尾白川鞍掛沢金山沢
- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,266m
- 下り
- 1,250m
天候 | 晴時々曇りと雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
ワルです。
今回は台風の影響を回避すべく東北の沢から
台風の影響が少ない南アルプスで水量が少ない沢
急に立てた第二プランの沢。
予想はバチこん。
最善の代替えだったと思う。
去年散々悩まされた天候判断の成長を感じる。
最終的に計画をまとめたユーマに感謝。
また、この沢は期待を大きく裏切るほど
美しく、個性があり、楽しい沢であった。
出だしの鞍掛沢出合いまでは明るくダイナミック
な地形、花崗岩スラブ、大きな釜、尾白川の
魅力を垣間見た。
鞍掛沢に入っても明るく、バスクリン系の沢色、
花崗岩の色系に近い沢どこが美しく、流水による
アトラクションもスタンスが少なく、滑るので
見た目より刺激があり楽しい。
随所にナメもみられた。
幕営地も、下地に水はけが良い砂地を選べ快適で
あった。
タープ泊、焚き火も確実にスキルUPしてるかな?
気持ち良く、たるみがないタープ、沢向きにより
起こる風を計算した焚き火位置など。
焚き火料理も、ポップコーンから厚切りベーコン
丸焼き、ハルさんお手製のアルミホイル包み焼き
お手製カレー、ラッキーの茶豆など楽しく美味い
料理が食べ切れない、出し切れない程、南アルプスの
沢を自分らだけで独占している高揚感で最高に良い
焚き火であった。兎に角酒が美味い!
タープで寝るのも自然との一体感が相変わらず
最高であった。沢登りの醍醐味やね。
二日目は雰囲気が一転し、滝の連続、10m
より高い滝は結果、全て巻きとなった。
一見登れると判断し、チャレンジしてみると
下から見るより傾斜が強く、滑る、支点も
取れないなどラッキーと自分で撤退を繰り返し
てしまった。
しかし、この撤退判断は間違いではなかった。
撤退した滝を横から見て明らかに登れる
雰囲気でなかった、下から見たより長く
傾斜が明らかに強い。
スラブ系滝は横からも取付前に見る必要性
があると痛感した。下からは見てない要素が多い。
トポがない沢は慎重過ぎる位の判断が丁度よい。
ツメも藪こぎまでの厳しさはない、下山は
ちょっと長いが途中の日向山が美しく展望も
良いので、少しの楽しみもあるのでいい感じ。
天気、ルート、安心のメンバーと、条件が揃い
気持ちよい山行であった!
今度は釣竿下げて来たい沢であった。
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