八甲田大岳-井戸岳-赤倉岳【今年も最高だった山上湿原】

2015年09月22日(火) [日帰り]

• GPS: 06:23
• 距離: 12.7km
• 登り: 888m
• 下り: 884m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:43
• 休憩: 0:40
• 合計: 6:23

5:52 酸ヶ湯温泉
6:14 6:14 城ヶ倉分岐
6:52 6:52 下毛無岱休憩所
7:03 7:05 毛無岱の階段
7:17 7:18 上毛無岱休憩所
7:26 7:27 毛無岱分岐
8:02 8:15 大岳鞍部避難小屋
8:15 8:16 大岳避難小屋前分岐
8:43 8:52 八甲田大岳
9:06 9:07 大岳鞍部避難小屋
9:11 9:13 井戸沼
9:39 9:39 赤倉岳（北八甲田）
9:47 9:48 赤倉岳分岐
10:08 10:10 宮様コース分岐
10:38 10:38 寒水沢と宮様コース登山道合流地点
10:45 10:45 毛無岱分岐
10:52 10:57 上毛無岱休憩所
11:07 11:08 毛無岱の階段
11:16 11:16 下毛無岱休憩所
12:00 12:01 城ヶ倉分岐
12:15 12:15 酸ヶ湯温泉
12:15 ゴール地点

天候

ガス後晴れ！

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

☆駐車場
・酸ヶ湯温泉から笠松峠側に少し走ると右側に広い駐車場があります(無料)。
　この駐車場から国道を挟んで向かい側の小さな鳥居が登山口。
・酸ヶ湯温泉の向かい側にも25台程停められる駐車場あり（無料）。
　本日は毛無岱経由の大岳ピストンのため、こちらに駐車。
　5時半到着時で残り1台でした。
　時計回りコースの場合はこっちの方が便利。
　登山口は酸ヶ湯温泉の左手奥にあります。
・酸ヶ湯温泉には停めないほうがいいと思います。大人気温泉宿ですので。

コース状況／危険箇所等

☆道の状況
▽酸ヶ湯温泉⇔上毛無岱
　下毛無岱まではブナの樹林帯を行きます。
　下毛無岱から上毛無岱は木道の絶景コース。
　下毛無岱と上毛無岱の間には、270段ほどの急な階段があります。
▽上毛無岱⇒八甲田大岳
　樹が少なくなり、吹きっさらしの箇所も増えるので注意。
▽大岳避難小屋⇒井戸岳⇒赤倉岳⇒宮様コース分岐
　本日は見えなかったが、左側は爆裂火口のようです。
▽宮様コース分岐⇒上毛無岱
　雨後は泥濘が酷い。
　木段・岩・根も多いため、非常に歩き辛い。
　ゲイターがあった方がいい。

その他周辺情報

☆下山後の温泉
○蔦温泉（本日入湯）
　湯船の底からお湯が湧き出してくる。
　青森に来たら必ず立ち寄る、私の大好きな温泉。
　脱衣所の貼り紙にこんな記載が、
　Q.掛け流しですか？
　A.残念ながら掛け流しではありません。「湧き流し」です。
　　お湯は本来湧いているものであって、より自然に近い状態でお湯を提供しています。
　http://tsutaonsen.com/
○酸ヶ湯温泉
　八甲田に登ったらココ！という定番の温泉です。
　本日は入浴しなかったが、是非一度は経験しといた方がいいでしょう。
　若い女性は厳しいかも・・・
　入浴したことのある方はお分かりでしょうが、あの千人風呂で人が少ないと、
　とても不思議な感覚になります。
　以前宿泊した際に夜入浴した時、貸し切り状態のこともあったが、異空間に
　漂っている感じになりました。泊まりで楽しみたい温泉宿。
　http://www.sukayu.jp/Tops/index
○八甲田温泉（今回宿泊）
　本日の宿泊先「ぬぐだまりの里 秘湯 八甲田温泉」
　泉質は勿論、清潔さ、展望、最高でした(昨年リニューアルしたようですが)。
　特にラムネ温泉。
　硫黄系の炭酸泉で肌が細かな泡で包まれる。
　まるで宇宙空間を漂っているかのよう。
　ただし、日帰り入浴を17時まで受け付けているので、ハッキリ言って宿泊者にとっては迷惑。
　まぁ、自分が日帰りの立場だった場合を考えたら文句は言えないか。
　http://www.hakkouda-onsen.com/
○谷地温泉
　5年前に入浴。秘湯感満載。混浴だった気がする。
　こちらのサイトが分かりやすい↓
　http://onsen.kikuchisan.net/article/213818879.html

☆その他、立ち寄った箇所
◯蔦沼
　蔦温泉裏手に広がる沼めぐりコース。約1時間で蔦七沼を周回できます。
　紅葉時期はさぞかし素晴らしいことと思われます。
　http://towadako.or.jp/sansaku-map/tsutanuma-yakeyama/
◯田代平湿原
　八甲田温泉「ぬぐだまりの里」向かいに広がります。
　約1時間で周回できます。
　湿原越しの大岳・井戸岳の展望が素晴らしい。
　http://www.aptinet.jp/Detail_display_00000094.html
◯奥入瀬渓流
　駐車場・スペースは随所にありますが、通行の迷惑にならないよう気をつける必要があります。
　http://towadako.or.jp/sansaku-map/oirase-nenokuchi/
◯十和田神社、十和田湖
　http://towadako.or.jp/rekishi-densetsu/towada-jinja/

写真

9/22 5:41

酸ヶ湯温泉向かいの駐車場
25台ほど駐車可
5時半到着時でラスト1台

9/22 5:53

本日は毛無岱経由の大岳ピストンの予定
酸ヶ湯温泉の左脇が登山口

9/22 6:08

オオカメノキ

9/22 6:16

ガスっていたけどキレイ

9/22 6:28

標高を上げるにつれ鮮やかに

9/22 6:38

9/22 6:41

様々な色が入り乱れて

9/22 6:42

赤が鮮やか

9/22 6:46

草紅葉が現れました

9/22 6:46

絶景木道を行く

9/22 6:51

9/22 6:53

9/22 6:53

どんぐり

9/22 6:57

ガスにも映えますね

9/22 7:00

9/22 7:01

下毛無岱と上毛無岱を結ぶ約270段の階段

9/22 7:06

9/22 7:16

階段を登り切ると絶景が待っているはずだが、、、本日はこれを見越してピストンとした

9/22 7:17

大岳・井戸岳・赤倉岳の展望が広がっているはずだが、、、帰りに期待しましょう

9/22 7:18

これはこれで美しい

9/22 7:26

左はロープウェイ方面

9/22 7:28

時々流れる雲の合間から青空が

9/22 7:35

マイヅルソウの実

9/22 7:41

白骨樹と黄葉のコントラストが美しい

9/22 7:42

9/22 8:01

大岳避難小屋にて小休止
ガスが切れる気配無し

9/22 8:31

山頂で晴れることを期待し超ゆっくり登る

9/22 8:34

ネバリノギラン

9/22 8:36

9/22 8:44

大岳山頂！
7分ほど粘ったが晴れる気配なしのため下山

9/22 9:07

本日は未踏の井戸岳・赤倉岳へ向かいます

9/22 9:09

ナナカマドの先には池塘が微かに見える

9/22 9:10

サワギキョウ

9/22 9:22

井戸岳への道
左側が切れ落ちているようですが、、、

9/22 9:30

井戸岳山頂
山名標は見当たらなかった

9/22 9:37

赤倉岳

9/22 9:40

赤倉岳の先には立派な祠が

9/22 9:43

祠の先は危険個所らしいが、普通に歩けます

9/22 10:28

宮様コース分岐から上毛無岱への道は泥濘が酷かった

9/22 10:31

いつの間にか晴れてきた

9/22 10:36

先ほど歩きて来た井戸岳が見えた

9/22 10:36

井戸岳もう一枚

9/22 10:36

田茂萢岳かな？

9/22 10:37

大岳は依然ガスの中

9/22 10:41

紅葉がベストだった
例年より1週間ほど早いらしい

9/22 10:47

9/22 10:53

ついに大岳が姿を見せた！
やまは山頂からの展望より下から仰ぎ見た方が感動

9/22 10:56

去年と同様にリンゴ
今年は王林

9/22 10:58

早朝はガスだった池塘

9/22 11:00

見事な色付き

9/22 11:06

さて階段を下ります

9/22 11:06

そうすると・・・

9/22 11:07

下毛無岱の絶景が！

9/22 11:07

9/22 11:08

ベストな時期に来れた！

9/22 11:08

9/22 11:08

9/22 11:09

なかなか階段を下りられない

9/22 11:12

9/22 11:13

9/22 11:13

9/22 11:13

池塘に映る青空

9/22 11:16

9/22 11:19

9/22 11:26

井戸岳

9/22 11:27

南八甲田の山並み

9/22 11:28

9/22 11:28

大岳は依然ガスの中

9/22 11:35

おーー！ついに三山揃い踏み

9/22 11:35

大岳と紅葉の海

9/22 11:37

井戸岳と赤倉岳

9/22 11:47

大岳・井戸岳・赤倉岳

9/22 11:47

なかなか先に進めません

9/22 11:51

やっぱり紅葉には青空がイイ

9/22 11:52

9/22 11:52

9/22 12:09

酸ヶ湯温泉まで戻ってきました
大混雑です

9/22 12:12

麓のブナはまだ緑

9/22 12:24

反時計回りコースはこの鳥居からスタートします

9/22 12:54

蔦温泉にやってきました

9/22 12:51

9/22 12:57

ツリフネソウ

9/22 13:00

温泉の前に池めぐりをします

9/22 13:06

蔦沼
紅葉シーズンは凄い絶景のようです

9/22 13:06

蔦沼まではよく整備されています

9/22 13:09

9/22 13:10

9/22 13:19

渓流も美しい

9/22 13:21

9/22 13:20

鏡沼

9/22 13:25

月沼

9/22 13:28

ブナの巨木

9/22 13:33

長沼

9/22 14:05

さて蔦温泉に入浴

9/22 14:05

アントニオ猪木

9/22 14:29

ちょっとブレましたが、温泉の説明
床からお湯が湧く「湧き流し」です

9/22 14:33

こういったサービスが素晴らしい
来年は泊まってみたい

9/23 6:45

さて、宿泊地の八甲田温泉「ぬぐだまりの里」です

9/22 16:44

17時の外来入浴終了を待って、まずは名物のラムネの湯へ

9/22 19:00

男湯

9/23 7:15

女湯は開放的のようでした

9/22 19:22

以下、男湯です（翌朝の写真が多い）
シルバーウィークに内湯・露天を撮影するのがどれだけ大変だったか

9/22 19:07

龍神の湯
広大な掛け流し
ph6.99

9/22 19:07

みるくの湯
自噴・掛け流し
ph2.49

9/23 7:12

内湯全景
樹齢200年超の「ならの木」の巨樹が中央に聳えます

9/23 7:00

八甲田元湯（露天）
自噴・掛け流し
ph2.42

9/23 7:01

龍神の湯（露天）
掛け流し
ph6.99

9/23 7:01

露天全景
八甲田を眺めながらの入浴、最高です

9/22 18:07

夕食です
昨年は感動した記憶があるのですが、、、
混雑時に泊まると普通

9/22 18:09

青森に来たらやっぱり飲みたい
田酒を二合

9/23 6:02

翌朝、朝飯前に田代平湿原を散策

9/23 6:05

龍神沼

9/23 6:13

絶景木道が敷かれています
一周一時間程度

9/23 6:14

ワレモコウ

9/23 6:17

ウメバチソウ

9/23 6:16

9/23 6:26

9/23 6:28

池塘に映る大岳と井戸岳かな？

9/23 6:30

9/23 6:31

9/23 6:33

早朝の散策がオススメです

9/23 6:34

9/23 6:36

9/23 6:38

9/23 6:39

マユミの実

9/23 6:44

9/23 6:46

八甲田温泉の年代物ポスト

9/23 7:23

朝食
すりおろしりんごジュースが旨かった

9/23 9:04

新幹線は12:54なので、十和田湖まで観光に行ってきます
通り道の奥入瀬渓流
朝はまだ空いています

9/23 9:06

雲井の滝
三段で高さ30mあります

9/23 9:09

9/23 9:17

9/23 9:20

銚子大滝

9/23 9:40

十和田神社です

9/23 9:45

御神木
紅葉の時期は素晴らしいだろうな

9/23 9:45

9/23 9:47

本堂

9/23 17:37

十和田神社にて
青龍の手拭いと御朱印
龍の化身みたいなオバちゃんが描いてくれました

9/23 10:04

9/23 10:16

十和田湖畔の乙女の像

9/23 10:18

遊覧船の八甲田丸

9/23 10:21

9/23 10:24

9/23 10:26

9/23 10:36

乙女餅ときりたんぽ

9/23 10:57

瞰湖台からの十和田湖

9/23 12:31

3泊4日で552km
やはり下北半島を絡めるとこうなる

9/23 13:40

帰りのハヤブサより岩手山
ここも再訪したいヤマです

9/23 13:44

撮影機器：

COOLPIX AW120 ニコン

Xperia Z3 Compact SO-02G SONY

感想

Kazu405

青森3日目は八甲田です。
（1〜2日目の恐山、下北半島は↓をご覧下さい
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-725038.html
）

八甲田温泉「ぬぐだまりの里」の主人の話では、今年の紅葉は例年より一週間ほど早いとのこと。
確かに毛無岱（山上湿原）の草紅葉、山肌の紅葉は予想外にいい感じに色付いていました。

朝のうちはガスガスで展望もなく、大岳・井戸岳・赤倉岳からも何も見えずでしたが、上毛無岱に戻ってきた頃にはガスも切れ、歩いてきた三山もバッチリ。
井戸岳・赤倉岳は今回初めて歩いたが、ガスで爆裂火口が見えなかったのが残念。
まぁ、青森には毎年来てるので再訪の楽しみが増えたということで。

下山後は蔦沼へ。
紅葉はまだまだでしたが、キレイな沼めぐりコースを満喫し、大好きな蔦温泉に入浴。
これまで個性的な温泉と格闘してきたため、まろやかな蔦温泉で疲れを癒します。

宿泊は「八甲田温泉ぬぐだまりの里」。
去年も宿泊して温泉に感動した宿であります。
8月頭になんとか予約できたほどの人気宿です（シルバーウィークということもありましたが）。
日帰り入浴が17時で終了すると、あとは八甲田の静けさの中、お湯と一体化できます。
毎年訪れたい名宿ですね（客室は☆☆）。

翌朝は宿の正面にある田代平湿原へ。
昨日歩いてきた大岳・井戸岳が湿原の池塘に映る。
花はウメバチソウとワレモコウを残すのみでしたが、7月頃は御花畑なのでしょうね。とても気に入りました。

あっという間の4日間。
あおもり検定中級取得者として、これからもこの県の素晴らしさを発信していきたいと思います。