記録ID: 684866
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ハイキング
尾瀬・奥利根
灼熱の荒沢岳（銀山平キャンプ場前泊）
2015年07月26日(日) [日帰り]
その他1人
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,287m
- 下り
- 1,278m
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| 天候 | はれ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
【復路】銀山平16:10発の小出駅行きバス乗車。（1時間30分。小出駅17:40着、浦佐方面行き電車は18:31までない）￥840 接続の新幹線はどのみち浦佐駅からなので、小出駅行きバスに乗ると浦佐駅まで移動が必要。銀山平発17:27の浦佐駅行きバス乗車でも、新幹線は浦佐発の19:27と同じ便となる。 浦佐駅⇔小出駅 電車￥200 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
■銀山平登山口■ キャンプ場から徒歩20分（国道沿い） ※キャンプ場からは管理棟方向へわざわざ行かなくとも、直接川沿いに（左側）下り、国道を左折し進んでいく感じです。若干早いです。 ■登山口〜前山■ 登りだしは急。登って下る箇所も帳消しゾーンもあります。このあたりが帰路は登りになります。でも緩やかな登り下りです。 時折平坦な道と変化に富んでいる。下りは楽だが、やはり灼熱の時期は早朝（5時ごろ）でも蒸し風呂状態。そして急勾配。 丹沢の塔の岳、谷川岳 西黒尾根と並び同じ標高差1200m。 翌日筋肉痛必須コースです。 ■前山〜前クラ■ ・往路の行程半分あたり着たところから、樹林帯の鎖場スタート。（小休止適地） ・標高を一気に上げれるような急な角度かつ岩のでかいロープ・鎖場あり。 ・日陰に面した一部の鎖場では、朝方は朝露でぬれてしまった苔なのか岩にこびりついているので、注意したほうがよいです。 ・アルミ梯子（長）x2、鉄梯子（短）x3〜4と鎖場を交互に行く箇所あり ・女性の身長＋足の長さではどうしても無理であろうロープのたれたデカイ岩場があった。ここは足場がなく、隣のでかい岩との隙間を使いぐりぐりフットジャムするしかなく、結構タフな模様です。 ■前クラ〜頂上■ かなり太いロープの垂れた一枚岩のような岩場3箇所を前クラ基部まで下降し、ザレたトラバースを今度は進んでいく感じです。そこから何本かの見上げるような角度または通常の角度の鎖場が数十メートル続く。足場は豊富。斜度がキツめ。 鎖のある岩場よりも、鎖を過去につけていたであろう岩場で現在は鎖無の岩場のほうがよりむしろ足場がなく難しめ。 頂上付近にも岩場はあるが鎖無でも問題ないくらい足場が豊富です。 頂上からは北に未丈ヶ岳、西に中ノ岳、八海山、越後駒ケ岳など展望がよい。反対側には燧ケ岳、白根山、平ヶ岳など見えています。 参考CT： 登り 5：30 下り 3：10 計8：40 |
| その他周辺情報 | かもしかの湯 |
写真
お土産屋さんでこちらのこしひかりアイスモナカ購入。米粒入りでした！パキキっと割って同行者の山女子さんにもおすそ分けします。
3
7/25 14:48
お土産屋さんでこちらのこしひかりアイスモナカ購入。
米粒入りでした！パキキっと割って同行者の山女子さんにもおすそ分けします。
米粒入りでした！パキキっと割って同行者の山女子さんにもおすそ分けします。
すぐにキャンプ場の看板。ここを50mほど進むと受付のある管理棟。
管理棟。おじさんがとても親切です。かもしかの湯へはこちらの建物内から別棟へ。
テント持込で一泊2500円とお高いですが、炊事場、トイレ（水洗）でテント場ベースは上高地の徳沢を思わせる、いやそれをデラックス版にしたようなモフモフ度の芝生で快適です。
7/25 14:59
テント持込で一泊2500円とお高いですが、炊事場、トイレ（水洗）でテント場ベースは上高地の徳沢を思わせる、いやそれをデラックス版にしたようなモフモフ度の芝生で快適です。
フリーテントサイトへはこの橋を渡った向こう岸へ。登山者は私たちを入れて2組のみ。それ以外は林間学校系、家族マッタリ系などで埋め尽くされていた。
とてつもないアウェイ感を味わう（笑）
7/25 15:06
フリーテントサイトへはこの橋を渡った向こう岸へ。
登山者は私たちを入れて2組のみ。それ以外は林間学校系、家族マッタリ系などで埋め尽くされていた。
とてつもないアウェイ感を味わう（笑）
登山者は私たちを入れて2組のみ。それ以外は林間学校系、家族マッタリ系などで埋め尽くされていた。
とてつもないアウェイ感を味わう（笑）
オートもフリーもサイトはこの日はほぼ埋まっており、静かそうで空いてるこの辺りへ設置。その前に張り始めていた場所は騒がしいらしくこの場所を勧めてくれたスタッフの方に感謝！
1
7/25 15:40
オートもフリーもサイトはこの日はほぼ埋まっており、静かそうで空いてるこの辺りへ設置。その前に張り始めていた場所は騒がしいらしくこの場所を勧めてくれたスタッフの方に感謝！
テント場から見えちゃうんだよ。
奥只見のラスボス！真ん中のちょこんが登る予定の荒沢岳。
奥只見のラスボス！真ん中のちょこんが登る予定の荒沢岳。
同行の山女子さんと一緒のテント♪テントはUL重視で二人用1キロのを持参。
北ア6泊7日もこれで快適でした。
（1人で使用したけどな！苦笑）
1
7/25 17:19
同行の山女子さんと一緒のテント♪
テントはUL重視で二人用1キロのを持参。
北ア6泊7日もこれで快適でした。
（1人で使用したけどな！苦笑）
テントはUL重視で二人用1キロのを持参。
北ア6泊7日もこれで快適でした。
（1人で使用したけどな！苦笑）
お風呂のあとは明日のエネルギーの源の夜ご飯作り。
パエリア作成中
パエリア作成中
チゲスープも。
ってもしかしてパエリアとチゲスープしか作れないことはありませんよ！他にもメニューあります（きっと）
ってもしかしてパエリアとチゲスープしか作れないことはありませんよ！他にもメニューあります（きっと）
持参したゆでたじゃがいもでポテサラも参戦させてみた。
結局飲まなかったビールも飾りつけに置いてみた。
結局飲まなかったビールも飾りつけに置いてみた。
こ、これは。。。すごい予想外のパフォーマンスに感動！！
銀山平キャンプ場さん、ありがとうございました。
銀山平キャンプ場さん、ありがとうございました。
翌朝のご飯。
山女子さんが作ってくれた青森のせんべい汁（あわびとウニいり）
山女子さんが作ってくれた青森のせんべい汁（あわびとウニいり）
いい感じの霧もやを遠目に4：30テント場スタート。登山口まで20分弱歩きますよ〜！
5：00
ちょうど20分で到着。
かなり小さめの駐車場（5台くらい？）内のこちらの登山口からスタート！トイレもあります。
ちょうど20分で到着。
かなり小さめの駐車場（5台くらい？）内のこちらの登山口からスタート！トイレもあります。
光が誘ってます。
雰囲気よすぎでしょ！
やめてください、雰囲気弱いんで！
雰囲気よすぎでしょ！
やめてください、雰囲気弱いんで！
前山まではCTで50分でした。次はあちらにみえる前クラ下！
よっしゃ、すでにばて気味の汗でてきた！
よっしゃ、すでにばて気味の汗でてきた！
XX合目という意味らしいです。
行きも帰りも3合目しかみてません。
行きも帰りも3合目しかみてません。
しゃっかりロープワークも確認（笑
きれいなエイトノット。ん？ねじれてる？
きれいなエイトノット。ん？ねじれてる？
時折、展望もちらつき、日陰もでてくるので休みながら進みます。これは東面の山の稜線。
キタ~！！
前クラ。ちょうどど真ん中のくぼみ辺りに沿ってトラバリつつ上がっていくイメージです。
前クラ。ちょうどど真ん中のくぼみ辺りに沿ってトラバリつつ上がっていくイメージです。
前クラ基部というかザレ場のトラバり箇所（トレース部分）UP
急ですね。
急ですね。
基部の下あたりまで一旦登山道からこの下に垂れたロープでほぼ一枚岩っぽい岩を下りますx3セットあり。
3セットロープの下りが終わったら雪渓のまだ残る中荒沢あたりを左にみつつ、鎖場パラダイスへ突入モードへ切り替えます。
ジリジリと我々を痛めつける灼熱の太陽と、ちょうどいい湯加減の岩！そうこうしてると濡れてる岩もあるので滑らないように注意です。
1
7/26 7:33
ジリジリと我々を痛めつける灼熱の太陽と、ちょうどいい湯加減の岩！そうこうしてると濡れてる岩もあるので滑らないように注意です。
草つきだから安心の鎖場のはずですが、斜度がぐんぐんこの辺りから上昇
岩自体はホールド、スタンス豊富です。
足の短い私はのっこしが股関節問題のため、慎重に進みます
足の短い私はのっこしが股関節問題のため、慎重に進みます
もう少しで地図の「危」マーク終了地点。
冬は鎖撤去されるから本当の意味での「危」ですね
冬は鎖撤去されるから本当の意味での「危」ですね
前クラ上部にでてきました。
展望もいい。
ここから2時間であの頂上へ。（いけるはず）
展望もいい。
ここから2時間であの頂上へ。（いけるはず）
前クラを振り返って。
この辺りから頭が痛くなる
そして塩アメなめる。
この辺りから頭が痛くなる
そして塩アメなめる。
山頂手前にも少し鎖場ありますが、鎖は使わなくても大丈夫な感じです
もうすぐ頂上ジャン♪とだまされないようにしたい。偽ピーク風な地形がたくさん笑
ネットでよく出てくる数メートルの「岩肌のトラバース」
ここか。足場豊富じゃないか。たしかに1歩分のとこもあるが。
ここか。足場豊富じゃないか。たしかに1歩分のとこもあるが。
まもなく山頂へのリーチをしかける同行の山女子さん
赤い帽子がかわぇぇのう！
赤い帽子がかわぇぇのう！
西黒尾根デラックス♪といったところでしょうか
標高差は同じなんだが、何このCTの長さ
標高差は同じなんだが、何このCTの長さ
うぅ。。まだあったのか！！おそらく最後の登りと見た。
ピーク手前、足取りいきなり軽くなるのなんでかな？(笑）
ピーク手前、足取りいきなり軽くなるのなんでかな？(笑）
10：25
30分ほど休憩し下山開始
すでに灼熱地獄
体は火照り、熱燗です
30分ほど休憩し下山開始
すでに灼熱地獄
体は火照り、熱燗です
前クラ、前クラ下、樹林帯の足着かない岩場をクリアし、アルミはしご通過。このあと少しの鎖場通過しあとは樹林帯歩きです（急坂）
2
7/26 12:34
前クラ、前クラ下、樹林帯の足着かない岩場をクリアし、アルミはしご通過。このあと少しの鎖場通過しあとは樹林帯歩きです（急坂）
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
ヘッドランプ(1)
予備電池(1)
1/25
000地形図(1)
コンパス(1)
笛(1)
筆記具(1)
ライター(1)
ナイフ(1)
保険証(1)
飲料(1)
ティッシュ(1)
バンドエイド(1)
タオル(1)
携帯電話(1)
計画書(1)
雨具(1)
防寒着(1)
手袋(1)
ストック(1)
ビニール袋(1)
替え衣類(1)
シュラフ(1)
シュラフカバー(1)
ザックカバー(1)
クマよけ鈴(1)
食器(1)
水筒(1)
時計(1)
日焼け止め(1)
非常食(1)
スマホ(1)
テント(1)
ランタン(1)
コンロ(2)
コッヘル（鍋）(1)
|
|---|
感想
ゲスト
低温を狙って5時スタートでしたが樹林帯にはいるとはやくも20分でサウナに。
日陰が幸いして休みたっぷり取りながら登りました（30分に1回とか笑）
思ったのはすごくいいコースなのに、やはり灼熱登山で体は熱燗、頭も痛くなり気味で肝心のパフォーマンスに若干影響して、意外に豊富な種類の高山植物を楽しむ余裕がなかったのはちょっと残念だったと思います。
1500から上はそよ風も多少吹いてましたが、なにしろ直射日光が凄まじく、午前中に登頂＆下山開始までできたのが何より幸いです。
昼前あたりに登ってこられる方々は、更に汗だくでした。中には縦走なのか重装備の方々も。行き会った人生＆山の先輩たちに、他の楽しそうな岩場の山もいろいろ教えていただきました。ありがとうございました〜！
魚沼の綺麗な水や自然に囲まれ、360度の展望もあり、鎖場という名の鎧をつけたサムライの様な前衛で守られた荒沢岳。
季節を変えて涼しい頃に再訪したい山でした！
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