関東最古の山岳寺院・慈光寺〜雷電山 周回

2024年03月27日(水) [日帰り]

• GPS: 04:58
• 距離: 15.5km
• 登り: 643m
• 下り: 638m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:15
• 休憩: 0:43
• 合計: 4:58

8:58 せせらぎバスセンター
9:16 9:24 三波渓谷駐車場
9:54 9:57 ときがわトレッキングセンター
10:47 10:58 慈光寺 観音堂
11:34 11:35 慈光寺登山口
12:23 12:34 雷電山
13:08 13:12 堂山
13:20 13:20 堂山・雷電山登山口
13:35 13:40 せせらぎバスセンター
13:56 明覚駅

アクセス

利用交通機関：

電車

JR八高線　明覚駅を利用
行きは、ときがわ町路線バスで、せせらぎバスセンターまで移動

コース状況／危険箇所等

危険な所や問題個所はありません。
慈光寺側から雲河原の雷電山登山口までは、雷電山への道標がありません。MAPを確認しながら歩いてください。

その他周辺情報

このルート上の駐車場は、三波渓谷駐車場・ときがわトレッキングコースインフォメーションセンター駐車場・慈光寺駐車場の３ヶ所がありました。いずれもトイレはありますが、三波渓谷駐車場は簡易トイレとなっており、１日５００円の有料駐車場でした。

写真

3/27 8:46

明覚駅より、ときかわ町路線バスに乗車

3/27 8:58

終点のせせらぎバスセンターから出発

3/27 9:11

バスセンター前の道を道なりに進み

3/27 9:16

瀧山橋の先を右に入ると、三波渓谷駐車場に着きます

3/27 9:20

駐車場から竹林の中を下ると三波渓谷。こちらは上流側

3/27 9:20

そして下流側。水が多く、渓谷の中は歩けませんでした

3/27 9:45

県道を途中ショートカットして慈光寺に向かいます

3/27 9:54

ときがわトレッキングコースインフォメーションセンター。長い！

3/27 9:56

隣には専用駐車場

3/27 9:59

女人堂を左に見て、坂を上って行きます

3/27 10:05

これって、自家用休憩所？なんの案内もありません

3/27 10:08

ここから車道をショートカット。参道に入ります

3/27 10:10

すぐに車道に出ますが、さらに山道の参道を進みます

3/27 10:12

珍しい形の石塔を過ぎると

3/27 10:14

車道の先にたくさんの石塔や板碑が並んでいました

3/27 10:15

南北朝から鎌倉室町時代のもので、中央の5基は218〜272cmと特に大きなものでした

3/27 10:16

さらに参道を進みます。慈光七井の案内板がありました

3/27 10:23

参道脇の一軒家の大きなしだれ桜は今にも咲きそう

3/27 10:24

参道途中に七井の道標

3/27 10:25

こちらが星の井。蓋がされ屋根がかけられています

3/27 10:27

すぐ上の慈光山の会いこいの庭からは大宮方面のビル群が見えました

3/27 10:30

その先に塔の井。こちらも蓋がされ屋根がかけられています

3/27 10:31

少し登ると車道に出て、鐘楼が見えました

3/27 10:32

銅鐘は寛元3年(1245)のもので、鎌倉大仏や建長寺の梵鐘で知られる物部重光が鋳造したものとか

3/27 10:35

慈光寺は天武天皇2年(673)に観音霊場として開基した開山1300年超えの名刹です

3/27 10:36

山門をくぐると阿弥陀堂。こちらが御本堂です

3/27 10:39

観音堂に向かい緩やかな石段を上がって行きます

3/27 10:41

石段横には菜の花が春の陽に輝いていました

3/27 10:47

石段を上がると広い敷地の奥に観音堂。その存在感に圧倒されました

3/27 10:47

現在の観音堂は享和3年(1803)に再建され、平成5年から4年をかけて修理改修されたものとか

3/27 10:53

堂内は欄間や梁・柱にも見事な彫刻があり、天井には奉納された白馬が吊るされていました

3/27 11:05

慈光寺から雷電山に向かいます。当初は尾根沿いに下るつもりでしたが、鎖が張られ道標もないのでパス

3/27 11:21

さくら山公園内に入り

3/27 11:29

山道を下って

3/27 11:35

県道に出ました。道標にはありませんが、雷電山は左に進みます

3/27 11:39

県道を5分ほど進み、ここから近道

3/27 11:46

一旦車道にでますが、その終点手前で左にスイッチバックして山道に入ります（振返り撮影）

3/27 12:02

別の車道に出て坂を上って行きます。地名は雲河原。まさに天空の村落ですね

3/27 12:09

雷電山登り口の道標に従い、右に坂道を上ります

3/27 12:13

坂の終点、民家の間から杉林の中を登って行きます

3/27 12:22

次第に勾配を増し、民家から十数分で雷電山山頂に到着

3/27 12:23

山頂の三角点。山頂は林に囲まれ展望はありません

3/27 12:35

雷電山から堂山に向かいます

3/27 12:38

山頂直下の分岐を右に堂山/雲河原方面に向かいます。左は日影バス停/雀河ダム方面

3/27 12:41

雲河原分岐。ここは左に堂山に向かいます

3/27 12:48

尾根先の展望の良い場所に出ました。これから歩く尾根の先に堂山

3/27 12:48

その先には関東平野が広がり

3/27 12:49

右手奥には都心のビル群。左に少し外れて虫ピンのようにスカイツリーが見えます

3/27 12:55

展望を楽しんだ後は激下りが待っていました。お助けロープもあります

3/27 12:57

緩勾配となり、日影下降点

3/27 13:04

別所下降点（振返り撮影）を通過

3/27 13:09

尾根先のような堂山山頂。下山は右方向に見えますが、実際は道標の斜め後ろでした

3/27 13:15

水道の高区配水場脇に出るとここも好展望。正面に見えるのは浦和新都心でしょうか？

3/27 13:22

車道に出ました（振返り撮影）。ここからは第二庁舎バス停に向かいます

3/27 13:35

第二庁舎を通過し、せせらぎバスセンターに到着。しかし、13時台のバスは無し

3/27 13:55

明覚駅まで歩いて、今日の小さな旅を終わります

撮影機器：

AQUOS R2 SH-03K docomo シャープ

感想

simtak

雨上がりにサクッと歩けるところということで、奥武蔵秩父ベストハイクにある三波渓谷・慈光寺に雷電山を合わせて周回してみることにした。
慈光寺は関東最古の山寺ということで、それなりの規模と想像していたが、実際に訪れてみると威風堂々とした観音堂の姿と大きさには圧倒された。特に屋根周りの組木や装飾も素晴らしく、古の昔、この山中に良くこれだけの建築物を作れたものだと驚かされた。
また、慈光寺への道標にあった霊山院は、調べてみたら慈光寺から片道15分ほどの位置にある関東最古の禅寺だという。霊山院にも立寄れば良かったと反省しきり。
今回の教訓も「百聞は一見に如かず」「後悔先にたたず」。なかなか成長できません。