内路川から礼文岳・アナマ川
- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 771m
- 下り
- 764m
コースタイム
【8月18日】アナマ川遡下降(5:55〜6:35)-アナマ岩(6:50)-ウェンナイ(7:10〜7:20)- 林道(8:35〜8:55)-香深井(9:25)
天候 | 【8月17日】晴 【8月18日】曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2004年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
内路川に沢登りとしての魅力は無いだろう。今回は礼文岳への登路として利用してみた。 アナマ川の下部は、短区間ではあるが沢登が楽しめた。 |
写真
感想
【8月17日】
内路川は、河口から300m ほど車道が沿い、そこから踏み跡が奥へ延びている。踏み跡は、しばらく流れに絡んで続いていたが、そのうち藪に埋もれ、わからなくなった。以後、水流に沿って進む。
想像はしていたが、ゆるい流れが延々と続き、地図で見るよりも蛇行している。地図上で4Km ほど進み、ようやく標高140m の二俣に到着。左へ入り、礼文岳を目指す。まもなく登山道に出て、そこから山頂までは標高差で70m ほどだった。
ここから西海岸へは、以前道があったのだが、今は廃道となっている。それでも、二並山との鞍部までは、踏み跡が残っていた。が、その先は猛烈な藪となる。
なんとか二並山まで登ると、藪から頭が出て、見通しが利くようになった。西方に草原が認められたので、そこを目指す。草原の部分は、歩き易い。今は乾燥しているが、以前は湿原だった所だろうか。
さらに西へ進み、西海岸へ流れる沢を下り、8時間コース登山道に出た。登山道を辿り、アナマ岩へ着く。今日の泊場である。
【8月18日】
予定では、今日はアナマ川を遡行し、起登臼川を下ることにしていた。しかし、昨日通過した稜線付近の猛烈な藪を、また潜らねばならないことを考えるとめげてしまい、アナマ川の興味深い部分のみ遡行した後、8時間コースをウェンナイへ向かうことにした。
アナマ川は標高80m 辺りまで遡り引き返す。所要時間は往復40分であった。短かったけれど幾つかの滝があり、日本で最北の沢登りを楽しめる所ではないだろうか。
アナマ岩からウェンナイの間は、海岸の断崖に沿って波打ち際を行く。波が荒ければ通過はできなくなるような所だ。
ウェンナイは、数軒の人家が建っているのみ。ここからは、歩道が東側へ通じている。峠まで登ると、今日通過するはずだった山並みを望むことができた。またいつか、気持ちを改めて訪れたいものだ。
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