乙父林道から帳付山を目指したが今日も返り討ち
- GPS
- 05:27
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,047m
- 下り
- 1,036m
コースタイム
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:28
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ(1)
ソフトシェル(1)
ズボン(1)
靴下(1)
グローブ(1)
雨具(1)
帽子(1)
靴(1)
ザック(1)
昼食(1)
行動食(1)
非常食(1)
飲料(1)
地図(1)
コンパス(1)
ライト(1)
予備電池(1)
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常備薬(1)
携帯TEL(1)
時計(1)
タオル(1)
ストック(1)
カメラ(1)
ロープ(1)
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感想
帳付山を目指して乙父林道に行ってみた・・・みた。。。
が・・・2023/06/17に北尾根から目指した時に続き、返り討ちに遭ってしまった。
埼玉県と群馬県の県境尾根の踏破軌跡は、赤岩尾根の所以外はほとんど繋がっているのだが、よぉ〜く見ると帳付山とブドー沢ノ頭の間、P1609の所に20m程の未踏破が有る。帳付山から歩いた時にP1609の所で繋がったものと勘違いして引き返してしまったためで、繋がっていないのが非常に悔しい。
ので、今日は西沢脇の乙父林道を終点手前まで行き、P1474への尾根を登りブドー沢ノ頭の方から帳付山を歩いて来る。というルートを考えて行ってみた。林道の終点から地図では点線が続いて行くが、以前に歩いた時には崩落などで荒れ放題になっており、両岸は岩崖でまともに登って行けない所で苦労した思いがあるので避けて、尾根から攻めることにしてみた。
まずは、乙父林道に入り乙父沢川が東西から合流する所の橋脇スペースにバイクを停める。釣り人と思われる車が何台か行き来している。
西沢沿いの砂利林道を暫く遡上して行くのだが、乙父林道は結構な岩谷に囲まれて秘境感が溢れた苔むした大岩ゴロゴロの中を、ざわざわと白く落ちる流れがずっと続き、流れを見ながら歩くだけでもなかなか楽しい。流れが激しいだけあって標高差も結構有るので歩きがいもまずまずで、時々有る岩肌のツツジも紫っぽいピンクにキレイに咲いている。
乙父林道の終点200〜300m手前まで着いたら、西からの沢沿いを少し上がり岩を渡って対岸へ行き、生えている木も疎らな急坂にしがみ付き尾根を目指す。尾根近くから振り返って覗き込むと「頑張って登って来たな」と自分を褒めたくなるような急坂。
尾根に出ると斜度は少し和らぐものの、荒れた痩せ尾根で薮っぽい所も多い。
眺めの良い所も無い荒れた尾根を黙々と登って行くのだが、標高が1250m程になった所で尾根に聳え立つ大きな岩に突き当たる。右(西)側を見ると切立った岩場が下の方まで落ち込んでいそうで廻り込めないように見える。左(東)側は岩脇を辿って廻り込むことができそうなので、東側から岩と木にしがみ付きながら岩場の上に出る。ここで今日唯一のちょっとだけ良い眺めを楽しむ・・・と、煙っぽくなっている所が見える。帰りに駐車場所からR299に出るまでのバイクでは煙臭かったが、帰ってから調べてみると、やはり上野村で山火事が有ったらしい。
ともあれ、今度こそはと思って尾根を登って行くと・・・がぁ〜ん!
標高が1300m程の所で、絶望するような大きく見上げる岩崖が。登ることなど及びもつかない垂直の高い崖で、左(東)は上から下まで岩壁のようになっていて全く取付くような所は見当たらない。右(西)はというとこちらも垂直な崖の様になっているが、狭いながらも落ち葉などが溜まった段差が続いているように見えるので、行ける所まで行ってみようと岩にしがみ付きながら廻り込んでみる。で、次の尾根を廻り込んだ谷のあたりまで行ってみたが、見上げると垂直に近い足場が少ない岩場が上の方まで続いている所ばかりで、更に谷を向うに越えるには恐ろしい岩崖を相当下の方まで降りなければならず、降りるも登るもできない状態になりそうで絶対無理!!!となったので残念だが引き返すことにする。
以降は、クリアしてきたヤバい所をユックリと往路よりもより慎重に降りて行く。
林道から入った沢の、取付きより少し上流には見事な滝のような流れが見られた。
林道に降りてホッとした所で時間を確認するとまだ早めなので、せっかくだから林道の終点まで行ってみる。終点の所までは楽に行けるし、砂防堤の上までは古い階段なども有るのだが、その上流は地図の点線の様なルートは見いだせず、大岩ゴロゴロで両岸が迫っている状態は前に歩い時から変わっていないようなので、岩崖の様に絶対無理ではないが相当に苦労すると思われ、避けたのは正解だった気がする。
と納得したら、林道を降って戻る。
結局は、本当の意味での山歩きは往復で2kmにも満たないものだったが、極急坂・岩崖などが楽しめ過ぎて、GOOD・・・GOOD。。。
前もそうだったが、情報の無い秘境地は、地図の岩マークや標高線は正確ではなく、単に調査していないために岩マークが無かったり、超崖なのに標高線が広かったりするだけのようだ。次には東沢から林道を上がり、帳付山から足を延ばすピストンで目的を果たそうと思う。
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