熊倉山(谷津川林道コース→日野コース)
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,231m
- 下り
- 1,238m
コースタイム
天候 | 晴れ 遠くの景色は霞んでいた |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:秩父鉄道 武州日野駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
谷津川林道コースはトラバースが長く、なかには崩れかかっている場所があります。 また踏み跡が薄い場所もあります。 「山と高原地図(2015年版)」で確認したところ、悪路と表示されていながらも実線の扱いになっています。しかし登山口には『白久林道コース』通行禁止の表示、山頂からは登山道に入れないようにトラロープが張られており、悩ましいところです。 個人的な見方になりますが、これは破線ルートとする方が適当なように思えます。 (単なる通行禁止のルートを歩いてしまったかも…) 2015.6.21追記 谷津川林道は通行禁止だったみたいです。 通っておきながらなんですが、ここは通ってはいけない。です。 |
写真
感想
日照時間が長くなってきたので、日帰り圏ぎりぎりの熊倉山に行きました。
山と高原地図を見て、歩いたことがないルートを歩きたいという理由で谷津川林道コースと名づけられたコースを選択。悪路って注意書きが添えてありました。
確かここって「立入禁止」の表示があったけど、通れるのかな?
スタートは秩父鉄道白久駅。
その前に駅前でお散歩中の女性と立ち話。
以前は駅前の売店をやられていたそうですが、諸々の理由により今は閉めてしまったそう。
白久駅近辺には売店がないとのことでした。(駅前に自販機と旅館があります)
しばらく歩くと、ジェリー(古風)のような赤い実を沢山つけたグミの木がありました。この家の方らしき女性が近くで作業をされていたので、声をおかけしてグミをいただきました。酸っぱいとおっしゃってましたが、甘みもありなかなか美味しい。
道路にはグミが沢山落ちて潰れていました。ああ、もったいない。
奥へ奥へと進むと、右側に例の「立入禁止」と表示された登山口に到着です。
地図を確認しましたが、谷津川林道コースの入口はここのようです。
白久林道は立入禁止って書いてあるけど。谷津川林道コースは歩いていいのかな。
どうしたものかと考えていたら、同行者が「しっかりした踏み跡がある」と言って偵察に行ってしまいました。すぐ先に小さくてきれいな沢があり、沢に架けられた橋を渡ると、普通に登山道が延びています。道標もあって整備されている様子。そのまま山頂を目指します。
整備されているといっても人通りの少ない道には変わりなく、枯葉で踏み跡が分かり難い箇所もあります。あれ?と思ったらその都度道を確認しながら進みました。
急坂もありますが、まあ普通の登山道の範囲です。
小さい尾根に乗ってなおも歩くうちに道はトラバース道となり、崩れた道も出てくるようになりました。
これが通行禁止の正体かと思いつつ通過。日当たりが良い道なので、ヤマウルシらしき植物にドキドキしながらの通行です。クルミらしき木も生えていて判別がつきにくいです。
時々足を止めると武甲山や秩父市街が見えます。熊倉山でこんな景色が見られるとは思わなかった。そう思いながら山頂方向を見上げると、熊倉山その他ピークが上から見下ろしています。
さっきから高度があまり上がっていないのですが。山頂は遠い。。。
何度か崩れた道を通過しながら、以下の仮設を立てました。
1.白久林道=谷津川林道
2.白久林道コースの一部が通行不能のため道を一部付け替えた上で
谷津川林道と呼ぶようになった。
今となって、真相は1番ではないかと思います。
時々急登をジグザグ登って高度を上げます。トラバースで高度がなかなか上がらなかったので嬉しい♪
そうこうするうちに道標に高根と表示された尾根に出ました。
ここが聖尾根のようです。
山頂に向かう道は尾根を左に巻いていますが、右側にもピンクテープがあります。
左が正しいでしょうと言いながら、右側の踏み跡を偵察。
尾根に乗っている大きな岩に乗ることも検討しましたが、そこはやめて尾根の左側から巻きます。するとまもなくして三門の広場。と言いたいところですが、さらなる巻道、いえ踏み跡を見つけて、先まで確認に行ってしまいました。素直に山側の平坦地に乗れば良かったのですが、枯葉に騙されました。
ここから山頂まではひと登りです。
木々の間の明るくぽっかり空いた場所をめがけて登ると、トラロープが通せんぼしていて、その向こうが熊倉山の山頂でした。
トラロープのことをすっかり忘れてた。
自分達が歩いていた道は通行禁止だったのでした〜。
山頂にいた男性(単独)と少し話をし、しばらくしてから下山開始。
以前にランチ休憩をした笹平に差し掛かると、バイケイソウが沢山生えています。
こんなに生えていたとは気付きませんでした。
沢に出て何度か渡り返します。壊れた橋がちょっと増えたような気がしました。
日野コースは日差しが遮られているので、橋も傷みやすいのでしょう。
途中で林道に上がることもできますが通過してさらに沢沿いに下り、
以前に通った登山口まで下りきりました。
ここから武州日野駅までは舗装路となり、安心して歩くことができます。
途中で地元の方と立ち話をしたりして、楽しく駅の近くまで来たら、
電車が秩父市の方向に走って行ってしまいました。
立ち話も楽しかったから、まあいいや。
ーーおまけーーー
日野で聞いた話ですが、笹平は戦争中、ジャガイモ畑だったそうです。
地元の小学生達がジャガイモ栽培のために笹平に通わされていたと、武州日野駅の近くにいらした女性が懐かしそうに話してくださいました。
ちなみに、ちっちゃなイモしか出来なかったそうです。
笹平でジャガイモを栽培しようとする発想が不思議でした。
はじましてkipyonです。
谷津川林道コースは、破線ルートとする方が適当だと私も思います。
大血川へ下る勝っちゃん新道のほうが、整備されています。
通行止めのところを突破するのは、勇気がいりますね
kipyonさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
あのコースは最低でも破線ですよね。
実は登山口に「白久」林道コース通行禁止 とあったので、
「谷津川」林道コースは通っていいのかなーと寝ぼけたことを考えて歩いていました。
今考えると、自分にしては危険なことやってしまったと思っています。
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