白毛門 苦難の山行

2015年06月22日(月) [日帰り]

• GPS: 07:03
• 距離: 7.6km
• 登り: 1,088m
• 下り: 1,093m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:38
• 休憩: 1:24
• 合計: 7:02

8:43 白毛門登山口駐車場
8:49 8:51 東黒沢
10:40 10:54 松ノ木沢の頭
11:42 12:41 白毛門
13:38 13:44 松ノ木沢の頭
15:30 15:31 東黒沢
15:37 15:39 白毛門登山口駐車場
15:45 土合駅

天候

曇り時々晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

上越新幹線で上毛高原駅。
上毛高原駅8:00発の谷川岳ロープウェイ駅行きバスで土合橋まで。
土合駅まで歩いて16:3の上毛高原駅行きバス。

コース状況／危険箇所等

登りは道迷いの問題ありません。
下りはマーキングをしっかり確かめないと間違った方向へ誘い込まれます（2カ所間違えました）。
下部は木の根が張った急坂が続きます。土も濡れて滑りやすくなっています。下りは足下に注意が必要です。
上部は岩場、ガレ場の歩きにくい登山道が続きます。下りはもちろん登りも注意して歩かないといけません。
登山道全般で所々崩落が見られました。足を滑らして転落しないよう注意が必要です。

写真

6/22 7:55

上毛高原駅バス乗り場。私の地元を走るバスと同じカラーリングでしたが、PASMO、SUICAは使えません。

6/22 8:42

土合橋下車。道路を横断して向かいの道に進みます。

6/22 8:43

駐車場

6/22 8:45

駐車場を奥に進みます。

6/22 8:45

早速分岐。左に進みます。

6/22 8:45

登山道入口が見えてきます。

6/22 8:46

東黒沢に掛かる赤い橋も見えます。

6/22 8:48

東黒沢上流。

6/22 8:54

ブナなどの広葉樹林帯の急坂を進みます。

6/22 9:11

標高870m付近。木々の間から谷川岳が見えました。山頂は雲の中。

6/22 9:15

標高900m付近。大きな滝が眼下に見えました。

6/22 9:16

谷川岳もはっきり認められます。

6/22 9:34

標高1035m付近。

6/22 9:35

岩場と木の根のダブル。

6/22 9:49

標高1150m付近。登山開始から1時間ちょっと。やっと急坂の連続から逃れられました。

6/22 9:51

マチガ沢上部の雪渓。

6/22 9:58

下方に滝。

6/22 9:58

滝。

6/22 10:30

滑りやすい泥道と岩場のダブル。

6/22 10:35

虎ロープの岩場。

6/22 10:38

鎖場。下から見上げると高度差があります。

6/22 10:44

松ノ木沢ノ頭手前。白毛門が見えてきました。

6/22 10:46

松ノ木沢ノ頭。標高1484m。

6/22 10:46

松ノ木沢ノ頭から白毛門。

6/22 10:47

正面には谷川岳。まだ頂上付近は雲に覆われています。

6/22 11:00

先に進んで標高1495m付近から松ノ木沢ノ頭を振り返ります。山頂から下りてきた登山者が通過中。

6/22 11:00

ロープウェイの天神平駅も見えます。

6/22 11:07

ジジ岩、ババ岩。

6/22 11:18

急坂のガレ場。

6/22 11:49

白毛門山頂到着。標高1720m。谷川岳山頂の雲が切れました。左に西黒尾根。トマの耳、オキの耳。一ノ倉岳。茂倉岳。

6/22 12:34

白毛門山頂標識。谷川岳を正面に見ながら昼食休憩した後に撮影しました。

6/22 12:34

山頂から笠ヶ岳、朝日岳方面。

6/22 12:44

下り始めます。下界に小さく土合駅が見えます。

6/22 12:57

下り始めて約15分。下った岩場を振り返ります。

6/22 13:00

マーキングはしっかり確認します。

6/22 13:06

虎ロープ。

6/22 13:08

少し開けたガレ場。このマーキングを見逃しました。

6/22 13:13

右側に下りてしまいました。下り2カ所目の道間違いです。

6/22 13:26

上部は岩場も多くあります。

6/22 13:29

階段状の岩場。

6/22 13:39

松ノ木沢ノ頭まで下りてきました。

6/22 13:40

左の小さなとんがりが笠ヶ岳と思われます。画面は切れていますが左に至仏山が連なっています。

6/22 13:41

本日最後の全容。左からトマの耳、オキの耳。一ノ倉岳。右に武能岳。

6/22 13:42

中央は武尊山と思われます。

6/22 13:57

この後は泥と木の根の道をひたすら下ります。

6/22 15:29

下り終了地点。下りてきた登山道を振り返ります。

6/22 15:29

平らな登山道にほっと一息。

6/22 15:33

東黒沢に戻ってきました。

6/22 15:35

橋を渡って登山道入口。

6/22 15:37

駐車場。朝よりかなり車は減っていました。

6/22 15:39

土合橋バス停。

6/22 15:46

土合駅まで歩きました。トイレと自販機で飲み物を買うためです。

撮影機器：

PowerShot G7 X CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

Y_Kanao

梅雨の晴れ間を期待して山行を決めました。
行き先は6月初めに続き谷川岳方面。
今回は土合橋から白毛門を目指しました。
時間が許せば先に進んで同じ道を帰ってくる計画です。
結局、白毛門で時間切れ。苦しい山行となりました。

誰にでも得意な登山道、苦手な登山道があるかと思います。
今回は私が苦手とする要素が全てそろった登山道でした。
特に下りにおいて全く足が出ず、登りに要したとほぼ同じ時間を掛けて下りてきました。

地形図からきつい登り一辺倒の登山道であることは予想していました。
それに加え濡れて滑りやすい泥道、露岩、さらに木の根の張った高い段差、急坂のガレ場。登っていて帰りにはこれを下らなければならないのかと思うともう止めて帰りたくなることもしばしばでした。

登った甲斐があったことも。
白毛門山頂到着時には、それまで谷川岳山頂付近にずっと掛かっていた雲が晴れて、谷川岳東壁の全容を眺めることが出来ました。
険しい岩壁を目の当たりにして、険しさ故に人々を挑戦に駆り立てて止まないのだろうと思いました。

いずれにしてもこのコースを再び歩くことはないだろうというのが私の感想です。