記録ID: 791845
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無雪期ピークハント/縦走
奥武蔵
大血川から白石尾根→滝谷の峰〜酉谷山周回
2016年01月04日(月) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 09:39
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,637m
- 下り
- 1,640m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 9:39
7:02
70分
スタート地点
8:12
8:31
184分
白石尾根末端
16:08
16:08
33分
クイナ沢橋
16:41
ゴール地点
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※ 東谷上流部の沢名は諸説あってはっきりしない。そのためここでは山と高原地図の「奥武蔵・秩父」を基に沢名を記した。 吊り橋までは大黒尾根の時と同じ。吊り橋の先で黒ドッケ沢に向かう道と、東谷を更に奥へ詰める道とに分かれる。今回向かったのは右の東谷を詰める道。 吊り橋を渡った時点で一時的に右岸へ移っているが、すぐ先で左岸に渡り返す。橋が流失していたので、どこから左岸に渡るのかは分からなかった。気付いた時には対岸に道が見えていた。以降は白石尾根末端までずっと左岸を行く。 新山沢出会いまでは道が安定せず分かりにくい。崩落地などの危険個所も在る。新山沢を過ぎてから白石尾根末端までは、山深くに居るのが信じられない様な良い道。 白石尾根は大岩で始まる。岩を攀じ登り、下からはピークに見えていた場所に立ったが、痩せて危険な岩尾根が更に奥へ続いていた。ここは本当に命懸けの歩行になるので、これを見て行こうと思った人は覚悟して欲しい。暫く進んだのち土尾根になると尾根左側が植林に変わったので、もう少し行福沢を詰めてから取り付いた方が安全だと思う。植林した時の道が残ってるかも知れないし。 その後は特に危険な所は無く、急斜面を坦々と登り詰めて行く。踏み跡なんて無いかと思ったが、何となくではあるが踏み跡が感じられる。とても植林後数十年放っておかれたとは思えない。沢屋さんが下山に使っているのか、はたまたシカ・カモシカなどに由るものなのか不明だが。 下山ルートは久々に小黒経由の赤破線を使った。初めてここを歩いた五年半前に比べ、大変危険なルートに変わってしまった。崩落個所が多い。今後は余程の事がない限り、このルートを使う事は無いと思う。 |
写真
撮影機器:
感想
昨年、芋掘りドッケンでの熊遭遇は予想以上に深い傷を心に負った。翌週すぐに高尾へ登ったのは、トラウマに陥らない為の言わば心理療法だったが、あまり効果が無かった様だ。負傷こそしなかったが、初めて攻撃されたのだから仕方ない。以来、奥地には踏み込めないでいた。
天理岳は違うのかと問われれば、やはり違うのである。あれだけネットに情報が溢れているのだから、それ以外の人を含めれば相当数の人があそこに踏み入っている筈で、そうした理論が心の負担を軽くする。だが今回は本当に秘境と言える山域だ。トラウマ退治にはもってこいだろう。
あれから8ヶ月近くも経っているので記憶もだいぶ薄れた。熊もこの時期なら冬眠はしないまでも、活動は鈍るだろう。そう思って決行した。完遂できたのは自信に繋がると思う。これにてトラウマ脱出といきたいものだ。
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