月山（湯殿山〜月山〜念仏ヶ原〜肘折温泉）

1984年07月28日(土) 〜 1984年07月29日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 25.3km
• 登り: 1,619m
• 下り: 2,237m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:50
• 休憩: 0:50
• 合計: 8:40

8:00 湯殿山神社参籠所
8:30 8:40 湯殿山神社 本宮
9:40 9:45 装束場
10:45 10:55 金姥
11:30 11:35 牛首
12:35 12:40 月山山頂小屋
12:45 12:45 月山
12:50 13:00 月山・三角点
15:40 15:45 清川橋
16:40 念仏ヶ原避難小屋

2日目

• 山行: 5:40
• 休憩: 0:10
• 合計: 5:50

6:00 念仏ヶ原避難小屋
7:00 7:05 小岳
8:00 8:05 赤沢川徒渉点
10:20 10:20 肘折登山口
11:50 肘折温泉バス停

天候

1日目：晴れ時々曇り／2日目：晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：山形駅よりバスで湯殿山（仙人沢）へ
復路：肘折温泉よりバスで新庄駅へ

コース状況／危険箇所等

牛首から先に小雪渓、念仏ヶ原手前の清川橋が半分崩壊、通行要注意。肘折温泉への下降路は地元・大蔵村の下草刈りで大変歩きやすい道でした（多謝）。

その他周辺情報

肘折温泉で日帰り入浴可、村営の共同浴場あり。

写真

7/20 12:24

湯殿山神社より谷筋をよじ登ると、正面に月山山頂へ連なる残雪の尾根道。

7/20 12:25

涼やかな雪渓脇のトレイルを、学校のハイキングと思しき大集団が行く。さすが歴史ある百名山、修験道・白装束の登山者のみならず、様々な出で立ちの老若男女が行き交うメジャーぶり。

7/20 12:25

天然のクーラー・雪渓上を涼しげに登る登山者。真っ黒に日焼けした夏山スキーの一行もチラホラ。

7/20 12:25

月山山頂に至るたおやかな大斜面。

7/20 12:25

こちらの斜面はまだまだ残雪タップリ。スキーシーズン真っ盛り!?

7/20 12:25

山頂小屋が見えてきました。そこをおびただしい数の白装束集団が…。すれ違いも一苦労、デカザック持参の当方の場違い感もハンパないです。

7/20 12:26

最後の石段登りの先に、山頂神社が堂々鎮座。

7/25 17:21

三角点ピークはどこ？と超メジャーな山頂神社裏の草地をさまよい歩き、ようやく超マイナー＆地味な山頂三角点発見。唯一の山名標識は、いつも見慣れた「M」の字の明大ワンゲル部のみ。日付を何気に見ると、何と今日でした！（彼らも場違い感満点だったことでしょう…）

7/20 12:26

山頂から人跡まばらな念仏ヶ原方面へ下ると、そこは高山植物咲き乱れるパラダイス。ようやく違和感なく歩けるコースに。

7/20 12:26

一旦下り切った清川徒渉点。のどかな橋の名前とは裏腹に、梅雨時の豪雨に暴れる川に清川橋も半壊状態。残る渡し板も崩れて永遠に渡れなくならぬよう、ソロソロと慎重に通過。

7/20 12:26

日が傾く中、この日の宿・念仏ヶ原避難小屋にようやく到着。一人寝の孤独を覚悟したものの、地元・大蔵村の草刈り部隊が大挙して到着、一転賑やかな夜に。

7/20 12:27

2日目、長い縦走路の途中、湿原の向こうに月山のたおやかな残雪の稜線。天気も良く、長きにわたる朝日・出羽山行のフィナーレに相応しい光景です。

7/25 17:21

構図はイマイチですが、折角なのでセルフにて1枚。

7/20 12:27

里山のもっこりした尾根の向こうに、これまた北東北随一の名山、鳥海山の雄姿が。下界の喧騒まであとわずか。。

撮影機器：

AQUOS PHONE Xx mini 303SH SoftBank シャープ

感想

さとなお

山頂までは残雪の涼やかな登路に、夏山スキーヤー、学校行事の大ハイキング隊、白装束の御講登山者と様々な人種が行き交う中、バテバテ＆場違い感満点の登り。山頂三角点は一転して訪れるハイカーもいない超マイナーなピーク。山頂エリアの喧騒を後に、念仏ヶ原へ下ると、そこはハイカーのいない静寂の中。
　意外にも草刈り隊との賑やかな一夜を過ごし、刈り払いの行き届いた歩きやすいコースを再び淡々と歩き、月山、鳥海山の最後の展望を楽しんだ後、観光客で賑わう肘折温泉着。激安の共同浴場で長旅の汗を流し、盛夏の下界を新庄駅へ。今回もまずまず変化に富み、山形の山々の魅力を満喫できた収穫の多いツアーでした。