藤原岳のピークを全て登ろう【木和田尾から聖宝寺ルートで周回】
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,271m
- 下り
- 1,284m
コースタイム
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 8:30
天候 | 曇り 午後より晴れ 風は10m程? 【気温】巡視路入口:5℃ 頭陀ヶ平:0℃ 袴腰:2℃ 聖宝寺へ下山:8℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
簡易パーキング:トイレは水洗完備、但し登山届ポストは有りません。 (登山計画表は車内のフロントへ置きます。) 聖宝寺ルート入山口:登山届ポスト有り。 |
その他周辺情報 | R477(鈴鹿スカイライン)が12/17より冬季閉鎖に、 同じくR306の鞍掛峠も冬季閉鎖となりました。 |
写真
感想
今年は木和田尾の紅葉時期を外してしまったが、そろそろ頭陀ヶ平も
霧氷の季節だろう。
土曜日は曇り予報だが幸い気温も、風も霧氷には条件が揃いそうだ。
登山には不向きだが、シーズン初の霧氷が見たい欲求に負けて・・・。
藤原町に近づくとなんと雨。早朝の簡易パーキングでしばらく止むのを
待ってから、予定の30分遅れで出発する。
国道から林道へ入る頃、空がオレンジ色に染まって、やがて山の端に
朝陽まで輝きだした。予報が外れて早くから晴天が期待できるのかな?。
いつものように巡視路から植林帯へ入る。
すっかり葉を落として明るくなったNo.204鉄塔からの尾根が、
凸形状を無くし広い斜面に吸い込まれるとやがて子向井山の
三角点だが、木に掛けられた山名の木札も腐ってしまったのか
無くなっていた。
ただでさえ気づかず通過しそうな場所だ。気になって辺りを探し、
見つけた木札を根元に置いていく。
冬枯れの明るい尾根筋に季節を感じながら行くと、右から尾根を併せ
R201鉄塔に出る。木和田尾の楽しみでもある鉄塔からの展望は
今日は今一つだ。三重県側は明るく見通せるが、滋賀県側は少し雲が多く
御池岳も伊吹山も捉えられない。
しかし頭陀ヶ平辺りには霧氷らしき白いものが見られる。
霧氷である事を期待して木和田尾の主尾根に入ると足元には雪が現れた。
鈴鹿もいよいよ雪の季節を迎えたようだ。
坂本谷分岐から尾根通しで県境稜線へ向かう。
振り返ると相変わらず霊仙山の左半分が雲に隠れ、伊吹山など滋賀県側の
見通しが悪いままだ。
積雪した尾根を急登し頭陀ヶ平に上がると、やはり期待したように
今シーズン初の霧氷に出逢う事が出来た。
青空があれば一層美しいと思うが、今日は見られただけで満足だ。
山名の木札もかかって少しは三角点らしくなった頭陀ヶ平から、
今日は順に連なるピーク巡りを始めよう。
すっかり白くなった県境縦走路の雪を踏んで藤原岳の最高点・天狗岩を
踏んだ後、カルスト地形の稜線へ出ると、次は右手に見える
ピーク・P1128だ。いつもは眺めるだけのピークへ初めて向かう。
何処でも歩ける斜面を、手前の小ピークを捲くようにして岩の集まる
ピークに上がると、広々とした眺めが広がる。
見慣れたはずの眺めが少し角度を変えるだけで新鮮な景色に変わる。
天狗岩から頂上台地を従えた展望台に至る藤原岳のスケールの大きさを
確認して藤原山荘へ降りる。
山荘で昼食を摂り時計を見ると、出発が遅れたがほぼ計画通りだ。
午後になり天気も回復してきたし、予定通り大好きな頂上台地へ向かう。
展望台へ向かう登山道から逸れて林の中へ入り、気の向くまま高みを
歩いて袴腰の三角点に出る。
此処から眺める藤原岳の南端は多志田川に向かって一気に落ち込み、
のんびりした台地と対照的な凛々しい姿だ。
県境稜線が延びた先に竜ヶ岳、その奥に御在所岳、目前に延びる孫太尾根
などを見ながら南端のへりに沿って展望台突端へ向かうと、同じコースを
下ってくる登山者に出逢う。珍しいなと思ったらなんとwwさんだった。
しばし雑談を楽しんだ後、今日最後のピークとなる展望台に出て
藤原岳全てのピーク巡りを終える。
相変わらず風は強いが今日一番の青空が広がり眺望も利いてきた。
能郷白山らしき山や御嶽〜中央アルプスなどの遠望を楽しみながら
ゆっくりしたいが日暮れの早い時期だ。
簡易パーキングまで戻る距離、泥濘の道を考えて裏道の聖宝寺ルートから
下ることにしよう。
【早朝の雨に出鼻をくじかれたが、期待通り霧氷に出逢うことができた。
新雪を踏んで雪山の到来が近いことを実感でき、大きな藤原岳を
静かに思うまま楽しめた一日だった。少し疲れたけどね・・・。】
コメント
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おはようございます。
こちらも霧氷ですね
onetotaniさん定番のルートですが、頂上台地は、ほとんど雪がないのにビックリです。
やっぱり暖冬なんですね。
あの辺り一帯が白銀の世界になるのは、何時なんでしょうね?
totokさん 今晩は。
何とか霧氷を見る事が出来ました。
このコースは春の福寿草、秋の紅葉、冬は霧氷を求めて
何度も足を運んでしまいます。
年末にかけて寒波が来そうですので本格的な雪山はこれからでしょうね。
無理せず積雪期の鈴鹿を楽しみたいと思います。
onetotaniさん
こんにちは
いよいよ鈴鹿も白い世界になりましたね。
今季初めての霧氷は如何でしたか?
私も早く見てみたいものです。
藤原のピーク色々あって楽しめる様子がうかがえましたが私にはハードかもと思っております❗
kazu97さん 今晩は。
頭陀ヶ平は霧氷の見られる確率が高いんです。
藤原岳は白瀬峠から展望台に至るまでいくつもピークを持つ大きな山ですが
稜線に上がってしまえば大きなアップダウンもありません。
大貝戸ルートと異なり四季を通じて静かに山歩きを楽しめるコースですので、
ぜひ一度お出かけください。
計画を一日前倒しされたんですね。
他の方のレコを拝見してますと
翌日は、雪も減り、霧氷も
融けてしまったようで
正解だったかもですね。
藤原岳を望みながら
南進する、今回のルートは
気分爽快でしょうね。
僕は、木和田尾は、まったく
歩いたことがないのですが
マーキングとか、どんな
感じでしょうか。
機会がありましたら、よろしく
お願いします。
komakiさん 今晩は。
日曜日は穏やかな登山日和でしたが、今回は霧氷狙いの為あえて土曜日に
出かけました。
僅かでしたが積雪もあり、気持ちよくピークを巡ってきました。
オーバーユースの大貝戸と違い、木和田尾はいつ来てもじっくりと歩けるので
つい足を運んでしまいます。
以前と比べ適度にマークも増え、尾根好きの人向きだと思います。
こちらこそ都合が合えば是非ご一緒しましょう。
onetotani さん、こんばんは
流石ですね。霧氷のタイミングばっちりでしたね。
本格的なスノーハイクはまだ先のようですが、やはり雪はいいですね。
袴腰も行かれたのですね。
higurasiさん 今晩は。
日曜日は穏やか過ぎて霧氷には不向きだろうと思い
土曜日にして正解でした。何とか狙い通り見られました。
昨年のこの時期には鈴鹿も本格的に積雪していましたが、
今年はまだまだこれからですね。
週末には寒波が来そうですが、装備の選択には迷います。
これからはスノーハイクか霧氷狙いか悩みますが、
年末年始の休暇は雪山を楽しみたいですね。
こんにちは。
この週末はお互いに良い山旅ができましたね。
私もこの周回コース好きです。大貝戸ピストンではちょっと芸がありませんから。
以前、簡易Pに自転車をデポし、大貝戸を登り木和田尾で下りました。
onetotaniさん、
早く雪が積もって欲しいですね。
展望台から袴腰へぐるっと一周楽しみたいです。
yoshikun1さん こんにちは。
以前夏にも歩いてみて、No.205鉄塔に出る谷辺りでヒルに噛まれましたが、
他のスリーシーズンはそれぞれの趣がありますね。
特に春の福寿草・セツブンソウ、冬の霧氷と雪原は見応えがあり
年中行事のように、外せないコースになりました。
本格的な積雪期になれば、また素晴らしい景色を見せてくれると思います。
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