アヤメ平(撤退)
- GPS
- 05:30
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 630m
- 下り
- 631m
コースタイム
天候 | 曇りのち雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
深雪パウダー。林道は観光ピステンの轍がありましたが、午前中に新たな大量降雪があって埋まりました。 |
その他周辺情報 | 下山後は温泉「戸倉の湯」へ。つるつる系で温まります。ゲレンデ脇のロッジ「フレンドリー」は昭和タイムスリップ食堂を擁し、モツ煮込み定食が早くて絶品! |
写真
感想
午前6時半に雪で埋まった林道を歩き始めた時は曇天だったが、9時ごろからちらちら落ち始め、10時には豪雪モードに。観光協会のスノーモービルや観光用の圧雪車が残した轍があっという間に消えていく。厳冬期の八甲田もかくや、という勢いである。
数日前から尾瀬や谷川、武尊方面はかなりの積雪があったそうで、日本雪崩ネットワークは、オープンバーンを避けるよう勧告する危険度3を発信していた。2月に登ったアヤメ平南面の開けた斜面は、当然ながら雪崩の危険度マックス。バーンの直登はあきらめ、手前で林道をそれて尾根筋にルートを取ろうとしたのだが、斜面はフッカフカの深雪まつり。スキーをつけていても一歩ごとに膝まで埋まる有様である。
30分ほど格闘したものの、ほとんど進めなかったので、まあ今日は林道をたくさん歩いたしええかと撤退を決断したが、深雪の中ではスキーを脱いでシールを外し、滑降モードにするだけでも一苦労なのであった。ブーツだけだと腿あたりまでズブズブ沈むのだ。パスカルの原理おそるべし。
前回のアヤメ平ではブーツの留め具を歩行用に緩めていたのを忘れ、滑降開始直後に大転倒したのだが、今回再び同じミスを犯して転倒しパウダーに埋没。起き上がるのに10分ちかくを要するという大失態を演じてしまった。誰もいないので誰にも見られていないのが救いだった。
結局のところ林道をひたすらスキー歩行して戻ってきただけ。マッドマックス怒りのデスロードみたいな行程となった。それでもやっぱりハプニング満載、それでいて静寂に満ちたバックカントリーはホントに楽しい!と思える山行であった。
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