立春の日 長瀞アルプス〜宝登山〜長瀞駅 最後に梵の湯
- GPS
- 03:32
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 494m
- 下り
- 487m
コースタイム
天候 | 晴れ ポカポカ陽気 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
7:46 野上駅着 乗車料金:\730 急行料金:\200 現金のみ(ICカードは使えません) |
コース状況/ 危険箇所等 |
<野上駅〜長瀞アルプス入り口> 野上駅の改札の前の道を道なりに行く 右手に卸売センターを過ぎてその先の十字路を左へ 2〜3分程度で入り口に着く ここまでは舗装の一般道路 良くある地方の風景 長閑 <長瀞アルプス〜宝登山> ルートは山なので多少のアップダウンはある物の概ね歩きやすく極端な坂はない 野上峠、小鳥峠など気が付かず過ぎてしまうほどである 雪は今日現在、足が埋まるほどの積雪はなく所々が雪道と言った感じであるが 朝方なので締まっていて歩きやすかった 雪以外の場所は完全に地面が露出しており一部ぬかるみ状態 無理をしなければ安全と言ってよい 老若男女、初心者からベテランまで歩ける感じとなっている 尚、このルートは地元の方が有志を募って整備している道で民有林の中にあるので 通行料がいる。環境整備費として100円を寄付するシステムとなっている 道は舗装の道路へ出てしばらく行くと宝登山山頂の標識が出てくる 最後は宝登山へ階段が続くが休みながら登れば問題なく登り切れる道である <宝登山〜蝋梅園〜宝登山神社> 宝登山の山頂は休憩のできるベンチなどが設置してあり展望も良い 山頂広場より蝋梅が咲いているので、休息、展望、蝋梅三点セットで楽しめる 蝋梅園は遊歩道があり蝋梅の臭いを満喫しながら気持ちよく歩くことができる 梅なども満喫したいのでロープウェイの山頂駅まで下りると梅園もある 宝登山神社へは山頂駅の前を小動物園方面へ行き小動物園手前の道を下れば問題なく下れる 下りは自動車も通る一般道路となっており普通に歩ける坂となっている 今日現在、雪とそれが解けた泥道の連続 足が埋まるほどの積雪はない 安心して歩けるが泥跳ねもあるかと思うのでスパッツ(ゲイター)があるとパンツの裾が汚れず 安心できる 宝登山神社は綺麗な神社で霊験あらたかな神社と言った感じがした 最後は長瀞駅まで一本道で下る |
その他周辺情報 | 早朝の登山開始であれば昼前には長瀞駅についてしまうので、昼飯は長瀞駅の周辺で食べるのもいい 周辺には飲食店やお土産屋が多くあり観光や食事など全く問題ない 宝登山山頂から少々下った辺りから完全に観光地なのでロープウェイの山頂駅にレストハウスもあり山頂直下でも飲食が可能なので最小限の荷物で登山ができる |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
靴
ザック
アイゼン
行動食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
ファーストエイドキット
保険証
携帯
カメラ
|
---|
感想
1月は正月に三ツ峠と雲取山へ行き、今年も頑張って山へ行こうそう考えていた
しかし、残念なことにその後毎週ゴルフに誘われて雲取山程は打っていないが大岳山程度は打ってきた、さらに休めず結局山へ行けずどうしようと考えていた所である
2月に入りいきなりではあるが休みが確定したのでこりゃ行かねば!
使命感のような物で山へ行こうと決意した
さて、山行・・・どこの山へ行けばよいのやら・・・
やはり冬場は専用の装備が必要な山は避けたい、寿命の半分を過ぎている私の年齢ではハードな雪山は無理と考えた方がよさそうである
何時もヤマレコを見ながら思っていた気になる所があった
宝登山
気になるのは蝋梅が綺麗と言う記事が多くこれは行って見てみたい。そう思っていた
30年以上山へ出かけているが宝登山は行ったことがなかったのであった
宝登山は登山の対象の山だと思っていなかったのである
調べるにつれて長瀞アルプスなんて洒落たコースもあり山頂付近に蝋梅園なる花の名所がある。長瀞駅の周辺には面白い飲食店が軒を並べている。少々観光地っぽい所でもあるが、行こうと決意した
立春の今日、暦の上では春が訪れた日となった
空は雲一つない晴れ 風も無風
長瀞アルプスは期待通りの気持ちの良い道で四季を通じて歩ける良い道なのだろうと感じた。少々強めではあるが軟らかい春の日差しがまぶしく温かい
いささかの残雪をまとった山を何時もの歩程で歩く。
まだ冷たい朝の空気が美味く感じる
日差しは暖かく背中も少々汗ばんだ
春の山である
山頂で景色を堪能して蝋梅を楽しんだ
枝にまだ蕾も付いているようでもう少し楽しめそうである
黄色の花が下を向き匂い立つ
もうじき温かくなりますよ、と挨拶しているのかもしれない
気になったので調べてみた
蝋梅の花言葉は
「ゆかしさ」「慈しみ」「先導」「先見」
とのこと
早く寒い時期に花をつけるその姿に由来しているのだと思う
「ゆかしい」とは行くし、行きたいという言葉である
この花の訪れが新年の訪れを意味しているのかもしれない
良いものを肌で感じることができて良かった
話は写真で出したごみの話である
長瀞アルプスを歩いていているとき、雪面に一抹の違和感を感じてここにあるべきでないものが目に入った
チョコパイの空き袋
チョコパイはおやつの中では最上級のランクに位置するとても美味しいお菓子だと思っている。口に含んだ瞬間にチョコと中に挟んだクリームが程よく溶け、えも言えぬ至福感に心を奪われる最上のお菓子である
是非、山へ持って登ってもらいたい。疲れた体に染み渡るであろう
しかし、ごみを捨てるのはいかがなものか?
こういった議論では必ず自然が・・・、常識が・・・などと言う話になる
私は決してナチュラリストではないので自然を語る資格もなく、自然と言うのは大きすぎる存在でちっぽけな存在である私には無理がある
人間生活を送るにつれて海や山の物を利用して生きている
もし、山を削るのが反対、木を切るのを反対、ゴルフ場を作るのを反対など自然破壊と言う名目で言うのであれば、牛や豚や鶏や鹿などを食べているのにクジラを食べるのは反対と言っている妄信的な人たちと同じ人間になってしまう
世俗的な言い様であるが「バカ」なのか?そう思った
何の得があるんだろうか?ごみが減ったので良かったと思ったのだろうか?
チョコパイの空き袋程度の荷物が軽くなったと思ったのだろうか?
もしかして命の危険が迫っていて緊急で捨てざるを経なかったのだろうか?
結論として何の得があったのだろうか?
私は山で時々ごみを拾って帰ってくる
別に自然が・・・などと言ったおごりではない
自分の部屋が汚れていると気分が悪いので部屋を片付けているだけの事である
部屋のごみはごみの日の朝に指定の場所に出して焼却される
今回のごみも土曜日に焼却されることになっている
今日の山行では行程が短く安全性が高いと感じたため最低限の装備で山行した
初めから下山後に長瀞のお店で昼食を食べるつもりでいたのである
長瀞の駅には未だ11時直前に到着、飲食店はまだ空いていない
温かく日向でまったりと時間を過ごしネットで下調べしておいた「そば処たじま」へ入店した
天麩羅ざる蕎麦¥1,400を注文する
少しするとネットで見ていたので想像していたが、想像を凌駕して存在感を主張する天麩羅タワーを従えた蕎麦が登場した
「おぉ〜〜」何気なく「おぉ〜〜」と口について出る
上から切り崩してゆく
何の葉?か考えながら・・・しかし無駄に間髪を入れると最後まで行けないので少々急ぎ気味に、時間をかけると油に持たれて完食できなくなってしまう
通常、天ざる蕎麦は、蕎麦・蕎麦・天麩羅・蕎麦・蕎麦のペースであろうか
こちらは天麩羅・天麩羅・天麩羅・蕎麦・天麩羅・天麩羅・天麩羅なのである
「そそてんそそ」でなく「てんてんてんそてんてんてん」である
もはや、これは何の天麩羅なのかすら気にならない
天麩羅パラダイスを満喫する
蕎麦も美味しい、お店の雰囲気も良い
これを読んでいただいている方には是非訪れていただきたい
満足のできるお店であった
最後に温泉に浸かって帰るのはある意味で恒例としている
今回は秩父と皆野の境にある「梵の湯」へ寄った
関東一と自称の重曹泉はツルツルと言うのを越してヌルヌルの域に達した効能が高そうな温泉であった。露天風呂は鉱石を使った風呂でこれはこれでよかった。しかし、内湯の温泉は本当に気持ちよく浮世の疲れを洗い流すには最高な温泉であった
少々効能書きがうるさいがそれも味なのか。良い温泉とお勧めしたい。
西武秩父駅までバスで帰着して秩父餅とお茶で自分にご褒美を与えてレッドアローの大きなシートに包まれた
良い旅であった
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する