月山BS：姥沢から往復
SamT
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 911m
- 下り
- 897m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 3:55
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 5:40
帰り：姥沢口駐車場14:39−14：51志津温泉（まいづるや）＊帰路：まいづるやを16:01に発ち、東北中央自動車道経由で福島JCTにて東北自動車道に合流するまでは順調でしたが（22時頃帰宅予定）、その先で事故で福島西IC〜本宮IC間が通行止めでした。吾妻PAでゆっくり夕食を食べ様子を見ましたが、そこのネクスコ東日本の情報表示には通行止めのこと自体案内されていませんでした。なので、スマホを持たない私には通行止めが解除されても確認できないので、福島西ICで高速を降りて（18:48）本宮ICから再入線することにしました。しかし、下道は渋滞の連続で本宮ICから再入線したのは20:41でした。（通行止めは解除されているようでした。）登山や運転疲れもあり、3度休憩仮眠を取ったりしたため、帰宅したのは1:25でした。登山より帰りの車の運転で疲れました。事故で高速の通行止めは勘弁してほしいです。そのためにも安全運転を心掛けたいですね。
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
月山リフト山麓駅に登山ポストがあります。鍛冶坂と呼ばれる急坂は雪が固めだったのでシール登行はエッジを立て過ぎるとずれ落ちます。方向転換の時も注意が必要でした。下りは雪が緩んでいて滑りやすかったです。2個所雪がつながっていない所があり、スキーを外して移動しました。リフト山頂駅から四谷川方面に下った辺りにロープが張られていますが、帰りの下りで、登り返さずロープを潜ってトラバースして下りリフト山麓駅に出ました。急斜面にクラックがあり下方に広がっているので要注意です。ロープを規制だと思って、下らずにリフト山頂駅に登り返している人達もいました。 |
| その他周辺情報 | 宿の志津温泉で入浴しました。まいづるやは日本秘湯を守る会の宿です。日帰り入浴もできます。 |
写真
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装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル（下）
ソフトシェル（上）
CWX
タイツ
靴下
薄手のグローブ
アウター手袋
防寒着
バラクラバ
日よけ帽子
毛帽子
ヘルメット
サングラス
ブーツ
ザック
サブザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
高度計
昼食
行動食
非常食
飲料（スポーツドリンク・水）
テルモス
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
ドライバー
ペンチ
日焼け止め
保険証
時計
手ぬぐい
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
スキー板
シール
イージースキンセーバー
シールワックス
スクレーバー
スキーワックス
タオル
シート
|
|---|
感想
月山は11年前の9月に登っていますが、積雪期は初めてでした。スキーツア−は今回も含めて8回訪れていて姥ヶ岳は何度も登っていますが、月山は未踏でした。ツアーの主催者に、自身も参加者も若い頃は月山本峰にも登っていたと話には聞いていましたが、ツアーで目指すことはなさそうだったので、個人で登ることにしました。膝が痛むようにっているもののまだ体力はあるので今のうちだと思って挑みました。
登頂を目指すには絶好の天気でした。1日目のツアーの行動や2年前のツアーで牛首まで行ったことがあり、コースを決めるうえで参考になりました。下りで、月山リフト山頂駅下の斜面をスキー場まで登り返すかそのままロープを潜ってトラバース気味にリフト山麓駅まで戻るか、2案考えていましたが、登り返さずに済む方が楽なので後者に決めました。様子が分かっていたからできたことでした。
積雪期の牛首から先は未知の世界だったので、ツアー中に斜面や登山者の様子を見て一応プランは考えていましたが、実際に斜面に取り付いてみないと分からないこともあるので冒険でした。鍛冶坂に取り付く辺りにスキーをデポしてあるのを見て、スキーで登るのが容易でないことが察せられました。
雪が固めで、エッジを効かせると横ずれし易いのでできるだけシール面を雪面に載せるように心掛けました。方向転換、切り返しが難しく一度転んでしまい、両スキーの向きを合わせるためにスキーを斜面下に向けた際1〜2m程滑落しました。うまくエッジで止めることができて難を避けることができました。ホッとしましたが、その後はより慎重になりました。
雪が切れている所を越えると難所はクリアしました。鍛冶神社跡まで来ると月山山頂が見え左に鳥海山もクッキリと見えました。素晴らしい光景が広がっていました。振り返ると姥ヶ岳や湯殿山がかなり下方に見え、今まで見たことのない景色が広がっていると感動しました。
ツボ足で歩いた人達の足跡が穴ぼこのように続いていましたが、スキーは楽でした。月山神社山頂とその先にある三角点の山頂まで行ってみました。11年前に登った時は神社の敷地内しか踏んでいなかったので、今度月山に登ったら必ず行こうと思っていた所でした。
月山神社の脇で滑る用意をし、鍛冶神社跡でゆっくりお昼を食べました。山座同定はしませんでしたが、朝日連峰の向こうに飯豊連峰らしき山容も見えていました。無事滑って下れるか心配でしたが、雪は緩んでいたので快調に下ることができました。牛首の直下まで来て一安心できました。白い雪面は避け茶色い雪面を求めてさらに下りました。リフト山頂駅からの斜面下のロープまで来て、ホッとしたので休憩しました。山頂駅に登り返している人達もいましたが、私は予定通りロープを潜ってそのまま下って右方にトラバースしました。クラックの一帯はクラックがより下まで広がっていましたが、無事通過できました。
計画より30分遅れでしたが無事駐車場に戻り、宿に着いた時は20分遅れでした。今回もレコを見て読んで下さりありがとうございます。
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