菰釣山

2024年04月03日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.5km
• 登り: 821m
• 下り: 802m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:06
• 休憩: 1:27
• 合計: 6:33

9:20 落合橋
10:14 10:14 菰釣山登山口
10:54 10:59 ブナ沢乗越
11:02 11:11 菰釣避難小屋
11:37 12:31 菰釣山
12:49 12:49 菰釣避難小屋
12:54 12:54 ブナ沢乗越
13:32 13:32 中ノ丸
14:20 14:30 城ヶ尾山
14:33 14:42 城ヶ尾峠
15:35 15:35 水晶橋
15:53 落合橋

天候

晴れ、春がすみ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

道志の森キャンプ場

コース状況／危険箇所等

良好
城ヶ尾峠からの道志に降りてすぐの場所に崩壊地（ロープはありますが、通過を勧めません）

写真

4/2 9:18

今日は、春休みの長男も参加して、西丹沢の菰釣山に登ります。道志の森キャンプ場に車を駐車して、スタートです

4/2 9:19

妻、長男ともにご機嫌なのが嬉しい

4/2 9:24

まずはキャンプ場を歩きます。キャンパーたちは、朝食を食べたり、コーヒーを飲んだり、楽しそうです。

4/2 9:32

川の横を歩いて行きます

妻に撮られると、僕は猫背なのが良くわかります

4/2 9:32

愛犬メルも、ご機嫌になってきました

4/2 9:39

登っている西沢林道の上に車が三台くらい停めれる場所があるとの事でしたが、落石があって車は登れないです。

4/2 9:39

ガードレールも曲がっていたので、かなりの落石だったと思います

4/2 9:41

川の水が綺麗です

4/2 9:42

まだまだ盛り上がっている妻と息子

4/2 9:44

本当は愛玩犬のキャバリアが、山では野生の目になります

4/2 9:45

山々から滝のようになった水が、川に流れ込みます

4/2 9:49

長女、長男の部屋に貼りたいです・・・

4/2 9:57

川渡りが連続します

4/2 10:14

まだまだ川渡り

4/2 10:14

ブナ沢の登山口につきました

4/2 10:18

渡渉を終えた母子

4/2 10:19

西丹沢は野趣あふれていて、とても好きです

4/2 10:21

前日までの雨のせいで、渡渉が多いです

4/2 10:27

まだまだ渡渉ですが、最近は妻も慣れて来て、問題無く渡ります

4/2 10:31

結構傾斜がキツくなります

4/2 10:37

ブナ沢というだけあり、大好きなブナの木の中を登って行きます。ただ、ほぼ直登で、あまり登っている人もいないようで、枯れ葉も多いです

4/2 10:37

愛犬メルは、息一つ乱れずに、簡単に登ります

4/2 10:40

結構な傾斜です

4/2 10:47

ブナ沢乗越が見えてきました。もう少しです

4/2 10:49

ふと振り返ってみると、山梨側の山々がそびえています。御正体山でしょうか？

4/2 10:49

妻と息子は、力強く登って来ます

4/2 10:53

もうすぐです

4/2 10:54

ブナ沢乗越に到着。これからは、楽しみにしていた稜線歩き

4/2 10:59

さて、菰釣山に向かいます

4/2 10:59

稜線は、ブナの中を歩きます

4/2 11:02

菰釣山避難小屋に着きました。

4/2 11:11

ここで休憩します。疲れた妻が、蝋人形みたいになっています

4/2 11:22

休憩を終えて、登頂へ

4/2 11:22

犬とブナ

4/2 11:37

登頂しました。

4/2 11:37

記念撮影！みんないい顔です

4/2 11:52

山頂には誰もいませんでした。テーブルもあって快適です

4/2 11:52

やはり、似ているなあと思います

4/2 11:52

長男は、僕と妻、愛犬メルの写真を撮ってくれました

4/2 11:56

今日のランチは、カップ麺とおにぎりです。美味しかったです

4/2 12:15

菰釣山は、丹沢山地の西の端に位置しており、富士山が凄く間近に見える絶景の山です。山中湖も良く見えます。

4/2 12:31

下山しようと思ったら、山頂にある気象観測機の保全のために、神奈川県の職員の方が登ってこられました。ご苦労様です

4/2 12:49

今日はそのまま下りずに、周回コースを取り、城ヶ尾峠から下山する予定です

4/2 12:54

ブナ沢乗越をそのまま通過します。

4/2 12:57

菰釣山を登頂して達成感の後の下山モードの稜線歩き。はつらつ感がなくなっています

4/2 13:26

それでも長男は元気があります。成長を感じます

4/2 13:27

気持ち良い稜線歩きと思っていたら、結構な登山が続きます

4/2 13:27

愛犬メルも、険しい顔になってきました

4/2 13:32

中ノ丸に登頂。

4/2 13:34

家族写真を撮ります

4/2 13:35

ブナ林の稜線歩きが続きます

4/2 13:42

今日は、春霞の富士山ですが、幻影的な姿に心が止まります

4/2 13:46

二人でパチリ

4/2 13:46

三人でパチリ

4/2 13:55

箱根が見えました。その向こうに駿河湾です

4/2 14:00

この稜線は、神奈川と山梨の県境を通っています。神奈川は自然のブナ林、山梨は植林された杉林です。

4/2 14:02

風が吹いて寒くなってきたのが、愛犬メルは「ピーピー」言い出したので、を着せると静かになりました

4/2 14:07

くねくねとしたブナの大木です

4/2 14:09

山の向こうに相模湾も見えました。ただ、春霞のためにはっきりとはしていません

4/2 14:20

最後の山、城ヶ尾山に登頂しました。中ノ丸も、城ヶ尾山も、予想していなかっただけに、キツかったです

4/2 14:20

愛犬メルはドヤ顔です

4/2 14:21

今日の山頂家族写真も三枚目です

4/2 14:33

城ヶ尾山のすぐ先にある城ヶ尾峠から下山します

4/2 14:40

ところが、道標には善之木、神地の表示だけで、道志とは書いていません。良く地図をみると道志にある集落の地名ですが、道志川の向こうの地名ですし、凄く紛らわしいと思います

4/2 14:43

良く地図を確認して、進んで行きます。山道に先導するようにタヌキが走っていたり、楽しい道です

4/2 14:44

あまり歩かれていないようですが、すぐ後にその理由が良くわかりました

4/2 14:48

途中の道が崩落しています

4/2 14:48

長男はこういうのが初めてです。でも、この場所は問題はないです

4/2 14:51

問題は、この先でした。足を置く場所がほとんどなく、しかも、息子は足場を崩してしまいます

4/2 14:52

昨年、大崩落があったそうです

4/2 14:57

崩落箇所が連続します。無事に通過した妻・・・

4/2 14:57

崩落が続いているのだと思います。何よりも、足場がずるずるなので、ロープに頼る瞬間が多く、危ないです。

4/2 15:04

さて、山梨側の杉林。美しいです。花粉は飛び終わっているようで、良かったです

4/2 15:07

妻と長男は、先ほどの崩落地の精神的ダメージにやられています。

4/2 15:12

崩壊地をなんと言うこともなく僕に着いて来た愛犬メルは、「どうかした？」って顔をしています。メルも、登山を初めて7年近く経つので、ベテランです。

4/2 15:16

無事に林道まで下りて来ました

4/2 15:17

妻は、まだ少しへこんでいます

4/2 15:17

息子にハグされて、元気を取り戻します

4/2 15:18

本当に元気になってきましたが、横でメルは「どうしたの？」って感じです

4/2 15:35

水晶橋です。

4/2 15:35

水晶橋のすぐ横も崩落しています。丹沢は崩落が多い山地ですが、昔から崩落した岩から水晶が見つかるから水晶橋なのでしょうか？

4/2 15:35

上と下の地質が違うのも、興味深いです。白い花崗岩が落ちてきます

4/2 15:49

道志の森キャンプ場に戻ってきました

4/2 15:53

停めた時も、登山者の車は僕たちだけでした。今日は神奈川県の職員の方3人と、縦走してきた登山者一人しか会わなかったので、道志↔菰釣山を登ったのは、僕たちだけだったかもしれません。

4/2 15:53

無事に下山しました。良い1日でした！

感想

やすお

丹沢で登った事がない菰釣山に登って見ました。西丹沢というよりも、山梨の道志に近く、なかなか行く機会に恵まれなかったのですが、本当に良い山でした。道志からの山道は手つかずな感じもあり、ブナ沢から沢の登り詰め、城ヶ尾峠からの下りは尾根伝いと真逆なのが面白かったです。何よりも、菰釣山からは富士山が目の前にそびえて圧巻でしたし、それから城ヶ尾山への稜線は、ブナが守る痩せ尾根で、黄砂の影響で春霞でしたが、むしろ幻想的な景色も素敵で、歩きも楽しかったです。行きにくいからか、登山者には1名しか会わず、家族で静かな山歩きをしました。
下りにちょっとしたアクシデントがあり、城ヶ尾峠からの下り始めの崩落地が、足場がほとんど無いくらい崩れており、地盤も緩いために、ロープをつかんで渡っていても足下が崩れていくような状況で、登山を始めたばかりの妻や長男はもちろんですが、危ないと思いました。
とはいえ、道志丹沢と名付けていいような、素朴で、かつ頑固な山で、とても楽しく、何かを頂いたような山行でした