行方不明者捜索／青岩谷・青岩大滝・奥後山・鉢焼場尾根

2024年04月19日(金) 〜 2024年04月20日(土)

• GPS: 23:45
• 距離: 26.7km
• 登り: 2,320m
• 下り: 2,322m

コースタイム

1日目

• 山行: 11:35
• 休憩: 0:15
• 合計: 11:50

6:02 片倉橋
6:32 6:34 塩沢橋
7:37 7:50 後山林道終点（青岩谷出合）
17:52 宿泊地

2日目

• 山行: 11:41
• 休憩: 0:13
• 合計: 11:54

6:06 宿泊地
10:29 10:29 奥後山
12:10 12:23 塩沢右岸上段巡視路分岐
16:51 16:52 塩沢橋
18:02 片倉橋

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

片倉ゲート側の駐車スペース利用

コース状況／危険箇所等

青岩谷の沢を歩いて青岩大滝へ。
大滝右側のザレ斜面を登り尾根に出る。
踏み跡のない尾根をたどりヨモギ尾根から奥後山、鉢焼場尾根。そして塩沢橋。

青岩谷の沢は日々状況が変化します。渡渉はその場その場で臨機応変に。沢靴を含めて下半身だけでも沢の装備が必要です。　

青岩大滝は水量が豊富な美しい瀑です。
一見の価値あり。

滝右側のザレ斜面は危険なので絶対に登らないで下さい。落石が頻繁で、私は落石直撃で滑落しました。進むに進めず、下がる下がれない状況になります。ザレともろい岩で構成されています。

青岩谷～青岩大滝～尾根～ヨモギ尾根までは登山道がありません。特に大滝から尾根に上がってヨモギ尾根に出るまでは獣道しかありません。
熊道、鹿道、猿道が入り組んでいます。

写真

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後山林道を進みます。

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対岸には作業小屋と荷物運搬用のレールがあります。林道終点はまだまだ先。林道終点が登山道入口です。

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林道終点。ここから登山道になります。

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右側の踏み跡から入ります。

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歩きやすい方を選んで右岸に行ったり左岸に行ったり渡渉します。

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行方不明者を捜して岩が積み重なった所を覗き込みます。

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いったん上がってワサビ田に出ます。

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沢寄りのワサビ田のフェンスがめくれています。そこから前進します。

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見上げるとワサビ田。

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行方不明を捜して流木の隙間を覗き込みます。

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行方不明を捜して岩が積み重なった所を覗きます。

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透明度があるため行方不明者が沈んでいたら一目で分かりそうです。

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岩と岩が重なって洞口のようになっています。まるで遺跡のみたいです。

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真ん中の滝の左右にも滝があります。左右の滝は壺の深さが腰くらいまでありそう。しかもヌルヌルの黒い苔。真ん中の滝の横に立っていり木に右足を乗せ、木の上にある岩の隙間に両腕を入れて力技で岩に上半身を乗せました。

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青岩大滝。写真では高さが表現できませんでしたが見上げるほどの滝です。

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滝つぼが透き通っていてきれいです。

4/19 12:50

青岩大滝の向かって右側のザレ斜面を登ります。滝側の岩を乗り越えると滝の裏側に出て沢の反対岸に降りられるようです（調べても直近の情報がありませんでした）。

4/19 12:57

ダブルアックスで登っていきます。この辺りまでは順調でした。

4/19 13:01

まだ写真を撮る余裕があります。しかしこの直後から一転します。頻繁に落石がありヘルメットを直撃。滑落しました。
落石から逃げ場を探して左右に移動します。ザレザレの斜面なのでダブルアックスが効きません。乗り越えて滝の裏側に出る岩場ですが、もろくて掴むと崩れます。
岩場を乗り越えられずに直登して尾根に上りました。

4/20 6:07

尾根に上り一晩ビバークしました。

4/20 6:23

正規ルートへの復帰を目指してヨモギ尾根に向かいます。真ん中から右端に向かって道があるように見えますが熊の獣道道です。熊の足跡と生々しいウンチが行く先々にあります。熊、鹿、猿、獣道が行き交っています。地図を頼りにとにかくヨモギ尾根の方角に突き進みます。

4/20 7:24

ヨモギ尾根から奥後山を経て鉢焼場山へ。塩沢橋までたどり着けばもうあと一歩。

4/20 9:39

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4/20 18:02

なんとかゴールに到着。たぶん歩いた総距離の半分は登山道として地図に載っていない場所。行方不明者の手掛かりなし。思いつく場所は全部捜した気がする。

撮影機器：

iPhone XR 64GB SIMフリー Apple