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Yamareco

記録ID: 679554
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無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

スリル満点!妙義・ 白雲山

2015年07月25日(土) 〜 2015年07月26日(日)
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GPS
01:32
距離
5.8km
登り
1,086m
下り
1,078m

コースタイム

1日目
山行
9:15
休憩
2:02
合計
11:17
4:57
4:57
60
5:57
6:40
3
6:43
0:00
12
6:55
0:00
36
奥の院
7:31
0:00
84
見晴
8:55
9:10
35
9:45
0:00
51
10:36
11:00
30
11:30
12:00
60
バラ尾根手前
13:00
0:00
80
国民宿舎分岐
14:20
14:30
90
天候 薄曇り
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道の駅みょうぎ駐車場までマイカー。下山後に知ったのですが、登山者は道の駅に駐車不可とのこと、ゴメンナサイ。別途無料駐車場があるようです。
コース状況/
危険箇所等
看板には上級者コースと書いてありました。要所には鎖があるので普通は問題ありませんが今まで何人か滑落で亡くなっています。自信のない方はやめた方が良いでしょう。天候が悪い日は特に・・・
国民宿舎コースはあまり利用されていないようで荒れています。相馬岳直下に50mの鎖場」があります。
なお、コース上の軌跡データは手入力に付、グラフ上の時間表示で矛盾がありますがご了承下さい。
その他周辺情報 相馬岳から先の金洞山方面は特に難易度が高くなります。バラ尾根付近、途中でコースが完全に消えているところがあります。今回は怪我をしたので引き返しています。絶壁上の急斜面トラバースを強行すれば通れたのか今となっては不明。この日にコース上で出会ったのは2名だけでした。
4:43 まだ薄暗い中、出発。
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4:43 まだ薄暗い中、出発。
妙義神社に向かう。
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妙義神社に向かう。
神社の階段を登る。
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神社の階段を登る。
まだ薄暗い。寂しい〜。
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まだ薄暗い。寂しい〜。
登山道入り口。
前写真のイラストコース地図。「元サイズ」で見て下さい。
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前写真のイラストコース地図。「元サイズ」で見て下さい。
大の字分岐。
十字架に見えます。
十字架に見えます。
大の字。
大の字からの景観。朝日がまぶしい。
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大の字からの景観。朝日がまぶしい。
「大の字」より、これからのコースを見上げる。
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「大の字」より、これからのコースを見上げる。
分岐点「辻」。右側のコースをとる。
分岐点「辻」。右側のコースをとる。
穴の中から地上を見上げる感じ。絶壁がそびえ立っています。
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穴の中から地上を見上げる感じ。絶壁がそびえ立っています。
おお、ここか、奥の院、30mの鎖場。ここで滑落して亡くなった方が・・・気を引き締めて・・・
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おお、ここか、奥の院、30mの鎖場。ここで滑落して亡くなった方が・・・気を引き締めて・・・
暫く進むと、展望の開けた「美晴」に到着。しばしの間、腹ごしらえをしながら展望を満喫。
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暫く進むと、展望の開けた「美晴」に到着。しばしの間、腹ごしらえをしながら展望を満喫。
妙義山系特有の・・・
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妙義山系特有の・・・
奇岩が連なる。
行く手には崖が・・・良く見ると斜面に鎖があることに気づく。
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行く手には崖が・・・良く見ると斜面に鎖があることに気づく。
鎖を登ると・・・高度感があります。
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鎖を登ると・・・高度感があります。
おお〜、垂直の壁。塔の上から覗いているかのようです。
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おお〜、垂直の壁。塔の上から覗いているかのようです。
暫く進むと、「大のぞき」が。石碑と看板があります。
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暫く進むと、「大のぞき」が。石碑と看板があります。
覗いてみると・・・天狗岩の絶壁が。
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覗いてみると・・・天狗岩の絶壁が。
まさに垂直です。
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まさに垂直です。
金洞山がかすんでみえます。
金洞山がかすんでみえます。
先に進むには一旦下降します。
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先に進むには一旦下降します。
降りたところから見上げる。
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降りたところから見上げる。
登り返し。ここは旧コース崩落により最近できた鎖場のようです。
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登り返し。ここは旧コース崩落により最近できた鎖場のようです。
駐車場がほとんど真下に見えます。
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駐車場がほとんど真下に見えます。
あんなところを通ってきたのか・・・振り返ると、先ほどの「大のぞき」のピークに石碑が見えます。背景のピークもたどってきたコースです。
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あんなところを通ってきたのか・・・振り返ると、先ほどの「大のぞき」のピークに石碑が見えます。背景のピークもたどってきたコースです。
稜線の様子。左側は絶壁の筈ですが木があるので恐怖感はありません。
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稜線の様子。左側は絶壁の筈ですが木があるので恐怖感はありません。
天狗岩のピーク。木の向こうは垂直の絶壁です。
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天狗岩のピーク。木の向こうは垂直の絶壁です。
垂直の壁その1
垂直の壁その2
金洞山が近づいてきました。
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金洞山が近づいてきました。
相馬岳。白雲山の最高峰です。
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相馬岳。白雲山の最高峰です。
金洞山方面と国民宿舎への分岐点。この先、バラ尾根付近でコース消滅。迷っている時に足を痛めやむなく引き返して国民宿舎へとエスケープすることに・・・。
金洞山方面と国民宿舎への分岐点。この先、バラ尾根付近でコース消滅。迷っている時に足を痛めやむなく引き返して国民宿舎へとエスケープすることに・・・。
国民宿舎へ下山中の金洞山方面の展望。途中に50mの鎖場がありました。
国民宿舎へ下山中の金洞山方面の展望。途中に50mの鎖場がありました。
右側の展望。
コース途中に雨、風を凌げるビバークに最適な場所があり、その壁には穴があいていました。なんと、そこから丁度良い具合に対岸の風景が見えます。う〜ん、出来すぎ。地名も「のぞき穴」とか。
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コース途中に雨、風を凌げるビバークに最適な場所があり、その壁には穴があいていました。なんと、そこから丁度良い具合に対岸の風景が見えます。う〜ん、出来すぎ。地名も「のぞき穴」とか。
ビッコを引きながらの下山です。このコース、荒れていて途中で迷いやすい箇所があります。
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ビッコを引きながらの下山です。このコース、荒れていて途中で迷いやすい箇所があります。
夕暮れ時の国民宿舎。へとへとでここには16:00過ぎに到着しました。無事生還に感謝。国民宿舎は予約なしで急遽の宿泊でしたが、事情を察し、快く泊めて頂きました。更に翌朝には妙義神社側の駐車場まで送迎バスで送って頂きました。スタッフの皆さん、お世話になりました。
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夕暮れ時の国民宿舎。へとへとでここには16:00過ぎに到着しました。無事生還に感謝。国民宿舎は予約なしで急遽の宿泊でしたが、事情を察し、快く泊めて頂きました。更に翌朝には妙義神社側の駐車場まで送迎バスで送って頂きました。スタッフの皆さん、お世話になりました。

装備

備考 反省点・・・今回はなんと言っても衝動登山であった。無計画で準備が行き届かず装備も忘れがち。コースが頭に入っておらずエスケープルートでは最適ルートを選択出来なかった。

感想

妙義山・・・かねてから気になっていた山である。標高はたいしたことはないが、妙義山系特有の岩肌とコースの景観には惹かれるものがある。
白雲山と、可能なら金洞山も回りたい思いで早朝に出発した。ところが出発そうそう頼りのGPSを忘れてしまったことに気づく。アチャー。しかしまだイラストの簡易地図がある。そのまま決行したのであった。
奥の院、見晴、大のぞき、天狗岩・・・なるほどスリル満点のコースである。ここまでは順調であった。しかしこの後である。コースが途中で途切れているのだ。それは相馬岳から下ったバラ尾根の手前であった。そこまでは間違いようもなく明快な登山道が、突如として全く道がなくなるのである。そのまま進むと絶壁上の斜面をトラバースすることに。しかしそこには道の気配は全くない。本当にこのまま進んで良いのか?つくづくザイルが欲しいと思った。何度も戻っては確かめるもここを進むしかない・・・30分ほど悩み急斜面に取り付いている時に、こともあろうか足を滑らしてズリ落ち、足に怪我をしてしまった。最悪・・・。しかし途中で停止したのは幸運であった。
このような訳で、先に進んだほうが遙かに近道ではあったが、引き返すことにした。相馬岳頂上までの登り返しである。途中に鎖のないいやらしい岩場があったのを思い出した。痛い足を引きずりながら何とか相馬岳頂上付近まで辿り着いたのは13:00頃であった。国民宿舎分岐の看板が目にとまった。良し、ここから下山しよう。車を止めてある妙義神社方角とは反対の方向ではあったが・・・・

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コメント

こんばんは♪
最近レコがないのでどこかに墜落したかと思って心配をしていました。相変わらずおもしろい山を登っておられますね♪でも、戸隠も妙義も自分的にはハイレベル…(゜ロ゜;ノ)ノ レコをみて楽しんでます(笑) またレコを楽しみにしてます

追伸 UL10kgスゴイっす。自分はあと3kgが壁ですよー(゜▽゜*) テントを
タープにしてようやくというところ。水2kgを含んでるので総重量11kgなのですが…。
2015/8/4 20:54
Re: こんばんは♪
edus4100さん
天泊装備10kg以下・・・モンベルのシェルター(ペグ込み)とシュラフ(1℃対応)で1.5kg、シュラフカバーとマットを含めても2.4kg以下です。日帰りならザックも小さいものにして6kg、小屋泊で7kgを目標にしています。昔は今のようにULの装備が発達していなかったこともあり私でも 25kg くらいを担ぐのは当たり前でした。良い時代になったものです。でも edus4100 さんは、まだ若いので無理に10kgに挑戦する必要ないのでは?
今年こそは剱岳を・・・と計画しているのですが、最近足の調子が悪く(年齢のせいもある)、今はじっとリハビリに専念しているところです。
今後、連休を気にすることなく、平日の空いているときに自由に山行が出来る身分に私ももうすぐなります。(;^_^A  同僚言わく「山小屋の番人になれば?」
2015/8/6 6:42
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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