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Yamareco

記録ID: 705953
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ハイキング
槍・穂高・乗鞍

乗鞍山麓の秘境・五色ヶ原は自然の宝庫

2015年08月23日(日) [日帰り]
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体力度
1
日帰りが可能
GPS
04:58
距離
6.0km
登り
175m
下り
405m
歩くペース
ゆっくり
2.32.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:58
休憩
0:00
合計
4:58
10:27
298
スタート地点
15:25
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
五色ヶ原入山口の案内センターまでバスで入り、そこから五色ヶ原へは専用のバスに乗り換える。
コース状況/
危険箇所等
滝への降り口は急で、はしごや吊り橋などもあるが特に危険な所は無い
その他周辺情報 今回は飛騨高山温泉前泊でのスタート
飛騨高山温泉の宿・四反田
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飛騨高山温泉の宿・四反田
収穫が早いのかよく育っているようだ
収穫が早いのかよく育っているようだ
水田の彼方に雲がかかる山々がのぞく
水田の彼方に雲がかかる山々がのぞく
この辺りの特産のほうばみそ
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この辺りの特産のほうばみそ
宿の朝食
宿のいろり
懐かしい振り子時計だが止まっていた
懐かしい振り子時計だが止まっていた
宿の入口横は立派な庭になっている
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宿の入口横は立派な庭になっている
駐車場からスタート地点に向かう
駐車場からスタート地点に向かう
今回は岩魚見小屋からスタートするショートコース
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今回は岩魚見小屋からスタートするショートコース
いよいよスタート
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いよいよスタート
暫く広い道を進む
暫く広い道を進む
オオカメノキ
ホタルフウロ
トリカブト
オタカラコウ
ノリクラアザミ
この木何の木?
シラビソの樹林帯
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シラビソの樹林帯
クルマバソウ
サラシナショウマ?
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サラシナショウマ?
サンカヨウの実
ゴゼンタチバナ
ノリウツギ
タマガワホトトギス?
タマガワホトトギス?
ロープを伝って木道を下る
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ロープを伝って木道を下る
倒木更新、写真では分かりにくいが倒木の上に落ちた種から育った若い樹木だがこれで30歳程度とか
倒木更新、写真では分かりにくいが倒木の上に落ちた種から育った若い樹木だがこれで30歳程度とか
シラベ沢の様子
エイレイソウの実
エイレイソウの実
ゴゼンタチバナ
ヤグルマソウ
ウスタケ?
シラネ沢の様子
自然保護の木道がよく整備されている
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自然保護の木道がよく整備されている
薄くもやが掛かっている
薄くもやが掛かっている
タケシマランの実
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タケシマランの実
シラベ沢の清流
シラベ沢の水を飲んでみる、冷たくて非常に美味しい
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シラベ沢の水を飲んでみる、冷たくて非常に美味しい
マッターホルンに似ていると言われる岩
マッターホルンに似ていると言われる岩
シラベ沢の橋を渡る
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シラベ沢の橋を渡る
シラベ沢の清流、コケも水も水の流れる音も非常に美しい
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シラベ沢の清流、コケも水も水の流れる音も非常に美しい
岩の上から根を巻き付け懸命に生きる樹木
岩の上から根を巻き付け懸命に生きる樹木
カヤタケ?
白檜曽(シラビソ)小屋に到着
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白檜曽(シラビソ)小屋に到着
ミヤマシグレの実
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ミヤマシグレの実
池巡りの登山道
濁池は全く水が無く、全面湿原になっている
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濁池は全く水が無く、全面湿原になっている
雄池が見えてきた、浸透性のため今はほとんど水がない
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雄池が見えてきた、浸透性のため今はほとんど水がない
雄池は海岸が隆起した白い石(左側)と火山の溶岩が流れてできた黒い岩(右側)の合流点
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雄池は海岸が隆起した白い石(左側)と火山の溶岩が流れてできた黒い岩(右側)の合流点
雪解け時はここも池の水に沈んでおり上の迂回路を回る必要があるという
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雪解け時はここも池の水に沈んでおり上の迂回路を回る必要があるという
雄池からは北アルプスが望めるらしいが今日は雲で真っ白
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雄池からは北アルプスが望めるらしいが今日は雲で真っ白
ヤブレベニタケ?
ヤブレベニタケ?
ウスヒラタケ?
八汐峠(1476m)
熊の爪痕が残るブナの木
熊の爪痕が残るブナの木
豪快な横手滝
滝壺へ降りる道は非常に険しい
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滝壺へ降りる道は非常に険しい
急なはしごが2ヶ所ある
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急なはしごが2ヶ所ある
最後は吊り橋を渡る
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最後は吊り橋を渡る
豪快な音としぶきを上げる横手滝
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豪快な音としぶきを上げる横手滝
横手滝と吊り橋方向を振り返る
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横手滝と吊り橋方向を振り返る
ダイモンジソウ
滝壺からの見学地最終地点
滝壺からの見学地最終地点
こちらは清楚な感じがする
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こちらは清楚な感じがする
こちらは轟音を発して流れている
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こちらは轟音を発して流れている
布引滝展望台
ミヤマシグレの実
ミヤマシグレの実
「のりくら郷土の森」案内板
「のりくら郷土の森」案内板
ゴールの出合い小屋到着
ゴールの出合い小屋到着
五色の森石碑
五色ヶ原入山口
五色ヶ原カモシカコース登山口、こちらはかなり険しいそうだ
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五色ヶ原カモシカコース登山口、こちらはかなり険しいそうだ
乗鞍山麓五色ヶ原適正利用のお知らせ、指定ガイド同伴でないと入山できないことなど
乗鞍山麓五色ヶ原適正利用のお知らせ、指定ガイド同伴でないと入山できないことなど

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

飛騨高山温泉の宿・四反田でゆっくり朝食を済ませ、バスを乗り継いで五色ヶ原シラビソコースの岩魚見小屋へ。五色ヶ原は自然保護のため入山規制されており、5/20から10月末までのオープンの期間、指定のガイド同伴でないと入ることができない。ちなみに入山料は諸費用込みで入山者一人当たり9,000円とかなり高額で、事前の申込みが必要。
通常7時スタートとのことだが、今回はゆっくりのためコース途中の岩魚見小屋から出発するショートコースとなった。暫く比較的広い道をガイドの説明を聞きながら散策する。シラビソの樹林帯は下が溶岩台地のため独特な雰囲気を醸し出している。岩に根を絡ませ力強く生きる様やコケ類にびっしり覆われた薄暗い森林は宮崎監督の漫画の世界のようだ。また岩に染み込んだ雨水がやがて地上に溢れ出て源流となり登山道に沿ったシラベ沢となって徐々に大きな流れとなって随所で小さな滝を作っている。ここの沢の水は非常にきれいで飲んでも大丈夫とのことで沢の流れの水を飲んでみると、冷たくて非常に美味しい。高山植物はもとより、キノコもあちこちに頭をもたげているが、ネットで調べてもほとんど判定できない(^^;)。
シラビソ小屋で昼食休憩を取った後、今度はいくつかの池を巡るが、ここの台地は浸透性が高く、池と言っても雪解け水を保持しておくことができず、今の時期は一面湿原になっている。唯一雄池だけがかろうじて池になっていた。また、海底が隆起した部分と火山が噴火して流れ出た溶岩とが丁度ぶつかり合った場所でも有り、地質の違い、歴史の違いから植生も大きく分かれているのが興味深い。
最後は布引滝の滝壺に降りて滝を下から眺めることが出来、豪快な音をとどろかせる横手滝、清楚な感じの中にも豪快さを感じさせる布引滝を間近に感じながらゴール地点の出合い小屋へ戻った。ここからはやはりバスで五色ヶ原入山口の案内センターまで帰り、帰路についた。

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1/5
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