの大きな屋敷に癒されました。

3/10 10:07

その屋敷の横の通路を見ると高低差があります。これが昔の堤防の名残りといえるものかもしれません。

3/10 10:18

今回、休憩したのはここぐらい。15分おきに休憩してい頃が懐かしいです。

3/10 10:22

こちらは茨田樋遺跡。二十箇用水樋と同じく灌漑用の水路跡ですね。

3/10 10:42

おそらくこの道筋も旧堤防の上っ面にあたる部分なのでしょう。

3/10 10:44

全く飽きがきていません。大収穫です（笑

3/10 10:47

あの木なんか凄いと言って走り出した様子。冬やから葉っぱないんやでと教えておきました。

3/10 10:58

佐太渡船場跡。淀川にあった渡船場の一つで昭和48年に廃止されています。

3/10 11:22

この付近の旧道はΩな感じで曲線を描いていたそうです。高速の向こう側にある公園が名残りと思われます。

3/10 11:32

ここで淀川堤防区間は終わり。いやぁ、楽しめました。

3/10 11:54

この付近には旧道の痕跡が右手に一部残ってるようでした。

3/10 12:02

一里塚跡。お昼どきでお腹が空いてきたらしくマクドの看板を見て「マクドや！」「マクドあるで！！」と言ってきてました。

3/10 12:15

文禄堤の高低差がたまらない！

3/10 12:17

旧家が程よく残る守口宿。都会の中の宿場町を感じた一角でした。

3/10 12:25

守口のキャラクターに思わず「かわいい！」

3/10 12:36

餃子の王将で完歩ぃ！（マクドやなくてごめん）

撮影機器：

iPhone 13 Pro 256GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

ザック(1) 手ぬぐい(3) 日焼け止め(1) 帽子(1) 行動食(2) ペットボトル（500ml）(1) iPhone（充電器含む）(1) 折り畳み傘(1)

感想

yaonyaosuke2

　
残すところ2回となった東海道歩き。
今回の区間は淀川の堤防上を歩くことが多いので
ある意味どうしようか悩んだ区間でもありました。

風がキツければ吹きっさらしで逃げ場もなく、
雨が降ってくるものなら修行でしかありません。
これは、天気予報を注視しておけば解決するのですが、
問題は堤防なので眺めは良いものの殺風景という点です。

私が100キロウォークで深夜に歩いた折では、
途方もない代り映えのない景色に疲れが増大した記憶があり、
娘もきっと退屈するだろうなと容易に想像がつきました。

ところが！！

春先ということもあり
あちこちにツクシが生えてるではありませんか。
退屈な街道歩きなはずが一転、ツクシ取り会場に化しました。
こうして堤防区間の難所を乗り切ることが出来たのです。

娘は気づけばもうすぐ8歳を迎えます。
5歳秋に始めた東海道歩きは当初は途中に公園があれば
ブランコなりで遊んでリフレッシュしていたのですが
今はそれもスルーするというある意味成長を感じます。
休憩したいと言ってくる回数も随分と減りました。

これは大きくなったという喜びではあるのですけども
どこか寂しい気持ちにもなった今回の道中でした。
次回、いよいよラストである高麗橋を目指します。