役行者ゆかりの霊山・行者山
- GPS
- 03:34
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 493m
- 下り
- 432m
コースタイム
- 山行
- 2:40
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 3:32
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な所はないが、急な坂道で落葉がかなり積もっている所があり滑り易い |
その他周辺情報 | ゴール地点の瑞厳寺より少し足を伸ばすと湯ノ花温泉がある |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
レジャーシート
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
小雨の降る中、登山会行事でJR嵯峨野線(山陰線)千代川駅に集合。今日の参加者は総勢14名。カッパを着たり傘をさしたりの思い思いの格好でスタート。今日のスタート地点をGPSで見てみたら偶然にも標高は100m丁度(だからと言って何も無いが・・・)。
暫くは住宅街の中を通っていたが、途中雨が上がり一瞬だが目の前に虹を見ることができた。住宅街を抜けるとまた小雨がぱらつきだしたが、暫くすると止んでくれたので傘をしまうことができた。街の外れにある神社に立ち寄るが、ここは車を置くことができそうだ。もしかすると車で来ている人が居るかもとのことだったが、あいにく待ち人来たらずであった。
少し歩くと前方に巨大な貯水タンクが4基現れ、その横から登山道に入っていく。今日の登山中何カ所かに「とこなげ山・行者山ハイキングコース」のルートマップがあったので現在地がよく把握できる。暫くコケやシダ、ツタがからまる樹木などの自然を眺めながら林道を進むが、途中から工事中となりぬかるみなどが出てくる。それを過ぎると落ち葉が堆積した登山道となり、山歩きらしくなる。今日の登山ルートはほとんど林の中を歩くため、下界や周辺の山々の眺望が開けるのは数カ所だけである。
小休止を取った後大きな岩が垂直方向に真っ二つに割れ、20cmほどの隙間になっている所に出る。人が通れたら「幸福の岩」とでも名付けて良さそうだが、あいにく大人が通るには無理がありそう。割れた後横に水平移動したようで不思議な岩だ。
更に進むと今度は岩の中に祠が設けてある所が何カ所か出てくる。それぞれ姿の異なる石仏が祀られており、中には真っ暗で何も見えない祠もあったのでストロボを焚いて写真を撮り姿を確認した。
そこを過ぎると「行者山山頂」と書かれた案内板があり、少し急な坂も出てくる。行者山山頂(430.8m)には消えかけているが「二等三角点」の表示がある。山頂では参加者二人にさくらになって頂き、山頂の表示と三角点を入れて写真を撮る。折角の山頂だが、ランチタイムには随分と早いので、そのまま先に進む。
暫くはなだらかな尾根歩きとなり、明るくきれいな林の中を進む。少し広場になっている所があり、ルートマップの看板には堂徳山の表示もあるが、現地には何も表示が無いので果たしてどこが山頂なのか分からない。登山道はしっかり落ち葉で覆われ踏み心地良く軽快に歩くことができる。
途中舗装された林道に出るが、程なく千手寺に到着する。山門の階段下からは下界の集落やその後方の山々が望める今日のルートでは数少ない展望箇所となる。階段入口にはちょっと珍しい木彫りの魚の手水がある。無骨な感じもするが、普通竜などが多い手水としてはちょっと異質な感じがする。説明によれば、千手寺は西暦807年弘法大師空海によって開創され、千手観音は眼病にご利益があるとされる。毎年4/17と7/17の縁日には多くの参拝があるという。山門を通る時上を見上げると、頭上に鐘がぶら下がっているではないか。境内の内側に入ると鐘をつく場所なども見え、なるほどと思うが、こんな作りは非常に珍しいのではないだろうか?
千手寺で昼食休憩を取った後、瑞厳寺方面に向かうが、登山道を挟んで竹林と杉林がきれいに分かれ、整然としている所があり非常に美しい。最初に訪れたのは瑞厳寺跡で、現在は山麓に移されているため、ここには瑞厳寺跡を示す石碑と立派なお墓が並んでいるだけである。ここに建てられている石碑の説明によれば、瑞賢寺は1452年この地に創建され、1960年山麓に移築されたとのことなので、55年前まではここにお寺があったということか。麓の瑞厳寺に向かう道は落ち葉が堆積し、石や木の根も多いので気をつけないと足を取られる恐れがある。また竹林では沢山の竹が伐採されているが、そのまま放置されており、ちょっと見苦しい状態だ。瑞厳寺に到着後、一応解散となり、帰宅組と温泉組に分かれた。帰宅組は暫く歩いた所の奥条バス停からJR嵯峨野線亀岡駅に出て、温泉組は少し足を伸ばした湯ノ花温泉に向かった。
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