【愛鷹連峰】愛鷹登山口バス停から黒岳・越前岳・呼子岳・蓬莱山

2015年06月23日(火) [日帰り]

• GPS: 05:42
• 距離: 14.6km
• 登り: 1,061m
• 下り: 1,062m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:33
• 休憩: 1:09
• 合計: 5:42

9:01 愛鷹登山口バス停
9:14 9:21 須山愛鷹登山口
9:39 9:40 愛鷹山荘
9:42 9:47 富士見峠
9:56 9:58 黒岳展望広場
10:03 10:05 黒岳
10:09 10:09 黒岳展望広場
10:17 10:17 富士見峠
10:42 10:46 鋸岳展望台
11:12 11:14 富士見台
11:31 11:41 愛鷹山
12:09 12:13 高場所尾根への分岐
12:22 12:29 呼子岳
12:36 12:49 割石峠
12:50 12:54 蓬莱山
12:59 13:00 割石峠
13:52 13:57 大沢橋
14:28 14:30 須山愛鷹登山口
14:43 愛鷹登山口バス停

天候

曇り時々雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

JR御殿場線御殿場駅から富士急行バスで愛鷹登山口バス停下車

写真

6/23 8:57

平日のバスは、富士サファリパークへ向かうカップル等が主な乗客であった。アウェイ感漂う車内からひとり、登山口バス停で降車する。

6/23 9:14

登山口駐車場も閑古鳥が鳴いていた。なお、駐車場の隅には簡易トイレが設置されている。

6/23 9:15

木製の鳥居と松永塚の解説。これより神域。

6/23 9:19

神域に大野路の割引券が奉納されていた。だが、あいにく火曜日は定休日。

6/23 9:40

途中、蜘蛛の巣バスター（枝）を装備した先行者を抜き去ったため、自らも蜘蛛の巣バスターの携行を余儀なくされる。やがて前方に廃屋…

6/23 9:41

…ではなく、愛鷹山荘が現れる。無人小屋で手前の柵は施錠されているが、予約すれば開けていただけるらしい。

6/23 9:44

ひと登りで、富士見峠に到着。名前に反して展望ゼロだが、富士見峠がフェイクだということはリサーチ済みである。

6/23 9:54

しかし、この日は本命の黒岳展望台もこの有様であった。残念。

6/23 9:54

消沈しつつ富士サファリパークをズーム。こちらはよく見えた。

6/23 10:02

ほどなく黒岳山頂に到着。1,086.5メートルピークで、三等三角点（点名：須山村）が埋設されている。須山村は、昭和32年まで存在した村の名前だ。

6/23 10:38

登山道はかなりえぐれていて歩きにくい。そのためか、登山道わきに踏み跡多数。

6/23 10:40

ドーン、ズドーン。平日なので東富士演習場からの砲撃音が絶え間なく続く。正面は鋸岳。

6/23 10:57

忽然と現れた「危険・注意」の看板。何が危険なんだ？

6/23 10:58

看板の先を覗き込んでみると、そこは七面山のナナイタガレを彷彿とさせる崩壊斜面だった。

6/23 10:59

どうやらここは白ガレンと呼ばれる爆裂火口跡であるらしい。まさに断崖絶壁。大迫力である。

6/23 11:11

富士見台。富士は雲に白く塗り潰されていて、三度目の正直ならず。

6/23 11:19

雲の隙間から日差しが！天候回復の予兆かと思われたが、結局この1回きりだった。

6/23 11:29

越前岳山頂に到着。1,504.2メートルピークで、二等三角点（点名：印野村）が埋設されている。印野村は、昭和30年まで存在した村の名前。また村名か。

6/23 11:29

越前岳からは駿河湾が見える。この日は心眼で見る。

6/23 11:39

山頂には登山者2人と話好きのおばちゃんが1人。小休止の後、呼子岳を目指して出発。

6/23 12:00

登山道は尾根上を走っており、道幅はやや狭い。

6/23 12:16

コアジサイ？

6/23 12:17

ヤマボウシかな。

6/23 12:22

呼子岳に到着。1,313メートルピークで、三等身のお地蔵様が鎮座されている。

6/23 12:23

大岳への縦走路は廃道とされている。踏み跡はありそうだが。

6/23 12:32

割石峠付近から。海が見える気がする。

6/23 12:41

いったん下って、蓬莱山への登り。

6/23 12:44

途中、見晴らしがいい場所があり、呼子岳の山容が拝める。晴れていれば眺望が良さそうな場所だ。

6/23 12:50

鋸岳〜位牌岳方面は上級コースと聞いていたが、単純に通行止めだった。

6/23 12:51

そして蓬莱山の山頂標識。1,296メートルピークである。

6/23 12:52

ここには石像が置かれていた。愛鷹明神に所縁のある神様なのだろう。

6/23 13:09

割石峠に戻り、ガレガレの斜面を下っていく。

6/23 13:29

至る所にケルンが積まれており、賽の河原の様相。

6/23 13:44

やがて古い林道？に接続した。治山事業のために造られた道のようだ。

6/23 13:58

登山道は所々林道をトレースしながら、大沢沿いを下っていく。

6/23 14:17

土石流の跡と思しき、一面のゴーロ。かつては架橋して車を通していたのだろう…

6/23 14:18

鉄筋コンクリート橋の残骸が散らばっていた。恐るべき破壊力。

6/23 14:19

渡り終えると、綺麗に舗装された林道となった。

6/23 14:21

大沢はゴーロの地下を通って佐野川となる。

6/23 14:26

登山口に戻ってきた。バスを待つ間にデオドラントシートで身体を拭き、着替えを済ませておく。サファリパークで遊び疲れたカップルに白い目で見られないように…

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR800 カシオ

感想

NcStrafe

平日は妻が通勤で車を使うため、電車とバスを駆使したクイック登山となり、遠方の山は狙えない。まあ、帰りにビールが飲めるという利点もあるが…
越前岳は登山者が多いせいか、掘割のようになっている箇所が多く、そういった場所では登山道脇の踏み跡を追った方が歩きやすかった。
そして次に来るときは、ぜひとも富士山と駿河湾の展望を満喫したいと、心から思った。