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Yamareco

記録ID: 6651509
全員に公開
沢登り
中国山地西部

笹ヶ丸山 太田川支流 瀬谷

2024年04月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:35
距離
9.1km
登り
729m
下り
715m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:12
休憩
0:24
合計
7:36
9:21
90
瀬谷入口
10:51
10:55
122
瀬谷右俣出合
12:57
13:05
15
笹ヶ丸山北稜線
13:20
13:29
83
14:52
14:52
7
瀬谷中俣出合
14:59
15:02
13
瀬谷左俣大滝
15:15
15:15
102
瀬谷左俣奥二俣
16:57
瀬谷入口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道191号を野冠橋で左折し、県道177号で瀬谷集落入口まで。入口左の郵便ポストの奥の空き地に駐車。林道を歩いて、瀬谷右俣出合い手前の本流から入渓。
コース状況/
危険箇所等
稜線上の津伏からの縦走路は問題ない。笹ヶ丸から水越への道はシダがうるさい。
2番目の堰堤付近までは林道は歩きやすい。林道は最初は暗いが開けて明るくなる。林道下、瀬谷本流の6m滝と大きな渕。
2024年04月13日 10:16撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/13 10:16
2番目の堰堤付近までは林道は歩きやすい。林道は最初は暗いが開けて明るくなる。林道下、瀬谷本流の6m滝と大きな渕。
林道が崩壊して悪くなったので、沢装備に換えて、瀬谷本流に入渓する。ナメの多いきれいな渓相だ。どこからか落ちたのか山桜の花びらが敷かれていた。
2024年04月13日 10:33撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/13 10:33
林道が崩壊して悪くなったので、沢装備に換えて、瀬谷本流に入渓する。ナメの多いきれいな渓相だ。どこからか落ちたのか山桜の花びらが敷かれていた。
瀬谷右俣が左岸より小滝で出合う。本流側は3mの滝となっている。
2024年04月13日 10:51撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/13 10:51
瀬谷右俣が左岸より小滝で出合う。本流側は3mの滝となっている。
狭いゴルジュ奥の4m滝は、右岸より巻いた。右俣は概ね、左岸が立って自然林が残り、右岸は多少傾斜が緩く、植林帯となっている。
2024年04月13日 11:02撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/13 11:02
狭いゴルジュ奥の4m滝は、右岸より巻いた。右俣は概ね、左岸が立って自然林が残り、右岸は多少傾斜が緩く、植林帯となっている。
このゴルジュの2mも小滝といえ直登は難しく、右岸から巻いた。
2024年04月13日 11:12撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/13 11:12
このゴルジュの2mも小滝といえ直登は難しく、右岸から巻いた。
まだゴルジュが続き、4m滝は右岸の斜上バンドを辿って越した。
2024年04月13日 11:22撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/13 11:22
まだゴルジュが続き、4m滝は右岸の斜上バンドを辿って越した。
その上に続くトイ状3m滝を斜上バンドから見下ろす。
2024年04月13日 11:25撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4/13 11:25
その上に続くトイ状3m滝を斜上バンドから見下ろす。
ゴルジュ奥に10mの3段瀑。水量は少ないが、なかなかに美しい。
2024年04月13日 11:28撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/13 11:28
ゴルジュ奥に10mの3段瀑。水量は少ないが、なかなかに美しい。
10m滝をアップで。ここは淵に入って左岸をへつり、中段まで水流を登り、上段は右壁を越えた。
2024年04月13日 11:29撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4/13 11:29
10m滝をアップで。ここは淵に入って左岸をへつり、中段まで水流を登り、上段は右壁を越えた。
7m滝は右岸から巻いた。
2024年04月13日 11:50撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4/13 11:50
7m滝は右岸から巻いた。
トイ状4m滝は水流を登った。
2024年04月13日 11:54撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/13 11:54
トイ状4m滝は水流を登った。
10m続くナメ。
2024年04月13日 11:56撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/13 11:56
10m続くナメ。
小滝の脇に群れ咲くサツマイナモリの白い小さな花が可憐だ。
2024年04月13日 12:13撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4/13 12:13
小滝の脇に群れ咲くサツマイナモリの白い小さな花が可憐だ。
4mナメ状斜滝。水流も減ってきた。
2024年04月13日 12:19撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4/13 12:19
4mナメ状斜滝。水流も減ってきた。
源頭近くまでナメが続き、藪漕ぎなく稜線近くまで詰めあがった。
2024年04月13日 12:54撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4/13 12:54
源頭近くまでナメが続き、藪漕ぎなく稜線近くまで詰めあがった。
津伏からの登山道に出て、左にたどり笹ヶ丸山に登頂した。水越に向かって少しくだり、鞍部より奥に見える側の急な斜面を降りて、瀬谷の中俣に下る。
2024年04月13日 13:20撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/13 13:20
津伏からの登山道に出て、左にたどり笹ヶ丸山に登頂した。水越に向かって少しくだり、鞍部より奥に見える側の急な斜面を降りて、瀬谷の中俣に下る。
少し斜面をくだると、すぐに岩盤が現れた。ナメの多い谷だ。20m斜滝は右岸を巻いて降りた。
2024年04月13日 13:49撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4/13 13:49
少し斜面をくだると、すぐに岩盤が現れた。ナメの多い谷だ。20m斜滝は右岸を巻いて降りた。
6m滝は、右岸の岩から降りた。
2024年04月13日 13:57撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/13 13:57
6m滝は、右岸の岩から降りた。
20m斜滝。ヌメリが多く、すべりやすいが、クライムダウンした。
2024年04月13日 14:03撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/13 14:03
20m斜滝。ヌメリが多く、すべりやすいが、クライムダウンした。
30m続くナメ。とにかくナメが多いが、倒木が美観を損ねている。
2024年04月13日 14:11撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/13 14:11
30m続くナメ。とにかくナメが多いが、倒木が美観を損ねている。
7m大岩の滝。
2024年04月13日 14:14撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4/13 14:14
7m大岩の滝。
20m続くナメ滝。中俣はヌメリのせいか、岩がくろずんでいる。
2024年04月13日 14:20撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4/13 14:20
20m続くナメ滝。中俣はヌメリのせいか、岩がくろずんでいる。
4m滝は左岸から巻き降りた。
2024年04月13日 14:26撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4/13 14:26
4m滝は左岸から巻き降りた。
トイ状3m滝。
2024年04月13日 14:31撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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トイ状3m滝。
5m段滝は、階段状でクライムダウンできた。
2024年04月13日 14:46撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4/13 14:46
5m段滝は、階段状でクライムダウンできた。
すぐに、本流である左俣との出会いだった。本流右岸には壊れた林道がまだ残っている。
2024年04月13日 14:52撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4/13 14:52
すぐに、本流である左俣との出会いだった。本流右岸には壊れた林道がまだ残っている。
左俣の20m斜滝とその上の7m滝。ここは両岸が切り立っており、巻き道は不明瞭。斜滝を登って、7m滝の下に立つ。
2024年04月13日 14:59撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/13 14:59
左俣の20m斜滝とその上の7m滝。ここは両岸が切り立っており、巻き道は不明瞭。斜滝を登って、7m滝の下に立つ。
美しい7m滝は、水流の左を登った。
2024年04月13日 15:02撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/13 15:02
美しい7m滝は、水流の左を登った。
ほどなく、左俣の奥二俣についた。これは、左沢出合いにかかる細い6m滝。
2024年04月13日 15:15撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4/13 15:15
ほどなく、左俣の奥二俣についた。これは、左沢出合いにかかる細い6m滝。
水越に突き上げる右沢のほうが水量が多い。出合いの5m滝は水流を登れる。
2024年04月13日 15:16撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/13 15:16
水越に突き上げる右沢のほうが水量が多い。出合いの5m滝は水流を登れる。
小滝の上には、意外にもこんな所に地図に無い堰堤があった。地形図上では右沢の左岸にそって登山道があるはずだが、確認できなかった。時間切れで、ここで引き返すことにした。
2024年04月13日 15:20撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4/13 15:20
小滝の上には、意外にもこんな所に地図に無い堰堤があった。地形図上では右沢の左岸にそって登山道があるはずだが、確認できなかった。時間切れで、ここで引き返すことにした。
帰りは、細々と続く登山道をたどってみた。例の大滝の巻きは踏み跡がわからず大きく巻きすぎてしまった。中俣出合いより荒れてはいるが林道が復活する。林道より見た本流の7m滝。
2024年04月13日 15:52撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/13 15:52
帰りは、細々と続く登山道をたどってみた。例の大滝の巻きは踏み跡がわからず大きく巻きすぎてしまった。中俣出合いより荒れてはいるが林道が復活する。林道より見た本流の7m滝。
林道から降りて5m曲がり滝を見る。
2024年04月13日 15:54撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/13 15:54
林道から降りて5m曲がり滝を見る。
林道下の本流ゴルジュ。
2024年04月13日 15:57撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4/13 15:57
林道下の本流ゴルジュ。
谷の中にはサツマイナモリが多かったが、林道沿いには花は少なかった。
2024年04月13日 16:19撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/13 16:19
谷の中にはサツマイナモリが多かったが、林道沿いには花は少なかった。

装備

個人装備
ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 飲料 コンパス 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ ロープ ヘルメット カラビナ スリング エイト環 渓流シューズ

感想

瀬谷は笹ヶ丸山東面の水を集める長い谷で、宇賀大橋の下流で太田川に流入している。瀬谷入口には5、6軒の集落があり、古いが大きくて立派な家が建っている。瀬谷にそって林道が延びているが、現在は第2堰堤より先は、かなり荒廃が進んでおり、瀬谷中俣より少し上で崩壊し、細々とした登山道になっている。最近ではhobbitさんが第2堰堤まで歩かれた記録がある*。加藤武三の「広島市近郊の山と谷 緑の回廊」では、笹ヶ丸山644mの下山路として、東南の664m峰との鞍部の水越から谷沿いの道が紹介されており、途中に滝があって目を楽しませる、とあり、1/2.5万地形図にも破線が記されている。長い林道を歩くと、瀬谷源流には3つの枝谷があり下流より、右俣、中俣、左俣(本流)となっている。一直線に笹ヶ丸の北稜線に詰めあがる右俣を登って、笹ヶ丸山に登頂したのち、中俣を下降し、登山道の名残を探して左俣を遡行してみた。右俣は、水量は少ないが、ゴルジュが続き、小滝といえども登れないものが多い。ゴルジュ奥にかかる3段10mは登ることができ、右俣のハイライトである。中俣はナメが主体の谷で大きな滝がないのがものたりなく、またナメの美しさが倒木で損なわれているのが残念だ。本流の左俣は渓相が良く、加藤武三の紹介した大滝が美しい。谷沿いの登山道は、奥二俣までは細々と続いているのが確認できたが、大滝付近はかなり悪くなっている。途中まで枝打ちの跡があり、最近歩いた人がいたようだ。奥二俣より上は、今回は時間切れで確認できなかった。
*https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6500413.html

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