ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 744817
全員に公開
ハイキング
大台ケ原・大杉谷・高見山

尾鷲道 大台ケ原ーマブシ嶺

2015年10月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:38
距離
16.4km
登り
680m
下り
696m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:43
休憩
0:53
合計
8:36
7:01
7:01
54
7:55
8:00
112
9:52
9:52
9
10:01
10:02
3
10:05
10:05
5
10:10
10:57
5
11:02
11:02
3
11:05
11:05
7
11:12
11:12
197
14:29
14:29
33
大台ケ原駐車場 626
尾鷲辻 701
堂倉山 756
白サコ 815
地倉山 948
雷峠 955-59
マブシ嶺 1009-59
雷峠 1110
地倉山 1115
P1402 1135-44
尾鷲辻 1429
大台ケ原駐車場 1502
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大台ケ原駐車場を利用(無料:200台程度)
コース状況/
危険箇所等
踏み跡薄く、ルートロストには要注意。
今回のログはs_fujiwaraさんの記録からお借りしました。ありがとうございました。
「大台ケ原駐車場」の駐車場からスタートです。紅葉の時期の週末とあって6時20分過ぎでももう満車です。
2015年10月18日 06:23撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 6:23
「大台ケ原駐車場」の駐車場からスタートです。紅葉の時期の週末とあって6時20分過ぎでももう満車です。
「大台ケ原ビジターセンター」の脇からとりあえずは「尾鷲辻」を目指します。
2015年10月18日 06:26撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 6:26
「大台ケ原ビジターセンター」の脇からとりあえずは「尾鷲辻」を目指します。
平坦な道を歩くこと35分・・・
2015年10月18日 06:52撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 6:52
平坦な道を歩くこと35分・・・
「尾鷲辻」に着きました。紅葉目当てのハイカーたちが10人ほど休んでいます。そこを通り越してコースアウトするように・・・
(背中越しに「この人は何をコースアウトして、果たしてどこ行くの?」的な目線を感じて痛かった・・・)
2015年10月18日 07:01撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 7:01
「尾鷲辻」に着きました。紅葉目当てのハイカーたちが10人ほど休んでいます。そこを通り越してコースアウトするように・・・
(背中越しに「この人は何をコースアウトして、果たしてどこ行くの?」的な目線を感じて痛かった・・・)
「尾鷲道」はこの先です。
2015年10月18日 07:02撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 7:02
「尾鷲道」はこの先です。
ルートはこんな感じで踏み跡が少なく、わかりづらいです。
(ピストンなので往路はできるだけ尾根側をの歩いてピークを踏み、復路は尾鷲道をできる限り忠実に歩いてみることにした。)
2015年10月18日 07:07撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 7:07
ルートはこんな感じで踏み跡が少なく、わかりづらいです。
(ピストンなので往路はできるだけ尾根側をの歩いてピークを踏み、復路は尾鷲道をできる限り忠実に歩いてみることにした。)
ですが、おおむねピンクのテープを頼りに歩きます。
2015年10月18日 07:21撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 7:21
ですが、おおむねピンクのテープを頼りに歩きます。
それでも、たまにルートを見失うのでGPSにて現在地を確認します。(気がつけばルートがずれています・・・・)
2015年10月18日 07:17撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 7:17
それでも、たまにルートを見失うのでGPSにて現在地を確認します。(気がつけばルートがずれています・・・・)
マブシ→(こんな看板でもあると安心しますね。)
2015年10月18日 07:14撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 7:14
マブシ→(こんな看板でもあると安心しますね。)
ルートミスの不安を持ちながらですが、ふと見上げると青空と紅葉がきれい・・・・
2015年10月18日 07:32撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 7:32
ルートミスの不安を持ちながらですが、ふと見上げると青空と紅葉がきれい・・・・
「堂倉山」にも登ってみたかったのでルートの脇に黄色のテープがあったのでここから登ってみました。
2015年10月18日 07:44撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 7:44
「堂倉山」にも登ってみたかったのでルートの脇に黄色のテープがあったのでここから登ってみました。
そして3分ほどで「堂倉山」のピークに到着。特に展望はなし。
2015年10月18日 07:57撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 7:57
そして3分ほどで「堂倉山」のピークに到着。特に展望はなし。
2015年10月18日 07:57撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 7:57
「堂倉山」の山頂に何やら建物がありました。興味があるので行ってみましょう・・・
2015年10月18日 07:58撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 7:58
「堂倉山」の山頂に何やら建物がありました。興味があるので行ってみましょう・・・
「三重県 堂倉中継局」って書いてある以外の情報がなく、何の建物かはわかりませんでした。
2015年10月18日 07:59撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/18 7:59
「三重県 堂倉中継局」って書いてある以外の情報がなく、何の建物かはわかりませんでした。
「堂倉山」の山頂からほぼ県境(奈良県と三重県)に沿って下って「尾鷲道」に戻りました。
2015年10月18日 08:12撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 8:12
「堂倉山」の山頂からほぼ県境(奈良県と三重県)に沿って下って「尾鷲道」に戻りました。
「尾鷲道」って看板もあるとちゃんとルート上を歩いていると安心できます。
2015年10月18日 08:13撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 8:13
「尾鷲道」って看板もあるとちゃんとルート上を歩いていると安心できます。
ここが「白サコ」か・・・
2015年10月18日 08:15撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 8:15
ここが「白サコ」か・・・
なになに?「右古道↑」ですか・・・
興味あり、歩いてみましょう・・・・
2015年10月18日 08:15撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 8:15
なになに?「右古道↑」ですか・・・
興味あり、歩いてみましょう・・・・
さらに踏み跡薄くて、適当に歩きます。
2015年10月18日 08:16撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 8:16
さらに踏み跡薄くて、適当に歩きます。
憧れの山の先輩のオマージュ。(どなたであるかは内緒にします。)
2015年10月18日 08:41撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 8:41
憧れの山の先輩のオマージュ。(どなたであるかは内緒にします。)
遠くには「尾鷲湾」が見えています。
2015年10月18日 08:48撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 8:48
遠くには「尾鷲湾」が見えています。
古道って感じがしますね。
2015年10月18日 08:57撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 8:57
古道って感じがしますね。
向こう側に平たい「大台ケ原」が見えています。
2015年10月18日 09:10撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 9:10
向こう側に平たい「大台ケ原」が見えています。
こちらは南側のこれから歩く稜線。左手のピークが「地倉山」かな?
2015年10月18日 09:19撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 9:19
こちらは南側のこれから歩く稜線。左手のピークが「地倉山」かな?
「地倉山」のピークに着きました。ここからも展望はなし。
2015年10月18日 09:48撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 9:48
「地倉山」のピークに着きました。ここからも展望はなし。
2015年10月18日 09:48撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 9:48
「地倉山」から5分ほど歩くと開けた場所が・・ここが「雷峠」かな?  
2015年10月18日 09:55撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 9:55
「地倉山」から5分ほど歩くと開けた場所が・・ここが「雷峠」かな?  
「雷峠」から見ろすと「又剣山」がどーんと見えています。そしてその向こうは大峰の山々が・・・
2015年10月18日 09:57撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 9:57
「雷峠」から見ろすと「又剣山」がどーんと見えています。そしてその向こうは大峰の山々が・・・
「雷峠」を振り返ります。左手には先ほどまでいた「地倉山」のピークが見えています。
2015年10月18日 09:59撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 9:59
「雷峠」を振り返ります。左手には先ほどまでいた「地倉山」のピークが見えています。
歩く先の南側に目を凝らすと「マブシ嶺」へと続く稜線が見えています。 
2015年10月18日 10:00撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 10:00
歩く先の南側に目を凝らすと「マブシ嶺」へと続く稜線が見えています。 
10分ほど歩くと「マブシ嶺」に着きました。20人ほどの団体さんが先着しています。私が着いた時にすぐに出発されましたが、話しを聞くと・・・大台ケ原駐車場から縦走中で尾鷲方面の行った先で迎えのバスが待っており、そのまで歩いていくとのことでした。
2015年10月18日 10:09撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 10:09
10分ほど歩くと「マブシ嶺」に着きました。20人ほどの団体さんが先着しています。私が着いた時にすぐに出発されましたが、話しを聞くと・・・大台ケ原駐車場から縦走中で尾鷲方面の行った先で迎えのバスが待っており、そのまで歩いていくとのことでした。
看板には「コブシ嶺」と書いてありますが、本来は「マブシ嶺」の名称を間違って「コブシ嶺」地図表記してしまい、その地名が定着してしまったようです。(ご興味のある方は「マブシ嶺 コブシ嶺」でネット検索してみてください)。
私にはどちらが正しいとかの意見は持っていないのですが、本来の名称を尊重してこのレコは「マブシ嶺」と統一します。
2015年10月18日 10:10撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 10:10
看板には「コブシ嶺」と書いてありますが、本来は「マブシ嶺」の名称を間違って「コブシ嶺」地図表記してしまい、その地名が定着してしまったようです。(ご興味のある方は「マブシ嶺 コブシ嶺」でネット検索してみてください)。
私にはどちらが正しいとかの意見は持っていないのですが、本来の名称を尊重してこのレコは「マブシ嶺」と統一します。
こっちは「コブシ峰」→ 峰× 嶺○ じゃなかった???
2015年10月18日 10:09撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 10:09
こっちは「コブシ峰」→ 峰× 嶺○ じゃなかった???
名称はともかくとして東側には「尾鷲湾」が見えています。
2015年10月18日 10:11撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 10:11
名称はともかくとして東側には「尾鷲湾」が見えています。
そして、北側は歩いてきた稜線が・・・ 右手のピークが「地倉山」で左手のピークが「大台ケ原」です。
2015年10月18日 10:33撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 10:33
そして、北側は歩いてきた稜線が・・・ 右手のピークが「地倉山」で左手のピークが「大台ケ原」です。
西側には眼下に「又剣山」とその向こう側に大峰の山々が・・・
2015年10月18日 10:12撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 10:12
西側には眼下に「又剣山」とその向こう側に大峰の山々が・・・
せっかくの絶景なので、ザックの上にカメラを設置して後ろ姿の自撮りに挑戦。が、1枚目は首が切れて失敗・・・
2015年10月18日 10:42撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 10:42
せっかくの絶景なので、ザックの上にカメラを設置して後ろ姿の自撮りに挑戦。が、1枚目は首が切れて失敗・・・
次はと言えば、右端に寄りすぎ・・・ 切れています。また失敗!
2015年10月18日 10:44撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 10:44
次はと言えば、右端に寄りすぎ・・・ 切れています。また失敗!
ようやく、自撮りに成功!
2015年10月18日 10:45撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 10:45
ようやく、自撮りに成功!
そんなことをしていると、また5人ほど尾鷲方面から登って来られました。先ほどの団体さんとは同じグループとのこと。いろいろと「尾鷲道」の話を伺いためになりました。(その節はありがとうございました。)
2015年10月18日 10:59撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 10:59
そんなことをしていると、また5人ほど尾鷲方面から登って来られました。先ほどの団体さんとは同じグループとのこと。いろいろと「尾鷲道」の話を伺いためになりました。(その節はありがとうございました。)
「マブシ嶺」から戻ろうとすると、何やら看板が・・・
2015年10月18日 11:03撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 11:03
「マブシ嶺」から戻ろうとすると、何やら看板が・・・
こっちが「マブシ嶺」のピークだったんだ。
2015年10月18日 11:03撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 11:03
こっちが「マブシ嶺」のピークだったんだ。
時代を感じる石標に惹かれます。ただし、右手の黄色のプラスチックの標が残念・・・
2015年10月18日 11:13撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 11:13
時代を感じる石標に惹かれます。ただし、右手の黄色のプラスチックの標が残念・・・
この看板からは「白サコ」へは行かずに展望がよさそうなので「P1402」に行ってみます。
2015年10月18日 11:20撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 11:20
この看板からは「白サコ」へは行かずに展望がよさそうなので「P1402」に行ってみます。
中央のピークが「P1402」です。
2015年10月18日 11:26撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 11:26
中央のピークが「P1402」です。
看板の場所から15分ほどで「P1402」のピークに着きました。
2015年10月18日 11:35撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 11:35
看板の場所から15分ほどで「P1402」のピークに着きました。
そこからは「大台ケ原」方面がよく見えました。
2015年10月18日 11:36撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 11:36
そこからは「大台ケ原」方面がよく見えました。
そして、こちらが地図であるところの「大丈谷」でしょうか?
2015年10月18日 11:47撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 11:47
そして、こちらが地図であるところの「大丈谷」でしょうか?
こちらは歩いてきた「マブシ嶺」へと続く稜線ですね。
2015年10月18日 11:47撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 11:47
こちらは歩いてきた「マブシ嶺」へと続く稜線ですね。
ここから帰りはぶらぶらと紅葉を楽しみながら戻ります。
2015年10月18日 12:13撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 12:13
ここから帰りはぶらぶらと紅葉を楽しみながら戻ります。
当日の「東大台ケ原」の喧騒からは離れて・・・
2015年10月18日 12:35撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
10/18 12:35
当日の「東大台ケ原」の喧騒からは離れて・・・
向こう側にはその「大台ケ原」が見えています。
2015年10月18日 13:04撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 13:04
向こう側にはその「大台ケ原」が見えています。
ほとんど誰にも会わずに・・・
2015年10月18日 13:16撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 13:16
ほとんど誰にも会わずに・・・
独りで静かな台高の森の紅葉を楽しむことができました。
2015年10月18日 13:55撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 13:55
独りで静かな台高の森の紅葉を楽しむことができました。
おまけに天気も良かったし・・・
2015年10月18日 14:01撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 14:01
おまけに天気も良かったし・・・
おっと、マムシグサ。
2015年10月18日 13:48撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 13:48
おっと、マムシグサ。
「尾鷲辻」に戻って来ました。(帰りも「この人、どこから来たんだ?」的な目線を感じました・・・)
2015年10月18日 14:29撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
2
10/18 14:29
「尾鷲辻」に戻って来ました。(帰りも「この人、どこから来たんだ?」的な目線を感じました・・・)
平和なルートを歩いて戻ります。疲れているので地味にしんどい。
2015年10月18日 14:32撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
1
10/18 14:32
平和なルートを歩いて戻ります。疲れているので地味にしんどい。
ですが、ルート脇の紅葉に癒されながらてくてく歩きます。
2015年10月18日 14:41撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
1
10/18 14:41
ですが、ルート脇の紅葉に癒されながらてくてく歩きます。
「大台ケ原駐車場」に戻って来ました。
2015年10月18日 15:02撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 15:02
「大台ケ原駐車場」に戻って来ました。
本日のログ。
2015年10月18日 15:03撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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10/18 15:03
本日のログ。

装備

備考 出2044 着2251 水分消費1150ml  ケストレル38 シエルパ

感想

「尾鷲道」については「いつかは歩いてみたい」って思っていたルートだった。
ただし、今は歩く人も少なく、あまり踏み跡もないので
「道迷いのリスク」が高そうで歩くのには躊躇していた。
事前情報でも・・・
「林業関係者や沢を歩く人達のものや間違ったマーキングされたものもあり
いろんなテープがあって結構迷った」と言う情報もあり、
歩くとしたらいい条件の日を選ばないといけない。

その条件としては・・・
秋ならば紅葉が楽しめるだろうし
木々に生い茂る草木も落ちてルートもテープも比較的に見つけやすいだろう。
それに視界も開けるので、現在地の把握もしやすい。なので季節は秋に限る。

それと、晴れた日じゃないといけない。
まずは晴れた展望のある日に歩きたいと言う気持ちもあるが
ガスだと、先のルートも見えずそれにテープだって見つけにくいからだ・・・
そんな私にとっての条件のいい日は週末の
10月の第3週目の日曜日にようやく巡って来そうだった。

紅葉の季節の「大台ケ原」なので駐車所の混雑が予想された。
それに、そこまでは片道で2時間の運転が必要で往復したら4時間。
それを解決するために駐車場で前泊して歩くことを選択した。
前日の晩の23時前には到着できたものの「大台ケ原駐車場」には
すでに50台程度の車が駐車してあり「さすがは紅葉の時期」って
感心しながら車中で眠りに着いた・・・

翌朝は5時40分に起床して、歩く準備をして
6時半前に「大台ケ原駐車場」からスタートした。
空は青く快晴。文句のない登山日和になりそうだった。
とりあえず、歩きだしはそこから「尾鷲辻」への平坦なルートを歩く。

地味に35分ほどかかり、やがて「尾鷲辻」の東屋に到着。
そこでは紅葉目当てのハイカーたちが10人ほど休んでおられた。
彼らからの「この人は何をコースアウトして、果たしてどこ行くの?」
的な目線を背中に感じながら南へ下る。
私はここからが誰にも会わない孤独な一人旅となるだろう・・・

少し歩くと予想通りに、踏み跡は薄くなった。
テープはあるものの果たして?どのテープを信用していいのか?よくわからない。
それでも基本的はピンクのテープが多かったので、それを追いかけて行くことにした。
全行程で迷うことはそんなになかったが、それでも7−8回はルートを見失った。
そんな時は立ち止まって目を凝らすと
違う方向にルートを見つけることができて復帰することができた。

だが、何か所かルートを見つけられずに適当に歩いた場所もあった。
助かったのはGPSだ。
テープを追いながらも5分おきに現在地を確認しながら歩き続けた。
(今回のログはs_fujiwaraさんの記録からお借りしました。ありがとうございました。)
今回の山行はピストンなので往路はできるだけピークを踏み
復路はできる限り「尾鷲道」を忠実に歩こうと思って歩いた。

歩き始めて1時間を過ぎたあたりでGPSを眺めると
「堂倉山」のピークに近づいていた。
気が付くと近くに黄色のテープがあったので
そこから登れるだろう・・・と適当に見当をつけて登った。
3−4分でたどり着いたピークは展望もなく
近くにあった建物も何か?はよくわからなかった。
しかし、下のほうから何人かの登山者たちの声が聞こえた。
多分、「尾鷲道」のルートを歩いている人がいるのだろう・・・・

そこから稜線伝いに下って「尾鷲道」に復帰したものの
人影を見ることも声も聞こえなかった。
すでにずっと先へと行ってしまったのだろう・・・
そこからはピンクのテープを追いながら
時折GPSで現在地の確認をしながら一人旅は続いた。
途中で踏み跡が薄くなり
ルートを見失うこともあったが適当に歩けば何とかなった。
「これぞ台高」って感じのブナ林の中をのんびりと歩き続けた。

やがて、「地倉山」を経由して途端に展望が開けた。
ここは多分、「雷峠」って場所だろうか?
ここからは目的地の「マブシ嶺」は近かったので
そんなにゆっくりはしないで先へと急いだ。
すると、10分ほどで「マブシ嶺」に到着。
そこには20人ほどの団体さんが先着していた。

少し、話をすると「大台ケ原駐車場」から「尾鷲方面」まで縦走されるそうだ。
行った先で迎えのバスが待っているそうだ・・・
もうわず、「いいですねー」って声を出した。
その団体さんはすぐに、出発をされたので
それからは一人で昼食を食べながら、そこからの雄大な展望を楽しんだ。
眼下にはどーん!と「又剣山」。
そして、その向こう側には大峰の山々が連なっていた。

やがて尾鷲方面から5−6人の登山者が登って来た。
話をすると、先ほどの団体さんと同じグループの方で
ありがたい話が、この「尾鷲道」を整備されておられる方々であった。
ここに来るまでにお世話になったピンクのテープもこの方々がマーキングしたもので
他の関係のないテープは迷う原因になるので外しているらしい・・・
それによく見かけた「尾鷲道」の看板もこの方々が設置されたこのこと。
ありがたい話だ。ここまで来るのに世話になったのでお礼を伝えた。

それからこの「尾鷲道」は今年が整備されて100周年を迎えたとか
昔は尾鷲湾で捕れたサバをこの道を歩いて奈良まで運んで「柿の葉寿司」
にしていた等のためになる話を伺った。
そうなんだ・・・ 
昔はここは人や物流が通る大事な生活道路だったんだ・・・
そう思うとここを歩いたことがさらに感慨深くなった。

復路はできる限り「尾鷲道」を忠実に歩くようにして
ぶらぶらと台高の紅葉を楽しみながら歩いた。
今日は17キロと距離にしてはけっこうな距離を歩いたが
そんなにアップダウンがなかったので疲労度はそんなにはなかった。

「尾鷲道」・・・そこは「ザ・台高」と言う感じの静かな森。
それと、「マブシ嶺」からの展望。
確かに歩く人も少なく、踏み跡も薄いので
道迷いリスクには十分に注意が必要ですがとても、魅力あるルートでした。
また、いつの日か尾鷲まで歩いてみたい・・・

PS 
帰る道中で車を運転していると
大台ケ原ドライブウェイの入り口の500M手前で車が動かなくなった。
どうもバス同士の接触事故があったらしく通行できなくなってしまったようだ。
待っていても埒があきそうにないので、一旦ドライブウェイを登り返し
小処温泉方面に遠回りして帰宅したので
帰りのドライブは1時間半ほど余計にかかってしまった。疲れた・・・

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コメント

尾鷲道いいですね
orisさんの好きな大台ケ原から一歩踏み出すと、いいとこ多いですね
マブシ嶺へのルートは私も気になっていたルートです。

一つの登山道も歴史を紐解いてみるとまた感慨深くなりますね?
平坦なのが私好み
2015/10/21 8:04
Re: 尾鷲道いいですね
metsさん

「尾鷲道」・・・ホントにいいルートでした。
山を始めたころに、あるブロガーさんがここを歩いておられる記事を見て
「いつかは自分も・・・」って思っていてようやく歩けたルートです。
想像に以上によくて、まさに「ザ・台高」って感じのルートでした。
また、季節を変えて次はシロヤシオの頃に歩いてみたいですね。
そうそう、大台ケ原は本格的に山を歩くきっかけになった私にとっては大事な場所です。
2015/10/21 20:52
orisさん こんにちは!
尾鷲道からマブシ嶺に行かれたんですね!

私のログを参考に採用していただきありがとうございます。
ところどころ不明瞭な個所や、崩落で高巻き個所もあるので、何回かコース取りを間違っていましたが、大丈夫でしたか?

マブシ嶺とP1402はすっごく展望が良かったと思います。
お天気が良くて展望は絶好だったでしょうね!

マブシ嶺で出会われた20人ほどの団体さんの中に、私のフォロワーの健脚mayutsuboさんも参加されておられたようです。

帰路で若干登りになるコースで、辛かったと思います。
お疲れさまでした
2015/10/21 9:16
Re: orisさん こんにちは!
s_fujiwaraさん

今回はs_fujiwaraさんのログがあってこその山歩きでした。
この場を借りて改めてありがとうございました。
ヤマレコで記録を拝見するにs_fujiwaraさんは4−5回ここを歩いておられるので
一番、的確なルートを歩いておられるはずだと思い信頼できるログでした。

もちろん、私も何か所かルートを見失いましたが
想像していたよりはわかりやすかったです。
まあ、当日は天気がよくルートの見通しやよかったり
現在地の把握がしやすかったのともありますが
何より、ここ最近はマブシ嶺であった方々が整備してくれているお蔭ですね。
2015/10/21 20:53
1402ピークにも行かれたのですね
こんにちは。
いいお天気で、尾鷲湾がキラキラ輝いて絶景を楽しまれたことと思います
P1402にも行かれたのですね。
さぞかしイイ眺めだったと思います。
私はGWに尾鷲まで歩いたのですが、写真19/62のところで迷いました(笑)

それにしても、地元ボランティアの整備がだいぶん行き届いてきたみたいで、
写真を拝見すると白地に青の道標も充実していますね。

私も再訪時にはP1402に立ち寄りたいと思いました。
2015/10/21 10:26
Re: 1402ピークにも行かれたのですね
nanfutsuさん

いい天気の日に歩けて幸せでした。
確かにルートは不明瞭な箇所もたくさんありましたよね。
私も何度もルートロスとはしています。
それでも想像以上に迷うことはありませんでしたが・・・

地元のボランティアさんのお蔭で、ルートも整備され感謝ですね。
白地に青色の「尾鷲道」の看板はそれがあると
ちゃんとルート上を歩けているんだと、とても安心感がありました。
尾鷲まで歩かれたんですね?私もいつかは挑戦したいです。
P1402は今度はぜひに立ち寄ってみてください。
2015/10/21 20:54
お見かけしました。
マブシ嶺にいた団体の一人です。
私たちが出発するころに青い服の方が来たのが見えましたよ。
マブシ嶺までは以前個人的に来たことがあります。
静かで展望がいい場所ですね。
尾鷲までの道は今回はガイドさんがいたので迷うことなく歩けましたが、知らないと迷うところもありそうです。
それでも、整備してくださっている方たちのおかげで道が復活してきました。
機会があったら尾鷲まで歩いてみてくださいね。
2015/10/21 10:43
Re: お見かけしました。
mayutsuboさん

当日は尾鷲道を歩いていても誰もいなくて、少し心細い思いをしていたのですが
堂倉山にいた時に下のほうから、登山者の声が聞こえたので
他の人も歩いていると感じてはいたのですが
マブシ嶺で20人くらいの団体さんがおられてびっくりでした。

そうですね、ルートを整備してくださっている方々に感謝ですね。
記録を拝見すると日本全国あちこちの山を精力的に歩いてらっしゃいますよね。
うらやましい限りです。また、記録を参考に歩かせていただくこともあると思います。
いつかは尾鷲まで歩いてみたいですね。問題は交通アクセスですね。
尾鷲市内で1泊しないといけなさそうですね。
2015/10/21 20:55
秋の山を楽しむ
こんにちは〜

抜群の天候に恵まれましたね。
なので前夜は、放射冷却の影響で車中泊は寒くなかったですか?

紅葉に包まれた尾鷲道・・・
静かな一人歩きと大台の景色を楽しまれましたね。
雷峠からは開けた景色で、なかなかgood!。
2015/10/21 12:51
Re: 秋の山を楽しむ
popoiさん

日頃の行いがいいのか?天気に恵まれました。
「ザ・台高」って感じのブナの森ルートなので
ぜひとも台高好きのpopoiさんには歩いていただきたいルートです。

雰囲気的に一人で静かに歩くのがおすすめですが
道迷いよりも熊さんとバッタリが怖かったです。
なので、クマ鈴をガラガラ鳴らしていました。
展望は雷峠まではないので、そこに辿り着いた時は解放感が半端ないです。

前夜は寒いかもと思い。毛布2枚+寝袋も用意しましたが寝袋は使わずでした。
2015/10/21 20:56
気持ちの良い 山歩き出来ましたね。
お誘い頂いたのに 同行出来なくて残念でした。
前泊だったようで 私といっしょだと 駐車場入れなかったかもね?
何やら 5時でもう満杯だったとか・・・

おまけに 帰りのドライブも大変だったようで やはり人気過ぎると大変ですよね!
これに懲りず 次回もチャレンジですね。

それと 自撮りの連続写真 ご苦労様でした 想像して 笑えそうでした。
2015/10/21 17:09
Re: 気持ちの良い 山歩き出来ましたね。
NANIWANさん

そうですね。この時期の大台ケ原は大人気なので
駐車場のためには前日に車中泊がベストです。涼しいからよく眠れるし・・・

帰りの事故は大変でした。
なんせ、ドライブウェイの入り口手前500Mくらいで
急に前の車が止ってしまって・・・
そのまま20分くらい動かなかったんですよ。
車の中では前の状況はわからないし・・・
携帯電話は圏外だし・・・

ようやく登りの車が来たので、窓越しに状況を教えてもらいました。
それでも、止っている車のごく一部しか窓越しの情報は聞いていなかったので
そのままの車が大半でした。私は早めに情報を仕入れることができて幸いでした。
2015/10/21 20:57
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