母グマに威嚇され退却ぅ― 新又越またねー

2015年09月20日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.4km
• 登り: 256m
• 下り: 243m

コースタイム

平谷橋7:16-大日川橋7:26-弁天橋7:42-巡視路入口7:43-威嚇声地点7:56-巡視路入口8:06-工事現場手前8:36-平谷橋9:36

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

小松市新保町　木地小屋登山口前に駐車

写真

9/20 6:49

大日山木地小屋登山口に駐車。案内図の左下にマジックで巡視路コースが記入してある（うっすらと見える）

9/20 6:49

登山口の左に石仏

9/20 6:50

車を置いて平谷橋を渡り、国道416号を行く

9/20 7:18

初秋らしいすっきりした青空・・

9/20 7:19

お天気が良いのでのんびり歩いていく

9/20 7:19

9/20 7:23

9/20 7:35

右手に大日山。山頂は雲に隠れている

9/20 7:36

大日川橋を渡り―

9/20 7:39

弁天橋に至ると、橋の手前に通行止めがしてある

9/20 7:42

そこへ工事関係者の車が2〜3台来て、カギを開けて入って行く。追い込み工事中で連休もないようだ

9/20 7:43

橋を渡って間もなく右手に送電線巡視路。工事関係者の車が次々と国道を行く

9/20 7:44

「加賀幹線117-120」の巡視路を上がる。すごい急登だ　

9/20 7:53

ヒイヒイ言いながら上がって行くと――

9/20 7:59

10数分も歩いただろうか、前方から子犬のような甲高い鳴き声が聞こえ、続いて「ブォロロー！ブォロロー！」と迫力ある唸り声が――。慌ててUターン・・

9/20 8:06

さきほどの巡視路上り口まで戻りホッと一息つくが、まだドキドキしている。ここで思い直し国道を行くことにした

9/20 8:07

あれが117番鉄塔だと思うが、あの鉄塔の少し手前で威嚇されたんだ

9/20 8:16

クマ鈴を勢いよく振り鳴らしながら進む

9/20 8:27

工事現場が近いようだ

9/20 8:30

今日の目的地、県境の新又越〜大日峠方面が見えてきた

9/20 8:35

索道施設がある

9/20 8:36

前方で重機が動いているのが見えてきた

9/20 8:36

2〜3台の重機がフル稼働している。県境は近いが工事の邪魔しないで今日は一先ず帰ろう

9/20 8:51

時間が早いので秋の陽射しを浴びながら戻る

9/20 9:06

雲が切れ大日山の山頂が見えてきた

9/20 9:14

舗装されたきれいな道をゆっくり下って行く

9/20 9:37

帰ると車が3台ほど増えていた。大日山に向かったのだろう

9/20 6:34

（帰り道で）新保神社の前に国道昇格記念碑がありー

9/20 6:35

昭和57年4月1日、県道から国道416号に昇格したことを祝う碑文

9/20 6:31

こちらは花立越入口。この先では林道白木峠線の工事が行われている

撮影機器：

EXILIM ZOOM EX-Z1000 カシオ

感想

long01

イヤー、凄い唸り声だった。はじめ聞こえた子犬のような鳴き声は小グマだったのだろう。そのあとすぐ、ほんの数メートル先から聞こえてきた重低音は母グマのものに違いない。姿は見ていないが大音量に迫力あった。思わずゾゾーッと身の毛がよだった。

今日は久しぶりに気持ちよく晴れたので、ヤマレコで拝見した新又越〜越前甲〜大日山の周回コースを歩いてみようと、弁天橋の先から送電線巡視路に入る。コースの様子は行ってみないと分からないが、出来れば新又越までは行きたい。もちろんクマ鈴は着けて歩く。

急登をしのいで道も少しゆるくなり、さあこれからという時に「ブロローッ！」というか「グロローッ！」というか、強烈な威圧音にやられ「分かった、分かった」と言いながら静かに（実は慌てふためいて）退却したが（相手は言葉が分からないよね）、背中を見せるとクマさんは追いかけてくる習性があると聞いていたので、そろりそろりと前を向いたまま後ずさり。この間余裕もなく相手の姿は見ていません。

ようやく退却。唸り声も収まった。今日はもう帰ろうかと思ったが、確か国道を使って新又越まで行った記録もあったなあと思い直し、折角来たのだからと改めて国道を新又越方面へ歩き出す。県境近くまで来たが前方で重機が数台稼動中。工事の邪魔になりそうなので今日のところはここでUターン。