蕨山バリエーションルート

2015年07月05日(日) [日帰り]

• GPS: 06:03
• 距離: 10.0km
• 登り: 1,067m
• 下り: 1,122m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:37
• 休憩: 0:27
• 合計: 6:04

8:01 スタート地点
10:52 11:17 蕨山（展望台）
11:41 11:41 藤棚山
12:22 12:22 大遠見山
12:48 12:50 西平山
14:05 小殿バス停

天候

雨天予報だったものの、ほぼ降られず、曇りですみました。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き）
6:00発池袋駅西武池袋線準急→6:55飯能駅〜7:10飯能駅北口発湯ノ沢行きバス→8:03人見バス停

帰り）
下山地小殿BS〜さわらびの湯経由〜15:03さわらびの湯発バス→15:45頃飯能駅北口〜16:03飯能駅発レッドアロー→16:45池袋駅着

コース状況／危険箇所等

バリエーションルートだけあって、一般登山道にはない急登の連続。低山でも十分登りを堪能できるバリエーションルートです。
登りルートはほとんど道標もテープもなく、ヤブ道歩きもありました。
下りルートは、登りと比べるとテープは多いのですが、道標はまったくないので、読図しがいがあって楽しい道でした。
前日からの雨天にもかかわらず、路面にはほとんど影響なし。さすがに乾燥はしていないものの、グチャ道にはなっていませんでした。木々が守ってくれていたのでしょうか。

その他周辺情報

下山地の小殿からバスでさわらびの湯へ。登山者もちらほら見かけましたが天候のためか空いている方だと思いました。

写真

7/5 7:07

飯能駅からバスに乗ったらヤマノススメだらけ！

7/5 7:08

天井も！

7/5 7:08

吊り広告も！ちなみに椅子も！

7/5 8:05

人見バス停からスタート。

7/5 8:05

バス降り口からすぐ見える橋にむかいます。少々確信はない。

7/5 8:09

「人見橋」という。しかし、道間違い。バリルートの旅、のっけから道を間違い、先が思いやられる。

7/5 8:22

しかたなくてGPSで現在地確保し、正しい計画ルートに戻ります。

7/5 8:22

バス停からは、左手方面に進むのが正解でした。

7/5 8:23

で、「人見入橋」が渡るべき橋でした。さ、気を取り直して。

7/5 8:25

人見入橋からは100mくらい？すぐに目印の林道標がありました。

7/5 8:25

「奥秩父線31・32号線へ」という黄色い標。08:25

7/5 8:30

細い踏み跡を登ります。

7/5 8:36

けっこうな急登。

7/5 8:39

黄色標は時々あるので安心。とりあえず上、尾根をめざす。

7/5 8:39

道の見えない草道も乗り越えます。

7/5 8:41

7/5 8:41

どこでも歩いて、状態の道。

7/5 8:44

にょろにょろみたい。キノコ？

7/5 8:59

「わらび山北尾根」というメモ書きがありました。

7/5 8:59

明快な尾根道。

7/5 9:11

しばらくすると道のない尾根に。

7/5 9:16

けっこう急。

7/5 9:30

ずっと尾根をたどります。登りは道に惑わなくて楽だ。

7/5 9:31

岩！

7/5 9:31

ちょっと岩に登ってみた。

7/5 9:31

岩の向こうは切れ落ちていました。おお。

7/5 9:33

急登に覚悟する。

7/5 9:35

こんなくらいの登り。

7/5 9:53

登り切ったあたりにテープあり。

7/5 10:03

なおも連続して続く急登を前に、ふう、と。

7/5 10:07

ギンリョウソウがいました。ギンリョウソウ、だよね？

7/5 10:10

とりあえずあそこまで！

7/5 10:16

登った！

7/5 10:19

しかし続くよ。

7/5 10:20

けっこうきっつい。

7/5 10:24

少しだけ向こう側の展望が開けた。癒し。

7/5 10:25

最後の急登。岩があった。とりあえず岩は登るのです。

7/5 10:27

えっちら

おっちら。これ、わたくしです。

7/5 10:29

登ったら苔むした素敵エリアでした。ひゃっほい。

7/5 10:40

登り切ったところに赤白テープが多いのは、下るときの標なのでしょうね。

7/5 10:40

で、とうとう一般登山道と合流！10:40。登山道って踏み跡どころではない「道」なんだね・・といまさらかみしめる。

7/5 10:41

こっちが登ってきた道です。

7/5 10:41

今後のために、登ってきた道を蕨山方面から撮影。左側です。

7/5 10:41

逆の藤棚方面からも撮影。右側です。赤白テープが見えます。

7/5 10:41

上ってきた道アップ。

7/5 10:48

さて、蕨山にむかいます。さわらびの湯の看板が蕨山直前にありました。

7/5 10:49

踏まれた道だけど意外と急。て、踏み跡を無視して直線で登っていた私たちでした。

7/5 10:50

蕨山展望台。

7/5 11:15

ガスってましたが

7/5 11:15

待ったら少しガスが開けました。

7/5 11:24

15分の大休憩の後、下りルートをめざします。まずは少し登山道。

7/5 11:40

藤棚山まで来ました。11:40

7/5 11:40

で、戻ります。

7/5 11:45

読図しながら＆地形を見ながら、下りルート入り口を探索。

7/5 11:53

いきなりの急降。

7/5 11:59

明快な林道が登場。

7/5 11:59

林道には進まず。尾根を下ります。

7/5 12:02

いい感じの急降。

下側にいるワタクシ。

7/5 12:03

さっきの林道がうねうねしてまた接続。

7/5 12:04

重機も通れそうな道でした。

7/5 12:04

われわれはまっすぐ尾根へ。

7/5 12:06

尾根を下る前に次の先読み読図をします。二股尾根が見えるはず。事前に128°方向へ進むと予習済み。

7/5 12:08

尾根がわかれるところ。尾根の突端まで登り切ります。

7/5 12:10

登り切ったら岩がありました。二股尾根が見えました。

7/5 12:20

行くべき道を見ると赤いマークが見えたりして。

7/5 12:20

733ピークは大遠見山。12:30

7/5 12:25

どんどん下ります。

7/5 12:25

木が道をふさぐので巻いて下る。

7/5 12:32

おや？ガードレールのある道路が見えた。

7/5 12:34

新しくできた林道だって。私は予習不足でしたが友が情報を持ってました。道路には降りずに、横の山を登ります。

7/5 12:39

登っていくと、こっちにも「大遠見山」の標が。双耳峰か？？

7/5 12:45

下り気分なのにこんな登りはへこみます。

7/5 12:48

道標の記入のある黄色テープも。

7/5 12:49

ほどなく西平山。

7/5 12:49

どんどん下る。

7/5 12:50

下りは慎重に読図先読みしながら進みます。

7/5 12:56

先ほどの林道とクロスしました。地図にない道に出会うと、現在地を見失うワタクシがおります。困るよなー。

地図とにらめっこ。赤テープ探せば早いんだけどそれはしない。あ、ザックカバーがはずれそうだったのね。

7/5 13:08

遠くに巨大観音が見えました。

7/5 13:18

足もとには巨大キノコもおりました。

7/5 13:18

白いキノコとドコモダケみたいな丸いキノコ。ここはキノコパラダイス。

7/5 13:19

592ピーク、13:19。

7/5 13:43

ゴールのゲートか！

くぐるワタクシ。

7/5 13:47

もうゴール間近なのに、なかなかゴールが見えない。

7/5 13:52

と思ったら建物が見えました。どこに降り口があるのだろう？

7/5 13:53

踏める道を進んだら、道路の横にでそうな感じ。

7/5 13:54

降りたところです。

7/5 13:55

降りたところを眺める友。しかし、横で見ていても入り口がどこかわからない。入るのは大変そうだね。

7/5 13:55

よーく探すと、赤テープの着いた壊れた看板らしきものが横たわっていました。

7/5 13:56

こっちから入る人にむけて。入り口はこのお墓から50mくらいの距離です。メチャすぐです。1分しないかも。

7/5 13:56

お墓、というのはこちらです。

7/5 13:56

さらに遠ざかったところからの写真。

7/5 13:57

さらにさらに遠ざかって。ダイハツの看板ですね。小殿バス停からだと、バス道路から見えると思います。

7/5 15:04

締めはさわらびの湯。湯上がりビールをキュでした。お疲れお疲れ。楽しかった！

撮影機器：

Xperia Z3 SO-01G SONY

感想

hnhn

先々週の伊豆が岳バリエーションに引き続き、奥武蔵は蕨山のバリエーションルート。またも友がルート探求してくれました。
前回の読図ゲーム負け続けに奮起し、今回はしっかり予習をしていきました。
先に読図＆道読みをして、間違えそうな箇所を予測し、そこには方角の度数を書き込むというすばらしい予習っぷり！

ただしかし、落とし穴は至る所にあるもので、今回、山道に入る前に道迷いをするという失態。バリルートは道標がない分、山道への入り口もしっかり予習する必要があると学習しました。
とはいっても、間違って進んだ道上にて「この尾根を無理に登ればいいんだけどね」と会話していたのですが、確かにそれはバリルートの醍醐味でもある。しかしながら、まだそこまでの度胸と覚悟はないので、おとなしく計画の山道入り口に歩き返し20分ロスしましたorz。

今回は、登りも下りもバリルートを行きました。登りの方が道標やマークが少なく、踏み跡のない箇所を進んだ割合も多かったです。ただ登りは、バリルートでもラクチンなのですよね。尾根上を歩き、開けた次の尾根をめざせばほぼ間違いわけなのでね。
逆に下りのルートは、登りよりは踏み跡が明確で、というか踏み跡がない箇所はほとんどなかったので、現在地確認をゲーム感覚で楽しみながら下りました。楽しみながら、というものの、現在地が確保できていないと不安で仕方ないルートです。林業の方の踏み跡が散見されるため、このルートを選ぶ方は踏み跡に頼らずに読図＆現在地確保して行くべき道を確認しながら進むことが必須です。読図講習とかで使って欲しいくらい、トラップたっぷりの道でした。

曇天による湿度の高さと、気温、急登急降による大汗で、下山後の温泉は最高でした。さわらびの湯は自販機しかないのが非常に残念ですが、それでもおいしい缶ビールでした。なんと850ml消費。

単独ではなかなかいけませんが、読図練習バリルート、ほんと楽しいなー。