伏美岳(ニタナイ川北面沢)
- GPS
- 08:24
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 1,103m
- 下り
- 1,088m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
新嵐山山荘は温泉では無く沸かし湯ながら極めて入浴料安い。 伏見方面なら間違いなくここでしょう。 あと芽室町から十勝川北方向に行った温泉ホテル川北も温まります。 |
写真
感想
ganさんの3冊目の沢本は前の2冊と比べるとガイドブックとしての性格を強め、当山岳会でも次の山行の資料として重宝しているようだ。
その82ページにあるニタナイ川北東面沢は、当会でも急に人気が高まって、既に2パーティがチャレンジしている。
遅ればせながら私どもも遡行することになった。
ニタナイ川の下は結構流木が多く、あまり戴けない感じである。
Co830二股(右は急な滝となっている。行くのは左)から渓相は一転。麗しいナメ滝の連続となる。
総体的にはパーティの遡行速度が上がらないので、私だけ滝身に入ってシャワークライミングを楽しむ。
ganさんの本のP83に大きめの写真が掲載してあるスラブ状のナメの大滝は全体的に滑りやすく緊張した。細かいクラックやポケットを探して登る。
最後は右に渡りこんで登ったが、それぞれ好きに登っておくんなさい。初心者は最後の部分を左に高巻いた方がいいかな?
素直に水の多い沢を詰めていき、最後は灌木のトンネルみたいな沢形を左に詰めていく。
もうここら辺は水は涸れていた。
だんだん灌木にハイマツが混じり合う濃いヤブになる。
で、飛び出したところが伏美岳西側のキャンプ地であり、悪態をつきながら頂上に再び歩き出す。
最後の二股で位置を同定したらコンパスを切った方が頂上に直登できるだろう。
このヤブはあまり楽をすることを考えてヤブの薄そうなところを狙って右往左往してはいけない。(笑)
頂上ではShun1さん(俊一さん)が待っていてくれた。
私は狂牛病レベルに記憶が落ちてるので気がつかなかったのだが、確かに登山口には沢装備に身を固めた二人組がいて、それが俊一さんだった。(本当にごめんなさい・十勝オフミで直接お詫びします。)
同じ時間に入渓して着いたのは1時間前だそう。それを聞いた同行者はあんたがヤブ漕ぎで頂上に直登しなかったせいだと言わんばかりの恨めしそうな目つきで私をにらみつける。
たいした変わりないって。パーティの全体の遡行速度は私には責任はない。
今日は本当に良い天気で戸蔦別川水系を取り囲む山並みがよく見えたし、昨日、遡行した芽室岳もかっこいい。
いつか沢から行きたいトムラウシ山(北日高)と思っているのは私だけ?
同級生の奥さんが頂上にいたのだが、なんかそれも懐かしくうれしかった。
大小様々なきれいな滝もあり、ミニ釜の連続があり、ナメがあり、緊張感を強いられるスラブ状の滝もある。
確かにganさんの言うとおり一回遡行すれば生涯忘れられない思い出になる沢ではある。
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