樅ノ木沢（西丹沢）

2015年09月13日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.0km
• 登り: 972m
• 下り: 964m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:10
• 休憩: 1:00
• 合計: 10:10

7:10 山伏トンネル
7:40 7:40 大棚ノ頭(山神峰)
7:55 7:55 水ノ木分岐
9:40 10:05 樅ノ木沢橋
10:30 10:30 西沢との二俣
11:20 11:40 ゴルジュ入口
13:10 13:10 ゴルジュ突破
13:30 13:30 標高975mの二俣
15:10 15:10 東海自然道
16:15 16:30 石保土山(西ノ丸)
17:20 山伏トンネル

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場 山伏トンネル山中湖側旧道の路肩に3台ほど。旧道は入って直ぐにコーン等で塞がれ進入不可。

往路 4:00浦安-湾岸-保土ヶ谷BS-横浜IC-海老名SA(朝食)-御殿場IC-7:00山伏トンネル
復路 17:30山伏トンネル-17:50道志の湯(入浴、食事)19:00-相模湖IC-21:30浦安

ガス代 320k÷9k=35L×130円=4,550円 高速4,470円 交通費計9,020円

コース状況／危険箇所等

アプローチ
ある意味ここが核心。樅ノ木沢橋に無事に着ければ半分終わったも同然。
私が持っている古い地形図には水ノ木沢分岐(大棚ノ頭1268mから東海自然歩道を東に向かった最初の顕著なピーク)から南東に派生する尾根を使って金山沢に下りる径路は登山道として載ってますが、現在は踏み跡同然です。上部は背丈を越える笹藪で見通しはきかず、精神的にも厳しい下りです。(熊よけの為、絶えずホイッスルを鳴らす)
この径路は1227mのピークの北側を巻き北東に伸びる尾根(標高点1004ある尾根)を伝い金山沢に下ってます。
我々はこの古い径路から外れ、1030m付近から東南東に派生する尾根に乗りました。(kamog先生の記録を参考にしました。先生の記録なら間違いなし！)
この尾根に乗りると、すぐに作業道に合流し後は明瞭かつ歩きやすくなります。作業道は尾根を絡むよいに緩く下っていますので、ちょっと不安になりますが大丈夫です。最後、金山沢に合流する枝沢に下りると一部不明瞭になりますが、沢を下れば金山沢にぶち当たり、これを渡れば林道です。
参考にしたガイドブックには、山伏峠から樅ノ木沢橋まで1時間40分ほどとありましたが、我々は2時間40分かかってます。
このアプローチだけでも、とても初心者向きの沢ではないと思います。

ゴルジュの巻き
我々は小さく巻きすぎたようです。上段チェックストーン滝の落ち口上に出たのですが、わずか数メートルがおりられない。結局、ザレた斜面をトラバース。さらに上に登ると明瞭な踏み跡がありました。
かなり高く巻き、ゴルジュ帯のはるか先の枝沢までトラバースして下りるのが正解です。

写真

9/13 7:11

山伏からスタート

9/13 7:10

山伏トンネル山中湖側に旧道があり、その路肩に駐車。
この旧道、直ぐ先でコーン等で塞がれていて奥には行けない。kaito

9/13 7:10

山中湖側から山伏峠に向かう登山道を見つけられず、トンネルを道志側に向かう。kaito

9/13 7:14

登山口付近は綺麗に整備されています。

道志側には登山道がありました。kaito言

9/13 7:16

登山入口

9/13 7:17

何と旧トンネルは土砂で埋まっています。

9/13 7:17

登山口

山伏峠到着

9/13 7:30

鉄塔の下を進みます。

9/13 7:30

今日は晴れそうです。仕事事ですが最近はアングル鉄塔からパイプ鉄塔になっているのでとても残念です。 s

9/13 7:41

大棚ノ頭。登山道は巻いている。山頂に行く踏み跡もありましたがパス。kaito

山とススキ 秋を感じさせます。

9/13 7:48

なぜかススキを見るとホットします。

9/13 7:53

大棚ノ頭から東海自然歩道を菰釣山に向かうと最初の顕著なピークが水ノ木分岐。kaito

9/13 7:53

手書きの標識もあります。kaito

9/13 7:54

分岐

9/13 8:01

水ノ木分岐からは、踏み跡程度で背丈を没する笹藪になります。kaito　　　笹竹は払うとおつり（痛い）が返ってくる　su

9/13 8:08

足元の踏み跡は明瞭ですが、視界が塞がるような深い笹藪は精神的に厳しいものがある。熊が出そう！kaito

9/13 9:24

無事、林道にたどり着く。kaito

9/13 9:37

樅ノ木沢橋に到着。山伏トンネルかわ2時間40分！けっこう疲れた。kaito

9/13 10:05

やっと入渓と言う感じ？kaito

9/13 10:08

直ぐにF1。あとはしばらくゴーロ歩き。kaito

滑るナメ　慎重に進みます。

9/13 10:10

まあ簡単ですね。kaito

9/13 10:27

西沢との二俣。どちらも堰堤がかかる。kaito

9/13 10:29

kai爺どう攻略するか悩みます。

左岸から簡単に巻く。kaito言

9/13 10:57

9/13 11:18

支流が滝となって落ちる。kaito

9/13 11:21

本流はゴーロが続くが、支流は滝が滝になっている。kaito

9/13 11:22

核心部のゴルジュ。手前の滝は登れるそうだが、まとめて左岸から巻く。kaito

9/13 11:27

昼食で待ちきれなく1人かんぱ〜い

9/13 11:40

ゴルジュ入口から巻き上がる。kaito

9/13 12:17

ロープを張り戻ってくるkai爺

9/13 12:21

核心部に挑むkamame女子

9/13 12:24

奥のチェックストーン滝の落ち口にでたが、おりられない。適当な支点もなく、そのまま上流にトラバース。ドロ付きの急斜面の為ロープをフィックス。ただ、中間支点少なくトップはグラドホールする。kaito

9/13 12:24

慎重に進みます

9/13 12:26

su爺が挑む。kaito

9/13 12:26

ドロ付きの上に細かいザレがのり、掘って作ったステップも足を乗せると崩れるような不安定な斜面でした。もっと上、潅木や笹が生えている安定した斜面から巻くのが正解でした。kaito

9/13 12:53

結局、さらに上に登り大高巻きに。こちらにはしっかりした踏み跡もありましたが、高さがあるのでロープをフィックス。kaito

9/13 13:09

やっとゴルジュを突破！1時間半ほどかかりました。kaito

9/13 13:21

ハイライト、ミニ両門の滝。kaito

9/13 13:22

滝前でホーズ。kaito

9/13 13:24

滝を登る。kaito

9/13 13:25

kanameさん楽勝！kaito

9/13 13:25

下からの一枚

9/13 13:25

su爺が続く。kaito

9/13 13:26

杖をつく爺さん。kaito

9/13 13:26

上段を登る。kaito

9/13 13:27

このあたりからナメが続くようになる。kaito

9/13 13:29

二俣右の滝。kaito

9/13 13:29

二俣左の滝。支流ぽいがこちらに入る。kaito

9/13 13:34

ここから先、ナメと滝が続く。kaito

9/13 13:35

ナメを行く。kaito

9/13 13:25

滑るナメ

9/13 13:38

快適に登れる滝が続く。kaito

9/13 13:47

楽勝！kaito

9/13 13:52

で、最後の滝。ここは右のルンゼから巻く。kaito

最後の詰めを前にかんぱ〜い

9/13 14:14

詰めを前に、ビールを冷やし乾杯！kaito

急登最後の詰め

9/13 15:06

最後は笹の藪漕ぎになりました。kaito

9/13 15:08

東海自然道に出て遡行無事終了。ガスの中です。kaito

9/13 16:17

石保土山で最後の休憩。kaito

トリカブト

9/13 17:07

山伏峠に戻る。kaito

9/13 17:14

最後の山伏トンネル

到着　日が暮れる前に戻ってきました。

道志の湯で入浴

撮影機器：

FinePix XP150 富士フイルム

装備

個人装備

ヘッドランプ 予備電池 1/25 000地形図 地図 コンパス 笛 筆記具 保険証 飲料 ティッシュ 食器 食料 タオル 携帯電話 計画書 雨具 防寒着 沢靴 沢タビ。 水筒 時計 非常食 ヘルメット ハーネス カラビナ スリング 着替え 下山用の靴。

共同装備

ツェルト ファーストエイドキット 医薬品 カメラ 車(アルファード習志野300マ2383） コンロ コッヘル ロープ GPS 無線機ラジオ

感想

カイG

ちょっと天気が心配でしたが降られることはなく、なんとか1日保ちました。
初級の沢ですが、アプローチが大変です。予想以上に時間がきりました。
沢はゴルジュの巻き以外は快適に登れます。出だし、大きく登りましょう。小さく巻くと初心者には厳しいと思います。
後半はナメとナメ滝が続き快適です。

su_

樅ノ木沢は沢に入るまでのアプローチが長く登山道の踏み跡もしっかり
しています。沢に入ってからは核心部はゴルジュの巻きの1ヶ所のみで
終わってみればハイキングに来たような気分の沢登りになりました。
沢の入峡前に先行者が魚を釣り上げていたので魚は濃いようです。