東北100/大滝根山・鎌倉岳（常葉）

2024年05月18日(土) [日帰り]

• GPS: 04:49
• 距離: 7.5km
• 登り: 861m
• 下り: 824m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:01
• 休憩: 1:03
• 合計: 6:04

7:06 旧あぶくま高原ホテル
7:29 7:31 賽の河原の分岐
8:22 8:23 大滝根山
8:26 8:41 梵天岩
8:42 8:43 大滝根山
9:22 9:23 賽の河原の分岐
9:37 9:37 旧あぶくま高原ホテル
10:52 10:53 萩平口駐車場
11:01 11:01 萩平登山口
11:25 11:33 石切場跡
12:01 12:33 鎌倉岳
12:50 12:51 石切場跡
13:03 13:04 萩平登山口
13:10 萩平口駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場/大滝根山-旧あぶくま高原ホテル前
　　　 鎌倉岳ー萩平口駐車場

コース状況／危険箇所等

道の状況/大滝根山-登山者が少ないようで荒れている
　　　　 鎌倉岳-特に問題はない

写真

5/18 7:04

福島遠征二日目は田村市の大滝根山から。旧あぶくま高原ホテルの前に駐車。建物は廃墟となって不気味

5/18 7:15

林道を進むと、道沿いにクリンソウを発見

5/18 7:27

暗い道に沿って岩盤が伏せている

5/18 7:29

賽の河原分岐

5/18 7:34

見上げれば新緑が眩しいのだが、なぜか山の中も廃墟感が漂う

5/18 7:36

入山者が少なくて道が荒れていることもあるが、ササが一面枯れていることも一因か

5/18 7:39

沢も流れていて緑瑞々しいのに

5/18 7:45

このササの枯れよう

5/18 7:46

しかし、見上げれば緑美しい。ガイドにはシロヤシオ、ムラサキヤシオにハクサンシャクナゲも咲くとあるが見かけない

5/18 7:51

シダに光浴びているが

5/18 8:15

標高が上がり山頂近くなるとそのササは青々としてくる。何が影響しているのだろうか

5/18 8:20

峯霊神社が祀られている山頂。後ろには自衛隊のレーダー基地が控えている

5/18 8:22

フェンスで囲まれていて、それ以上は入れない

5/18 8:41

梵天岩に回る

5/18 8:26

大滝根山は石灰岩の山だそうで岩の上は雨で侵食されている

5/18 8:35

そこに立ってみると、向こう側にもレーダー基地がある。ここを自由に移動できていれば魅力的な山だろうに

5/18 8:52

帰路は日山権現分岐から賽の河原に合流する

5/18 8:56

分岐の足元にある、この案内を見落とさないように

5/18 9:01

頼りない踏み跡を辿り

5/18 9:15

どんどん下ると

5/18 9:22

賽の河原分岐に出る

5/18 9:31

朝見かけたクリンソウに光がさしてより美しい

5/18 10:52

次に同じく田村市の鎌倉岳萩平登山口に移動。すでに車が何台も留まっている

5/18 11:01

立派な標識に導かれて進む

5/18 11:11

大きな岩が伏せっている

5/18 11:16

今日は平野部で30度にもなるという。緑がこころなしか濃いように思う

5/18 11:18

おや、これは昨日、二ッ箭山で出会った方から教えられたギンランだ。ここで見られるとは

5/18 11:25

ウツギに

5/18 11:25

フジが下がっている

5/18 11:27

石切場跡。切り出せそうな岩盤がある

5/18 11:42

そこから登りにかかる

5/18 11:52

ここのササも一斉に枯れている

5/18 11:55

ヤマツツジが少し咲いている

5/18 12:28

1時間余りで山頂。天日鷲神社が祀られている

5/18 12:03

南方向に先ほど登って来た大滝根山が見える。山頂のレーダー基地が見える

5/18 12:03

北西方向、手前の移ヶ岳の後ろに磐梯山、その右に安達太良山や西吾妻山も見える

5/18 12:22

北方面に日山など見晴らしがいい

5/18 12:32

帰路に見たこの赤い花はヤマツツジではなくアカヤシオのようだ

撮影機器：

iPhone 11 Pro 256GB au Apple

感想

teamjnk

　三百名山にも数えられる大滝根山だが、山頂には自衛隊のレーダー基地があって自由に歩き回れない。そのせいだろうか、きっとリピーターは少なく、美しい御沢に沿った山道の踏み跡も乏しい。この時期にはシロヤシオやシャクナゲも咲くと言うが、時期が遅かったのか見つけられない。しかもすっかり枯れたササが露わになって荒れた感のある、ちょっと残念な山だった。それでも阿武隈山地最高峰のこの山は遠くから眺めても存在感のある名山だ。

　その名前が気になる鎌倉岳はやはり源頼朝の奥州攻めに関連してつけられたようだ。登山口から1時間余りで山頂の岩場に辿り着けるが、そこから四方展望が広がり南には大滝根山、西側には遠く安達太良山や西吾妻山も見える。

　さて、ここまで来たのだから帰りに三春町の滝桜を見て行こう。もちろん花はすっかり終わっているけれど。