初冬の丹沢山（塩水橋から丹沢三峰、天王寺尾根周回）

2015年12月28日(月) [日帰り]

• GPS: 08:52
• 距離: 17.1km
• 登り: 1,881m
• 下り: 1,872m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:55
• 休憩: 0:56
• 合計: 8:51

7:01 塩水橋
7:13 7:13 青宇治橋
8:48 8:49 松小屋ノ頭
10:04 10:14 本間ノ頭
10:25 10:25 無名ノ頭
10:40 10:40 円山木ノ頭
11:06 11:06 太礼ノ頭
11:17 11:18 瀬戸沢ノ頭
11:57 11:57 丹沢山
12:15 12:15 早戸川乗越(鳥屋ブッコシ)
12:24 12:24 箒杉沢ノ頭
12:28 12:28 不動ノ峰休憩所
12:35 12:44 不動ノ峰
12:47 13:04 不動ノ峰休憩所
13:07 13:08 箒杉沢ノ頭
13:18 13:20 早戸川乗越(鳥屋ブッコシ)
13:39 13:40 丹沢山
13:42 13:51 みやま山荘
14:10 14:10 大崩ノタツマ(大クドレ)
14:15 14:15 天王寺尾根分岐
14:27 14:27 檜ノタツマ
14:50 14:50 モチゴヤノ頭(蜘蛛ヶ淵ノ頭)
15:17 15:19 天王寺峠
15:29 15:30 天王寺橋
15:48 15:50 塩水橋
15:52 ゴール地点

天候

晴、山頂付近はガス　風：有り、山頂付近は強く

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行き：一般道で宮ケ瀬湖を経由して塩水橋駐車場へ
帰り：同じ道で自宅へ

路肩含めた駐車スペースは数台分位でしょうか。私は4台目でした。
標高500m程度なので、まだ凍結している所はありません。

トイレはないので、途中のコンビニでおにぎりを買ってお借りしま
す。

コース状況／危険箇所等

丹沢三峰に行く為、林道を少し戻ります。途中に高畑山への標識が
あります。

高畑山への道で、山と高原地図には渡渉点不明瞭の注意が書いてあ
りましたが、そこでは間違わず、尾根から丹沢山に直接向かう旧道
（多分）に入ってしまいました。ちょっと荒れていますが、危険と
いう程ではありません。
おかげで、高畑山を通らずショートカット。その為、不動ノ峰まで
行く余裕ができました。結果オーライ。

その他、全体的に迷う所や危険個所（一部、鎖や崩落個所もありま
すが、注意すれば問題なく）はありません。
今年2月に行った時に通行禁止だった天王寺尾根は解除されています。
ただ木の根が多く、あまり歩き易い道ではありませんでした。

山頂含め、雪はうっすらある程度です。

写真

12/28 6:55

塩水橋の駐車スペース。私で4台目。駐車場ではありませんと看板にあるので、本来駄目なんでしょうね。

12/28 7:12

車で通った道を戻ると、高畑山への標識があります。

12/28 7:20

渡渉部の標識。荒れていますが、水量が少なく問題なし。

12/28 7:22

苔むした石の間を水が流れています。

12/28 7:36

沢を過ぎると朝日が当たる気持ちの良い道へ。

12/28 7:51

こんなロープ場もあります。

12/28 8:08

途中、見晴の良い所から見えた東京のビル群。スカイツリーも見えます。

12/28 8:23

途中から、北北東にトラバースするのが、高畑山に行く道ですが、尾根筋を北西に来てしまいました。地図に載っていませんが、丹沢山への標識があるので、旧道でしょうか。

12/28 8:26

道は荒れていますが、注意すれば大丈夫です。

12/28 8:30

いきなり金冷しの標識が。高畑山に寄らなかったので、CTより、1時間強短縮。

12/28 8:33

ちょっと行くと見晴の良い所があり、宮ケ瀬湖、東丹沢、遠くの街並みが見えます。この右には筑波山までうっすら見えました。

12/28 8:35

崩落場所。注意して通ります。

12/28 8:47

道の途中に、下の土がなくなって根がむき出しになった木がありました。いつか倒れそうです。

12/28 9:06

かと思うと、こんな立派な木がすっくりと伸びています。

12/28 9:34

霜柱は結構下の方からありました。今日の気温は低いです。でも、丹沢主脈に遮られて風が弱く、薄着にしないと汗をかきます。

12/28 9:48

古い看板。何が書いてあるか分かりません。

12/28 9:54

ちょっと行くと新しい看板が。国定公園に指定された特別保護地区ですよ　という看板でした。

12/28 10:05

本間ノ頭に到着。風が弱いので、こんな薄着でも大丈夫です。

12/28 10:16

微妙な傾斜の梯子。立って下りるにはバランスを崩しそう。結局、後ろ向きに下りました。

12/28 10:19

快晴で、気持ちの良い尾根です。積雪していても大丈夫そう。

12/28 10:38

円山木ノ頭

12/28 10:41

アセビが綺麗です。遠くの丹沢山は雲がかかっています。

12/28 10:56

木の間からずっと見えていた大山

12/28 11:02

太礼ノ頭。ここまで三峰共、見晴は良くありません。

12/28 11:08

鹿の保護柵と遠くに置物が見えます。保護柵の工事用でした。まだ、工事途中です。

12/28 11:11

そうですね。下の開発で、どんどん上に来たんですよね。共存共栄は中々難しいです。

12/28 11:20

蛭ケ岳が顔を出してくれました。あそこまで行くと霧氷が見られそうです。

12/28 11:45

ちょっと霧氷っぽい雰囲気になってきました。この少し下あたりから風も感じるようになってきたので、フリース着用。

12/28 11:53

丹沢山頂の広場。雪はありませんが寒いです。

12/28 11:58

1時間半前倒しで着いたので不動ノ峰に向かいます。

12/28 11:59

途中は霧氷が付いた木々で一杯

12/28 12:02

振返ると塔ノ岳が頭を見せ、遠くの雲の下に相模湾と真鶴岬が光って見えました。僅かな間です。

12/28 12:04

鍋割山からの尾根と箒杉沢もいい感じ。

12/28 12:07

不動ノ峰は雲に隠れていますが稜線は明るいです。

12/28 12:10

下る階段は滑りそうですが、そんなでもありませんでした。

12/28 12:11

登って来た丹沢三峰。あちらは晴れています。

12/28 12:21

白い笹原の間を行きます。

12/28 12:35

木に付いたえびの尻尾。ガスがかかっていて何ともいえない雰囲気。

12/28 12:41

不動ノ峰に到着。時間を見て、ここまでで引き返します。

12/28 12:45

同じような写真で済みませんが、よりアップに。

12/28 12:48

不動ノ峰避難所に、こんな不動明王があるとは気づきませんでした。前回は雷雨で本当に避難していたから当然か。後ろを見ると平成18年建立との事です。安全を祈願します。

12/28 13:08

軽く昼食をとって戻ります。ガスがかかって前が見えにくくなります。

12/28 13:20

ようやく丹沢山全体が見えました。手の指先が冷たい。さっきの避難小屋で手袋を替えれば良かった。

12/28 13:36

この霧氷の林を見に来たんです。

12/28 13:39

丹沢山山頂にて。これまでは誰もいなかったので、セルフで撮りましたが、これは撮って頂きました。当然、富士山はなし。

12/28 13:45

みやま山荘も静か。

12/28 13:52

下り始めます。

12/28 14:05

ちょっと下ると見晴が良い所に出て、横浜のランドマークタワーが見えます。

12/28 14:06

大山と手前の長尾尾根。青空です。

12/28 14:07

鎖場。岩が乾いているので問題ありません。

12/28 14:14

天王寺尾根との分岐。今年2月に来た時は通行禁止でした。天王寺尾根に向かいます。

12/28 14:36

途中の木の間から見える丹沢三峰。木の形も綺麗。

12/28 14:46

林の尾根を進みます。木の根で微妙に歩きにくい。

12/28 14:47

迂回路の標。本来の道がまだ修復中でしょうか。

12/28 15:17

林道に南下します。

12/28 15:29

林道到着。

12/28 15:32

ここが崩落場所ですね。コンクリートが真新しい。上は岩。

12/28 15:42

林道脇の本谷沢の流れが綺麗。もうすぐ駐車場です。

撮影機器：

PENTAX K-30 ペンタックス

OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯（GPS機能付き） 時計 タオル ストック カメラ

感想

nino33

暖冬の為、雪のある山には行けそうになかったので、今年の最後は
霧氷を見に気温が低そうな日を選んで丹沢山に行く事にしました。

できるだけ行った事のないルートを選ぶようにしているので、今回
は丹沢三峰から登り、天王寺尾根から下る塩水橋からの周回コース
とします。

このコースで霧氷が見られたのは丹沢山の山頂付近のみです。ただ、
時間的余裕があったので、丹沢山から不動ノ峰往復を加える事がで
き、霧氷の稜線を歩けたのは幸いでした。
西側から湧いてくる雲で、眺望はありませんでしたが、ガスが濃く
なったり薄くなったりちょっと高山気分を味わえました。

山頂付近での気温は、−5℃位。風が強く、体感温度は更に下がりま
す。一応、予想はしていたので服装と足回りは大丈夫でしたが、手
袋は問題でした。ウールの薄手グローブの上に秋用グローブを着け
ましたが、指先が冷たくなり、ちょっとやばかったです。時間が短
かったので良かったですが、無精せず、予備の厚手のグローブに早
めに替えるべきでした。

山頂から不動ノ峰まで以外は、それぞれの尾根で1組ずつすれ違った
だけの静かな山行。快晴の麓から、雪はないものの、風が強く真冬
のような稜線歩きまで経験、今年を締めくくるのに良い山行でした。

今年は、皆さんの記録を参考にしながら、おかげさまで44回登る事
ができました。記録を残して下さった方々、有難うございます。

いつもの相棒が体調不良で、単独行が続きますが、来年も色んな山
にチャレンジしたいと思います。

皆様も、良いお年をお迎え下さい。