記録ID: 671372
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ハイキング
中国山地東部
岡山県奈義町 山の駅〜大別当山〜八巻山〜那岐山〜山の駅
2015年07月05日(日) [日帰り]
Machapuchare
その他1人
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 05:32
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,230m
- 下り
- 1,230m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 5:30
8:50
40分
スタート地点
14:20
ゴール地点
那岐の山野草や花と城跡と水を訪ねる山行
歩行距離12.5�辧∧盥垰�間5時間、歩行数24,500歩
歩行距離12.5�辧∧盥垰�間5時間、歩行数24,500歩
| 天候 | 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
地形図上に道がない大別当（おおべっとう）山や八巻（はちまき）山も含め、今回辿ったコースは全て道が整備されており、分岐で道標もついていましたので、地図を見なくても山行できます。 前日40mmの大雨が降っていましたが、登山道は濡れている所やぬかるみもあまりなく、滑らずにすみました。また、数か所ある渡渉点は水深数cmしかなく、靴の中まで水が入ることはありませんでした。 |
| その他周辺情報 | 那岐山麓山の駅施設内にある山野草公園は、那岐山麓一帯に自生している山野草を保護し、種を保存するために公園内に移植されたものです。約3.4ヘクタールの園内には、ノハナショウブ、サギソウ等の山野草20種類、約2万本が植栽され、春から秋にかけて旬の山野草に触れ、ゆっくりとしたひと時を過ごすことができます。 この時期はマムシをはじめヘビがたくさん出没します。彼らも不用意には襲ってきませんが、足元には注意が必要です。今回は晴れてもカッパのズボンを履いていたので、一応の安全策を施しながらの山行となりました。 |
写真
01那岐山麓 山の駅アルプスの民家をイメージした木造2階建てで、建物内には特産品ショップ、レストランをはじめ様々な体験・研修施設が整っています。車は60台程停めることができます。
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01那岐山麓 山の駅
アルプスの民家をイメージした木造2階建てで、建物内には特産品ショップ、レストランをはじめ様々な体験・研修施設が整っています。車は60台程停めることができます。
アルプスの民家をイメージした木造2階建てで、建物内には特産品ショップ、レストランをはじめ様々な体験・研修施設が整っています。車は60台程停めることができます。
02弥勒郷寺徳楽院アジサイ
山の駅の道路を隔てた向かい側にアジサイが綺麗に咲いていました。
山の駅の道路を隔てた向かい側にアジサイが綺麗に咲いていました。
03山の駅ハナショウブアヤメとショウブはどちらも漢字で書くと「菖蒲」ですが、色や咲く場所でハナショウブだとわかります。まだ数株咲いているのが驚きでした。
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03山の駅ハナショウブ
アヤメとショウブはどちらも漢字で書くと「菖蒲」ですが、色や咲く場所でハナショウブだとわかります。まだ数株咲いているのが驚きでした。
アヤメとショウブはどちらも漢字で書くと「菖蒲」ですが、色や咲く場所でハナショウブだとわかります。まだ数株咲いているのが驚きでした。
04那岐山麓MAP&天空橋
アバウトすぎる地図ですが、この天空橋を渡ってからこの地図のイメージ通りにコースを歩むことができます。
アバウトすぎる地図ですが、この天空橋を渡ってからこの地図のイメージ通りにコースを歩むことができます。
05山野草公園
この山野草公園は、那岐山麓一帯に自生している山野草を保護し、種を保存するために公園内に移植されたものです。
この山野草公園は、那岐山麓一帯に自生している山野草を保護し、種を保存するために公園内に移植されたものです。
06大別当山登山口
最初の目的地である大別当（おおべっとう）城跡への入口です。ここからしばらく遊歩道が続きます。傾斜の緩いジグザグ道です。
最初の目的地である大別当（おおべっとう）城跡への入口です。ここからしばらく遊歩道が続きます。傾斜の緩いジグザグ道です。
07大別当城跡標高583m大別当城跡の説明板と休憩所があります。晴れていれば程よい展望台と化します。東西は急峻な斜面で、自然の地形を巧みに利用している中世の山城跡です。
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07大別当城跡標高583m
大別当城跡の説明板と休憩所があります。晴れていれば程よい展望台と化します。東西は急峻な斜面で、自然の地形を巧みに利用している中世の山城跡です。
大別当城跡の説明板と休憩所があります。晴れていれば程よい展望台と化します。東西は急峻な斜面で、自然の地形を巧みに利用している中世の山城跡です。
08鬼子母神（きしもじん）石碑釈尊在世の頃、鬼女が王舎城に出現して民衆の子供を奪い食べたが、釈尊に教導され五戒を受け、以後王舎城の守護神となったと云われています。大別当城の守り神だったのでしょうか？
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08鬼子母神（きしもじん）石碑
釈尊在世の頃、鬼女が王舎城に出現して民衆の子供を奪い食べたが、釈尊に教導され五戒を受け、以後王舎城の守護神となったと云われています。大別当城の守り神だったのでしょうか？
釈尊在世の頃、鬼女が王舎城に出現して民衆の子供を奪い食べたが、釈尊に教導され五戒を受け、以後王舎城の守護神となったと云われています。大別当城の守り神だったのでしょうか？
11大別当＆八巻の吊橋
車道で分断されている大別当山と八巻山を結ぶ長さ27mの吊橋です。
車道で分断されている大別当山と八巻山を結ぶ長さ27mの吊橋です。
12クマノミズキ
吊橋を渡って八巻山に登る山道に入ると、すぐに目に飛びこんで来ました。谷間に映えて存在感がありました。
吊橋を渡って八巻山に登る山道に入ると、すぐに目に飛びこんで来ました。谷間に映えて存在感がありました。
13八巻城跡展望地
奈義町一帯を見渡せる眺望からは、ここが当時の戦略、防備の要だったことが推察されます。
奈義町一帯を見渡せる眺望からは、ここが当時の戦略、防備の要だったことが推察されます。
14八巻山746mピークなだらかな地形なのでピークがとても分かりにくいのですが、ひっそりとそれらしきピーク標（標高746m）がありました。もしかしたら他に隠れて異なる所にあるかも・・・
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14八巻山746mピーク
なだらかな地形なのでピークがとても分かりにくいのですが、ひっそりとそれらしきピーク標（標高746m）がありました。もしかしたら他に隠れて異なる所にあるかも・・・
なだらかな地形なのでピークがとても分かりにくいのですが、ひっそりとそれらしきピーク標（標高746m）がありました。もしかしたら他に隠れて異なる所にあるかも・・・
15登山道ABCコース分岐八巻山を越えて程なくABC3つのコースの分岐が出てきます。BCコースに向かう道は「中世の山城コース」とも言われています。
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15登山道ABCコース分岐
八巻山を越えて程なくABC3つのコースの分岐が出てきます。BCコースに向かう道は「中世の山城コース」とも言われています。
八巻山を越えて程なくABC3つのコースの分岐が出てきます。BCコースに向かう道は「中世の山城コース」とも言われています。
16蛇淵の沢出合の滝
蛇淵の滝の北側の沢の出合に滝がありました。滝の多い沢で涼しさあふれる所です。
蛇淵の滝の北側の沢の出合に滝がありました。滝の多い沢で涼しさあふれる所です。
17杉VSヤマフジ
花の美しさを誇ることを命としているヤマフジは杉が枯れても大丈夫なように次々と他の木を襲っていきます。肉食系の植物ですね！
花の美しさを誇ることを命としているヤマフジは杉が枯れても大丈夫なように次々と他の木を襲っていきます。肉食系の植物ですね！
18沢に架かる橋
蛇淵Bコースに向かって下りていくと、合流点の手前に橋がありました。
蛇淵Bコースに向かって下りていくと、合流点の手前に橋がありました。
20滝めぐり2
眼下に見えたので名木ノ城跡へと向かう遊歩道を下ってみました。シャワーのような水の勢いの強い滝が流れています。
眼下に見えたので名木ノ城跡へと向かう遊歩道を下ってみました。シャワーのような水の勢いの強い滝が流れています。
21滝めぐり3 親滝
親滝と名付けられているようですが、由来はわかりません。
親滝と名付けられているようですが、由来はわかりません。
22マタタビの雌花
雌花には花弁がありません。大きな子房と5裂したがくでできています。
雌花には花弁がありません。大きな子房と5裂したがくでできています。
23マタタビの雄花
雄花は白い梅の花に似ていて、夏に咲くことからナツウメとも呼ばれるそうです。かなり散っていました。
雄花は白い梅の花に似ていて、夏に咲くことからナツウメとも呼ばれるそうです。かなり散っていました。
24黒滝
高さ約10mから黒い岩壁を直下で落下する美しい滝です。滝の前には冷気が吹き下りてきて夏でも涼しく感じます。
高さ約10mから黒い岩壁を直下で落下する美しい滝です。滝の前には冷気が吹き下りてきて夏でも涼しく感じます。
25那岐山ピーク左のピークの標識には「海抜1255米」と表記され、右の標識には「海抜1240メートル」と表記されていました。つまり、山頂の高さは1255mなのですが、三角点は1240mという初めて那岐山を訪れる人にとっては紛らわしい表記です。
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25那岐山ピーク
左のピークの標識には「海抜1255米」と表記され、右の標識には「海抜1240メートル」と表記されていました。つまり、山頂の高さは1255mなのですが、三角点は1240mという初めて那岐山を訪れる人にとっては紛らわしい表記です。
左のピークの標識には「海抜1255米」と表記され、右の標識には「海抜1240メートル」と表記されていました。つまり、山頂の高さは1255mなのですが、三角点は1240mという初めて那岐山を訪れる人にとっては紛らわしい表記です。
26那岐山三角点峰
那岐山ピークから三角点のある峰を望みました。非常に美しい稜線です。
那岐山ピークから三角点のある峰を望みました。非常に美しい稜線です。
27那岐山三角点＆避難小屋
手前が那岐山三角点（標高1240.3m）です。ここを分岐に西は滝山、南はCコースへと分かれます。
手前が那岐山三角点（標高1240.3m）です。ここを分岐に西は滝山、南はCコースへと分かれます。
28大神岩標高1,000m
Cコース途中の大神岩がちょうど標高1,000m地点です。ここから日本原高原の田園地帯を広く見下ろすことができます。
Cコース途中の大神岩がちょうど標高1,000m地点です。ここから日本原高原の田園地帯を広く見下ろすことができます。
29ヤマアジサイサワアジサイの別名があるように、ブナ林などの夏緑広葉樹林の谷筋などに生育しています。青色や白色、薄紅色、紫色などの花が咲きます。この道沿いに何本もありましたが、花数は少なかったです。
29ヤマアジサイ
サワアジサイの別名があるように、ブナ林などの夏緑広葉樹林の谷筋などに生育しています。青色や白色、薄紅色、紫色などの花が咲きます。この道沿いに何本もありましたが、花数は少なかったです。
サワアジサイの別名があるように、ブナ林などの夏緑広葉樹林の谷筋などに生育しています。青色や白色、薄紅色、紫色などの花が咲きます。この道沿いに何本もありましたが、花数は少なかったです。
30アカショウマ根から抽出したエキスには、すでに体内に蓄積している脂肪を分解する働きと、これから摂取する食事中の脂肪の吸収を抑える働きの2つの作用を持ちます。茎の付け根が赤いという特徴があります。
30アカショウマ
根から抽出したエキスには、すでに体内に蓄積している脂肪を分解する働きと、これから摂取する食事中の脂肪の吸収を抑える働きの2つの作用を持ちます。茎の付け根が赤いという特徴があります。
根から抽出したエキスには、すでに体内に蓄積している脂肪を分解する働きと、これから摂取する食事中の脂肪の吸収を抑える働きの2つの作用を持ちます。茎の付け根が赤いという特徴があります。
31森林劇場？
休憩スポットです。森林の役割などの説明案内がいくつか掲示されています。
休憩スポットです。森林の役割などの説明案内がいくつか掲示されています。
32オカトラノオ長く伸びた花序をトラのシッポに例えたのが名前の由来で、初夏に白い花を咲かせます。全体としての姿も美しいですが、一つ一つの花も姿が整っていて清楚です。ウツボグサ＜写真36＞の向いの草むらに群生するそうです。
32オカトラノオ
長く伸びた花序をトラのシッポに例えたのが名前の由来で、初夏に白い花を咲かせます。全体としての姿も美しいですが、一つ一つの花も姿が整っていて清楚です。ウツボグサ＜写真36＞の向いの草むらに群生するそうです。
長く伸びた花序をトラのシッポに例えたのが名前の由来で、初夏に白い花を咲かせます。全体としての姿も美しいですが、一つ一つの花も姿が整っていて清楚です。ウツボグサ＜写真36＞の向いの草むらに群生するそうです。
33アサヒナカワトンボ♂すっかり県北の山の夏の風物詩として定着しました。このトンボが舞うということは、那岐山の自然の豊かさや美しさを象徴しているように思います。
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33アサヒナカワトンボ♂
すっかり県北の山の夏の風物詩として定着しました。このトンボが舞うということは、那岐山の自然の豊かさや美しさを象徴しているように思います。
すっかり県北の山の夏の風物詩として定着しました。このトンボが舞うということは、那岐山の自然の豊かさや美しさを象徴しているように思います。
34登山道BCコース入口標識に「登山口まであと○○m」と書かれた登山口とはここを指すのでしょう。正面に見えている道は「中世の山城コース」を経て八巻山や菩提寺に繋がっています。
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34登山道BCコース入口
標識に「登山口まであと○○m」と書かれた登山口とはここを指すのでしょう。正面に見えている道は「中世の山城コース」を経て八巻山や菩提寺に繋がっています。
標識に「登山口まであと○○m」と書かれた登山口とはここを指すのでしょう。正面に見えている道は「中世の山城コース」を経て八巻山や菩提寺に繋がっています。
35マタタビ
ライオンやトラなどネコ科の動物はマタタビ特有の臭気に恍惚を感じ、特有の反応を示すと言われています。白い葉の奥に実がなっていました。
ライオンやトラなどネコ科の動物はマタタビ特有の臭気に恍惚を感じ、特有の反応を示すと言われています。白い葉の奥に実がなっていました。
36ウツボグサ花穂は長さ3〜5cmで、がくが整然と並び、松ぼっくりを思わせる形です。花一輪の寿命はそれほど長くなく、2〜3日ほどです。溝に沿って咲き始めの株が並んでいました。
36ウツボグサ
花穂は長さ3〜5cmで、がくが整然と並び、松ぼっくりを思わせる形です。花一輪の寿命はそれほど長くなく、2〜3日ほどです。溝に沿って咲き始めの株が並んでいました。
花穂は長さ3〜5cmで、がくが整然と並び、松ぼっくりを思わせる形です。花一輪の寿命はそれほど長くなく、2〜3日ほどです。溝に沿って咲き始めの株が並んでいました。
37ヤブムラサキ
初夏に星状毛に覆われた目立たない花を咲かせ、秋にはがくの中から紫色の美しい果実が出てきます。
初夏に星状毛に覆われた目立たない花を咲かせ、秋にはがくの中から紫色の美しい果実が出てきます。
38ヒメジョオンヒメジョオンは第2駐車場から山の駅にかけての道端にたくさん咲いていました。そのヒメジョオンで吸蜜するオオチャバネセセリもよく見られます。
38ヒメジョオン
ヒメジョオンは第2駐車場から山の駅にかけての道端にたくさん咲いていました。そのヒメジョオンで吸蜜するオオチャバネセセリもよく見られます。
ヒメジョオンは第2駐車場から山の駅にかけての道端にたくさん咲いていました。そのヒメジョオンで吸蜜するオオチャバネセセリもよく見られます。
39コクワガタ♀
道路を這うように歩いていました。上の木から落ちてきたのかもしれません。
道路を這うように歩いていました。上の木から落ちてきたのかもしれません。
40クマノミズキミズキとは開花の時期が異なり、クマノミズキの開花は6〜7月で、ミズキは5〜6月で、およそ1カ月の違いがあります。また、葉が対生することでも判別できます。
40クマノミズキ
ミズキとは開花の時期が異なり、クマノミズキの開花は6〜7月で、ミズキは5〜6月で、およそ1カ月の違いがあります。また、葉が対生することでも判別できます。
ミズキとは開花の時期が異なり、クマノミズキの開花は6〜7月で、ミズキは5〜6月で、およそ1カ月の違いがあります。また、葉が対生することでも判別できます。
41ヤブカンゾウ花は八重咲きで、3倍体なので結実しません。種子で増えることはないので、過去に栽培されたものが生き残ったり、河川の氾濫にともなって流されたりしたものでしょう。かたまって2,3株ありました。
41ヤブカンゾウ
花は八重咲きで、3倍体なので結実しません。種子で増えることはないので、過去に栽培されたものが生き残ったり、河川の氾濫にともなって流されたりしたものでしょう。かたまって2,3株ありました。
花は八重咲きで、3倍体なので結実しません。種子で増えることはないので、過去に栽培されたものが生き残ったり、河川の氾濫にともなって流されたりしたものでしょう。かたまって2,3株ありました。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下（厚手）
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴（防水加工）
靴ひも予備
アタックザック
ザックカバー
地形図
コンパス
ファスナー付クリアーファイル
筆記用具
携帯
時計（防水）
タオル
カメラ
飲料水（スポドリ＆茶）
水筒（保温）
非常食（栄養補助食品）
スマホ（山使用可能）
eTrex30（GPSナビゲーター）
|
|---|---|
| 備考 | 前日40ｍｍの大雨が降っていたので、大事をとって登山開始からカッパのズボンを履きましたが、今回のコースは露をたっぷりつけた膝以上の丈の草が茂っている中をこぐように歩くこともなく、防水としてのカッパは不要でした。 |
感想
那岐山は相変わらず天候がよく変わります。麓で晴れていてもピークを見上げるとガスったり晴れたり目まぐるしく変化しています。頂上に居ても休憩している間に変化します。季節がら仕方がないとは思いますが、この山域を楽しむときは景色以外のものを楽しむことにしています。
那岐山には“主（人）”がおられるようです。何度も来られているのでしょう。おそらく初めて出会う方もその圧倒的な存在感を感じざるを得ないでしょう。那岐山はそれだけ魅力的な山なのだと思います。団体さんも多く、那岐山ピークで対向する人に先に行ってもらおうとすると、数分待たされることもあります。
沢沿いを歩いているときは涼しいのですが、尾根を歩いているときは汗をよくかくので、喉が渇きます。幸い水が豊富な山域ですので、5か所ほどで沢の水を飲みました（推奨しているわけではありません）。Cコース途中にはコップがセットされている所もありました。コンスタントに水分補給をしたために、ペースを落とすことなく余裕をもって夏の山行を無事終えることができました。
山の上部では先月咲いていた花の大半がもう花期を終えていました。一方、山の麓では花期の比較的長い花がたくさん咲いていました。山道よりむしろ車道のほうが多かったように思います。今回は敢えて車道を歩行コースに組み込んだので、結果的には想定していなかった山野草や花を観ることができました。
大別当（おおべっとう）城は、美作東部を支配していた有元氏により築城されました。「太平記」には、有元氏が1333年赤松氏の配下として後醍醐天皇の京都帰還を助けたとの記録があります。1361年には山名氏の美作侵攻にあたり落城しています。戦国時代末期には、有元氏は尼子氏から毛利氏、さらにその後は宇喜多氏に仕えています。城跡そのものはほとんど痕跡を残していないのですが、歴史に名を馳せたビッグネーム縁の歴史物語が詰まっていました。最近になって山城を築きやすいロケーションがだんだんと分かってくるようになりました。
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