槍ヶ岳 横尾尾根

2013年05月03日(金) 〜 2013年05月05日(日)

コースタイム

3日 8:30上高地バスターミナル-9:12明神館-16:42横尾
4日 4:42横尾-6:103のガリー取付き-7:42横尾尾根鞍部-11:12横尾の歯取付き-13:24歯通過（2時間）-15:17天狗のコル（幕営）
5日 5:30天狗のコル発-7:00主稜線-10:00槍ヶ岳山荘10:30-11:00槍ヶ岳山頂-11:40槍ヶ岳山荘12:00-13:45槍沢ロッヂ-15:10横尾-17:30上高地バス停

天候

5/3(金) 晴れ
5/4(土) 晴れのち雪
5/5(日) 快晴

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

4人乗りタクシー 沢渡中駐車場〜上高地バスターミナル 4000円(片道)

ファイル

非公開 6710.xls

計画書
（更新時刻：2013/04/28 13:56）

写真

5/3 8:34

5/3 9:12

5/3 10:29

5/6 11:03

5/4 7:42

5/6 11:03

5/4 10:24

5/4 11:04

5/4 11:12

5/4 11:12

5/4 11:40

5/4 11:47

5/4 11:58

5/4 13:24

5/4 13:44

5/4 13:46

5/4 14:15

5/4 15:04

5/4 16:34

5/5 4:38

5/5 4:41

5/5 4:53

5/5 4:59

5/5 5:01

5/5 5:02

5/5 5:13

5/6 11:06

5/6 11:06

5/5 5:49

5/6 11:07

5/5 6:51

5/6 11:07

5/5 6:58

5/6 11:07

5/6 11:09

5/5 11:42

5/5 16:11

5/5 17:39

5/3 8:12

w1上高地バスターミナルから穂高連峰

5/3 10:26

w2ちょっとしたアクシデントがあって、ちょっとの間休憩、五千尺ロッジにて優雅に珈琲タイム。こちらはレアチーズケーキセット。

5/3 12:34

w4河童橋から見た焼岳

5/3 12:34

w5河童橋から見た穂高連峰

5/3 12:49

w6田代橋付近まで足を進めると、西穂〜奥穂〜前穂、明神を一望できます

5/3 13:01

w7各山の対応はこちら

5/3 13:29

w8河童橋に戻ってきました。上高地お気に入りの一枚。

5/4 5:35

w9横尾尾根、2のガリーと3のガリー

5/4 5:42

w103のガリー取付き

5/4 6:18

w113のガリーを登り始めます

5/4 6:19

w12

5/4 6:19

w13

5/4 6:59

w14

5/4 7:21

w15

5/4 7:28

w16

5/4 7:59

w17稜線着

5/4 8:23

w18屏風

5/4 8:41

w19

5/4 8:41

w20

5/4 8:41

w21

5/4 8:41

w22

5/4 9:00

w23

5/4 9:10

w25

5/4 9:17

w26

5/4 10:21

w27目標は厳冬期の屏風？

5/4 10:22

w28

5/4 10:25

w29しばらくは広い尾根を進みます。

5/4 10:25

w30

5/4 10:28

w31

5/4 10:33

w32

5/4 11:00

w33核心部、横尾の歯。予報通り雪が降り始めます。

5/4 11:22

w341P、fstuさんリード

5/4 11:24

w35

5/4 11:28

w36

5/4 12:05

w37

5/4 12:10

w382P、kuriさんリード

5/4 12:52

w39

5/4 13:00

w40

5/4 13:00

w41

5/4 13:10

w42

5/4 13:11

w43

5/4 13:14

w45

5/4 13:14

w46

5/4 13:44

w47横尾の歯を過ぎても気が抜けません

5/4 14:13

w48

5/4 15:00

w49

5/4 15:00

w50一面真っ白。方向感覚が狂いそう。

5/4 15:05

w51リッジの通過

5/4 15:06

w52

5/4 16:10

w53天狗のコルに着き、テント設営。トイレ職人のharuさん

5/5 4:39

w54翌朝、起きて外に出るとそこには槍が！

5/5 4:39

w55

5/5 4:40

w56夜明け前。

5/5 4:40

w57穂高方面。

5/5 4:56

w58

5/5 4:56

w59次第に明るんできます

5/5 4:56

w60

5/5 4:56

w61

5/5 4:57

w62

5/5 4:57

w63

5/5 4:57

w64

5/5 5:02

w65

5/5 5:02

w66

5/5 5:03

w68

5/5 5:04

w69

5/5 5:26

w70

5/5 5:26

w71日の出

5/5 5:26

w72

5/5 5:26

w73

5/5 5:34

w75南岳稜線への雪壁の登りにて来し方を振り返る

5/5 5:34

w76

5/5 5:34

w77

5/5 5:34

w78

5/5 5:37

w79

5/5 5:37

w80

5/5 6:25

w81

5/5 6:25

w82

5/5 6:29

w83

5/5 6:29

w84

5/5 6:30

w85

5/5 6:30

w86

5/5 6:30

w87

5/5 6:41

w88

5/5 6:42

w89

5/5 6:42

w90

5/5 6:42

w91

5/5 6:55

w92稜線最後の登り

5/5 6:55

w93

5/5 6:58

w94

5/5 7:00

w98

5/5 7:01

w101

5/5 7:02

w103

5/5 7:02

w104

5/5 7:03

w105

5/5 7:07

w106

5/5 7:44

w107

5/5 8:17

w109

5/5 8:35

w110夏と同じ場所にて

5/5 8:58

w111

5/5 9:23

w112大喰岳の急な下り後の槍までの最後の登り返し

5/5 10:56

w113槍ヶ岳山頂

5/5 10:57

w114山頂からの眺めは最高

5/5 11:02

w118

5/5 11:04

w119北鎌尾根を登ってきたパーティー

撮影機器：

RICOH PX リコー

OLYMPUS Tough TG-1 オリンパス

感想

ふぁつ

やっと、登録。

GW後半の横尾尾根。
天気、気温にともかく恵まれた。
初日、上高地からP4付近まで向かう予定でスタート。
上高地から快調に歩き始めるも明神館で会長に異変が。。。
ここで諸事情あって会長抜きの3人で行くかどうかも検討したけども、
もっとも力量ある人が抜けるというのは、やっぱりまずい。
＆2日目の天気は少し崩れるも、3日目は圧倒的快晴の予報。
気温も3日目までは低めに推移という予報。
相談の上、ほぼごり押しで、
初日横尾泊、2日目天狗のコル、3日目槍登頂から下山という予定に変更した。

というわけで、河童橋にカムバック。
3人はケーキをたべ、上高地を散策し、有意義なGW後半初日を迎えた。
で、横尾着。
明日の横尾尾根に緊張しつつ、睡眠不足もあり、全員爆睡。

2日目、早朝に起きるも準備が少し遅め、起床から1時間半で出発。
3のガリーを詰めて、P3，4のコルにあがる予定。
ところが3のガリーと2のガリーを間違えそうになり、
取付きまで意外と時間がかかった。
快晴でピークが見えていたので最終的に間違えずに取付けたが、
ガスってたら間違うこと必至。
割と明確なガリーが1個、2個、3個とくるので3個目で取付く。
3のガリーは幅も広い。
ガリーの登りは、最初の二股を上を向いて右側に入り、ひたすら詰める。

コルからはかなり悪い木登り登攀。ところどころの小さい雪壁も意外と悪い。
また、P4からの下りは懸垂せずに降りたが、懸垂で降りたほうが安全カモ。
そのあとは、かなーりゆるやかな雪稜が続く。
めちゃくちゃ気持ちいい。
この日はたぶん、自分たちと6人組のパーティーのみ。
GW前半に入った人のものと思われる、トレースはほぼ消えており、
何もない雪稜にトレースを付けていく。

横尾の歯は2ピッチ。
取付いてしばらくすると、ガスが出て、雪が舞い始めた。
1ピッチ目リードしげ。
2ピッチ目リード会長。
1ピッチ目は岩と雪のミックスのやせ尾根を行くが怖いところは特になし。
また、ルートどりで迷うこともあまりない。
2ピッチ目がより怖い。
ルートどりも迷いやすいかも。
ともかくやせた尾根で、雪の付き方次第で恐怖倍増。
アップダウンがあり、ダウン部分が割と怖いけども
大体ランナーの支点はわりとしっかりあるので、とっていけば大丈夫。

その後は快適なゆるい雪稜ときどき雪壁。
ただ、ホワイトアウト気味になり、本当に雪面が見えなくなることを確認。
先頭を行っていると、ふと雪庇に近寄りすぎたりしていることも・・・。
冬毛の雷鳥発見！
雷鳥も肢ラッセル！初めてラッセルする雷鳥をみて感動を分かち合い、
写真家集団大量発生するも良さげな写真はなし。。。
天狗のコルと信じた、少し手前のゆるい尾根に
テント場を作製し宿泊。

翌日は、最高の天気。
快晴無風。GWの北アルプスだよね！？
左に穂高、右に槍、後ろに常念、蝶！
こういう山に登りたくて、冬山始めたんだった！と思う。
撤収して、一気に主稜線まで。
直前の雪壁は雪が閉まっていたこともあり、全くたいしたことなし。
その後槍登頂。
下山。駆け足。徳沢でソフトクリーム。
駆け足。

道の駅で祝杯をあげ、就寝。
翌朝早朝に、帰宅。

天気に恵まれたこともあり、実にすばらしい登山になった。
自分にとっては、3指に入る最高の雪山登山でした。
一緒に行ってくれた3人ならびに企画を持ちかけてくれた晴ちゃん、
本当にありがとうございました。

P．S．
晴ちゃん作のトイレは使い心地抜群。
でも、翌朝トレースとともに風に埋まってました…。

コメント

mjun

こんな
ルートがあったのか！？
絶対来年行きたい！！！

ふぁつ

ぜひ
ハマーも行きたがってました。
mjunさんといった奥穂南陵、北穂東稜と同じくらい
充実した気持ちいいルートでした！

minomino65

感動しました。
久々に本物を感じました。苦しさより楽しさが本物でした。夏に見た景色
の春版に心が熱くなりました。お疲れさでした。アリガトウ・・