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Yamareco

記録ID: 6661196
全員に公開
沢登り
中国山地西部

極楽寺山 千同川右谷~左谷

2024年04月14日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:18
距離
5.8km
登り
592m
下り
592m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:44
休憩
0:35
合計
5:19
9:03
12
坪井公園
9:40
9:50
110
千同川の二俣
11:40
11:45
9
千同川右谷を詰めた稜線
11:54
11:55
6
12:18
12:24
13
12:37
12:44
36
13:20
13:25
0
千同川左谷左沢
13:25
13:25
28
千同川左谷の奥二俣
13:53
13:53
16
千同川の二俣
14:22
坪井公園
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
県道41号を城山南交差点で西に入り、観音中学校前で右折、坪井公園の駐車場に駐車(8台)。霊園の間の道を登って行くと、山陽自動車道の高架をくぐり、土砂置き場を過ぎると林道となる。林道の荒れた終点が千同川右谷と左谷の二俣である。ここから入渓。
コース状況/
危険箇所等
極楽寺本堂から観音ルートへくだる案内版がないが、阿弥陀堂の裏手に降り口がある。
その他周辺情報 坪井公園、極楽寺にトイレあり。
右俣に入って、ずっと枯れ沢だったが、やっと水流が出てきた。
2024年04月14日 09:50撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
4/14 9:50
右俣に入って、ずっと枯れ沢だったが、やっと水流が出てきた。
落石で荒れたナメ。
2024年04月14日 09:58撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4/14 9:58
落石で荒れたナメ。
少し谷幅が狭まって雰囲気が良くなった。岩をうがつ斜滝と、
2024年04月14日 10:04撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
4/14 10:04
少し谷幅が狭まって雰囲気が良くなった。岩をうがつ斜滝と、
その上部。この辺りは、前回斜面の傾斜がきつくて谷に降りて登ったところだ。
2024年04月14日 10:05撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/14 10:05
その上部。この辺りは、前回斜面の傾斜がきつくて谷に降りて登ったところだ。
ナメ状斜滝7m。この上部からは前回は左岸のルンゼを障子岩の手前へ上がったので、登っていないところだ。
2024年04月14日 10:07撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4/14 10:07
ナメ状斜滝7m。この上部からは前回は左岸のルンゼを障子岩の手前へ上がったので、登っていないところだ。
また谷が広がって、倒木で荒れたゴーロになった。
2024年04月14日 10:14撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4/14 10:14
また谷が広がって、倒木で荒れたゴーロになった。
長いゴーロ歩きのあとに現れた、苔に覆われた15m斜滝に癒される。苔を踏まないように水流を登る。
2024年04月14日 10:37撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/14 10:37
長いゴーロ歩きのあとに現れた、苔に覆われた15m斜滝に癒される。苔を踏まないように水流を登る。
源頭近く、幅の狭いゴルジュの奥に4mとその上に3mの2段滝。右岸を巻いて下段の上に出て登った。さらに、その上には、
2024年04月14日 10:48撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/14 10:48
源頭近く、幅の狭いゴルジュの奥に4mとその上に3mの2段滝。右岸を巻いて下段の上に出て登った。さらに、その上には、
真砂土状の風化花崗岩をえぐるゴルジュが延びていた。凄みのある光景だ。手前は2m滝は右の岩から登った。
2024年04月14日 10:53撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/14 10:53
真砂土状の風化花崗岩をえぐるゴルジュが延びていた。凄みのある光景だ。手前は2m滝は右の岩から登った。
稜線まで、もろいV字谷が続いているようだ。
2024年04月14日 10:56撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4/14 10:56
稜線まで、もろいV字谷が続いているようだ。
風化花崗岩に囲まれた円形劇場のような7m滝で、行く手を阻まれた。ゴルジュ入口まで戻って巻くしかないのだが、横着をして左岸途中のガレを登ったら悪くて消耗し、後悔した。
2024年04月14日 11:00撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/14 11:00
風化花崗岩に囲まれた円形劇場のような7m滝で、行く手を阻まれた。ゴルジュ入口まで戻って巻くしかないのだが、横着をして左岸途中のガレを登ったら悪くて消耗し、後悔した。
左岸の植林帯を稜線に登った。踏み跡らしきものもあるが、登山道かはわからない。左を見れば、滝の上にも、崩壊地形が稜線近くまで続いていた。
2024年04月14日 11:27撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4/14 11:27
左岸の植林帯を稜線に登った。踏み跡らしきものもあるが、登山道かはわからない。左を見れば、滝の上にも、崩壊地形が稜線近くまで続いていた。
もろいガレ登りで消耗したので、極楽寺に参拝後、観音ルートの一般道で戻ろうと決めたが、
2024年04月14日 12:39撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/14 12:39
もろいガレ登りで消耗したので、極楽寺に参拝後、観音ルートの一般道で戻ろうと決めたが、
下山路の左手の樹林が雰囲気がよいので、左谷の様子が見てみたくなり、斜面を下ってしまった。
2024年04月14日 12:59撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4/14 12:59
下山路の左手の樹林が雰囲気がよいので、左谷の様子が見てみたくなり、斜面を下ってしまった。
しかし、やはり倒木で荒れたゴーロだった。左谷左沢の奥二俣は水流はない。
2024年04月14日 13:21撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4/14 13:21
しかし、やはり倒木で荒れたゴーロだった。左谷左沢の奥二俣は水流はない。
水が流れれば、3mほどの斜滝になりそうな岩もあった。
2024年04月14日 13:25撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/14 13:25
水が流れれば、3mほどの斜滝になりそうな岩もあった。
束の間、水流が出てきた3mの斜滝。
2024年04月14日 13:30撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4/14 13:30
束の間、水流が出てきた3mの斜滝。
サツマイナモリの群落があったのが救いだが、それも一瞬でまたゴーロ歩き。
2024年04月14日 13:37撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/14 13:37
サツマイナモリの群落があったのが救いだが、それも一瞬でまたゴーロ歩き。
このあたりが、左谷右沢との二俣と思われ、水がたまっていた。荒れて枯れたゴーロは最後まで続いた。
2024年04月14日 13:40撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4/14 13:40
このあたりが、左谷右沢との二俣と思われ、水がたまっていた。荒れて枯れたゴーロは最後まで続いた。

装備

個人装備
ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 飲料 コンパス 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ ロープ ヘルメット カラビナ スリング エイト環 渓流シューズ

感想

坪井からの極楽寺山へは、観音参道が古くからあり、芸藩通志の白砂村の絵図に書かれた坪井村への道がそれらしく思われる。その他にも観音北ルート*と呼ばれるバリエーションもあるが、1/2.5万図には、千同川の右俣及び左俣沿いに破線がある。このうち、障子岩に詰める右俣(松ヶ谷)の登山道については以前に踏査し、消滅していることを確かめたが、沢登りとして源頭まで詰めていなかった。左俣は「いつかいちの地名を探る」では、左俣右沢が北椋木、左俣左沢が南椋木となっており、解説にて椋木は岩がむき出している所か、とあり、何かしら、あるのではと思われた。坪井公園から、けっこう急な道を登って観音ルートを過ぎ、林道の終点で千同川の右俣と左俣の二俣に至る。すぐ下に堰堤があるせいか、伏流である。右谷を10分ほど登ると水流が復活して、岩がちとなり、小滝も出てきたが、また倒木で荒れたゴーロが続いた。源頭も近くなって、緑の苔の15m斜滝に癒されるも、その上部は風化花崗岩をえぐった、もろいマサ土のえぐいゴルジュが稜線まで続いていた。円形劇場の7m滝で詰んでしまって、ゴルジュを少し戻って巻いたが悪く、ゴルジュ入口まで戻るべきだった。これで消耗したので、一般道の観音ルートで帰りろうと決めたのに、左俣左沢の源頭部の樹林に惹かれて、どうしても谷が見たくなってしまった。しかし結果は、、、千同川左俣は、やはり滝などない、倒木で荒れたゴーロの枯れ谷だった。(ここは、プロジェクトXのナレーション風で)。極楽寺山東面は、崩壊が激しく、多量の土石が流れだし、遡行価値はない。まあ、見るべきほどのことは見つ。としておこう。なお、極楽寺山の頂上(展望広場)北側は立ち入り禁止となっている。
*http://gokurakuji-100.d.dooo.jp/mtgokurakuji/route/kanonkita/kanonkita.html

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