農鳥岳 極寒の3000mで楽しい山岳写真撮影

2016年01月09日(土) 〜 2016年01月10日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 25.9km
• 登り: 2,550m
• 下り: 2,552m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:35
• 休憩: 0:00
• 合計: 7:35

8:32 奈良田バス停
12:13 0:00 大門沢小屋
16:07 標高2700m幕営地

2日目

• 山行: 8:31
• 休憩: 0:00
• 合計: 8:31

6:15 標高2700m幕営地
6:42 0:00 大門沢分岐
7:58 0:00 農鳥岳
8:46 0:00 西農鳥岳
9:33 0:00 農鳥岳
10:22 0:00 大門沢分岐
14:46 奈良田バス停

天候

1/9　晴れ
1/10　晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

身延駅から奈良田まで早川町バス（往復）

コース状況／危険箇所等

雪は少ないが寒さはほぼ例年通り。
頂上までトレースあり。

写真

1/9 8:40

調子に乗って奈良田にやってきました。

1/9 9:07

今年は雪が少ないようですが、山の上にさえあればいいんです。

1/9 10:31

雪のない冬山歩き。この木橋の手前で迷って20分ロスした。

1/9 11:44

薄くても凍りついた危険な雪。

1/9 12:13

大門沢小屋。ここに泊まって登頂を目指す人が多いですが、なにせ標高が低い(1700mくらい)ので、よほど早い時間に出ない限り上に着いたときには日が昇ってしまいます。

1/9 13:38

予想してたよりも雪が少ないですね。年末年始の中央アルプスはもっと雪が多かったんですが。

1/9 15:42

一気に場所が飛びましたが標高約2700mです。ここまでずっとトレースをたどってきましたが、幕営のためこの斜面を左にトラバースします。トレースはここを直上。

1/9 15:45

農鳥岳2700mから見た富士山。

1/9 15:46

この山行で初めて一眼レフカメラを使ったのですが、小さいカメラとは迫力がぜんぜん違いますね。それにしても雪が少ない。

1/9 16:07

今日はここにテントを張ります。

1/9 16:37

白峰南嶺方面。

1/9 16:37

農鳥岳はこっち。

1/9 16:38

テント場付近から見た夕暮れの富士山。

1/9 16:38

あかふじ。っていうほどでもないか。

1/9 17:05

テント内から撮った鳳凰山。

1/10 6:33

日の出前の富士山です。

1/10 6:34

シルエットがきれいです。富士山って絵になりますね。

1/10 6:34

ご来光に間に合うように大門沢下降点へ急ぐ。雪は少ないんですが、超がつくほど寒いです。早朝テント内はマイナス14℃くらいで、テントから出るのに若干恐怖を感じるほどの寒さでした。

1/10 6:42

大門沢下降点。夜明けに間に合いました。風が強く、死ぬほど寒い。

1/10 6:42

富士山の左側。

1/10 6:51

よーし来た。ご来光〜。

1/10 6:52

山が輝き始めるとき。待ってました。

1/10 6:53

1/10 6:55

白峰南嶺。

1/10 6:55

南アルプス南部の山も明るくなる。

1/10 6:57

もっと赤くならないかな。

1/10 6:58

1/10 7:00

1/10 7:02

モルゲンロートの農鳥岳(の頂上手前の稜線)です。これを待ってたよー！

1/10 7:03

悪沢岳や塩見岳も輝き始めました。死ぬほど寒い中、耐えていた甲斐があります。

1/10 7:03

白峰南嶺も。

1/10 7:04

1/10 7:06

1/10 7:12

よしそろそろ頂上へ行こう。

1/10 7:27

農鳥岳の肩からは西農鳥岳と中央アルプスがお出迎えしてくれます。

1/10 7:27

農鳥岳の頂上手前から見た中央アルプス。
・・・慣れない一眼レフカメラに少々苦労してます。

1/10 7:34

振り返ればこの絶景。農鳥岳の2重稜線、初めて見ましたがとてもきれいな稜線ですね。

1/10 7:35

南アルプス南部の山々。左から悪沢岳、赤石岳、中岳、前岳、大沢岳、塩見岳。

1/10 7:40

風景と写真撮影に気をとられて足がなかなか動きません。

1/10 7:47

西農鳥岳の隣から間ノ岳が見えてきました。

1/10 7:52

この景色を見るたびに足が数分間停止するんです。

1/10 7:58

やっと着きました農鳥岳の頂上。ただの通過点(写真撮影のための)です。

1/10 8:01

農鳥岳から見た南の南。

1/10 8:07

す、すげー。絶景過ぎる北岳と間ノ岳。農鳥岳ってこんなに景色よかったっけ？冬山と春山はだいぶ違いますね。うれしい超誤算。

1/10 8:08

北岳、間ノ岳の望遠。すげーなこれ。ちなみに標高第2位と3位です。

1/10 8:10

農鳥岳から見た西農鳥岳。つぎは西農鳥岳にいきます。

1/10 8:38

西農鳥岳の頂上まであと少し。何度もいいますが、雪は少なくてもめちゃくちゃ寒いです。

1/10 8:41

1/10 8:46

西農鳥岳の頂上に着く。

1/10 8:46

ひたすら絶景。

1/10 8:47

ここまで迫力があるとは、さすが真冬の白峰三山、いや二山か。よく見ると農鳥小屋も。

1/10 8:51

西農鳥岳から見た荒川三山と塩見岳。

1/10 8:52

南アルプス南部。中央最奥に中盛丸山が見えています。

1/10 8:54

農鳥岳と富士山。

1/10 8:54

7重に折り重なった山のシルエット。一眼レフの迫力には脱帽。

1/10 8:56

西農鳥岳から見た中央アルプス。

1/10 8:57

10日ほど前の年末年始にはあの白銀の稜線を歩いていたんですよ。一度登った山はより綺麗に見えるといいますが、ほんとそのとおりだと思います。

1/10 8:58

名残惜しいですが、農鳥岳に戻ります。

1/10 9:33

農鳥岳に戻ってきました。

1/10 9:34

農鳥岳から見た富士山。

1/10 9:34

西農鳥岳。つい40分ほど前に立っていた場所。

1/10 9:35

だいぶ日が昇ってきました。南部の山が逆光になりつつあります。

1/10 9:36

岩稜を下って大門沢下降点へ。

1/10 9:49

厳冬期の南ア南部のよさが十分伝わりました。次はあそこに・・なんて考えてしまいますね。

1/10 9:49

時間があれば広河内岳にも行ってみたかったのですが、もう下山の時刻です。白峰南嶺はまたの機会に。

1/10 9:51

荒川三山＋赤石岳。

1/10 10:01

時刻はもう10時。そろそろ雪山にお別れを。一路大門沢下降点へ。

1/10 10:22

大門沢下降点。戻ってきました。

1/10 10:22

冬の農鳥岳、とてもよかったです。

1/10 14:46

奈良田のバス停。最終バスの時間に間に合いました。

撮影機器：

PENTAX K-S2 ペンタックス

装備

個人装備

テント

1

エアライズ１

マット

1

シュラフ

1

ガス

1

プリムスウルトラガス

コンロ

1

コッヘル

1

食器

１

魔法瓶

１

ラジオ

１

地図

１

靴下

１

ヘッドライト

１

予備電池

３

単4

カメラ

１

一眼レフ

スコップ

１

プラスチック製

タオル

１

歯ブラシ

１

ダウンウェア

１

TNFビレイヤーパーカー

コンパス

１

日焼け止め

１

携帯電話

１

ニット帽

１

バラクラバ

１

ゴーグル

１

半そでシャツ

１

長袖シャツ

１

フリース

１

ハードシェル上下

１

ゲイター

１

インナー手袋

１

オーバー手袋

１

ピッケル

１

グリベル　モンテローザ

アイゼン

１

グリベル　G12

ストック

１

1本

バックパック

１

75リットル

食料

2日分

腕時計

1

PRO TREK

感想

kobetaka

普段は厳しい雪山縦走することが多いのですが、
たまにはひとつの山だけを登り、のんびりと風景を眺めたり、
写真撮影するのもとても楽しいものです。

今年の南アルプスは雪が少なく好天続き。
トレースもしっかりと付いており、登るだけなら簡単でした。
ただし雪が少ないというだけで、寒さは例年とそんなに変わらないという印象です。
防寒対策、日焼け対策はしっかりとする必要があります。